JPH0419564Y2 - - Google Patents

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JPH0419564Y2
JPH0419564Y2 JP16652785U JP16652785U JPH0419564Y2 JP H0419564 Y2 JPH0419564 Y2 JP H0419564Y2 JP 16652785 U JP16652785 U JP 16652785U JP 16652785 U JP16652785 U JP 16652785U JP H0419564 Y2 JPH0419564 Y2 JP H0419564Y2
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roller
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JP16652785U
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電子写真装置により形成され
た支持体上の未定着のトナー像をフラツシユラン
プの光により定着するためのフラツシユ定着装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば電子写真装置は、通常、原稿露光機構、
現像機構、転写機構、そして定着機構を具え、現
像により形成されたトナー像は、通常支持体に転
写された後、定着機構で定着され、もつて複写画
像が形成される。
このような電子写真画像の定着方式には、従
来、ガスによる定着方式、加圧による定着方式、
加熱による定着方式などが知られている。
しかしながら、ガス定着方式においては、通常
装置が複雑で操作が困難である問題点がある。ま
た加圧定着方式においては、例えばローラーをト
ナー像に接触させた状態で当該トナー像を直接加
圧して定着するので得られる画像に歪が発生しや
すい問題点がある。また加熱定着方式は、支持体
が紙である場合に最も一般的に採用されている
が、この加熱定着方式においても通常は熱ローラ
ーをトナー像に接触させた状態で当該トナー像に
熱を伝達して定着するので得られる画像に歪が発
生しやすい問題点があり、そして特に支持体が熱
に弱いプラスチツクフイルムの場合には、定着時
に当該支持体が変形(ウエービング)してしまう
ことがある。
このようなことから、最近においてはフラツシ
ユランプの光による定着方式すなわちフラツシユ
定着方式が用いられるようになつてきている。こ
のフラツシユ定着方式によれば、待ち時間を要せ
ず迅速な定着が可能であると共に、支持体上のト
ナー像に物体をなんら接触させることなく定着で
きるので、現像により得られたトナー像の解像度
を低下させずに定着することが可能であり、また
支持体としても厚さの異なる種々のものを選択す
ることができる利点がある。そしてフラツシユ定
着方式においては、フラツシユランプの光がトナ
ーに吸収されてこれが熱に変換されることにより
定着が達成され、しかも光の照射時間が0.1〜数
ミリ秒と極めて短いため、プラスチツクフイルム
などのように熱に比較的弱い支持体を用いて定着
を行うときにも熱による変形(ウエービング)を
伴わずに良好な定着を行うことが可能である。
また、地図あるいは長期保存を必要とする図面
などの画像をトナーにより形成する場合におい
て、支持体として紙を用いた場合には、支持体が
湿気によつて伸縮しやすいものであるため、得ら
れた定着画像の寸法精度が支持体の保存環境条件
によつて変化し、画像の寸法精度の安定な維持が
困難である。このようなことから、支持体として
湿気により伸縮しにくいプラスチツクあるいは金
属製芯材をサンドイツチ状に挟み込んだ特殊な紙
などが用いられるようになつてきた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
またトナーによる画像の形成においては、支持
体上に転写された未定着のトナー像を直ちに定着
せずに、未定着の状態で電子写真装置から一旦排
出させ、この未定着のトナー像を必要に応じて修
正し、修正した後定着して最終的な可視画像を形
成することが望まれる場合があり、このような要
請から、電子写真装置から独立した定着専用のフ
ラツシユ定着装置の研究開発が盛んになされてい
る。
斯かるフラツシユ定着装置においては、支持体
を入口部から出口部まで搬送する搬送手段が必要
とされるが、搬送する支持体上には未定着のトナ
ー像があるためこのトナー像を破壊せずに安定に
搬送することが必要である。支持体の搬送手段と
してはベルトを用いる手段が簡単で好ましいもの
であるが、このベルトを用いる搬送手段において
は、蛇行が生じやすくて支持体の搬送不良が発生
する問題点がある。これに対して搬送台にベルト
が通過する溝を設けて蛇行を防止することも考え
られるが、このような手段では搬送台の構成が複
雑となる問題点がある。
また出口部側においては定着処理後の支持体を
円滑に排出させるために出口側ローラーと組み合
わせて排出ローラーを設けることが望ましいが、
例えばプラスチツクよりなる薄いフイルム状の支
持体を排出するときに当該支持体が排出ローラー
により曲げなどの変形を受ける場合には、支持体
上に定着されたトナーが剥がれて良好な定着画像
が得られない問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、その目的は、ベルトを用いる簡単な搬
