JPH04193853A - 置換アセトアミド化合物の製造法 - Google Patents

置換アセトアミド化合物の製造法

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JPH04193853A
JPH04193853A JP2324396A JP32439690A JPH04193853A JP H04193853 A JPH04193853 A JP H04193853A JP 2324396 A JP2324396 A JP 2324396A JP 32439690 A JP32439690 A JP 32439690A JP H04193853 A JPH04193853 A JP H04193853A
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JP
Japan
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ester
compound
amino
alkyl group
reaction
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Pending
Application number
JP2324396A
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English (en)
Inventor
Yoichi Shiokawa
塩川 洋一
Kazuhisa Okumura
奥村 和央
Kazuhiko Goku
獄 一彦
Kazunori Tsubaki
一典 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は置換アセトアミド化合物の製造法に関する。
さらに詳しくは、この発明は抗フリン活性を有し、神経
性頻尿、夜尿症、神経因性膀胱、不安定膀胱、膀胱痙縮
、慢性膀胱炎、慢性前立腺炎などの疾患における頻尿症
、尿失禁などの排尿障害の治療に有効な置換アセトアミ
ド化合物の新規製造法に関する。
(課題を解決するための手段) この発明の製造法は、−・般式: (II) (式中、R1はアリール基またはシクロ(低級)アルキ
ル基、 R2はアリール基、 R3は低級アルキル基、ヒドロキシ(低級)アルキル基
、カルボキシ(低級)アルキル基、保護されたカルボキ
シ(低級)アルキル基、シクロ(低級)アルキル基また
は適当な置換基を有していても良いアル(低級)アルキ
ル基、 R4はアミン保護基、および Aは低級アルキニレン基をそれぞれ意味する。)で示さ
れる化合物またはその塩類をアミン保護基の脱離反応に
付して、一般式・ (式中、R’、R2、R3およびAはそれぞれ前と同じ
意味) て示される化合物またはその塩類を得ることからなる。
目的化合物(j)および出発物質(U)の適当な塩類と
しては、医薬」二許容される塩類、特に慣用される非毒
性塩が含まれ、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水
素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸塩、マレイン酸塩、
酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩
等の有機酸塩、アルギニン塩、アスパラギン酸塩、グル
タミン酸塩等のアミノ酸との塩等が挙げられる。
この明細書の以上および以下の記載において、この発明
の範囲内に包含される種々の定義の好適な例および説明
を以下詳細に説明する。
低級の語は、特にことわらない限り、1ないし6個の炭
素原子を宵する基を含むものとして用いる。
好適な「アリール基」としては、フェニル基、ナフチル
基、ペンタレニル基、インデニル基等が挙げられる。
好適な「低級アルキル基1としては、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、第三級ブチル、ペン
チル、へ+ンル等のような直鎖アルキル基または分枝鎖
アルキル基が挙げられるが、その中で好ましいものは(
01〜C4)アルキル基であり、その中でもっとも好ま
しいものはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
およびナフチル基である。
好適な「シクロ(低級)アルキル基」としては、シクロ
プロピル、シクロブチル、/クロペンチル、シクロヘキ
シル等の飽和環状炭化水素基等が挙げられる。
好適な[ヒドロキシ(低級)アルキル基」としては、例
えばヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシ
プロピル、ヒドロキシ−1−メチルエチル、ヒドロキシ
ブチル、ヒドロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル等の
ヒドロキン基を有する直鎖もしくは分枝状の低級アルキ
ル基が挙げられる。
好適な「カルボキン(低級)アルキル基」としては、例
えばカルボキシメチル1、カルボキンエチル、カルボキ
シプロピル、カルボキン−1−メチルエチル、カルボキ
ンブチル、カルボキンペンチル、カルボキシヘキシル等
のカルホキジノλを有する直鎖もしくは分枝状の低級ア
ルキル基が挙げられる。
「保護されたカルボキシ(低級)アルキル基」の好適な
U保護されたカルボキシ基Jとしては、エステル化され
たカルボキシ基が挙げられ、そのエステル化されたカル
ボキシ基のエステル部分の具体例としては、適当な置換
基を有していてもよい例えばメチルエステル、エチルエ
ステル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブ
チルエステル、イソブチルエステル、第三級ブチルエス
テル、ペンチルエステル、第三級ペンチルエステル、ヘ
キシルエステル、1−シクロブロピルエステル等の低級
アルキルエステル、その例として、例えばアセトキシメ
チルエステル、プロピオニルオキシメチルエステル、プ
チリルオキンメチルエステル、イソブチリルオキシメチ
ルエステル、バレリルオキシメチルエステル、ピバロイ
ルオキシメチルエステル、l−アセトキンエチルエステ
ル、] −プロピオニルオキンエチルエステル、2 ブ
ロビオニルオキンエチルエステル、ヘキサノイルオキシ
メチルエステル等の低級アルカノイルAキン(低級)ア
ルキルエステル、例えば2 メシルエチルエステル等の
低級アルカンスルホニル(低級)アルキルエステル、ま
たは例えば2−ヨードエチルエステル、2,2.2−)
リクロロエチルエステル等のモノ(もしくはジもしくは
トリ)ハロ(低級)アルキルエステル、;例えばビニル
エステル、アリルエステル等の低級アルケニルエステル
;例えばエチニルエステル、プロピニルエステル等の低
級アルキニルエステル、例えばベンジルエステル、4〜
メトキシベンジルエステル、4−ニトロベンジルエステ
ル、フェネチルエステル、トリチルエステル、ベンズヒ
ドリルエステル、ビス(3−メトキンフェニル)メチル
エステル、3゜4−ジメトキンベンジルエステル、4−
ヒドロキン−3,5−ジ第三級ブチルベンジルエステル
等の適当な置換ノi(を有していてもよいアル(低級)
アルキルエステル;例えばフコニルエステル、4−クロ
ロフェニルエステル、トリルエステル、4−1三級ブチ
ルフェニルエステル、キンリルエステル、メシチルエス
テル、クメニルエステル等の適当な置換基を有していて
もよいアリールエステル等のようなものが挙げられる。
好適な「アル(低級)アルキル基」としては、ベンジル
、フェネチル、ヘンス゛ヒドリル、トリチルのようなモ
ノ(またはジ、またはトす)フェニル(低級)アルキル
基等が挙げられ、とりわけベンジル基が好ましい。そし
てこれらの基は、例えばメトキン等の低級アルコキシ、
!:(、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、第三級ブチル、ペンチル、ヘキシル等の低級アル
キル基のような適当な置換基を宵していてもよい。
好適な「アミノ保護基−1としては、例えばベンジル、
フェネチル等のフェニル(低級)アルキル、例えばベン
ズヒドリル等のジフェニル(低級)アルキル、例えばト
リチル等のトリフェニル(低級)アルキルなどのような
アル(低級)アルキルノ1(か挙げられ、そしてこれら
の基は、例えばメトキシ、エトキン、プロポキン、第三
級ブトキン、ペンチルオキ/、ヘキシルオキン等の低級
アルコキシのような置換基を有していてもよ(、それら
のなかで好ましいものは低級アルコキンで置換されたフ
ェニル(低級)アルキル基であり、それらのなかでさら
に好ましいものは、(C1〜C4)アルコキシで置換さ
れたフェニル(C,〜C4)アルキル基であり、そして
最も好ましいものは4−メトキシベンジルである。また
、例えば2−クロロアセチル、2−クロロプロピオニル
、2−クロロヘキサノイル、2−フルオロアセチル等の
2−ハロ(低級)アルカノイル基が挙げられ、それらの
中で好ましいものは、2−クロロアセチルである。
好aな「低級アルキニレン基jとしては、エチニレン基
、1  にl−タは2)−プロビニレン基、1(または
2または3)−ブチニレン基、1−メチル−2−プロビ
ニレン基、1 (または2または3または4)−ベンチ
ニレン基、1 (または2または3または4または5)
