JPH0228151A - ピロリジン誘導体 - Google Patents

ピロリジン誘導体

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JPH0228151A
JPH0228151A JP17736388A JP17736388A JPH0228151A JP H0228151 A JPH0228151 A JP H0228151A JP 17736388 A JP17736388 A JP 17736388A JP 17736388 A JP17736388 A JP 17736388A JP H0228151 A JPH0228151 A JP H0228151A
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JP
Japan
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ester
compound
formula
salts
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP17736388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Setoi
瀬戸井 宏行
Hideo Hirai
平井 英雄
Hiroshi Marusawa
丸澤 宏
Akio Kuroda
昭雄 黒田
Hirokazu Tanaka
田中 洋和
Shinji Hashimoto
眞志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0228151A publication Critical patent/JPH0228151A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、トロンボキサンA2(TXA2)拮抗作用
を有する新規などロリジン誘導体に関するものであり医
療の分野で利用される。
[従来の技術] トロンボキサンA2拮抗物質は数多く知られているが、
この発明の下記−数式(I)で示されるピロリジン誘導
体は知られていない。
[発明が解決しようとする問題点] トロンボキサンA2拮抗物質は知られているか、この発
明はさらに優れた医薬品の開発を意図してなされたもの
である。
[問題点を解決するための手段] この発明は新規ピロリジン誘導体および医薬として許容
きれるその塩に関する。
さらに詳細にはこの発明は、トロンボキサンA2(二T
xA2)拮抗物質であり、従って血栓症、喘息、腎炎等
の治療薬として有用な新規ピロリジン誘導体および医薬
として許容されるその塩に関す製造法1 この発明のピロリジン誘導体は、 示すことができる。
下記式(I)で [式中、Rはカルホキ〉基もしくは保護されたカルボキ
ン基で置換きれたピペリジノ基、またはカルボキシ基も
しくは保護されたカルボキシ基で1換されたフェニルア
ミノ基、 R2およびR3は適当な置換基1〜3個を有していても
よいアリール基をそれぞれ意味する]新規ピロリジン誘
導体(I)は、下記の製造法で製造することができる。
(I[[) またはその塩 (I) またはその塩 製造法2 (Ia) またはその塩 [式中、R1、R2およびR3はそれぞれ前と同し意味
、Xはハロゲン、Rは保護されたカルボキン基で置換さ
れたピペリジノ基または保護されたカルボキン基で置換
されたフェニルアミノ基、RAはカルボキシ基で置換さ
れたピペリジノ基またはカルボキシ基で置換されたフェ
ニルアミノ基をそれぞれ意味する] 原料化合物(I[[)は新規であり、次の化合物(IV
)を後記製造例1〜7と同様に処理して得ることができ
る。
(Ib) またはその塩 目的化合物(I)の医薬として許容される好適な塩は常
用の無毒性塩であり、例えばナトリウム塩、カリウム塩
等のアルカリ金属塩および例えばカルシウム塩、マグネ
シウム塩等のアルカリ土金属塩のような金属塩、アンモ
ニウム塩、例えばトツメチルアミン塩、トリエチルアミ
ン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロへキシルアミ
ン塩、N、N’ −ジベンジルエチレンジアミン塩等の
有機塩基塩、例えば酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、
メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、ギ酸塩、
トルエンスルホン酸塩、トリフルオロ酢酸塩等の有機酸
塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の
無機酸塩、例えばアルギニン、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸、リジン等のアミノ酸との塩等が挙げられる。
この明細書の以上および以下の説明において、この発明
の範囲内に包含される種々の定義の好適な例および説明
を以下詳細に述べる。
「低級、とは、特に指示がなければ、炭素原子1個ない
し6個を意味するものとする。
「保護されたカルボキシ基で置換されたピペリジノ基、
および1保護きれたカルボキシ基で置換されたフェニル
アミノ基」における好適な1保護されたカルボキシ基、
としてはエステル化されたカルボキシ基が挙げられる。
