JPH0419522B2 - - Google Patents

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JPH0419522B2
JPH0419522B2 JP26009386A JP26009386A JPH0419522B2 JP H0419522 B2 JPH0419522 B2 JP H0419522B2 JP 26009386 A JP26009386 A JP 26009386A JP 26009386 A JP26009386 A JP 26009386A JP H0419522 B2 JPH0419522 B2 JP H0419522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
optical axis
light
optical
crystal
Prior art date
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Expired
Application number
JP26009386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63113503A (ja
Inventor
Nobuhisa Asanuma
Mitsuru Fujita
Yasutaka Igarashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP26009386A priority Critical patent/JPS63113503A/ja
Publication of JPS63113503A publication Critical patent/JPS63113503A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はウオーラストンプリズム、殊に該プリ
ズムへの光の入射面に関して二つの光学軸が互に
非直角なウオーラストンプリズムに関する。
(従来技術) 周知の如くウオーラストンプリズムは第2図に
示すように光学軸が互に直交する結晶体プリズム
1及び2を接合したものであつて入射光3を偏波
面が互に直交する直線偏光に分離するものであ
る。
このようなプリズムを用いる光学系としては第
3図に示す如く、例えば半導体レーザのような光
源4を発した光を偏光子5によつて完全な直線偏
光とし、これを被測定物(例えば結晶)6を通し
てビームスプリツタ7にて分割しその反射光をセ
ンサ8を用いて光量検出に用いる一方、透過光に
ついてはその偏光面と光学軸とを45゜傾けたウオ
ーラストンプリズム9を介して相互に偏波面が直
交する二成分に分割し夫々の光量をセンサ10,
11で測定することによつて前記被測定物3の光
学的特性を調べるものである。
しかしながら上述した如きウオーラストンプリ
ズムを用いた光学系は高価なビームスプリツタを
必要とするのみならずウオーラストンプリズムを
傾けて配置する必要があつた為装置の構造が複雑
となる上調整がめんどうであるという欠陥があつ
た。尚、ウオーラストンプリズムの手前に1/2波
長板を介在せしめることによつてウオーラストン
プリズムに傾斜を与えない方式もあるが斯くすれ
ば光学部品の数が増大し大型高価となるという欠
陥があつた。
(発明の目的) 本発明は上述した如き従来のウオーラストンプ
リズムを用いた光学系の欠陥を除去すべくなされ
たものであつて従来必要とされたビームスプリツ
タ或は1/2波長板等の光学部品を除去ししかもウ
オーラストンプリズムを傾斜配置することなく所
要の光学系を構成しうるウオーラストンプリズム
を提供することを目的とする。
(発明の概要) 上述の目的を達成するため本発明に係るウオー
ラストンプリズムはこれを構成する2個の結晶体
の光学軸を光の入射面に関して互いに非直交とな
るようにしたものである。
(実施例) 以下本発明を図面に示した実施例及び理論計算
に基づいて詳細に説明する。
第1図aは本発明に係るウオーラストンプリズ
ムの構成及び機能を説明する斜視図である。
本図に於いて12及び13は夫々本発明に係る
ウオーラストンプリズムを構成する2個の結晶体
であつて両者の光学軸の相対的関係を以下の如く
設定したものである。即ち、直線偏光の入射光1
4の光軸と一方の結晶体プリズム12の光学軸と
を含む面が前記光学軸と他の結晶体プリズム13
の光学軸とを含む平面に対して非直角としたもの
である。
斯くの如く構成したウオーラストンプリズムを
出射する光は同図に示す如く入射光と平行であつ
て常光線と異常光線とが合成された光線15及び
入射光とは所定の角度を有する常光線16、異常
光線17の3成分に分離する。
同図bは前記第1のプリズム12を出射する際
の光線の分離状態を、又同図cは第2のプリズム
13を出射する際のそれを説明する図である。
即ち、直線偏光たる入射光線14は前記第1の
プリズム12を出射する際その光学軸方向の異常
光線e及びこれと直交する常光線Oに分離しこれ
が第2のプリズム13を出射する際前述した如く
3成分の光線に分離するものである。
さて、上述した如く構成したウオーラストンプ