−ヘキンニレン)1(′″、9か2Yげられるが、それ
らの中で好ましいものとしては、(C,〜C4)アルキ
ニレンフ1(か挙げられる。
この発明の目的化合物(1)の製造法を以ド詳細に説明
する。
製造法 目的化合物(1)またはその塩類は、化合物(II)ま
たその塩類をアミノ保護基の脱離反応に付すことにより
製造することができる。
この反応は加水分解、ハロギ酸エステルとの反応なとの
慣用の方法に従って行われる。
加水分解は塩基、または酸(ルイス酸も含む)の存在F
に行うのが好ましい。好適な塩基とし−Cは、例えばナ
トリウム、カリウド等のアルカリ金属、例えばマグ不ン
ウム、カルンウム等のアルカリ土類金属またはそれらの
水酸化物または炭酸塩または炭酸水素塩、例えばトリメ
チルアミン、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン
、ピコリン、]、]5−ジアザビシクロ/1.3.O]
 ノネン−5,1,4−ジアザビンクロ[2,221オ
クタン、1.8−ジアザビ/りo [5,4,Oiタウ
ンセン−7等のような無機塩基および有機塩基が挙げら
れる。
好適な酸としては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、
トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸および例
えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、塩化水素、臭化水素等
の無機酸が挙げられる。
例えばトリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等のトリハロ
酢酸等のようなルイス酸を使用する脱離は、例えばアニ
ソール、フェノール等の陽イオン捕捉剤の存在Fに行う
のが好ましい。
反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、塩化メチレン、テトラヒドロフランのような
溶媒中またはそれらの混合物中で行われるが、反応に悪
影響を及ぼさない溶媒であればその他いかなる溶媒中で
も反応を行うことができる。液状の塩基または酸も溶媒
として使用することができる。
反応温度は特に限定されないが、通常は冷却下ないし加
温下に反応が行′われる。
II ハロギ酸エステルとの反応に用いられる「ハロギ酸エス
テルIの適当な例としては、クロロギ酸メチル、クロロ
ギ酸エチル、クロロギ酸1−クロミニチル、りOOギ酸
p−二I−ロフェニルなどが挙げられる。
反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、アセトニトリル、塩化メチレンのような溶媒
中で行われるが、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であれ
ばその他いかなる溶媒中でも反応を行うことができる。
反応温度は特に限定されないが、通常は加温下ないし加
熱下に反応が行われる。
アミン保護基が、2−ハロ(低級)アルカノイル基であ
る場合には、チオ尿素の存在下に加熱することにより脱
離反応を行うことができる。
出発原料下記製造法(II)の製造法は例えば後、記の
製造例を参照すればよい。
(発明の効果) この発明の製造法によれば、高収率で目的化合物(1)
が得られ、工業的製法としても適する。
放射性同位元素て標識された化合物を作るのに適する。
以ド、製造例および実施例に従ってこの発明を説明する
製造例I N−(2−プロピニル)−2−ヒドロキシ−2+2−ジ
フェニルアセトアミド(4,0g) 、N−エチル−4
−メトキンペンシルアミン(2,74g)、塩化第一銅
(0,02g)およびバラホルムアルデヒド(o54g
)の1,4−ジオキサン(20ml)中温合物を30分
間還流した後、冷却する。混合物を酢酸エチルで希釈し
、水および食塩水で洗浄し一1硫酸すl−IJウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を留去する。
残留物をンリカゲルを使用するカラ11クロマトグラフ
イーに付し、クロロホルムとメタノールとの混液で溶出
し、N−[4−(N−エチル−4−メトキシヘンシルア
ミン)−2−ブチニル:1−2−ヒドロキン−2,2−
ジフェニルアセトアミド(7,62g)を得る。
IR(エート)   :  34]0.  1670 
 cm−’NMR(CDC1,、δ)  :  1.0
8  (311,t、J=7.2Hz)、  2.52
  (211、Q、 J=7.211y、 )、 3.
27  (211,t、 」1.911Z)、  3.
