JPH0419516A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH0419516A
JPH0419516A JP12123890A JP12123890A JPH0419516A JP H0419516 A JPH0419516 A JP H0419516A JP 12123890 A JP12123890 A JP 12123890A JP 12123890 A JP12123890 A JP 12123890A JP H0419516 A JPH0419516 A JP H0419516A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は導電性流体の流量を測定する電磁流量計に関す
る。
(従来の技術) 電磁流量計としては、過去においては商用電源励磁方式
のものが、また現在においては方形波励磁方式のものが
主流となり実用に供されている。
商用電源励磁方式の電磁流量計は検知器の励磁コイルを
駆動する電源(励磁電源)として商用電源を用いており
、電源が簡便であることにより最も早く実用化されてい
た。
しかし、検知器の励磁コイルを商用電源で励磁している
ので、流体、検知器、変換器の増幅器入力線によって構
成される閉回路に常時変化する磁束が通過し、この磁束
によって閉回路に起電圧が発生し、90度ノイズや同相
ノイズが発生してしまい、回路の安定度が悪いという大
きな問題があった。
また、方形波励磁方式の電磁流量計は検知器の励磁コイ
ルを2値以上の値を持つ低い周波数(商用電源の1/〜
1/16程度の周波数)の定電流で駆動するため、90
度ノイズ、同相ノイズの発生を防止することができ、こ
れによって回路の安定化、省電力化などを図ることがで
きるため、現在、主流として使用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような方形波励磁方式の電磁流量計
においは、パルプ液、その他のスラリー流体の測定にあ
っては、スラリー流体に含まれる固形物の影響により、
信号に低周波のノイズが多く重畳されるので、このよう
なスラリー流体の流量測定を行なうことができないとい
う問題があった。
また、スラリー流体が発生するノイズは周波数が低くな
る程、ノイズレベルが高くなる、いわゆる1/fノイズ
(fは周波数)であるため、励磁周波数(即ち、流量信
号周波数)が低い程、そのS/N比が悪化してしまう。
そこでこのような問題を解決するために、励磁周波数を
上げることが考えられるが、このような方形波励磁方式
の電磁流量計では、2値以上の安定した磁束を素早く発
生させるために、ある値の電流が流れている状態で逆電
圧を加え、他の電流値に切り替えるようにしているので
、安定した磁束を早く得るために高い逆電圧を高速で切
替なければならない。
しかし、このように磁束の変化を大きくすると、検知器
内の渦電流による損失が増加するとともに、切替時間を
短縮する割合以上に励磁コイルに印加する電圧を増加さ
せなければならないため、実用化が難しい。
そこで、このような問題を解決する方法として、励磁電
流を増加させることも考えられるが、このようにすると
、省電力の特徴が失われるだけでなく、電磁流量計の巨
大化を招き、一般に使用できる装置ではなくなってしま
う。
そこで、このような方形波励磁方式の電磁流量計の問題
点を解決するものとして、三角波励磁方式の電磁流量計
が提案されている。
三角波励磁方式の電磁流量計は励磁電源として電流が直
線的に増加あるいは減少する電源を用いて測定を行なう
そして、励磁電流を徐々に変化させることから検知器内
の損失が少なく、また方形波励磁方式の励磁回路より回
路電圧などを低くできるため、周波数を上げることによ
りスラリー流体のようなものの流量測定を行なう時でも
S/N比を大きくすることができる。
また、同じ励磁周波数であるならば、方形波励磁方式の
電磁流量計の励磁回路よりも励磁回路部分を小型化する
ことができる。
しかしながら、このような三角波励磁方式の電磁流量計
においては、第4図(b)に示す如くある速度で導電性
流体が流れている状態で、第4図(a)に示す如く磁束
を変化させたとき、検知器から第4図(c)に示すよう
な流量に応じた信号が出力されるが、この信号中には第
4図(d)に示す如く励磁電流が増加から減少に切り替
わるとき、または減少から増加に切り替わるときに同相
ノイズ101が重畳され、また励磁電流が増加または減
少しているとき90度ノイズ102が重畳される。
そして、励磁電流が増加から減少に切り替わるとき、ま
たは減少から増加に切り替わるとき以外、同相ノイズ1
01が含まれないため、信号処理により同相ノイズ10
1を取り除くことができるものの、90度ノイズ102