送手段を採用しながら支持体を蛇行を伴わずに安
定に搬送することができると共に、定着後の支持
体を定着画像を損傷することなく円滑に排出でき
て良好な定着画像を得ることができる定着専用の
フラツシユ定着装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のフラツシユ定着装置は、支持体上の未
定着のトナー像をフラツシユランプの光により定
着させるフラツシユ定着装置であつて、前記支持
体の入口部と、前記支持体の出口部と、前記支持
体を入口部から出口部までの搬送路に沿つて搬送
する搬送機構と、前記搬送路の上方に配置された
フラツシユランプとを具えてなり、前記搬送機構
は、入口側ローラーおよび出口側ローラーと、こ
れら入口側ローラーと出口側ローラーとに離間し
て懸架された複数の平ベルトと、前記出口側ロー
ラーに当該出口側ローラーの外周面より突出する
よう設けた、前記平ベルトの側縁位置を規制する
蛇行防止用リング部材と、前記出口側ローラーと
組み合わせて設けた排出ローラーとを有し、前記
排出ローラーは、前記蛇行防止用リング部材に当
接することを特徴とする。
斯かる構成によれば、搬送機構が平ベルトを用
いる簡単な手段でありながら、出口側ローラーの
外周には当該外周から突出するよう平ベルトの側
縁位置を規制する蛇行防止用リング部材を設けた
ため、平ベルトの蛇行を確実に防止することがで
き、しかも出口側ローラーには排出ローラーを組
み合わせて設けると共に、この排出ローラーを出
口側ローラーの外周からは離間するよう蛇行防止
用リング部材と当接させたので、定着後の支持体
が蛇行防止用リング部材と排出ローラーとの間を
通過するときには曲げなどの変形を受けることが
なく、この結果定着画像を損傷することなく支持
体を円滑に排出することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本考案の実施例を詳細
に説明する。
第1図はフラツシユ定着装置の一例の概略を示
す説明図である。
11は入口部、12は搬送部、13はフラツシ
ユランプ、14は灯具、15は出口部である。
搬送部12は、第2図にも示すように、基台2
1と、入口部11側および出口部15側にそれぞ
れ設けた入口側ローラー22および出口側ローラ
ー23と、これらの入口側ローラー22および出
口側ローラー23に互いに離間した状態に懸架さ
れ基台21の上面を通過する、複数この例では12
本の平ベルト24と、出口側ローラー23の外周
に当該外周から突出するように設けた、平ベルト
24の側縁位置を規制する蛇行防止用リング部材
25と、出口側ローラー23の上方において、蛇
行防止用リング部材25と当接するよう設けた排
出ローラー26とを有してなる。出口側ローラー
23はモータ(図示せず)により駆動される駆動
ローラーであり、入口側ローラー22は従動ロー
ラーである。
平ベルト24は、例えばポリウレタンよりな
り、その厚さは約1mm程度であり、その幅は約10
mm程度である。そしてこれらの平ベルト24は、
搬送路の中心ラインQに対象に配列されていて、
例えば隣接する平ベルト24間の距離は、中央が
3cm、そして中央からそれぞれ両側に向かつて順
に、4cm、4cm、5cm、7cm、8cmであり、この
例では最大A1サイズまでの大きさの支持体を搬
送することができる。このように隣接する平ベル
ト24,24の間隔を中心ラインQから離間する
に従つて大きくすることにより、同一サイズの支
持体を搬送するときに仮に等間隔にした場合に必
要とされる平ベルトの本数よりも少ない本数とす
ることができ経済的である。また中央の間隔を小
さくしておくことにより小サイズの支持体をも良
好に搬送することができる。
リング部材25は、一本の平ベルト24につき
一対設けられ、一対のリング部材25,25間の
距離が対応する平ベルト24の幅と同じかもしく
は若干大きくされ、リング部材25,25間のそ
れぞれに、対応する平ベルト24が挟まれて位置
する状態で出口側ローラー23に懸架されてい
る。各リング部材25の出口側ローラー23の外
周からの突出高さは、平ベルト24の厚さよりも
大きいことが好ましく、例えば平ベルト24の厚
さが1mmのときには約2〜3mm程度である。また
リング部材25は例えばシリコーン樹脂などによ
り形成することができるが、その材質が特に限定
されるものではない。
前記入口部11から出口部15に至るまでの距
離すなわち搬送路の長さLは例えば245mm程度で
ある。
入口部11から支持体が供給されると、支持体
は平ベルト24上に位置された状態で矢印Aで示
すように平ベルト24の移動に伴つて出口部15
に向かつて搬送される。
排出ローラー26は、第3図に示すように、蛇
行防止用リング部材25のそれぞれに対応して設
けられ、この例では蛇行防止用リング部材25が
合計24個であり、従つて排出ローラー26も合計
24個設けられている。これらの排出ローラー26
は共通のローラー軸27に固定され、このローラ
ー軸27は一対の軸受け板(図示せず)に、蛇行
防止用リング部材25と上下方向に接離可能に軸
支され、蛇行防止用リング部材25には自重すな
わち排出ローラー26およびローラー軸27の合
計の重量で当接している。この合計の重量は例え
ば約500g程度である。各排出ローラー26のロ
ーラー幅は例えば蛇行防止用リング部材25より
若干大きい。これらの排出ローラー26は従動ロ
ーラーであつて、出口側ローラー23が回転する
と蛇行防止用リング部材25が当該出口側ローラ
ー23と一体となつて回転するので、この蛇行防