50(2+1.S)、  :(。79  (311,s
)、  4.13  (211,+1. t、 J=5
4117、  およ(J  1.9117.)、  6
.66  (IIl、brt、J=5.4+lz)、 
 6.84  (211,d、J=8.611z)、 
 7.22(211,d、J−8,6117,)、  
7.27−7.55  (1011,m)製造−例2 N−(2−プロピニル)フタールイミド(817g)、
N−エチル−4−メトキンベンジルアミン(8,ozg
)、塩化第一・銅(0,OIg)およびノぐう7トルム
アルデヒド(1,59g )の1,4−ジオキサン(3
2mff)中温合物を30分間還流し、不溶物質を〜別
する。冷却後、減圧下に溶媒を留去し、酢酸エチルで粉
砕し、N−[4−(N−エチル−4−メトキンヘンシル
アミノ)−2−ブチニル]フタールイミド(9,87g
)を得る。更に〜液の溶媒を減圧下に留去し、ジイソプ
ロピルエーテルで粉砕し、同じ化合物(4,14g)を
得る。
mp : 83℃ IR(メジフール)  :  1770. 1720 
 cm 1NMR(CI)C1,l、6)  ニー 1
.06  (311,t、J=7.2tlz)、  2
.54(211,q、 J二’7’、 2117. )
、 327  (211,s)、  3.52  (2
11,s)。
3.78  (311,s)、  4.50  (21
1,s)、  6.81(211,d。
J=8.511Z)、  7.22  (211,d、
J=8.511z)、  7.66−7、旧(211,
m)、 7.81−7.98 (211,m)製造例3 、N−r4−’(N−エチル−4−メトキンベンジルア
ミノ)−2−ブチニル1フタールイミド(1345g)
およびヒドラジン・1水和物(4,IOg)のエタノー
ル(65mff)中温合物を30分間還流し、水浴で1
5分間冷却する。生じた不溶物質を濾別し、減圧下に溶
媒を留去する。残留物を減圧蒸留によすHJ ”Aし、
4−(N−エチル−4−メトキンベンジルアミノ)−2
−ブチニルアミン(7,43g)を得る。
bp 174176℃/6mml1g IR(ニー))   :  3360.  3290 
 C1M−’NMR(CDCl2.6) : 1.10
 (311,t、J =7.211z)、  1..5
0(211,brs)、  2.57  (211,q
、J=7.211z)、3.30  (211゜L、J
=2.0I47.)、  3.48 (211,t、J
=2.01lz)、  3.55(211,s)、  
3.80  (311,s)、  6.85  (21
1,d、J=8.711z)7、26  (211,d
、 J=8.7l−IZ)製草−例4 ベンジル酸(1,43g)および1.1−カルボニルジ
イミダゾール(1,12g)の無水塩化メチレン(8,
5m&)中温合物を室温で15時間撹拌する。次に4−
(N−エチル−4−メトキンベンジルアミノ)−2−ブ
チニルアミン(]、54g)を加え更に1時間撹拌する
。混合物を水(20mg)で3回および食塩水(]Om
ff)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に
溶媒を留去する。残留物をシリカゲルを使用するカラム
クロマトグラフィーに付し、クロロホルムとメタノール
との混液で溶出し、N−[,4−(N−エチル−4−メ
トキシベンジルアミノ)−2−ブチニル]−2−ヒドロ
キシ−2゜2−ジフェニルアセトアミド(2,39g)
を得る。
本化合物の物性値は、製造例1のものと−・致した。
製菟イ41−員 ベンジル酸(1,5g)の無水塩化メチレン(7,5m
1)溶液に、五塩化燐(2,19g)を刊O℃〜〜8°
Cで4回に分は加える。1時間撹拌後、水(30mg)
を加える。分取した(H8層を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液でδL浄し、得られた)112−クロロ−2゜2
−ジフェニルアセチルクロリドの地代メチレンm 液ヲ
4   (N−エチル−4−メトキンベンジルアミノ〉
−2−ブチニルアミン(]、998gおよびトリエチル
アミン(]’、83mp)の無水塩化メチレン(20m
g)溶液に一5°Cて滴下する。2時間撹拌後、溶液を
水(75mg)で2回および食塩水(7,5m1)で洗
浄し、減圧下に溶媒を留去し、N−[4’−(N−エチ
ル−4−メトキシベンジルアミノ’I −2−ブチニル
1=2−クロロ−2,2−ジフェニルアセトアミドの粗
生成物を得る。この粗生成物のジオキサン(8mff 
