JPH0419570Y2 - - Google Patents

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JPH0419570Y2
JPH0419570Y2 JP6843487U JP6843487U JPH0419570Y2 JP H0419570 Y2 JPH0419570 Y2 JP H0419570Y2 JP 6843487 U JP6843487 U JP 6843487U JP 6843487 U JP6843487 U JP 6843487U JP H0419570 Y2 JPH0419570 Y2 JP H0419570Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、蛍光管を用いた内部照明装置を有す
る内部照明装置付表示装置に係り、特に内部照明
装置の輝度分布特性の均一化に関する。
<従来の技術> 従来周知のこの種の内部照明装置付表示装置と
しては、表示部として液晶表示装置を用いた例え
ば内部照明装置付カラーTV等がある。
ところで航空機等のように取付スペースに制約
を受ける小型構造の内部照明装置付液晶表示装置
等においては、表示部分の有効表示面積を大きく
するめに、電極の引出し部分やこれに接続される
駆動回路部分等を一体として例えば90°折曲げて
側面部分にもつてくる構造が多い(全体として折
曲げ構造となる)。この様な構造にあつては、内
部照明装置は表示部分と側面部分とから構成され
る内部に収納されるのが普通であるために、形状
等に非常な制約を受ける。即ち、このように収納
スペースの制約を受ける構造のものについては、
蛍光管の電極部分における輝度の低下があるため
に照明装置全体について輝度の不均衡が生ずる。
蛍光管の輝度分布は、一般的に中心部は明るく
(輝度が高く)、両端の電極部分に行くに従つて暗
く成り(輝度が低下していき)、電極部分にあつ
ては極端に暗く成ることが明らかとなつている。
従つてこのような特性を有する蛍光管を内部照
明装置として用いた場合は、たとえ蛍光管の前面
に拡散板を設けて照明装置の輝度の分布を均一化
しようとしても電極部分はどうしても暗くならざ
るを得ない。計器の大きさに制約を受けない場合
は表示部と駆動回路等その周辺部分を含めて全体
をフラツトな構造として、蛍光管の暗い部分を表
示部の有効表示外に出して中央部分のみを利用す
ることでこの様な問題を解決することができる
が、前記した電極部分以下を折曲げたような小型
の構造から成る内部照明装置付表示計器にあつて
はこの様な自由な構造とすることができない(蛍
光管の暗い部分を有効表示外に出すことができな
い)。
<考案が解決しようとする問題点> 出願人はこの様な問題を解決するために、実願
昭61−47249号(第1の先行技術という)(実開昭
62−158705号)を提案した。この第1の先行技術
は、蛍光管の電極部分を覆う形で斜めに反射板を
設けて、電極部の暗さを反射光でカバーするよう
にした技術である。ところがこの様な構造にあつ
ては、電極部分の輝度を反射光によつて多少カバ
ーできるものの、蛍光管中央部分との輝度の格差
は以前として残り、全体としては輝度のアンバラ
ンスが残る。
そこで出願人は、この第1の先行技術の問題点
を解決するために、実願昭61−102201号(第2の
先行技術という)を新たに提案した。この第2の
先行技術は、背面部分に蛍光管の発光輝度特性に
合せた凹凸波形状から成る反射板を設けて、蛍光
管中央部分の高輝度の発光を周囲に分散させ、電
極付近においてこの中央部からの反射光を集光し
て電極部分の発光輝度の補足をするようにして蛍
光管全体の発光輝度を均一とする技術である。
ところでこの第2の先行技術においては、第1
の先行技術の欠点をカバーして比較的均一な輝度
が得られるものの、両端部分の反射光は両端電極
によつて邪魔されてしまうためにせつかく集光さ
れても十分の補足光とはならず、場合によつては
電極の影が出てしまうという問題が発生する。こ
の問題は一見すると第1の先行技術のように電極
部分を覆う形の反射板を電極部分に用いることで
解決可能とも思えるが、蛍光管を取付/取替える
る際に面倒となる。それだけではなく、この第2
の先行技術にあつては、凹凸波形状から成る反射
板を蛍光管の特性に合せて設計することがかなり
難しく、その上設計後の加工技術もかなり難しく
なるために結果的に製作コストのアツプにもつな
がるという問題がある。
本考案はこの従来の技術乃至第1,2の先行技
術の問題点に鑑みてなされたものであつて、構造
が小型なものに最良の状態で用いることが可能な
内部照明装置の輝度の均一化の改善を図つた内部
照明装置付表示装置を提供することを目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> 上述の目的を達成するための本考案は、光源に
蛍光管を用いた照明装置を表示部の内部に配置し
た構造の内部照明装置付表示装置において、前記
蛍光管の前面に設けられた拡散板と、該拡散板と
前記蛍光管との間に設けられて特に前記蛍光管の
発光輝度の高い位置部分の構造を発光の一部を透
過し他の発光の一部を発光輝度の低い部分に向け
て反射させるようにした半透過膜と、前記拡散板
と前記蛍光管との間で前記蛍光管の両電極の位置
に前記半透過膜で反射された発光を前記拡散板の
方向に反射させるように傾斜して取付けた反射板
と、で前記照明装置を構成したことを特徴とする
ものである。
<実施例> 以下本考案を図面に基づき詳細に説明する。