が過大てあり、また励磁電流の切り替え時の処理が難し
いため、未だ実用化されていない。
本発明は上記の事情に鑑み、過大な90度ノイズの信号
処理方法を改善することにより、三角波励磁方式を実用
化してスラリー流体の流量を高い安定度で、かつ高い精
度で測定するとかできる電磁流量計を提供することを目
的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明による電磁流置針は
、流体を流す測定管と、この測定管の直径方向内面の対
向する各面に設けられた電極と、前記測定管の軸方向と
直交する磁束を測定管内部に発生させる励磁コイルとを
備え、前記電極に発生する起電圧により流体流量を測定
する電磁流量計において、三角波状の励磁電流を発生し
て前記各励磁コイルを励磁する励磁部と、前記各電極に
発生する各起電圧に応じた信号に基づいて前記各起電圧
の変化分を抽出する変化分抽出部と、この変化分抽出部
によって抽出された変化分の所定部分を切り出して平均
化する選択平均化部と、この選択平均化部によって得ら
れた平均化結果に基づいて前記測定管内を流れる前記流
体の流量を示す流量信号を生成する流量信号生成部とを
備えたことを特徴としている。
(作用) 上記の構成において、励磁部によって三角波状の励磁電
流を生成させて測定管の各側面に設けられた各励磁コイ
ルを励磁させるとともに、変化分抽出部によって前記測
定管内の他の各側面に設けられた各電極に発生する各起
電圧の変化分を抽出させ、選択平均化部によって前記変
化分の所定部分を切り出させて平均化させた後、流量信
号生成部によって前記平均化結果から前記測定管内を流
れる前記流体の流量を示す流量信号を生成させる。
(実施例) 第1図は本発明による電磁流量計の一実施例を示すブロ
ック図である。
この図に示す電磁流量計は導電性流体]の流量を検知す
る検知器2と、この検知器2の出力を信号処理して前記
導電性流体1の流量を示す流量信号を出力する変換器3
とを備えており、変換器3から出力される三角波状の励
磁電流により検知器2を駆動して前記導電性流体1の流
量に応じた信号を出力させるとともに、この信号を変換
器3によって信号処理して流量信号を生成し、これを外
部に出力する。
検知器2は流量測定対象となる導電性流体1が流れる測
定管4と、この測定管4の上下に各々配置される励磁コ
イル5.6と、前記測定管4内の両側面に各々取り付け
られる電極7.8とを備えており、前記変換器3から供
給される三角波状の励磁電流によって励磁コイル5.6
を励磁して測定管4内の導電性流体1に磁束を与えて、
そのとき各電極7.8に発生する起電圧を前記導電性流
体1の流量に応じた信号として変換器3に供給する。
変換器3はクロック発生回路10と、励磁回路11と、
差動増幅器12と、保持回路13と、差回路14と、第
1平均化回路15と、第2平均化回路16と、差動回路
17とを備えており、三角波状の励磁電流により検知器
2を駆動して前記導電性流体1の流量に応じた信号を出
力させるとともに、この信号を信号処理して流量信号を
生成し、これを外部に出力する。
クロック発生回路10は基本クロック信号を発生する発
振器やこの発振器によって得られた基本クロック信号を
分周する各種の分周器等を備えており、分周動作によっ
て第2図(a)に示すサンプリング指令信号を生成しこ
れを保持回路13に供給するとともに、第2図(b)に
示す励磁極性指定信号を生成しこれを励磁回路11に供
給する。
また、第2図(C)に示す第1平均化指令信号と、第2
図(d)に示す第2平均化指令信号とを生成しこれらを
第1平均化回路15と、第2平均化回路16とに各々供
給する。
励磁回路11は第2図(e)に示す如く前記クロック回
路10から励磁極性指定信号が供給されているときには
、正方向に増加する励磁電流を生成し、また前記クロッ
ク回路10から前記励磁極性指定信号が供給されていな
いときには、負方向に増加する励磁電流を生成するとと
もに、これによって得られた三角波状の励磁電流を前記
励磁コイル5.6に供給して測定管4内の導電性流体1
に時間とともにその大きさおよび極性が交互に変化する
磁束を与える。
また、差動増幅器12は前記検知器2の各電極7.8か
ら出力される各信号の差を取り出して第2図(f)に示
す検知信号を生成しこれを保持回路13と差回路14と
に供給する。
保持回路13は非反転入力端子によって前記差動増幅器
12から出力される検知信号を取り込む演算増幅器20
と、前記クロック回路10からサンプリング指令信号が
供給されたとき幅の狭いサンプリング信号を発生するワ
ンショット回路21と、このワンショット回路21から
サンプリング信号が出力されたとき閉しるスイッチ22
と、このスイッチ22が閉しられているとき前記演算増
