JPH041967Y2 - - Google Patents

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JPH041967Y2
JPH041967Y2 JP7565784U JP7565784U JPH041967Y2 JP H041967 Y2 JPH041967 Y2 JP H041967Y2 JP 7565784 U JP7565784 U JP 7565784U JP 7565784 U JP7565784 U JP 7565784U JP H041967 Y2 JPH041967 Y2 JP H041967Y2
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JP
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ball
permanent magnet
opening
guide plate
rear end
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JP7565784U
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JPS60187781U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁石への通電が継続される限り開閉
片を傾動状態に維持し続けることができるように
したパチンコ機の打玉受口器の改良に関するもの
である。
[従来の技術] 取付板に形成した玉入口の前面両側に一対の開
閉片を平行起立及び逆八字形傾動自由に軸着し、
取付板の後面に案内箱を取付けてその内部に差渡
した横軸に前端を起立した開閉片の軸より下方に
介入して起立状態を保持すると共に、起立した開
閉片間に入つた玉を後端まで導きその玉重量で後
端を下げ前端をはね上げて開閉片を傾動させる玉
導板を軸着した打玉受口器において、前記玉導板
の後端に永久磁石を付設し、電磁石への通電によ
り前記永久磁石を玉重量より弱い作用力で反発し
て玉導板の後端を下動し、開閉片を傾動させるよ
うにしたパチンコ機の打玉受口器は、例えば本出
願人による実公昭58−4536号公報に開示されるよ
うに公知である。
[考案が解決しようとする問題点] 然るに、この打玉受口器はその取付板後面の案
内箱を遊技盤に穿設された透孔に前面側から挿入
して取付けるものであり、しかもその透孔は案内
箱が通る程度の限られた大きさであるため、電磁
石や永久磁石は極く小さなものしか使用すること
ができなかつた。このため、永久磁石の磁力が弱
くて充分な反発力が得られず所期の目的を完全に
達成し得ないといつた問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、永久磁石の受け部を合成樹脂等の非
磁性体で構成すると共に、永久磁石と受け部との
間に鉄板等の強磁性体を介在させて成る。
[作用] 永久磁石の磁力線が強磁性体中を透過すること
で永久磁石の磁力が電磁石に強く作用し、磁力の
弱い小さな永久磁石でも強力な反発力が得られて
玉導板後端の押し下げを確実にする。
[実施例] 図において、1は中央に玉入口2を開設した取
付板であつて、その玉入口2の前面両側に一対の
開閉片3,3が軸4,4で平行起立及び逆八字形
傾動自由に軸支されている。5は開閉片3,3の
軸4,4より下方の両側と前側とを覆つて取付板
1に固設されたチヤツカー、6は取付板1の後部
に設けられた案内箱であつて、その内部には前端
を前記一対の開閉片3,3間に臨ませたシーソー
動作の玉導板7が横軸8によつて枢支されてい
る。
9は前記横軸8の案内箱6外へ突出した一端に
揺動可能に軸支された開作動レバーであつて、そ
の後端部に玉導板7の後端上に突出する係合片1
0と該係合片10とは反対方向に突出して上面に
永久磁石11を固着した受け部12が形成されて
いる。13は前記永久磁石11に対向させて案内
箱6の側壁に固定した電磁石であつて、この電磁
石13は通電により前記永久磁石11を玉重量よ
り弱い作用力で反発し得るようにしている。
以上の構成からなる打玉受口器は公知であり、
開閉片3,3が第5図実線のように起立している
とき玉が開閉片3,3間に入ると、これが玉入口
2から玉導板7の上面に導かれて後端まで流れ、
その玉重量で第6図鎖線のように上揺させて開閉
片3,3を第5図鎖線のように逆八字形に傾動さ
せる。この状態で次に玉が開閉片3,3間に入る
と、これが開閉片3,3を起立させながらチヤツ
カー5の下底に落下して玉入口2の下部から後方
へ流出すると同時に玉導板7が開閉片3,3によ
る支持を失なつて前端を下げ軸4,4より下方に
介入してその起立を保持する。
また、開閉片3,3が起立しているとき、電磁
石13に通電されるとこれが励磁して永久磁石1
1を反発させる極性を生じ第4図のように開作動
レバー9を下方へ揺動させる。この開作動レバー
9の揺動によつてその係合片10が玉導板7のは
後端を押し下げ開閉片3,3を逆八字形に傾動さ
せる。この状態で玉が開閉片3,3間に入ると、
