JPH04197477A - 機械加工品用の洗浄装置 - Google Patents

機械加工品用の洗浄装置

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JPH04197477A
JPH04197477A JP33199390A JP33199390A JPH04197477A JP H04197477 A JPH04197477 A JP H04197477A JP 33199390 A JP33199390 A JP 33199390A JP 33199390 A JP33199390 A JP 33199390A JP H04197477 A JPH04197477 A JP H04197477A
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Hideki Takatsukuri
高作 秀記
Hatsuki Arita
有田 初喜
Yuichi Nagayama
永山 勇一
Masahiko Morihana
森鼻 雅彦
Akiyoshi Takemoto
武本 章義
Shusuke Tanaka
秀典 田中
Toshiaki Nishioka
西岡 敏明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として機械加工後のクランクケースやクラ
ッチハウジング等の機械加工品から切り屑を洗い落とす
機械加工品用の洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
以上のような機械加工品用の洗浄装置においては、一定
の速度にて一方向に送られていく被洗浄物に対して、洗
浄液を至近距離から噴射ノズルにて噴射し、切り屑を洗
い落とすように構成しているものがある。
このような洗浄装置において、その洗浄を十分に行う目
的の為に、被洗浄物を所定のストロークにて複数回往復
送り駆動する共に、噴射ノズルを被洗浄物の移動軌跡と
交差する方向に往復送り駆動するように構成することが
提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように被洗浄物及び噴射ノズルを往復送り駆動す
ると、一つの噴射ノズルか噴射する洗浄液の噴射位置は
、例えば第5図(イ)に示すように一回の行程時に被洗
浄物(W)の一つの側面をジグザグ状に移動して行く。
この−回の行程が終了し次の行程で被洗浄物(W)か逆
方向(紙面左方)に送られる場合、被洗浄物(W)及び
噴射ノズルが一定の速度で送り駆動されていると、洗浄
液の噴射位置が再び第5図(イ)に示す軌跡上を通って
いく場合がある。
このように、被洗浄物を何回か往復させても洗浄液の噴
射位置がいつも同じ軌跡上を通過するような状態となる
と、特に複雑な形状の被洗浄物の場合にこの軌跡以外の
部分の洗浄か不十分になるおそれがある。
本発明は被洗浄物を何回か往復させる場合に、以上のよ
うな洗浄の不十分な部分か極力少なくなるようにするこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような機械加工品用の洗浄装置に
おいて、次のように構成することにある。つまり、 被洗浄物を所定のストロークにて往復送り駆動する第1
送り機構と、被洗浄物に対して洗浄液を噴射する噴射ノ
ズルを、被洗浄物の移動軌跡と交差する方向に往復送り
駆動する第2送り機構とを備えると共に、被洗浄物の1
回の送り行程での第1又は第2送り機構の送り速度を、
前回の行程での送り速度よりも高速側又は低速側に変更
操作する制御手段を備えている。
〔作 用〕
以上のように構成すると、−回の行程にて洗浄液の噴射
位置が例えば第5図(ロ)の実線の軌跡(A2)上を通
過したとする。
そして、次の行程においては被洗浄物の送り速度が高速
側又は低速側に変速操作されるか、噴射ノズルの送り速
度が高速側又は低速側に変速操作される。このような変
速操作が行われると、例えば第5図(ロ)の点線で示す
ように、前2回の行程で洗浄液の噴射位置が通過した軌
