JPH0419503A - トロリー線の摩耗測定方法 - Google Patents
トロリー線の摩耗測定方法Info
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- JPH0419503A JPH0419503A JP4241690A JP4241690A JPH0419503A JP H0419503 A JPH0419503 A JP H0419503A JP 4241690 A JP4241690 A JP 4241690A JP 4241690 A JP4241690 A JP 4241690A JP H0419503 A JPH0419503 A JP H0419503A
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 2
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野1
本発明は、電気鉄道への電力供給用として、線路に沿っ
て架設されたトロリー線の摩耗量を測定するためのトロ
リー線の摩耗測定方法に関する。 【従来の技術] 電気鉄道における電力供給用トロリー線は、通常は断面
が円形の硬銅線で形成され、線路に沿って立てられた電
柱と、この電柱に支持された吊架線から垂れ下がったハ
ンガーによって懸垂支持されている。 そして、電車の
屋根上に設置されたパンタグラフの上部に取付けてあっ
て、通常はトロリー線に比べて軟質の銅板で形成された
摺板をトロリー線に接触させ、電車に所要の電力を供給
している。 この場合、摺板の全面が一様に摩耗するよ
うに、トロリー線は電車の進行方向に沿って所定の範囲
で蛇行(以下、偏位という)するように架設されている
。 また、電車の走行密度が高い区間では、所要の電力
を供給するために複数本のトロリー線を所定の間隔で平
行に架設することも行なわれている。 このようなトロリー線も、パンタグラフの摺板との間の
摩擦や火花放電によって摩耗或いは損傷を受け、放置す
ると断線することになる。 そして、トロリー線の断線
は、電車の運行が停止することによる電車利用者のみな
らず、社会的な損失や影響は極めて大きく、この対策は
ケーブル保守上の重要課題の一つとなっている。 上記重要課題に鑑みて、従来では画一的にトロリー線の
使用量を決めて該トロリー線の張替を行なうとか、特別
な測定車輛を走行させて年2回程度の摩耗測定を行なっ
ていた。 【発明が解決しようとする課題】 トロリー線の張替作業は、電車が運行されていない時間
帯を選び、或いは電車の運行を止めて、多数の作業員を
投入して行なうため、多大の費用が必要となる。 また
、トロリー線の使用量を決めて張替を行なうことは、使
用可能なトロリー線の破棄による経費の無駄使い、戚い
は危険な状態にあるトロリー線の放置による断線事故の
発生等、極めて不合理であフた。 更にまた、測定に当
って特別な測定車輛を使用することは、運行時間の調整
や夜間の特別運行等による人員の確保や運行経費の問題
があると共に、年2回程度の測定ではトロリー線の摩耗
を適確に把握することは困難であった。 一方、一般に行なわれている光ビーム走査による測定方
法をトロリー線の摩耗測定に適用しようとすると1次の
ような問題がある。 (1)ネオン管、 Arレーザ等の高出力レーザ光を光
源とすると、それ自体でかなり大型となり、営業車輛の
屋根上に簡単に搭載できない。 また、水冷や空冷等に
よる熱対策が厄介である。 (2)従来方式の光学系は車輛の垂直方向に長くなるた
め、営業車輛の屋根上に搭載できない。 (3)光源の長時間信頼性を確保できない。 したがって、これらの問題から測定装置を営業車輛の屋
根上に、クーラーのユニット程度の大きさで簡単に搭載
することは技術的及び経済的に極めて困難であった。 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは高さ方向の寸法が小さく、小型で営業車輛
の屋根上に搭載可能であるコンバク、トな測定装置を構
成できて、経済的にして高精度な測定ができるトロリー
線の摩耗測定方法を提供することにある。 r課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明の特徴とするトロー
リ線の摩耗測定方法は小型高出力のダイオードYAGレ
ーザによるレーザ光源から発せられる平行光線を集束し
て仮想光源とし、この仮想光源からの光ビームを光ビー
ムスプリッタの中心部において透過させた後、回転多面
鏡によって走査光束となし、この走査光束を長焦点距離
光学系を通過させることにより、許容範囲内に位置する
トロリー線の摺動面に垂直な光スポットを得て、該光ス
ポットが上記トローリ線の摺動面に当って反射した反射
