JPH04193375A - 縮み模様鋼板の製造方法 - Google Patents
縮み模様鋼板の製造方法Info
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- JPH04193375A JPH04193375A JP32377890A JP32377890A JPH04193375A JP H04193375 A JPH04193375 A JP H04193375A JP 32377890 A JP32377890 A JP 32377890A JP 32377890 A JP32377890 A JP 32377890A JP H04193375 A JPH04193375 A JP H04193375A
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- Japan
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- steel sheet
- sheet
- shrinkage
- coating film
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 30
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、縮み模様鋼板の製造方法、特に縮み模様の大
きさが5m+s以上という大形模様を備えた塗装鋼板の
製造方法に関する。
きさが5m+s以上という大形模様を備えた塗装鋼板の
製造方法に関する。
本発明によれば、大形の均一模様を安定して形成でき、
製造される塗装鋼板はプレコートステンレス鋼板として
も使用できる。
製造される塗装鋼板はプレコートステンレス鋼板として
も使用できる。
(従来の技術)
従来より縮み塗料自体は、例えば特開詔62−1742
76号公報に記載されているように公知であって、この
公開公報には実施例として亜鉛めっき鋼板に設けたプラ
イマー層の上にその縮み塗料をクリアー塗料として用い
ることが開示されている。
76号公報に記載されているように公知であって、この
公開公報には実施例として亜鉛めっき鋼板に設けたプラ
イマー層の上にその縮み塗料をクリアー塗料として用い
ることが開示されている。
塗布操作はバーコーターによって行っているが、それ以
上の詳細は不明である。
上の詳細は不明である。
また、同公開公報にはステンレス鋼板を使用してプレコ
ート鋼板として用いてもよいことが示唆されている。
ート鋼板として用いてもよいことが示唆されている。
しかしながら、上記公開公報における塗膜硬化処理は例
えば260℃で90秒間焼付けるとあるように、かなり
高温、長時間であうで、硬化膜も硬度が高く、加工性が
劣るものであった。得られた膜厚は35μ請とあり、厚
膜傾向である。
えば260℃で90秒間焼付けるとあるように、かなり
高温、長時間であうで、硬化膜も硬度が高く、加工性が
劣るものであった。得られた膜厚は35μ請とあり、厚
膜傾向である。
これは基板が亜鉛めっき鋼板であるためであって、本発
明者らがステンレス鋼板について行った実験結果によれ
ば、上述のような条件で行った場合、塗膜厚が20μm
程度で表面のレベリングも悪く、耐候性、耐久性に欠け
るものであり、実用上問題が生じた。
明者らがステンレス鋼板について行った実験結果によれ
ば、上述のような条件で行った場合、塗膜厚が20μm
程度で表面のレベリングも悪く、耐候性、耐久性に欠け
るものであり、実用上問題が生じた。
一方、本発明者らの研究結果によれば、縮み模様として
は各単位模様の長径寸法の平均値(これは本明細書では
縮み模様の大きさと称する)が51以上でなければ視覚
的にも意匠性に優れた模様とすることはできないことが
分かった。
は各単位模様の長径寸法の平均値(これは本明細書では
縮み模様の大きさと称する)が51以上でなければ視覚
的にも意匠性に優れた模様とすることはできないことが
分かった。
(発明が解決しようとする課題)
ここに、本発明の目的は、連続法によって縮み模様の大
きさが5III11以上の縮み模!#綱板を、安価かつ
安定して製造する方法を提供することである。
きさが5III11以上の縮み模!#綱板を、安価かつ
安定して製造する方法を提供することである。
(課題を解決するための手段)
本発明者らはかかる目的を達成するために種々検討の結
果、金属板表面に生成する縮み模様は、縮緬状模様の凹
凸を二次元的に不特定の方向に有し、凹凸の大きさ、形
状は塗料の組成、塗装条件、焼付条件等により変化し、
これらを調整することにより、任意の縮み模様を生成さ
せることができることを知り、特定の条件の組み合わせ
のときに上述の目的に沿った縮み模様が形成されること
を知り、本発明を完成した。
果、金属板表面に生成する縮み模様は、縮緬状模様の凹
凸を二次元的に不特定の方向に有し、凹凸の大きさ、形
状は塗料の組成、塗装条件、焼付条件等により変化し、
これらを調整することにより、任意の縮み模様を生成さ
せることができることを知り、特定の条件の組み合わせ
のときに上述の目的に沿った縮み模様が形成されること
を知り、本発明を完成した。
よって、本発明の要旨とするところは、水酸基を持つポ
リエステル樹脂とメチル化ミラミン樹脂とトリエチルア
ミンとを含む縮み模様形成塗料を、ロールコート法によ
って鋼板表面に乾燥塗膜厚さ25〜35μ顔となるよう
に塗布し、板温度100”Cまでの乾燥炉内風速を0.