跡(A2)とは異なる軌跡(A3)を、次の行程にて洗
浄液の噴射位置が通過することになるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、被洗浄物及び噴射ノズルを往復送り駆動
するように構成した機械加工品用の洗浄装置において、
−回の行程にて洗浄液の噴射位置か通過する軌跡と次の
行程にて洗浄液の噴射位置が通過する軌跡とか異なるよ
うに構成することができた。
□これにより、一つの噴射ノズルにおいて極力広い範囲
に亘って洗浄液を噴射することができるようになり、洗
浄が不十分な部分を少なくすることができた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2.3図は農用トラクタにおけるミッションケー
ス及びクラッチハウジング等の機械加工品用の洗浄装置
を示しており、ローラー式の第1搬送装置(1)により
送られてきた被洗浄物(W)は、支持台(2)に乗せか
えられる。この支持台(2)は搬送台(3)に取り付け
られており、被洗浄物(W)が支持台(2)に乗せかえ
られると、モータ(4)が作動してピニオンギヤ(6)
により搬送台(3)が洗浄装置内に素早く送り込まれる
と共に、ドア(9)が閉じられる。
第1.2.3図に示すように、洗浄装置内には加圧洗浄
液を噴射する噴射ノズル(7)が被洗浄物(W)の上側
を第3図左右方向にスライド自在に支持され、この噴射
ノズル(7)をスライド駆動する空気シリンダ(8)(
第2送り機構に相当)か備えられている。被洗浄物(、
W)の下側にも、噴射ノズル(7)が第3図左右方向に
スライド自在に支持され、この噴射ノズル(7)をスラ
イド駆動する空気シリンダ(8)が備えられている。
又、被洗浄物(W)の左右両側にも噴射ノズル(7)が
上下にスライド自在に支持され、左右の噴射ノズル(7
)をスライド駆動する1組の空気シリンダ(8)が備え
られている。
被洗浄物(W)用の支持台(2)は搬送台(3)上にて
回転自在に取り付けられており、次にその構造について
説明する。第4図に示すように、支持台(2)は中央が
大きく開口されたリング状をしており、搬送台(3)上
にローラー(10)により回転自在に支持されており、
搬送台(3)にも支持台(2)と同様に中央か大きく開
口されている。
搬送台(3)には円筒部材(11)が固定されており、
この円筒部材(11)内には磁石(12)がスライド自
在に内装されている。円筒部材(11)の外面には磁石
(12)の磁力により送り部材(13)か付いており、
この送り部材(13)か支持台(2)のピン(2a)に
係合している。これにより、円筒部材(11)内に加圧
空気を送り込み磁石(12)を左右に移動させると、送
り部材(13)も磁石(12)に連れて移動して支持台
(2)を90°回転させるのである。
支持台(2)には一対の接当部(14)か固定されてお
り、搬送台(3)には接当部(14)か当たることで支
持台(2)を止めるクツション内蔵のストッパー(15
)が一対設けられている。
次に、洗浄装置内での被洗浄物(W)の洗浄行程につい
て説明する。第1図に示すように洗浄装置内には搬送台
(3)送り駆動用のモータ(5)(第1送り機構に相当
)と、このモータ(5)により駆動されて搬送台(3)
を送る一対のピニオンギヤ(16)か設けられている。
第2図及び第8図に示すようにドア(9)側から洗浄装
置内に送り込まれた搬送台(3)は、ドア(9)側から
反対側まで所定の第1速度(Vl)にて送られて行< 
(#1)。この間、上下左右の噴射ノズル(7)から加
圧洗浄液か被洗浄物(W)に噴射されるのであり、各噴
射ノズル(7)は空気シリンダ(8)により一定の速度
にて往復スライド駆動されている。これにより、被洗浄
物(W)の一つの側面において噴射ノズル(7)から噴
射される加圧洗浄液の噴射位置は、第5図(イ)の実線
で示す軌跡(AI)を描いて行(。
そして、被洗浄物(W)か反対側の端部に達すると、第
4図に示す搬送台(3)の円筒部材(11)に加圧空気
が送り込まれて、支持台(2)が90゜回転させられる