幅器20から出力されている電圧を取り込んで保持する
コンデンサ23と、このコンデンサ23に保持されてい
る電圧を取り込んでこれを増幅率“1”て増幅して前記
演算増幅器20の反転入力端子に供給して前記スイッチ
20が閉じられている間、電圧バッファループを構成す
るとともに、増幅動作によって得られた電圧を基準検知
信号として前記差回路14に供給するバッファアンプ2
4とを備えている。
そして、この保持回路13は前記クロック回路10から
サンプリング指令信号が供給される毎に、前記差動増幅
器12から出力されている検知信号をサンプリングホー
ルドしてこれを基準検知信号として前記差回路14に供
給する。
差回路14は前記差動増幅器12から出力される検知信
号を分圧する2つの抵抗25.26と、非反転入力端子
によって前記抵抗25.26によって分圧された検知信
号を取り込む演算増幅器27と、前記保持回路13から
出力される基準検知信号を前記演算増幅器27の反転入
力端子に導く入力抵抗28と、前記演算増幅器27の出
力端子から出力される差信号を前記演算増幅器27の反
転入力端子に導く帰還抵抗29とを備えており、前記保
持回路13から出力される基準検知信号と前記差動増幅
器12から出力される検知信号との差を抽出して第2図
(g)に示す差信号を生成し、これを第1平均化回路1
5と、第2平均化回路16とに供給する。
第1平均化回路15は前記クロック回路10から第1平
均化指令信号が出力されているときに閉じるスイッチ3
0と、抵抗31およびコンデンサ32を有し前記スイッ
チ30が閉じられているとき前記差回路14から出力さ
れる差信号を取り込んで平均化する積分回路33とを備
えており、前記クロック回路10から第1平均化指令信
号か供給されているとき、第2図(h)に示す如く前記
差回路14から出力される差信号を取り込んでこれを平
均化して差動回路17の非反転入力端子に供給する。そ
して、前記クロック回路10から第1平均化指令信号が
供給されなくなったとき、これが再び供給されまで、最
後に得られた平均化結果を前記差動回路17の非反転入
力端子に供給し続ける。
また、第2平均化回路16は前記クロック回路10から
第2平均化指令信号が出力されているときに閉じるスイ
ッチ34と、抵抗35およびコンデンサ36を有し前記
スイッチ34が閉じられているとき前記差回路14から
出力される差信号を取り込んで平均化する積分回路37
とを備えており、前記クロック回路10から第2平均化
指令信号が供給されているとき、第2図(h)に示す如
く前記差回路14から出力される差信号を取り込んでこ
れを平均化して差動回路17の反転入力端子に供給する
。そして、前記クロック回路10から第2平均化指令信
号か供給されなくなったとき、これが再び供給されまて
、最後に得られた平均化結果を前記差動回路17の反転
入力端子に供給し続ける。
差動回路17は前記第1平均化回路15から出力される
第1平均化信号と、前記第2平均化回路16から供給さ
れる第2平均化信号との差を抽出して第2図(i)に示
す流量信号(直流電圧信号)を生成し、これを外部に出
力する。
次に、第1図および第2図を参照しながらこの実施例の
動作を説明する。
まず、クロック回路10から出力される励磁極性指定信
号の有無に応じて、励磁回路11は三角波状の励磁電流
を発生して検知器2の励磁コイル5.6を励磁し測定管
4内を流れる導電性流体1に磁束を与える。
これによって、各電極7.8に前記磁束の太きさ、極性
、導電性流体1の流速等に応じた起電圧が発生してこれ
が差動増幅器12によって取り込まれて検知信号が生成
され、これが保持回路13と、差回路14とに供給され
る。
またこの動作と並行して、タイミング回路10からサン
プリング指令信号が出力される毎に、保持回路13は前
記差動増幅器12から出力される検知信号を取り込んで
次のサンプリング指令信号が供給されるまでの間、前記
検知信号を保持しながらこれを基準検知信号として差回
路14に供給する。
差回路14は前記保持回路13から供給される基準検知
信号と、前記差動増幅器12から供給される検知信号と
の差を抽出して90度ノイズ成分を除去しこの抽出結果
を差信号として第1平均化回路15と、第2平均化回路
16とに供給する。
またこの動作と並行して、前記タイミング回路10から
第1平均化指令信号が出力されたとき、第1平均化回路
15は前記第1平均化指令信号が供給されている間、即
ち前記検知器2の各励磁コイル5.6に供給される励磁
電流が単純増加し各電極7.8から出力される信号に同
相ノイスか重畳されていないとき、前記差回路14から
出力される差信号を取り込んでこれを平均化するともに
、次の第1平均化指令信号が供給されるまで平均化動作
によって得られた第1平均化信号を差動回路17に供給