図は本考案の実施例を示す内部に光源として蛍
光管を用いた照明装置を有して表示部を前記照明
装置で照明する構造の内部照明装置付表示装置の
概要断面構成図である。
図において、1は表示部を形成する例えば液晶
表示器、2は同じく表示部を形成する液晶表示器
1の有効表示面積を大きくするために側面部分に
例えば90°折曲げて形成された電極の引出し部分
や駆動回路部分等から成る液晶駆動部である。3
は表示部に収納(内蔵)される形で形成されて、
蛍光管4と拡散板5と半透過膜6と反射板7とで
構成される照明装置である。本考案はこの照明装
置の構造に特徴を有するので、以下詳細にその構
造を説明する。
拡散板5は、蛍光管4の前面に適当な距離をお
いて設けられて、蛍光管4の光を拡散する。
半透過膜6は、一般に約50%の反射率と透過率
を合せ持つフイルム状の膜(透過時は拡散性を有
する)から成り、蛍光管4と拡散板5との間に設
けられて、特に、蛍光管4の発光輝度の高い部分
即ち中央部分一帯40aの位置に相当する部分に
おける構造を、蛍光管4の中央部分からの発光の
一部を透過(透過光α)し、発光の一部を発光輝
度の低い部分に向けて90°曲げて反射(反射光β)
させるように例えば曲面状に形成した構造となつ
ている。
反射板7は、蛍光管4と拡散板5との間で蛍光
管4の両端の両電極4bの上部部分に、電極4b
を覆う形で斜めに取付けられて、半透過膜6で反
射された反射光βを再び拡散板5の方向に曲げて
反射するように設けられている。
このように照明装置を構成することで、蛍光管
4を出た中央部分4aの輝度の高い光は、半透過
膜6に当たると一部が反射され、残りが透過して
透過光αとなり、拡散板5を通つて外部に出、一
方、半透過膜6で反射された光は、輝度の低い方
向である電極4bの両端部分に進み、反射板7で
反射された上で拡散板5の方向に向けられ、拡散
板5を通つて反射光βとして出ていくので、輝度
の低い部分の輝度の向上が実現できる。
このようにして、電極4b部分の輝度の向上を
図ることができるので、照明装置3の全体の発光
輝度を簡単に均一化できることとなる。
尚、本考案は表示部に液晶表示器を用いた場合
で説明したが、内部照明装置に蛍光管を用いる構
造のものであれば、表示部の構造は液晶表示器に
限定されるものではないことはいうまでもない。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、本考案の内部照明装置付表示装置によれ
ば、拡散板と蛍光管との間に輝度の高い中央部の
一部の光を両端部分に向くように反射する形状と
した半透過膜を入れ、輝度の高い部分の光の一部
を輝度の低い部分に持つていつた上で更に反射板
を用いて拡散板方向に反射することにより、拡散
板から得られる光の輝度の均一化が簡単に安価に
実現できる。尚、本考案のように輝度を均一化し
ても、中央部分の最大輝度は半透過膜を入れない
場合の10%減程度で済むことが実験により確認さ
れており、実現して充分の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す内部照明装置付表示
装置の概要断面構成図である。 1……液晶表示器、2……液晶駆動部、3……
照明装置、4……蛍光管、5……拡散板、6……
半透過膜、7……反射板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源に蛍光管を用いた照明装置を表示部の内部
    に配置した構造の内部照明装置付表示装置におい
    て、前記蛍光管の前面に設けられた拡散板と、該
    拡散板と前記蛍光管との間に設けられて特に前記
    蛍光管の発光輝度の高い位置部分の構造を発光の
    一部を透過し他の発光の一部を発光輝度の低い部
    分に向けて反射させるようにした半透過膜と、前
    記拡散板と前記蛍光管との間で前記蛍光管の両電
    極の位置に前記半透過膜で反射された発光を前記
    拡散板の方向に反射させるように傾斜して取付け
    た反射板と、で前記照明装置を構成したことを特
    徴とする内部照明装置付表示装置。
JP6843487U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH0419570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6843487U JPH0419570Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP6843487U JPH0419570Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS63177878U JPS63177878U (ja) 1988-11-17
JPH0419570Y2 true JPH0419570Y2 (ja) 1992-05-01

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ID=30908250

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JP6843487U Expired JPH0419570Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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