5〜1.5II/secとするとともに、焼付時の板温
度が210〜235℃となるようにして塗膜の乾燥・焼
付を行うことを特徴とする縮み模様鋼板の製造方法であ
る。
リエステル樹脂とメチル化ミラミン樹脂とトリエチルア
ミンとを含む縮み模様形成塗料を、ロールコート法によ
って鋼板表面に乾燥塗膜厚さ25〜35μ顔となるよう
に塗布し、板温度100”Cまでの乾燥炉内風速を0.
5〜1.5II/secとするとともに、焼付時の板温
度が210〜235℃となるようにして塗膜の乾燥・焼
付を行うことを特徴とする縮み模様鋼板の製造方法であ
る。
また、別の面からは、本発明は、鋼板に化成処理を行っ
てからブライマー層を塗布し、上述の塗膜の塗布・乾燥
・焼付を行うことを特徴とする縮み模様鋼板の製造方法
である。
てからブライマー層を塗布し、上述の塗膜の塗布・乾燥
・焼付を行うことを特徴とする縮み模様鋼板の製造方法
である。
(作用)
次に、添付図面を参照しながら本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明にかかる製造方法の工程図であって、
ロール10から巻戻された11Fi12は3本ロールコ
ータ−によって縮み模様塗料が乾燥塗膜厚さ25〜35
μmとなるように塗布される。
ロール10から巻戻された11Fi12は3本ロールコ
ータ−によって縮み模様塗料が乾燥塗膜厚さ25〜35
μmとなるように塗布される。
本発明において用いる縮み模様形成塗料は、水酸基を持
つポリエステル樹脂とメチル化ミラミン樹脂とトリエチ
ルアミンとを含むものであり、これは例えば日本油脂(
株)によってリンクルカラー13010の商品名で市販
されている。
つポリエステル樹脂とメチル化ミラミン樹脂とトリエチ
ルアミンとを含むものであり、これは例えば日本油脂(
株)によってリンクルカラー13010の商品名で市販
されている。
このような塗料14はロール16によってピックアップ
され、アプリケータロール18を介してバックアップロ
ール20上の鋼板12上に塗布される。塗布鋼板は乾燥
炉22に送られ、板温度100℃までの乾燥炉内風速を
0.5〜1.5■/secとしながら乾燥し、さらに焼
付炉24において板温度210〜235℃で塗膜の硬化
が行われる。
され、アプリケータロール18を介してバックアップロ
ール20上の鋼板12上に塗布される。塗布鋼板は乾燥
炉22に送られ、板温度100℃までの乾燥炉内風速を
0.5〜1.5■/secとしながら乾燥し、さらに焼
付炉24において板温度210〜235℃で塗膜の硬化
が行われる。
本発明によれば、上記設定条件で操業する限り均一模様
が安定して形成できるため、これらの工程の連続化を可
能とし、これは縮み模様鋼板の製造コストの大幅な低下
をもたらす。
が安定して形成できるため、これらの工程の連続化を可
能とし、これは縮み模様鋼板の製造コストの大幅な低下
をもたらす。
第2図は、本発明にかかる方法における塗膜の乾燥・硬
化処理時の乾燥炉22と焼付炉24とにおける鋼板の加
熱パターンを示す線図である。少なくとも100℃まで
の乾燥過程にあっては、例えば3.5〜4.2℃/se
eというゆっくりした加熱速度で加熱し、焼付炉に入っ
てからは例えば5.5〜6.3℃/secという加熱速
度で急速に加熱し、最高到達速度に達してからは例えば
70〜75°(/secという冷却速度で急冷するのが
好ましい。
化処理時の乾燥炉22と焼付炉24とにおける鋼板の加