する。
この後、前記タイミング回路10から第2平均化指令信
号が出力されたとき、第2平均化回路15は前記第2平
均化指令信号が供給されている間、即ち前記検知器2の
各励磁コイル5.6に供給される励磁電流が単純減少し
各電極7.8から出力される信号に同相ノイズが重畳さ
れていないとき、前記差回路14から出力される差信号
を取り込んでこれを平均化するともに、次の第1平均化
指令信号が供給されるまで平均化動作によって得られた
第2平均化信号を差動回路17に供給する。
そして、差動回路17はこれら第1平均化回路15から
出力される第1平均化信号と、第2平均化回路16から
出力される第2平均化信号との差を抽出して流量信号を
生成しこれを外部に出力する。
このようにこの実施例においては、保持回路13と、差
回路14によって検知器2から出力される信号の固定成
分を除去することにより前記信号中に含まれる90度ノ
イズ成分を除去し、第1平均化回路15、第2平均化回
路16によって予め決められた期間だけ差回路14から
出力される差信号の取り込みを禁止して前記差信号中に
含まれている同相ノイズを除去するようにしたので、三
角波励磁方式によってスラリー流体等の流量をも高い安
定度で、かつ高い精度で測定するとかできる。
第3図は本発明による電磁流量計の他の実施例を示すブ
ロック図である。なおこの図においては、第1図の各部
と対応する部分に同じ符号が付しである。
この図に示す電磁流量計が第1図に示す流量計と異なる
点は前記保持回路13に代えて保持回路13bを設ける
とともに、前記差回路14に代えて保持回路13bを設
けたことである。
保持回路13bは2つのコンデンサ40.41と、4つ
のスイッチ42〜45と、1つの演算増幅器46とを備
えており、前記クロック回路10からサンプリング指令
信号が供給される毎に、各コンデンサ40.41によっ
て差動増幅器12から出力されている検知信号を交互に
サンプリンクホールドさせて演算増幅器46から反転基
準検知信号を出力させこれを差回路14bに供給する。
前記スイッチ42は前記クロック回路10からサンプリ
ング指令信号が供給されていないとき、前記コンデンサ
40の一端を接地させ、前記サンプリング指令信号が供
給されているとき、前記コンデンサ40の前記一端を差
動増幅器12の出力端子に接続する。
また、スイッチ44は前記クロック回路1oがらサンプ
リング指令信号が供給されていないとき、前記コンデン
サ40の他端を演算増幅器46の非反転入力端子に接続
し、前記サンプリング指令信号が供給されているとき、
前記コンデンサ4oの前記他端を接地させる。
そして、これらスイッチ42.44の協調動作によって
前記前記クロック回路10からサンプリング指令信号が
供給されているとき、コンデンサ40によって前記差動
増幅器12から出力される検知信号を取り込ませてこれ
を保持させ、この後前記サンプリング指令信号か供給さ
れなくなったとき、前記コンデンサ40に保持されてい
る検知信号の極性を反転させて演算増幅器46の非反転
入力端子に供給させる。
また、前記スイッチ43は前記クロック回路10からサ
ンプリング指令信号が供給されていないとき、前記コン
デンサ41の前記一端を差動増幅器12の出力端子に接
続させ、前記サンプリング指令信号が供給されていると
き、前記コンデンサ41の一端を接地させる。
また、スイッチ45は前記クロック回路10からサンプ
リング指令信号が供給されていないとき、前記コンデン
サ41の前記一端を接地させ、前記サンプリング指令信
号が供給されているとき、前記コンデンサ41の他端を
演算増幅器46の非反転入力端子に接続させる。
そして、これらスイッチ43.45の協調動作によって
前記クロック回路10からサンプリング指令信号か供給
されていないとき、コンデンサ41によって前記差動増
幅器12から出力される検知信号を取り込ませてこれを
保持させ、この後前記サンプリング指令信号が供給され
たとき、前記コンデンサ41に保持されている検知信号
の極性を反転させて演算増幅器46の非反転入力端子に
供給させる。
演算増幅器46は反転入力端子と出力端子とが接続され
て電圧バッファを構成しており、前記各コンデンサ40
.41から反転された極性の検知信号が供給されている
とき、これを増幅率“1”で増幅して反転基準検知信号
を生成するとともに、これを差回路14bに供給する。
差回路14bは反転入力端子が接地された演算増幅器4
8と、前記保持回路13bから出力される反転基準検知
信号を前記演算増幅器48の非反転入力端子に導く入力
抵抗49と、前記差動増幅器12から出力される検知信
号を前記演算増幅器48の非反転入力端子に導く入力抵
抗50と、前記演算増幅器48の出力端子から出力され
る差信号を前記演算増幅器48の非反転入力端子に導く