光のうち、上記長焦点距離光学系を逆進して上記光ビー
ムスプリッタの中心部周囲で反射した光をフィルタを通
して検知することを特徴とするものである。
て架設されたトロリー線の摩耗量を測定するためのトロ
リー線の摩耗測定方法に関する。 【従来の技術] 電気鉄道における電力供給用トロリー線は、通常は断面
が円形の硬銅線で形成され、線路に沿って立てられた電
柱と、この電柱に支持された吊架線から垂れ下がったハ
ンガーによって懸垂支持されている。 そして、電車の
屋根上に設置されたパンタグラフの上部に取付けてあっ
て、通常はトロリー線に比べて軟質の銅板で形成された
摺板をトロリー線に接触させ、電車に所要の電力を供給
している。 この場合、摺板の全面が一様に摩耗するよ
うに、トロリー線は電車の進行方向に沿って所定の範囲
で蛇行(以下、偏位という)するように架設されている
。 また、電車の走行密度が高い区間では、所要の電力
を供給するために複数本のトロリー線を所定の間隔で平
行に架設することも行なわれている。 このようなトロリー線も、パンタグラフの摺板との間の
摩擦や火花放電によって摩耗或いは損傷を受け、放置す
ると断線することになる。 そして、トロリー線の断線
は、電車の運行が停止することによる電車利用者のみな
らず、社会的な損失や影響は極めて大きく、この対策は
ケーブル保守上の重要課題の一つとなっている。 上記重要課題に鑑みて、従来では画一的にトロリー線の
使用量を決めて該トロリー線の張替を行なうとか、特別
な測定車輛を走行させて年2回程度の摩耗測定を行なっ
ていた。 【発明が解決しようとする課題】 トロリー線の張替作業は、電車が運行されていない時間
帯を選び、或いは電車の運行を止めて、多数の作業員を
投入して行なうため、多大の費用が必要となる。 また
、トロリー線の使用量を決めて張替を行なうことは、使
用可能なトロリー線の破棄による経費の無駄使い、戚い
は危険な状態にあるトロリー線の放置による断線事故の
発生等、極めて不合理であフた。 更にまた、測定に当
って特別な測定車輛を使用することは、運行時間の調整
や夜間の特別運行等による人員の確保や運行経費の問題
があると共に、年2回程度の測定ではトロリー線の摩耗
を適確に把握することは困難であった。 一方、一般に行なわれている光ビーム走査による測定方
法をトロリー線の摩耗測定に適用しようとすると1次の
ような問題がある。 (1)ネオン管、 Arレーザ等の高出力レーザ光を光
源とすると、それ自体でかなり大型となり、営業車輛の
屋根上に簡単に搭載できない。 また、水冷や空冷等に
よる熱対策が厄介である。 (2)従来方式の光学系は車輛の垂直方向に長くなるた
め、営業車輛の屋根上に搭載できない。 (3)光源の長時間信頼性を確保できない。 したがって、これらの問題から測定装置を営業車輛の屋
根上に、クーラーのユニット程度の大きさで簡単に搭載
することは技術的及び経済的に極めて困難であった。 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは高さ方向の寸法が小さく、小型で営業車輛
の屋根上に搭載可能であるコンバク、トな測定装置を構
成できて、経済的にして高精度な測定ができるトロリー
線の摩耗測定方法を提供することにある。 r課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明の特徴とするトロー
リ線の摩耗測定方法は小型高出力のダイオードYAGレ
ーザによるレーザ光源から発せられる平行光線を集束し
て仮想光源とし、この仮想光源からの光ビームを光ビー
ムスプリッタの中心部において透過させた後、回転多面
鏡によって走査光束となし、この走査光束を長焦点距離
光学系を通過させることにより、許容範囲内に位置する
トロリー線の摺動面に垂直な光スポットを得て、該光ス
ポットが上記トローリ線の摺動面に当って反射した反射
光のうち、上記長焦点距離光学系を逆進して上記光ビー
ムスプリッタの中心部周囲で反射した光をフィルタを通
して検知することを特徴とするものである。
以下に1本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。 先ず本発明方法の実施に用いる測定装置について説明す
ると、1は小型高出力のダイオードYAGレーザを用い
たレーザ光源、2はレーザ光源1から発せられる平行光
線の光軸上に対して所定角度傾斜させて設けた第1の反
射鏡、3は第1の反射#I2の反射光軸と直交するよう
に設けてあって、その焦点距離に当る位置に仮想光源S
を形成する第1の集光レンズ、4は中央部に透過穴4a
を備え、この透過穴4aの中心が仮想光源Sによる光ビ
ームの光路と所定角度傾斜させて設けた光ビームスプリ
ッタ、5は後述するように被測定物体からの反射光束を