その玉重量により開閉片3,3が起立すると同時
に玉導板7も電磁石13と永久磁石11に反発力
に抗して前端を下げることになるが、玉が後方へ
流出してその玉重量から開放されると玉導板7は
永久磁石11の反発力によつて後端を下げ再び開
閉片3,3を傾動させるが如く、電磁石13への
通電が続く限り開閉片3,3を傾動状態に維持し
続ける。
しかして本考案では、前記開作動レバー9を合
成樹脂による非磁性体で構成すると共に、第2図
に示したように受け部12の上面と永久磁石11
の底面との間に鉄板等の強磁性体14を介在させ
る。
このように構成された打玉受口器は、強磁性体
14によつて永久磁石11の磁力が強くなるた
め、磁力の弱い小さな永久磁石でもつて玉導板7
の後端を押し下げるのに充分な強力な反発力を備
えさせることができる。
第7図は本考案の他の実施例を示し、玉導板7
を合成樹脂による非磁性体で形成し、その側方に
突設した有底筒状の受け部12に永久磁石11を
鉄板等の強磁性体14で外周と底部を包囲して取
付けたものである。この実施例の場合、電磁石1
3への通電による永久磁石11の反発力によつて
玉導板7の後端を直接的に押し下げる。
[考案の効果] 本考案は以上実施例について説明したように、
永久磁石11の受け部12を非磁性体で構成する
と共に、その受け部12と永久磁石11との間に
強磁性体14を介在させた簡単な構造で磁力の弱
い小さな永久磁石に強力な反発力を生じさせるこ
とができる。従つて、大きな永久磁石を必要とし
ないのでスペースを大きくとることなく当該打玉
受口器の遊技盤に対する取付けが容易にでき、し
かも製造コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は打玉受口
器を後側から見た斜視図、第2図は開作動レバー
の斜視図、第3図は開閉片が起立した状態の側面
図、第4図は開閉片が傾動した状態の側面図、第
5図は一部断面にして示す正面図、第6図は縦断
側面図、第7図は玉導板の他の一例を示す斜視図
である。 1……取付板、3,3……開閉片、7……玉導
板、11……永久磁石、12……受け部、13…
…電磁石、14……強磁性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心より下方を軸支して平行起立及び逆八字形
    傾動自由な一対の開閉片と、前端を前記開閉片の
    軸より下方に介入して起立を保持すると共に、起
    立した開閉片間に入つた玉を後端まで導き、その
    玉重量で前端をはね上げて開閉片を傾動するシー
    ソー動作の玉導板と、該玉導板後端に付設された
    永久磁石と、該永久磁石に対向して固定的に設け
    られた電磁石とを備え、前記電磁石への通電によ
    り永久磁石を玉重量より弱い作用力で反発して玉
    導板の後端を下動するようにした打玉受口器にお
    いて、前記永久磁石の受け部を合成樹脂等の非磁
    性体で構成すると共に、永久磁石と受け部との間
    に鉄板等の強磁性体を介在させたことを特徴とす
    るパチンコ機の打玉受口器。
JP7565784U 1984-05-23 1984-05-23 パチンコ機の打玉受口器 Granted JPS60187781U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7565784U JPS60187781U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 パチンコ機の打玉受口器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7565784U JPS60187781U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 パチンコ機の打玉受口器

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Publication Number Publication Date
JPS60187781U JPS60187781U (ja) 1985-12-12
JPH041967Y2 true JPH041967Y2 (ja) 1992-01-23

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ID=30617079

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JP7565784U Granted JPS60187781U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 パチンコ機の打玉受口器

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JPS60187781U (ja) 1985-12-12

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