帰還抵抗51とを備えており、前記保持回路13bから
出力される反転基準検知信号と前記差動増幅器12から
出力される検知信号とを加算して前記検知信号と前記反
転基準検知信号を反転した値との差を抽出するとともに
、この抽出結果を差信号として第1平均化回路15と、
第2平均化回路16とに供給する。
このように構成することにより、この実施例においては
、第1図に示す電磁流量計と同様に三角波励磁方式によ
ってスラリー流体の流量を高い安定度で、かつ高い精度
で測定するとかできるとともに、測定精度に影響する抵
抗器や演算増幅器の使用数を低減させることができ、こ
れによって高い精度の電磁流量計を安価に制作すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、三角波励磁方式に
よってスラリー流体の流量を高い安定度で、かつ高い精
度で測定するとかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電磁流量計の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図に示す電磁流量計の動作例を示
す波形図、第3図は本発明による電磁流量計の他の実施
例を示すブロック図、第4図は従来から提案されている
三角波励磁方式の電磁流量計の測定動作例を示す波形図
である。 1・・・流体(導電性流体) 2・・・検知器 3・・・変換器 4・・・測定管 5.6・・・励磁コイル 7.8・・・電極 11・・・励磁部(励磁回路) 13・・・変化分抽出部(保持回路) 14・・・変化分抽出部(差回路) 15・・・選択平均化部(第1平均化回路)16・・・
選択平均化部(第2平均化回路)17・・・流量信号生
成部(差動回路)代麩弁七三好秀和 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体を流す測定管と、この測定管の直径方向内面
    の対向する各面に設けられた電極と、前記測定管の軸方
    向と直交する磁束を測定管内部に発生させる励磁コイル
    とを備え、前記電極に発生する起電圧により流体流量を
    測定する電磁流量計において、 三角波状の励磁電流を発生して前記各励磁コイルを励磁
    する励磁部と、 前記各電極に発生する各起電圧に応じた信号に基づいて
    前記各起電圧の変化分を抽出する変化分抽出部と、 この変化分抽出部によって抽出された変化分の所定部分
    を切り出して平均化する選択平均化部と、この選択平均
    化部によって得られた平均化結果に基づいて前記測定管
    内を流れる前記流体の流量を示す流量信号を生成する流
    量信号生成部と、を備えたことを特徴とする電磁流量計
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102022115308B3 (de) 2022-06-20 2023-11-09 Krohne Ag Verfahren zum Bestimmen eines Durchflusses eines Mediums mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, Verfahren zum Betreiben einer Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, magnetisch-induktives Durchflussmessgerät und Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät

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DE102022115308B3 (de) 2022-06-20 2023-11-09 Krohne Ag Verfahren zum Bestimmen eines Durchflusses eines Mediums mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, Verfahren zum Betreiben einer Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät, magnetisch-induktives Durchflussmessgerät und Abfüllanlage mit einem magnetisch-induktiven Durchflussmessgerät

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