集束する第2の集光レンズ、6は回転面に光ビームスプ
リッタ4の透過穴4aを通過した光ビームが入射するよ
うに設けである回転多面鏡(走査tfL)である。 7
は回転多面鏡6の偏向点Pを焦点とする凹形の球面鏡ま
たは放物面鏡等からなる第2の反射鏡、8は第2の反射
鏡7による反射光を上方に反射する平面鏡である第3の
反射鏡、9は被測定物体であるトロリー線、1Oは後述
するようにトロリー線9からの反射光のみを通過させる
フィルタ、11はフィルタ1oを通して入射する光を受
光する受光素子である。 上記構成において、第2の集光レンズ5、回転多面鏡6
、第2及び第3の反射鏡7,8は長焦点距離光学系を形
成しており、この光学系を含む上記測定装置は、第4図
に符号12で総括的に図示されている。 そして、測定
装置12は第4図に示すように営業車輛13の屋根上に
設置され、その大きさは例えば営業車輛13の屋根上に
取付けであるクーラー14とほぼ同じか或いは小さいも
のであって、次のような測定動作を実行できる。 即ち、小型高出力のダイオードYAGレーザを用いたレ
ーザ光源1から発せられた平行光線は第1の反射鏡2に
よって反射され、その後第1の集光レンズ3により集光
されて仮想光源Sを形成する。 仮想光源Sからの光ビームは光ビームスプリッタ4の透
過穴4aと第2の集光レンズ5を通して回転多面鏡6に
入射される。 回転多面鏡6の回転によって仮想光源S
からの光ビームを所定範囲幅の走査光ビームとし、該走
査光ビームを第2の反射j!7に入射させる。 この第
2の反射[7は回転多面鏡6の反射面に対して該第2の
反射[7の焦点距離分だけ離間して配置されているため
、回転多面鏡6から第2の反射tIt7に入射した走査
光ビームは平行走査光ビームとして反射される。 第2の反射tR7から反射した平行走査光ビームは、第
3の反射鏡8によって反射され、トロリー線9の摺動面
9aに、その下方から垂直な光スポツト走査ビームとな
って投射される。 即ち、第2の反射鏡7は、回転多面
鏡6の偏向点Pを焦点とし、第2の集光レンズ5と共働
して仮想光源Sの像を垂直方向に振動するトロリー線9
の摺動面9aの振動中心に結像すると共に、偏向点Pに
達した走査光ビームが全て摺動面9aに対し光軸が平行
な光ビームとなって、摺動面9aに下方から垂直に投射
される。 トロリー線9の摺動面9aに投射された光ビームは該摺
動面9aによって反射され、帰還光束となる。 この帰
還光束は、第3の反射鏡8によって反射され、第2の反
射鏡7に入射される。 第2の反射鏡7に入射した帰還
光束は回転多面tItG上に集束される。 この集束さ
れた光ビームは、回転多面鏡6によって再び反射され、
第2の集光レンズ5に入射される。 第2の集光レンズ
5に入射した光ビームは集束されるが、光ビームスプリ
ッタ4によって偏光された後、フィルタ1oを通って受
光素子11に向けられる。 フィルタ10はレーザ光源
1から投光されてトロリー線9の摺動面9aから乱反射
して帰還する光ビームのみを通過させ、トロリー線9の
周辺から入射される自然光のような外乱光を遮断する。 そして、受光素子11は仮想光源Sと共役の位置に置
かれており、この受光素子11により得られる電気信号
は信号処理部(図示せず)により処理されて、最終的に
トロリー線の摩耗量が算出される。
する。 先ず本発明方法の実施に用いる測定装置について説明す
ると、1は小型高出力のダイオードYAGレーザを用い
たレーザ光源、2はレーザ光源1から発せられる平行光
線の光軸上に対して所定角度傾斜させて設けた第1の反
射鏡、3は第1の反射#I2の反射光軸と直交するよう
に設けてあって、その焦点距離に当る位置に仮想光源S
を形成する第1の集光レンズ、4は中央部に透過穴4a
を備え、この透過穴4aの中心が仮想光源Sによる光ビ
ームの光路と所定角度傾斜させて設けた光ビームスプリ
ッタ、5は後述するように被測定物体からの反射光束を
集束する第2の集光レンズ、6は回転面に光ビームスプ
リッタ4の透過穴4aを通過した光ビームが入射するよ
うに設けである回転多面鏡(走査tfL)である。 7
は回転多面鏡6の偏向点Pを焦点とする凹形の球面鏡ま
たは放物面鏡等からなる第2の反射鏡、8は第2の反射
鏡7による反射光を上方に反射する平面鏡である第3の
反射鏡、9は被測定物体であるトロリー線、1Oは後述
するようにトロリー線9からの反射光のみを通過させる
フィルタ、11はフィルタ1oを通して入射する光を受
光する受光素子である。 上記構成において、第2の集光レンズ5、回転多面鏡6
、第2及び第3の反射鏡7,8は長焦点距離光学系を形
成しており、この光学系を含む上記測定装置は、第4図
に符号12で総括的に図示されている。 そして、測定
装置12は第4図に示すように営業車輛13の屋根上に