(#2)。そして、同じ第1速度(■1)にて搬送台(
3)か逆方向のドア(9)側まで送られて行< (#3
)。この間、前述と同様に噴射ノズル(7)か一定の速
度にて往復スライド駆動されるので、噴射される加圧洗
浄液の噴射位置は第5図(イ)の実線で示す軌跡(A1
)上を逆方向に移動して行く。又、前回の行程で加圧洗
浄液か噴射されなかった被洗浄物(W)の前後面か、こ
の間において洗浄されるのである。
搬送台(3)がドア(9)側の端部にまで達すると支持
台(2)が逆方向に90°回転させられ(#4)、次は
前述の第1速度(Vl)よりも高速の第2速度(■2)
にて、搬送台(3)かドア(9)側から反対側まで送ら
れて行く。この間、前述と同様に噴射ノズル(7)か一
定の速度にて往復スライド駆動されるので、噴射される
加圧洗浄液の噴射位置は第5図(ロ)の実線で示す軌跡
(A2)を描いて行< (#1)。
そして、被洗浄物(W)か反対側の端部に達すると支持
台(2)か90°回転させられ(#2)、同じ第2速度
(■2)にて搬送台(3)か逆方向のドア(9)側まで
送られて行< (#3)。この間、前述と同様に噴射ノ
ズル(7)か一定の速度にて往復スライド駆動されるの
で、噴射される加圧洗浄液の噴射位置は第5図(ロ)の
実線で示す軌跡(A2)上を逆方向に移動して行く。
搬送台(3)がドア(9)側の端部にまで達すると支持
台(2)が逆方向に90°回転させられ(#4)、次は
前述の第2速度(■2)よりも高速の第3速度(■3)
にて、搬送台(3)がドア(9)側から反対側まで送ら
れて行く。この間、前述と同様に噴射ノズル(7)か一
定の速度にて往復スライド駆動されるので、噴射される
加圧洗浄液の噴射位置は第5図(ロ)の点線で示す軌跡
(A3)を描いて行< (#1)。
そして、被洗浄物(W)が反対側の端部に達すると支持
台(2)が90°回転させられ(#2)、同じ第3速度
(■3)にて搬送台(3)が逆方向のドア(9)側まで
送られて行< (#3)。この間、前述と同様に噴射ノ
ズル(7)が一定の速度にて往復スライド駆動されるの
で、噴射される加圧洗浄液の噴射位置は第5図(ロ)の
点線で示す軌跡(A、)上を逆方向に移動して行くので
ある。
以上のように3往復による洗浄が終了すると(#5)、
第7図に示す流路切換弁(17)か切り換え操作されて
(#7)、上下左右の4組の噴射ノズル(7)から圧搾
空気が噴射される状態となる。この状態にて、前述の第
3速度(V、)で搬送台(3)が反対側に送られ90°
回転させられて、ドア(9)側まで戻ってくる。この間
において、噴射ノズル(7)からの圧搾空気により被洗
浄物(W)に付いている洗浄液が落とされるのである。
以上の構成では一つの噴射ノズル(7)から加圧洗浄液
と圧搾空気を噴射しており、次にこの回路系について説
明する。第7図に示すようにポンプ(18)からの加圧
洗浄液が、電磁操作式の流路切換弁(17)から流路(
19)、 (20)を介して上下に配置される噴射ノズ
ル(7)に並列的に供給されると共に、流路(21)を
介して左右に配置される噴射ノズル(7)に並列的に供
給されている。
そして、コンプレッサー(22)からの圧搾空気が切換
弁(23)を介してドア(9)スライド駆動用の空気シ
リンダ(24)に、切換弁(25)、 (26)、 (
27)を介して各噴射ノズル(7)スライド駆動用の空
気シリンダ(8)に並列的に供給されている。又切換弁
(28)を介して支持台(2)回転駆動用の円筒部材(
11)にも圧搾空気が供給されている。
第8図の#1. #2. #3. #4の洗浄行程では
第7図の切換弁(29)は第7図に示す閉位置にあり、
ポンプ(18)からの加圧洗浄液が各噴射ノズル(7)
に供給され、コンプレッサー(22)からの圧搾空気が
各空気シリンダ(8)等に供給されている。
そして、第8図の16. #7に入ると切換弁(29)
が連通状態に切換操作されると共に、流路切換弁(17
)かポンプ(18)側を遮断しコンプレッサー(22)
からの圧搾空気を流路(19)等に流す状態に切換操作
される。これにより、コンプレッサー(22)からの圧