「エステル化きれたカルボキシ基」における好適なエス
テル部分として例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチル
エステル、イソブチルニスデル、第三級ブチルエステル
、ペンチルエステル、第三級ペンチルエステル、ヘキシ
ルエステル等の低級アルキルエステル、例えばビニルエ
ステル、アリルエステル等の低級アルケニルエステル、
イ列えばエチニルエステル、プロピニルエステル亨の低
級アルキニルエステル、例えば2−ヨードエチルエステ
ル、2.2.2−トリクロロエチルエステル等のモノ(
またはりまたはトリ)ハロ(低級)アルキルエステル、
例えばアセトキシメチルエステル、プロピオニルオキシ
メチルエステル、1−アセトキシプロピルエステル、バ
レツルオキンメチルエステル、ピバロイルオキシメチル
エステル、ヘキサノイルオキシメチルエステル、1−ア
セトキシエチルエステル、2−プロピオニルオキシエチ
ルエステル、1−イソブチリルオキシエチルエステル等
の低級アルカノイルオキシ(低級)アルキルエステル、
例えばメシルエチルエステル呟 2−メシルエチルエス
テル等の低級アルカンスルホニル(低級)アルキルエス
テル、アル(低級)アルキルエステル、その例として例
えばヘンシルエステル、4−メトキシベンジルエステル
、4−ニトロベンジルエステル、フェネチルニス戸ル、
トリチルエステル、ジフェニルメチルエステル、ビス(
メトキシフェニル)メチルエステル、3.4−ジメトキ
シベンジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5−ジ第三
級ブチルベンジルエステ−し等の、適当な置換基1個以
上で置換されていてもよいフェニル(低級)アルキルエ
ステル、例えばメトキシカルボニルオキシメチルエステ
ル ル、エトキシカルボニルオキシエチルエステル等の低級
アルコキシカルボニルオキシ(低級)アルキルエステル
、例えばベンゾイルオキジメチルエステル、ベンゾイル
オキシエチルエステル、トルオイルオキシエチルエステ
ル等のアロイルオキシ((ffia)アルキルエステL
,例えばフェニルエステル、トリルエステル、第三級ブ
チルフェニルエステル、キシリルエステル、メシチルエ
ステル、クメニルエステル等の、適当な置換基1個以上
を有していてもよいアリールエステルが挙げられる。
「適当な置換基1〜3個を有していてもよいアリール基
jにおける好適な1アリール基,としては、例えばフェ
ニル、ナフチル等が挙げられ、該アリール基の適当な置
換基としては、例えば塩素、臭素、フッ素および沃素の
ようなハロゲン、例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、第二級ブチル、第三
級ブチル、ペンデル、第三級ペンチル、ヘキシル等の低
級アルキル基、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ
、インプロポキシ、ブトキシ、第三級シトキシ、ペンチ
ルオキシ、第三級ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等の
低級アルコキシ基、ニトロ基、例えばクロロメチル、ブ
ロモメチル、クロロプロピル、1.2−ジクロロエチル
、1.2−ジブロモエチル、2.2−ジクロロエチル、
トリフルオロメチル、1.2.2−1−リクロロエチル
等のモノ(またはジまたはトリ)ハロ(低級)アルキル
基等が挙げられる。
NJな1ハロゲン」としては、塩素、臭素、フン素およ
び沃素が挙げられる。
この発明の目的化合物(1)の製造法を以下に説明する
製aai 化合物(1)またはその塩は、化合物(n)またはその
塩を化合物(III)またはその塩と反応きせることに
より製造することができる。
反応は通常、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の
存在下塩化エチレン、塩化エチレン、テトラヒドロフラ
ン、酢酸エチル、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドのような常用の溶媒中で行われるが、
反応に悪影響を及ぼさない溶媒であればその他のいかな
る溶媒の中でも反応を行うことができる。
反応温度は特に限定されず、通常加温下ないし加熱下に
反応が行われる。
製造法2 化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ia)または
その塩をカルボキン保護基の脱離反応に付すことにより
製造することができる。
この反応は加水分解、還元等のような常法に従って行う
ことができる。
保護基がエステルである場合には、加水分解により保護
基を脱離することができる。加水分解は塩基またはルイ
ス酸を含めて酸の存在下に行うのが好ましい。好適な塩
基としては例えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属、例えばマグネシウム、カルシウム等のアルカリ土金
属、それらの金属の水酸化物または炭酸塩または次酸水
素塩、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等の
トリアルキルアミン等のような無機塩基および有機塩基
が挙げられる。
好適な酸としては例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、ト
リクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸および例え
ば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸が挙げられる。
還元は4−ニトロベンジル、2−ヨードエチル、2.2
.2− トリクロロエチル等のような保護基の脱離に適
用するのが好ましい、この脱離反応に適用されうる還元
法としては、例えば亜鉛、亜鉛アマルガム等の金属また
は例えば塩化第一クロム、酢酸第一クロム等のクロム化
合物塩と、例えば酢酸、プロピオン酸、塩酸等の有機酸
または無機酸との組合わせを使用する還元;および例え
ばパラジウム−炭素等の常用の金属触媒の存在下におけ
る慣用の接触還元がその例として挙げられる。
反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、塩化メチレン、テトラヒドロフランのような
溶媒中、またはそれらの混合物中で行われるが、反応に
悪影響を及ぼさない溶媒であればその他のいかなる溶媒
中でも反応を行うことができる。液状の塩基または酸も
溶媒として使用することができる。
反応温度は特に限定されないが、通常は冷却下ないし加
温下に反応が行われる。
この発明の目的化合物(I)および医薬として許容され
るその塩はトロンボキサンA2(TXA2)拮抗物質で
あり、従って血栓症、喘息、腎炎等の治療薬として有用
である。
説明のために目的化合物(1)の生物学的試験結果を以
下に示す。
下記試験において使用された9、11−アゾPGH2は
TxA2擬似薬として薬理的に特徴を有し、試験化合物
のTXA 2拮抗評価に広汎に使用されている[例えば
ザ・ジャーナル・才ブ・ファーマコロジー・アンド・エ
クスベリメンタル・テラビューティクス(ThaJou
rnal of Pharmacology and 
Experi+nentalTherapeutics
 )第234巻、435〜441頁参照コ。
試験化合物 (1)(23,4R)−2−[(4−カルボキシビヘリ
シノ)メチル]−1−(4−10ロフエニルスルホニル
)−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)ビロ
リジン メj^」工試験管内における9、11−アゾPGH2誘
発家兎血小板凝集に対する効果 (a) yJ:、験法 家兎の頚動脈から3.8%クエン酸ナトリウム水溶液0
.1%容を含むプラスチック容器に採血した。多血小板
血漿(PPP)を150g、15分間遠心分離して調製
した。血小板凝集を血小板凝集計(NKKヘマトレーサ
ー1)を用いて濁度法により測定した。PRP22!M
lに試験化合物溶液25鴻を加え、次いで37℃、11
000rpで2分間攪拌した。この溶液に9.11−ア
ゾPGH2(終濃度1.04M)5鴻を凝集誘発剤とし
て加えた。50%凝集抑制濃度IC5oをグラフより測
定した。
(b)試験結果 目的化合物(I)または医薬として許容されるその塩類
は、人を含む哺乳動物に通常カプセル、マイクロカプセ
ル、錠剤、顆粒、粉剤、トローチ、ンロ/プ、エアロゾ
ル、吸入剤、溶液、注射薬、懸濁液、エマルジョン、生
薬、軟膏等のような常用の医薬組成物の形で投与するこ
とができる。
この発明の医薬組成物は、例えば蔗糖、でんぷん、マン
ニット、ソルビット、乳糖、ぶどう糖、セルロース、タ
ルク、燐酸カルシウム、炭酸カルシウム等の賦形剤、セ
ルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ポリプロピルピロリドン、ゼラチン、アラビヤ
ゴム、ポリエチレングリフール、蔗糖、でんぷん等の結
合剤、例えばでんぷん、カルボキシメチルセルロースカ
ルボキンメチルセルロース ドロキシプロピルでんぷん、グリコール−でんぷんナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、燐酸カルシウム、クエン
酸カルシウム等の崩壊剤、例え°ばステアリン酸マグネ
シウム、タルク、ラウリル硫酸ナトリウム等の滑剤、例
えばクエン酸、メントール、グリシン、オレンジ末等の
芳香剤、例えば安息香酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、メチルパラベン、プロピルパラベン等の保存剤、
例えハクエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸等の安定剤
、例えばメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ス
テアリン酸アルミニウム等の懸濁剤、分散剤、例えば水
のような水性希釈剤、例えばカカオ詣、ポリエンレンゲ
リコール、白色ワセリン等のベースワックスのような医
薬に常用される種々の有機または無機担体物質を含有し
ていることができる。
以下製造例および実施例に従ってこの発明をさらに詳細
に説明する。
製造例1 (2S.4S)−1−第三級ブトキシカルポニル−4−
ヒドロキシ−2−メトキシカルボニルピロリ; ン( 
20.0g )のジクロロメタン( 5001n+1 
)溶液に、トリエチルアミン( 13. 5fflll
 )および塩化メタンスルホニル(7,4nt11)を
水浴中攪拌下に加え、混合物を同温で4時間攪拌する.