止用リング部材25の回転に伴つて排出ローラー
26が回転する。
フラツシユランプ13は例えばキセノンフラツ
シユランプなどよりなり、このフラツシユランプ
13は基台21の上面に対向するよう灯具14に
よつて保持されている。灯具14は、フラツシユ
ランプ13を囲む、例えばその内面に反射鏡面が
形成されたランプカバー31と、このランプカバ
ー31の下部開口面に設けた透明のカバーガラス
32と、フラツシユランプ13を冷却する空冷機
構33とを有してなる。
斯かる定着専用のフラツシユ定着装置において
は、電子写真装置から排出された、その表面に未
定着のトナー像が担持された支持体が、入口部1
1にセツトされると、平ベルト24により矢印A
方向に搬送され、当該支持体の前端がフラツシユ
ランプ13の下方の定着領域に進入してからその
後端が定着領域を通過し終わるまでの間におい
て、その有効定着幅の距離を支持体が進行する度
毎にフラツシユランプ13が例えば2Hzの周期で
支持体の長さに応じて4〜18回程度繰り返して発
光されて全領域の定着が行われる。そしてトナー
像が定着された支持体が出口部15から排出さ
れ、もつて複写画像が得られる。
以上の実施例によれば、複数の平ベルト24を
互いに離間した状態で入口側ローラー22と出口
側ローラー23との間に懸架したうえ、駆動ロー
ラーである出口側ローラー23の外周には当該外
周から突出するよう、各平ベルト24の両側縁の
位置を規制する蛇行防止用リング部材25,25
を設けたため、出口側ローラー23においては各
平ベルト24がそれぞれの蛇行防止用リング部材
25,25により規制された一定の位置で回転す
るようになり、そして各平ベルト24はそれ自身
の張力で入口側ローラー24においてもその回転
位置が一定化されるようになり、しかも排出ロー
ラー26をそれぞれ出口側ローラー23の外周面
からは離間するよう蛇行防止用リング部材25に
当接させたため、蛇行防止用リング部材25と排
出ローラー26との間を定着後の支持体が通過す
るときには当該支持体は曲げなどの無理な力を受
けることが回避され、これらの結果蛇行を伴わず
に支持体を安定に搬送することができ、しかも定
着後の支持体を定着画像の損傷を伴わずに円滑に
排出することができ、結局良好な定着画像を得る
ことができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案のフラツシ
ユ定着装置によれば、搬送機構が平ベルトを用い
る簡単な手段でありながら、出口側ローラーの外
周には当該外周から突出するよう平ベルトの側縁
位置を規制する蛇行防止用リング部材を設けたた
め、平ベルトの蛇行を確実に防止することがで
き、しかも出口側ローラーには排出ローラーを組
み合わせて設けると共に、この排出ローラーを出
口側ローラーの外周からは離間するよう蛇行防止
用リング部材と当接させたので、定着後の支持体
が蛇行防止用リング部材と排出ローラーとの間を
通過するときには曲げなどの変形を受けることが
なく、この結果定着画像を損傷することなく支持
体を円滑に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の概略を示す説明図、第2図
および第3図はそれぞれ搬送部の要部を示す説明
図である。 11……入口部、12……搬送部、13……フ
ラツシユランプ、14……灯具、15……出口
部、21……基台、22……入口側ローラー、2
3……出口側ローラー、24……平ベルト、25
……蛇行防止用リング部材、26……排出ローラ
ー、27……ローラー軸、31……ランプカバ
ー、32……カバーガラス、33……空冷機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持体上の未定着のトナー像をフラツシユラン
    プの光により定着させるフラツシユ定着装置であ
    つて、 前記支持体の入口部と、前記支持体の出口部
    と、前記支持体を入口部から出口部までの搬送路
    に沿つて搬送する搬送機構と、前記搬送路の上方
    に配置されたフラツシユランプとを具えてなり、 前記搬送機構は、入口側ローラーおよび出口側
    ローラーと、これら入口側ローラーと出口側ロー
    ラーとに離間して懸架された複数の平ベルトと、
    前記出口側ローラーに当該出口側ローラーとの外
    周面より突出するよう設けた、前記平ベルトの側
    縁位置を規制する蛇行防止用リング部材と、前記
    出口側ローラーと組み合わせて設けた排出ローラ
    ーとを有し、前記排出ローラーは、前記蛇行防止
    用リング部材に当接することを特徴とするフラツ
    シユ定着装置。
JP16652785U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0419564Y2 (ja)

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JP16652785U JPH0419564Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16652785U JPH0419564Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6276366U JPS6276366U (ja) 1987-05-15
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