)溶液に、IN塩酸(8’ ml! )を加え、80°
Cで80分間加熱する。冷却後、IN水酸化ナトリウム
溶液(15mg)および食塩(4g)を混合物に加え、
分取した油状物を酢酸エチルで抽出する。抽出液を硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。残留物
をシリカゲルを使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホル】7− ムとメタノールとの混液で溶出し、N−r4− (N−
エチル−4−メトキンヘンシルアミノ)−2−ブチニル
]−2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルアセトアミド
(1,88g)を得る。本化合物の物性値は、製造例1
のものと−・致した。
製造−例6 N−[、/I−(N−エチル−4−メトキンベン/ルア
ミノ)−2−ブチニル] −2−ヒドロキン−2,2−
ジフェニルアセトアミド(0,211g)および2−ク
ロロアセチルクロリド(0,08m1! )の塩化メチ
レン(6m(1)中温合物を1時間還流する。冷却後、
減圧下に溶媒を留去する。残留物をシリカゲルを使用す
るカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムとメ
タノールとの混液で溶出し、N−[4−(N−エチル−
2−クロロアセチルアミノ)−2−ブチニル〕−2−ヒ
ドロキン−2,2−ジフェニルアセトアミド(025g
)を得る。この化合物を精製することなく次の反応に用
いる。
実施例I N−[/1−(N−エチル−4−メトキンベンジルアミ
ノ)−2−ブチニルl−2−ヒドロキン−2,2−ジン
ェニルアセ!・′rミド(+、0g)および1−クロロ
エチルクロロホルメートの塩化メチレン(14ml)中
温合物を1時間還流する。冷却後、溶媒を減圧下に留去
し、メタノール(10m11りを加える。この溶液を2
0分間還流し、冷却する。溶媒を減圧下に留去し、残留
物を希塩酸でpト11に調整する。溶液をジイソプロピ
ルエーテルで洗浄し、水酸化ナトリウム溶液でアルカリ
性にし、酢酸エチルで抽出する。抽出液を食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、
ジイソプロピルエーテルで粉砕して、N  (7−エチ
ルアミノ−2−ブチニル)−2−ヒドロキン−2,2−
シフJニルアセトアミド(0,57g)を得る。
mp: 134−135℃ IR(メジ3−ル)  :  3375. 3275.
 1665  am−’NMR(CDC1,I、δ)・
1.08 (3+1. t、 J=7゜IHz )、 
’2.65(211; Q、 J=7.111Z)、 
 3.36 (2+1. t、 J=2.01lz )
4.10(211,di、J=2.OHz  bよIJ
5.311Z )、  6.73  (III。
brt、J=5.3Hz)、  7.23−7.60 
 (1011,m)実施例2 N−[/I−(N−エチル−2−クロロアセチルアミノ
)−2−ブチニル]−2−ヒドロキン−2゜2−ジフヱ
ニルアセトアミド(0,25g)およびチオ尿素(0,
05g )のエタノール(2mp)中温合物を25分間
還流する。冷却後、溶媒を減圧下に留去し、水(2ml
)を加える。混合物を30分間還流し、溶液を希塩酸で
酸性にする。溶液を酢酸エチルで洗浄し、pH12に調
整する。酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去する。残留
物を酢酸エチルて粉砕ビて、N−(4−エチルアミノ−
2−ブチニル)−2−ヒドロキン−2,2−シフ、ニル
アセトアミド(0,07g)を得る。本化合物の物性値
は、実施例1のものと一致した。
以下実施例1と同様にして、実施例3〜13の化合物を
得る。
実施例3 N−(4−メチルアミノ−2−ブチニル)−2一シクロ
へキンルー2−ヒトo+ンー2−7、−ニルアセトアミ
ド IR(CIICI3)  :  3400. 1660
  cm”NMR(CDCl2.δ)  :  0.6
7−2.23  (+211. m)、  2.23−
2.60  (III、m)、  2.67  (31
1,1,)、  3.23−3.37  (211゜m
)、  3.83−4. lo(211,ml  6.
60−7.00  (III、 m)。
7、10−7.50  (311,m)、  7゜50
−7.67  (211,m)Mass : 315.