溶液を順次、希塩酸、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液お
よび食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する.溶
媒を減圧下に留去して、(28.4S)−1−第三級プ
トキシ力ルボニル−4−メチルスルホニルオキシ−2−
メトキシカルボニルピロリジン(27.7g)を淡黄色
油状物として得る。
1)1−NMR (CDC13)Sppm : 1.4
3 (s,9x315)1)、 1.46(s.9x2
15H)、 2.53 (s,2)1)、 3.03 
(s。
38)、 3.76 (s.3H)、 3.80 (m
.2H)、 4.4−4、6 (Il.IH)、 5.
75 (m.IH)製J目1主 (2S.4S)−1−第三級ブトキシ力ルポニル−4−
メチルスルホニルオキシ−2−メトキノカルボニルピロ
リジン(27.7g)およびアジ化ナトリウム(10.
6g)のジメデルスルホキシド( 350mQ )中混
合物を90°Cで一夜攪拌し、溶液を酢酸エチル( 6
00119 )で希釈する.溶液を水および食塩水で順
次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下
に留去して、(2S,4R)−4−アジド−1−第三級
ブトキシ力ルポニル−2−メトキシカルボニルピロリジ
ン 淡褐色油状物として得る。
1H−NMR(CDCl2)Sppm : 1.41 
(s、9x2/3H)、 1.47(s、9xl/3)
1)、  2.20  (m、IH)、  2.32 
 (m。
11(>、  3.4−3.7 (m、3H)、  3
.76 (s、3H)。
4.20 (Ill、18)、  4.36 (+n、
LH)製造例3 (2S、4R)−4−アジド−1−第三級プトキシ力ル
ボニル−2−メトキシカルボニルピロリジン(1t2g
 )のメタノール(870mQ )溶液を、10%パラ
ジウム−炭素(20,2g)の存在下常温で5時間水素
添加する。触媒を濾去後、a液の溶媒をt5圧下に留去
して、(2S、4R)−4−アミノ−1−第三級ブトキ
シ力ルボニル−2−メトキシカルボニルピロリジン(9
3,8g)を油状物として得る。
IH−NMR(CDCl2)Sppm : 1.41 
(s、9x2/3B)、 1.46(s、9xl/3H
)、 1.9−2.2 (m、2H)、 3.2−3.
4(m、1)1)、 3.6−3.8 (m、2H)、
 3.74 (s、3H)。
4.40 (m、11) 製造例4 (2S、4R)−4−アミノ−1−第三級ブトキンカル
ボニル−2−メトキシカルボニルピロリノン に、トリエチルアミン( 3. omx )およびp−
クロロl\ンゼンスルホニルークロリF ( 6.26
g ) lk浴中で加える.室温で一夜攪拌後、溶液を
希塩酸、戻酸水素ナトリウム飽和水溶液および食塩水C
順次洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥する.溶媒を減圧
下に留去し、残渣をn−ヘキサンから結晶化させて、(
2S,4R)−1−第三級プトキシカルボニル−4−(
 4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2−メトキ
シカルボニルピロリジン(9.13g)を淡黄色結晶と
して得る。
IH−NMR (CDCl2)& ppm : 1.3
7 (s.9x2/3H)、 1.40(s.9xl/
3H)、   2.0−2.4  (m,2H)、  
 3.20(m.IH)、 3.63 (m.LH)、
 3.95 (m.LH>。
4、30 (m.LH)、 5.0−5.2 (m.L
H)、 7.52(d.J=10Hz.2H)、  7
.83  (d.J:lOHz.2H)製造例5 (2S,4R)−1−第三級ブトキシ力ルボニル−4−
(4−10ロフエニルスルホニルアミノ)−2−メトキ
シカルボニルピロリジン(20 g )の90%トリフ
ルオロ酢酸水溶液を室温で30分間攪拌し、溶媒を減圧
下に留去する.残渣をクロロホルムとメタノールとの混
合物(3:1、500mQ )に溶解し、溶液を飽和次
徴水素ナトリウム水溶液および食塩水で順次洗浄する.