搾空気が流路切換弁(17)及び流路(19)、 (2
0)、 (21)を介して、各噴射ノズル(7)に供給
され、この圧搾空気により被洗浄物(W)に付いている
洗浄液が落とされるのである。
次に、被洗浄物(W)に噴射された洗浄液の回収につい
て説明する。第1図及び第6図に示すように、洗浄装置
の下部に設けられた案内板(30)から回収された使用
済みの洗浄液は、先ず第1回収装置(3I)に送り込ま
れる。この第1回収装置(31)では第6図に示すよう
に、傾斜した案内板(32)の下側を複数組のマグネッ
トローラー (33)が紙面時計方向に回転駆動されて
おり、比較的大きな切り屑が、マグネットローラー(3
3)の回転作用にて案内板(32)上に沿って持ち上げ
られて行き回収される。
第1回収装置(31)から出てきた洗浄液は、次に第2
回収装置(34)に送り込まれる。この第2回収装置(
34)は、漏斗状部材(35)の下側に巻き式のフィル
ター(36)が配置されて構成されており、洗浄液から
細かい切り屑がフィルター(36)にて回収される。浮
き式のセンサー(37)により漏斗状部材(35)内の
液面が所定の高さにまで達したことが検出されると、漏
斗状部材(35)の部分のフィルター(36)に目詰ま
りが生じてきたと判断されて、新しいフィルター(36
)の面が漏斗状部材(35)の部分に来るように、ロー
ラー(38)によりフィルター(36)が送り出される
そして、第2回収装置(34)から出てきた洗浄液は油
水分離装置(39)に送り込まれ、油分が分離されて回
収されるのである。
〔別実流側〕
以上の実施例においては、被洗浄物(W)の送り速度を
順次高速に変速していったが、これを順次低速に変速し
ていってもよく、高速状態と低速状態が交互に現出する
ように構成してもよい。
これに対して、被洗浄物(W)を一定の速度にて往復送
り駆動すると共に、全噴射ノズル(7)又は一部の噴射
ノズル(7)の往復送り速度を前述のように変化させて
もよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る機械加工品用の洗浄装置の実施例を
示し、第1図は洗浄装置の縦断側面図、第2図は洗浄装
置の横断平面図、第3図は洗浄装置の噴射ノズル付近の
縦断正面図、第4図は支持台の回転構造を示す搬送台の
平面図、第5図(イ)、(ロ)は洗浄液の噴射位置の通
る軌跡を示す図、第6図は使用済の洗浄液の各回収装置
を示す概略図、第7図は洗浄液と圧搾空気の供給系を示
す回路図、第8図は洗浄行程を示すフローチャートであ
る。 (5)・・・・・・第1送り機構、(7)・・・・・・
噴射ノズル、(8)・・・・・・第2送り機構、(W)
・・・・・・被洗浄物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被洗浄物(W)を所定のストロークにて往復送り駆動す
    る第1送り機構(5)と、前記被洗浄物(W)に対して
    洗浄液を噴射する噴射ノズル(7)を、前記被洗浄物(
    W)の移動軌跡と交差する方向に往復送り駆動する第2
    送り機構(8)とを備えると共に、前記被洗浄物(W)
    の1回の送り行程での前記第1又は第2送り機構(5)
    、(8)の送り速度を、前回の行程での送り速度よりも
    高速側又は低速側に変更操作する制御手段を備えている
    機械加工品用の洗浄装置。
JP2331993A 1990-11-28 1990-11-28 機械加工品用の洗浄装置 Expired - Lifetime JP2566060B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671231A (ja) * 1992-08-28 1994-03-15 Nippon Steel Corp 自動洗浄装置
JP2022164025A (ja) * 2021-04-15 2022-10-27 Dmg森精機株式会社 工作機械の切屑除去装置および切屑除去方法

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