313.189実廊例−4 N−(4−エチルアミノ−2−ブチニル)−2=シクロ
へキシル−2−ヒドロキン−2−フェニルアセトアミド IR(Ml):  3400. 1650  am−’
NλIR(CDCl2.δ)  :  1.13  (
all、 t、 J−6H2)+  o、 80−2.
70  (+311.m)、  2.67  (2)1
.q、に6Hz)、  3.34−3、47  (2H
,m)、  3.84−4.08  (211,m)、
  6.57−6.97  (III、ブ叶ド m)、
  7.16−7.45  (3H,m)。
7、45−4.78 (211,m) Mass : 328.327.189実施例5 2l− N−(4−ブチルアミノ−2−ブチニル)−2−シクロ
へキシル−2−ヒドロキシ−2−フェニルアセトアミド IR(in)  :  3400. 1600  cm
−’NMR(CDCl2.δ)  :  0.70−2
.00  (1811,m)、  2.17−2、84
  (311,m)、  3.30−3.46  (2
11,m)、  3.87−4、II  (21L m
)、  6.60−6.94  (fil、ブ【1−ド
 m)。
7.17−4.44 (3H,m)、 7.44−7.
70 (211,m)Mass  :  357. 3
13. 189に廊1−β− N−(4−t〜ブチルアミノ−2−ブチニル)−2−シ
クロへキシル−2−ヒドロキン−2−フェニルアセトア
ミド IR(COCl2)  :  3400. 1650 
 am−’NMR(CDCl2.δ)  :  0.8
2−2.00  (1011,m)、  1.10(9
11,s)、  2.14−2.95  (211,m
)、  3.27−3.39(211,m)、  3.
86−4.04  (2H,m)、  6.57−6、
96(III、 m)、 7.16−7、43 (31
1,m)、 7.47−7、67(211,m) 害鞭例γ N−(/l−シクロヘキシルアミノ−2−ブチニル)−
2−シクロへキンルー2−ヒドロキン−2−フェニルア
セトアミド IR(CIICl、I)  :  3400. 160
0  cm”NMR(CDCI、、、δ)  :  0
.63−2.10  (2111,ml  2.21−
3、04  (311,m)、  3.35−3.46
  (211,m)、  3.86−4.07  (2
11,m)、  6.63−6.99  (III、ブ
【l−F m)。
7、17−7、46  (311,m)、  7.46
−7、73  (211,m)Mass : 3g3.
382.189実−流刑−8 N−[/I−(2−ヒドロキンエチル)アミノ−2−フ
チニル)−2−シクロヘキンルー2−ヒドロキン−2−
フェニルアセトアミド IR(CIICl3) : 3400.1650 cm
−’)IMR(CDCI、、δ) : D、 72−2
.65 (1411,m)、 2.72−2、88 (
2H,m)、 3.35−3.47 (211,m)、
 3.56−3、74 (2H,m)、 3.89−4
.09 (211,m)、 6.75−7.06  (
ill、ブトド m)、  7.19−7.49  (
311,m)。
7.49−1.72 (2+1. m)Ma!、s :
 345.189 実施例9 N−1/l−(エトキ/カルホニルメチル)アミノ−2
−ブチニル)−2−シクロへキンルー2−ヒドロキン−
2−フェニルアセトアミドIR(ii) : 3380
. 1730. 1660 cm′NMR(CDCI3
.δ) : 0.7]−]、 93 (till、 m
)、  1.26(311,t、 J= 6Hz )、
  2.23−2.84 (211,m)、 3.33
−3、5] (411,m)、  3.87−4.07
 (211,m)、 4.16(211,q、、L6)
IZ)、  6.60−6.98  (IH,ブロード
 m)。
7、20−4.47 (3H,m)、  7.49−7
.75 (211,m)klass : 387.38
6. 34L  313. 189実施−例jQ N−[4−+2−(3,4−−ジメトキシフJ、ニル)
エチルアミノ1−2−ブチニル]−2−シクロへキンル
ー2−ヒドロキシ−2−フェニルアセトアミド IR(1B)  :  3420. 1660  cm
−’NMR(CDCI3.δ)  :  0.79−2
.OO(+211.m)、  2.13−2.44(I
II、m)、  2.54−2.95  (411,m
)、  3.26−3、42  (211,m)、  
3.77  (611,s)、  3.77−4.03
(211,m)、  6.63−7.01  (411
,m)、  7.19−7.50(311,m)、  
7.57−7、81  (211,m)Mass  :
  l165. 313. 189実施例11 N−(/I−メチルアミノ−2−ブチニル)−2−ヒド
ロキン−2,2−シフ、ニルアセトアミドIR(C1i
ck、、) : 3400. 3300. 1660 
cm−’NMR(CDCI3.δ) : 2.20−2
.74 (211,m)、 2.32(3H,s)、 
 3.24−3.41 (211,m)、  3.98
−4.20(211,m)、  6.64−7.02 
(ill、 m)、  7.23−7.6](Jolt
、m) ltass : 307. 261. 183実−施−
例、1a N−(,1I−−プロピルアミン−2−ブチニル)−2
−ヒドロキン−2,2−ジフェニルアセトアミド mp: 135−136℃ IR(ヌジコール)  :  3370. 3280.