設置され、その大きさは例えば営業車輛13の屋根上に
取付けであるクーラー14とほぼ同じか或いは小さいも
のであって、次のような測定動作を実行できる。 即ち、小型高出力のダイオードYAGレーザを用いたレ
ーザ光源1から発せられた平行光線は第1の反射鏡2に
よって反射され、その後第1の集光レンズ3により集光
されて仮想光源Sを形成する。 仮想光源Sからの光ビームは光ビームスプリッタ4の透
過穴4aと第2の集光レンズ5を通して回転多面鏡6に
入射される。 回転多面鏡6の回転によって仮想光源S
からの光ビームを所定範囲幅の走査光ビームとし、該走
査光ビームを第2の反射j!7に入射させる。 この第
2の反射[7は回転多面鏡6の反射面に対して該第2の
反射[7の焦点距離分だけ離間して配置されているため
、回転多面鏡6から第2の反射tIt7に入射した走査
光ビームは平行走査光ビームとして反射される。 第2の反射tR7から反射した平行走査光ビームは、第
3の反射鏡8によって反射され、トロリー線9の摺動面
9aに、その下方から垂直な光スポツト走査ビームとな
って投射される。 即ち、第2の反射鏡7は、回転多面
鏡6の偏向点Pを焦点とし、第2の集光レンズ5と共働
して仮想光源Sの像を垂直方向に振動するトロリー線9
の摺動面9aの振動中心に結像すると共に、偏向点Pに
達した走査光ビームが全て摺動面9aに対し光軸が平行
な光ビームとなって、摺動面9aに下方から垂直に投射
される。 トロリー線9の摺動面9aに投射された光ビームは該摺
動面9aによって反射され、帰還光束となる。 この帰
還光束は、第3の反射鏡8によって反射され、第2の反
射鏡7に入射される。 第2の反射鏡7に入射した帰還
光束は回転多面tItG上に集束される。 この集束さ
れた光ビームは、回転多面鏡6によって再び反射され、
第2の集光レンズ5に入射される。 第2の集光レンズ
5に入射した光ビームは集束されるが、光ビームスプリ
ッタ4によって偏光された後、フィルタ1oを通って受
光素子11に向けられる。 フィルタ10はレーザ光源
1から投光されてトロリー線9の摺動面9aから乱反射
して帰還する光ビームのみを通過させ、トロリー線9の
周辺から入射される自然光のような外乱光を遮断する。 そして、受光素子11は仮想光源Sと共役の位置に置
かれており、この受光素子11により得られる電気信号
は信号処理部(図示せず)により処理されて、最終的に
トロリー線の摩耗量が算出される。
本発明は上記の如くであって、レーザ光源として小型高
出力のダイオードYAGレーザを用い、その平行光線を
集束して仮想光源とすると共に、該仮想光源からの光ビ
ームを走査光束となし、この走査光束を長焦点距離光学
系を通してトロリー線の摺動面に投射すると共に、トロ
リー線からの反射光を上記長焦点距離光学系を通して光
ビームスプリッタにより偏光させ、その帰還する光ビー
ムをフィルタを通して受光素子で検知するようにしたか
ら、本発明方法の実施に用いられる測定装置は高さ方向
の寸法が小さくコンパクト化できて、従来では考えられ
なかった営業車輛の屋根上に簡単に搭載してトロリー線
の摩耗を随時測定することが可能となるものであって、
経済的にも極めて有利に測定できることは勿論のこと、
トロリー線摩耗による事故防止の面でも有効である・
出力のダイオードYAGレーザを用い、その平行光線を
集束して仮想光源とすると共に、該仮想光源からの光ビ
ームを走査光束となし、この走査光束を長焦点距離光学
系を通してトロリー線の摺動面に投射すると共に、トロ
リー線からの反射光を上記長焦点距離光学系を通して光
ビームスプリッタにより偏光させ、その帰還する光ビー
ムをフィルタを通して受光素子で検知するようにしたか
ら、本発明方法の実施に用いられる測定装置は高さ方向
の寸法が小さくコンパクト化できて、従来では考えられ
なかった営業車輛の屋根上に簡単に搭載してトロリー線
の摩耗を随時測定することが可能となるものであって、
経済的にも極めて有利に測定できることは勿論のこと、
トロリー線摩耗による事故防止の面でも有効である・
第1図は本発明方法の実施に用いる測定装置の構成を示
す斜視図で測定状態を示す図、第2図は第1図の装置を
上方から見た平面図、第3図は同上要部の側面図、第4
図は本発明方法の実施に用いる測定装置を営業車輛の屋
根上に設けた状態の側面図である。 図中、1はレーザ光源、2は第1の反射鏡、3は第1の
集光レンズ、4は光ビームスプリッタ、5は第2の集光
レンズ、6は走査鏡である回転多面鏡、7は第2の反射
鏡、8は第3の反射鏡、9はトロリー線、9aは摺動面
、10はフィルタ、11は受光素子である。
す斜視図で測定状態を示す図、第2図は第1図の装置を
上方から見た平面図、第3図は同上要部の側面図、第4