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧下に留
去する.残渣をエーテル固化させて、(2S.4R)−
4(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2−メト
キンカルボニルピロリジン( 10.7g )を得る。
1H−Nl’fR (CDCl2)& ppm :2.07 (IH,d,
J=8Hz)。
2、10 (1)1.d,J=8Hz)、  2.74
 (LH,dd,J=3。
11Hz)、  3.09 (IH,dd,J=5.5
.  11Hz>。
3、72 (3H.s)、  3.8−3.9 (2H
,m)、  7.48(2H.d.J=8.5Hz)、
  7.82 (2)1.d,J:8.5Hz)製造例
6 (2S.4R)−4−(4−クロロフェニルスルホニル
アミノ)−2−メトキシカルボニルピロノシン 液に、トリエチルアミン(4.8mQ)および4−クロ
ロベンゼンスルホニル−クロリド 水浴中で加え、混合物を水浴中3時間攪拌する。
この溶液を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する.
溶媒を減圧下に留去して、(2S。
4R)−1−(4−クロロフェニルスルホニル)−4−
(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2−メトキ
シカルボニルピロリジン(11.5g)を得る。
’H−NMR (CDC13ン!i ppm  :  2.14  (
2H.t.J=7Hz>。
3、22 (1)1,dd,J=4.5.  10Hz
)、  3.45 (LH。
dd,J=5.  lOHz)、  3.69  (3
H.s)、  3.93(1)1.m)、  4.47
 (LH,tJ=7Hz)、  7.45−7.55(
4H.m)、  7.7−7、8  (4H.m)製造
例7 (2S、4R)−1−(4−クロロフェニルスルホニル
)−4−(4−’70ロフェニルスルホニルアミノ)−
2−メトキシカルボニルピロリジン(10,0g)の乾
燥テトラヒドロフラン(100mN )中溶液に水素化
アルミニウムリチウム(20mQ、1Mテトラヒドロフ
ラン溶液)を0℃で加え、同温で1時間攪拌漬水を加え
る。混合物をクロロホルムで希釈し、セライト(Ce1
ita )を通して濾過し、濾液を水及び塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を減圧下に留去し、残渣をエーテルで固化して、(
2S、4R)−1−(4−クロロフェニルスルホニル)
−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2−
ヒドロキシメチルピロリジン(5,27g)を得る。
’H−NMR(CDC13+CD30D) S ppm
 :15−1.7 (m、LH)−1,9−2,2(m
、LH)、 3.LO(dd、J4.10Hz。
11()、 3.5−3.8 (m、5H)、 7.4
−7.6 (m、48)。
7.7−7.8 (m、4H) 製造例8 (2S、4R)−1−(4−クロロフェニルスルホニル
)−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2
−ヒドロキシメチルピロリジン(465m&)、四臭化
炭素(398n+g )およびトリフェニルホスフィン
(315mg)のジクロロメタン(15mQ )中溶液
を室温で攪拌し、6時間還流後溶媒を威圧下に留去する
。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
n−ヘキサンと酢酸エチルの混液(3:1)で溶出して
、(2S、4 R)−2−ブロモメチル−1−(4−ク
ロロフェニルスルホニル)−4−(4−クロロフェニル
スルホニルアミノ)ピロリジン(3szmg)を得る。
lH−NMR(CDCl2)& ppm : 1.93
 (m、LH)、 2.12 (m。
IH)、 3.15 (dd、J=4.11Hz、LH
>、 3.45(t、J=5.5Hz、LH)、 3.