 1660  cm−’NMR(CDCI9.J)  
:  0.91  (311,t、J=7.31k)、
  ll17(211,qt、J=7.3H2およ6 
7.l1lz )、   ]、]07−2.1(I I
I 、ブu−F  m)、  2.56  (211,
t、J=7.l1lZ)、  3.36(211,t、
 J−2,01lZ)、  4. II  (211,
di、 J=5.311zJ)よIJ  2.0llz
 )、  6.76  (III、ブ1トド t。
J−5,311z)、  7.19−7.53  (1
011,m)ltass  :  336. 335 
 (M−1)、  289. 26]、  183実施
例13 N−(/I−シクロプロピルアミ7−2−ブチニル)−
2−ヒドロキン−2,2−シフ、ニルアセトアミド IR(CIICl3)  :  3400. 3050
. 3000.  ]660゜160Octh−’ NMR(CDCI、、、δ)  :  0.29−0.
55  (411,m)、  1.45−2.15(1
11、ブn−ド s)、  2.19−2.37  (
III、m)、  3.41(211,t、 J:2.
0tlz )、  4. II  (211,dL、 
15.3+17および 2.01lz )、   6.
68  (III、ブ【1−ド L。
J−5,3117,)、  7.21−7.55  (
]O1l、 m)Mass  :  334. 333
  (Ml)、  26L  217. 183出願人
  藤/R:Jに品T業株式会社代理人 弁理士 西 
川 俊 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はアリール基またはシクロ(低級)アル
    キル基、 R^2はアリール基、 R^3は低級アルキル基、ヒドロキシ(低級)アルキル
    基、カルボキシ(低級)アルキル基、保護されたカルボ
    キシ(低級)アルキル基、シクロ(低級)アルキル基ま
    たは適当な置換基を有していても良いアル(低級)アル
    キル基、 R^4はアミノ保護基、および Aは低級アルキニレン基をそれぞれ意味する)で示され
    る化合物またはその塩類をアミノ保護基の脱離反応に付
    して、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^3およびAはそれぞれ前
    と同じ意味) で示される化合物またはその塩類を得ることを特徴とす
    る置換アセトアミド化合物の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008530033A (ja) * 2005-02-09 2008-08-07 ニューロメッド ファーマシューティカルズ リミテッド ジアミンカルシウムチャネルブロッカー
JP2008303216A (ja) * 1996-07-22 2008-12-18 F Hoffmann La Roche Ag 抗腫瘍活性を有するポリメチレン誘導体をリガンドとする新規ビス−プラチナ複合体
JP2009007357A (ja) * 1996-07-22 2009-01-15 F Hoffmann La Roche Ag 抗腫瘍剤としてのポリアミン配位子を有する新規ビス−プラチナ錯体

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JP2009007357A (ja) * 1996-07-22 2009-01-15 F Hoffmann La Roche Ag 抗腫瘍剤としてのポリアミン配位子を有する新規ビス−プラチナ錯体
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