図は本発明方法の実施に用いる測定装置を営業車輛の屋
根上に設けた状態の側面図である。 図中、1はレーザ光源、2は第1の反射鏡、3は第1の
集光レンズ、4は光ビームスプリッタ、5は第2の集光
レンズ、6は走査鏡である回転多面鏡、7は第2の反射
鏡、8は第3の反射鏡、9はトロリー線、9aは摺動面
、10はフィルタ、11は受光素子である。
Claims (1)
- 小型高出力のダイオードYAGレーザによるレーザ光源
から発せられる平行光線を集束して仮想光源とし、この
仮想光源からの光ビームを光ビームスプリッタの中心部
において透過させた後、回転多面鏡によって走査光束と
なし、この走査光束を長焦点距離光学系を通過させるこ
とにより、許容範囲内に位置するトロリー線の摺動面に
垂直な光スポットを得て、該光スポットが上記トローリ
線の摺動面に当って反射した反射光のうち、上記長焦点
距離光学系を逆進して上記光ビームスプリッタの中心部
周囲で反射した光をフィルタを通して検知することを特
徴とするトロリー線の摩耗測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241690A JPH0419503A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | トロリー線の摩耗測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241690A JPH0419503A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | トロリー線の摩耗測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419503A true JPH0419503A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=12635465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4241690A Pending JPH0419503A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | トロリー線の摩耗測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419503A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6778284B2 (en) * | 2000-07-18 | 2004-08-17 | Tecnogamma, S.P.A. | Apparatus for measuring the characteristic parameters of an overhead railway or traming line |
JP2007024683A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Hitachi High-Technologies Corp | トロリ線摩耗量測定光学系およびトロリ線摩耗量測定装置 |
JP2017223443A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 3次元レーザー測定装置 |
CN115854887A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-03-28 | 四川思创博睿工业设计有限公司 | 一种距离测量机构及方法 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5242747A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Japanese National Railways<Jnr> | Device for measuring the abrasion wear of a trolley line |
JPS54138205A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Japanese National Railways<Jnr> | Trolley wire deviation measuring device |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP4241690A patent/JPH0419503A/ja active Pending
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