51 (dd、J=6.5゜11Hz、1)%>、 3
.64 (dd、J=2.5.11)1z、1)1)。
3.68 (o+、LH)、 4.07 (m、IH)
、 4.60 (d。
J=7.5Hz、LH>、7.5−7.6 (m、4H
)、 7.7−7.8(+a、 4H) 叉」C1上 (1) (2S、4 R)−2−ブロモメゾルー1−(
4−クロロフェニルスルホニル)−4−(4−”ロロフ
ェニルスルホニルアミノ)ピロリジン(52J3mg)
、3−アミノ安息香酸(137n+g )およびトリエ
チルアミン(0,28m )のN、N−ジメチルホルム
アミド(20mQ )中混合物を70時間120°Cで
攪拌後溶媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムでl′#出
して、(2S、4R)−2−(3−カルボキ〉フェニル
アミノメチル)−1−(4−10ロフエニルスルホニル
)−4−(4−’70ロフェニルスルホニルアミノ)ピ
ロリジン(68mg)を得る。
mp ’ 156−159℃ IH−NMR(CDCl2)δ ppm  :  1.
81  (m、LH)、   2.10(m、IH)、
 3.07 (dd、J=6.10.5Hz、IH)。
3.52 (m、IH)、 4゜14 (m、2H)、
 4.31 (dd。
J=3. LIHz、1)り、 4.44 (dd、J
=4.11Hz。
1)1)、 4.87 (d、、C3)1z、IH)、
 6.90 (m、1)1)。
7.2−7.3 (m、1)1)、 7.4−7.5 
(+n、5H)。
7.65−7.75  (m、58) 実施例1(1)と同様にして下記化合物を得る。
(2)(2S、4R)−1−(4−クロロフェニルスル
ホニル)−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ
) −2−[(4−’メトキシカルボニルビペリノノ)
メチル]ピロリジン 11(−NMR(CDC13)+& ppm ’ 1.
5−1.7 (m、3H)、1.8−1.9 (m、2
H)、 2.0−2.4 (n+、5H)、 2.53
(dd、J=4.  12.5Hz、IH)、   2
.65−2.85  (m。
2H)、 3.03 (dd、J=6.10Hz、18
)、 3.45(dd、J=6.10Hz、LH>、 
3.70 (s、3H)、 3.7−3.9  (m、
2H)、  5.05  (ヅロート’  18)、 
 7.5−7.6(m、4H)、 7.8−7.9 (
m、4H)。
^」U礼ス (2S、4R)−1−(4−クロロフェニルスルホニル
)−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−2
−[(4−メトキシカルボニルピペリ7〕)メデルコビ
ロリジン(210mg)をメタノール(5ml+)およ
びIN水酸化ナトリウム水溶液(1mQ)の混液に溶解
し、室温で終夜攪拌する0反応液を希塩酸でpH5に調
整し、クロロホルムで抽出する。有機1を飽和塩化ナト
リウム水で洗浄後硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減
圧下に留去して得られる油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール、20:1
)で精製して、(2S、4R)−2−[(4−カルボキ
シピペリジノ)メチル]−1−(4−クロロフェニルス
ルホニル)−4−(4−クロロフェニルスルホニルアミ
ノ)ピロリジン(88mg)を得る。
mp : 216℃(分解) 11(−NMR(CD30D)δppm : 1.5−
1.6 (m、3H)、 1.8−2.2 (m、7H
)、 2.54 (m、LH)、 2.8−3.0 (
m。
28)、 3.1−3.2 (m、18)、 3.57
 (m、LH)。
3.83 (m、IH)、 4.12 (m、IH)、
 7.62 (d。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はカルボキシ基もしくは保護されたカル
    ボキシ基で置換されたピペリジノ基、またはカルボキシ
    基もしくは保護されたカルボキシ基で置換されたフェニ
    ルアミノ基、 R^2およびR^3は適当な置換基1〜3個を有してい
    てもよいアリール基をそれぞれ意味する]で示されるピ
    ロリジン誘導体およびその塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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