リズムから出射する前記3個の光の強度とウオー
ラストンプリズムを構成する2個の結晶体プリズ
ム12及び13の光学軸の入射面内に於ける回転
角θ1及びθ2との関係を検討する。
先ず前記2個の結晶体プリズム12及び13に
ついて適当な直交座標系を考え夫々の光学軸回転
角を第4図a及びbの如くとり、前記3出射光1
5乃至17の強度を夫々I〓,I〓及びI〓とすると、
入射光の単位振幅当り I〓=sin2(θ1−θ2) I〓=cos2θ1×cos2(θ1−θ2) I〓=sin2θ1×cos2(θ1−θ2)となる。
このような出力を得ることのできる本発明のウ
オーラストンプリズムを用いて前記第3図と同様
の光学系を構成すれば第5図に示す如く前記分離
した3光線の内16及び17の強度I〓及びI〓の変
化をセンサ18及び19にて測定することにより
被測定物6の旋光性、フアラデ効果或はカー効果
等を知るに用いることができ、又他の光線15は
その強度をセンサ20にて直接測定することによ
つて前記被測定物6を透過或は反射した光の損失
を高価なビームスプリツタを用いることなく測定
することができる。
(発明の効果) 本発明は以上説明した如く構成しかつ機能する
ものであるから被測定物の物性に基づく偏光状
態、透過又は反射光量の変化等を検出する光学系
を少数の部品点数にて安価に構成し得ると共にこ
れらの調整を容易にする上で著しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至cは夫々本発明のウオーラストン
プリズムの構成を示す斜視図、入射側結晶体内の
偏波面の変化を説明する図、第2図a及びbは
夫々従来のウオーラストンプリズムの構成を示す
側面図及びA−A断面図、第3図は従来のウオー
ラストンプリズムを用いる光学特性測定用光学系
の構成を示す図、第4図a及びbは夫々本発明に
係るオオーラストンプリズムの光学軸の任意直交
座標系に於ける傾きを示す図、第5図は本発明に
係るウオーラストンプリズムを用いた光学特性測
定用光学系の一実施例を示す構成図である。 12,13……2個の結晶体、14……入射
光、15乃至17……3個の分離光。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2個の結晶体を接合した複像プリ
    ズムに於いて、入射光の光軸と一の結晶体の光学
    軸とを含む面が前記光軸と他の少なくとも一の結
    晶体の光学軸とを含む平面に対して非直角である
    所定の角度を有するようにしたことを特徴とする
    ウオーラストンプリズム。 2 前記光学軸の一を入射光の偏波面に対しθ
    (但し0゜〈θ〈90°)だけ傾けたることによつて三個
    の分離光を得ることを特徴とする特許請求の範囲
    1記載のウオーラストンプリズム。
JP26009386A 1986-10-31 1986-10-31 ウオ−ラストンプリズム Granted JPS63113503A (ja)

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JP26009386A JPS63113503A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 ウオ−ラストンプリズム

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JP26009386A JPS63113503A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 ウオ−ラストンプリズム

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JPS63113503A JPS63113503A (ja) 1988-05-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2902415B2 (ja) * 1989-09-14 1999-06-07 シャープ株式会社 光学ヘッド
JPH05142421A (ja) * 1991-11-22 1993-06-11 Toyo Commun Equip Co Ltd 多機能型ウオラストンプリズムとこれを利用した光ピツクアツプ
JPH05142419A (ja) * 1991-11-22 1993-06-11 Toyo Commun Equip Co Ltd 多機能型ウオラストンプリズムとこれを利用した光ピツクアツプ
JPH05142420A (ja) * 1991-11-22 1993-06-11 Toyo Commun Equip Co Ltd 多機能型ウオラストンプリズムとこれを利用した光ピツクアツプ
JPH0729233A (ja) * 1993-07-15 1995-01-31 Konica Corp 光磁気ヘッド

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JPS63113503A (ja) 1988-05-18

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