熱パターンを示す線図である。少なくとも100℃まで
の乾燥過程にあっては、例えば3.5〜4.2℃/se
eというゆっくりした加熱速度で加熱し、焼付炉に入っ
てからは例えば5.5〜6.3℃/secという加熱速
度で急速に加熱し、最高到達速度に達してからは例えば
70〜75°(/secという冷却速度で急冷するのが
好ましい。
このようにして得られた塗装鋼板は基板であるステンレ
ス鋼板などの鋼板の上に直接上述の塗膜が設けられた構
成を有するが、プレコートm板として用いるには、鋼板
に化成処理を行ってからブライマー層を塗布し、次いで
上述の塗膜を設ける必要がある。
ス鋼板などの鋼板の上に直接上述の塗膜が設けられた構
成を有するが、プレコートm板として用いるには、鋼板
に化成処理を行ってからブライマー層を塗布し、次いで
上述の塗膜を設ける必要がある。
第3図は、このようなプレコート鋼板の塗膜構造を示す
略式説明図であり、図中、鋼板基板30には、まずリン
酸化成処理層などの化成処理層32とその上に設けたブ
ライマー層34を設け、その上に上述のようにして縮み
模様被膜36が設けである。
略式説明図であり、図中、鋼板基板30には、まずリン
酸化成処理層などの化成処理層32とその上に設けたブ
ライマー層34を設け、その上に上述のようにして縮み
模様被膜36が設けである。
このように構成することによって、プレコート用鋼板と
して使用できる。
して使用できる。
プライマー塗料としては公知のいずれのものを使用して
もよく、この点に特に制限はない。
もよく、この点に特に制限はない。
次に、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例
本例ではプライマー樹脂としては日本油脂■のリンクル
クリアープライマーを、トップ樹脂としては同じく日本
油脂■のリンクルカラー#3010クリアーBを使用し
て、第1図に示す方法にしたがってプレコート鋼板を製
造した。
クリアープライマーを、トップ樹脂としては同じく日本
油脂■のリンクルカラー#3010クリアーBを使用し
て、第1図に示す方法にしたがってプレコート鋼板を製
造した。
膜厚25μml 、100℃までの炉内風速1.5w+
/sec。
/sec。
226℃×60秒加熱を標準処理条件としてステンレス
鋼板に縮み模様を付し、そのとき膜厚、風速、および板
温度の影響を調べた。
鋼板に縮み模様を付し、そのとき膜厚、風速、および板
温度の影響を調べた。
結果は、第1表ないし第3表にまとめて示す。
なお、模様の大きさは一定面積領域における各単位模様
の表径寸法の平均値で表わしである。
の表径寸法の平均値で表わしである。
第1表
注:炉内風速1.5m/sec
第2表
注:膜厚25μm
第3表
注:60秒加熱
(発明の効果)
以上の通り、本発明によれば縮み塗料を用いてロールコ
ート方式により、30〜60秒という短時間焼付処理で
もって、模様大きさが51IIIm以上の縮み模様を均
一に生成できるのであって、このようにして得られた縮
み模様鋼板はプレコート鋼板として用いれば金属板との
密着性、加工性、耐候性、さらには耐食性が良好であっ
てこれまで以上の広い用途にその適用範囲を拡大するこ
とができ、産業上にも大きな利益がもたらされる。
ート方式により、30〜60秒という短時間焼付処理で
もって、模様大きさが51IIIm以上の縮み模様を均
一に生成できるのであって、このようにして得られた縮
み模様鋼板はプレコート鋼板として用いれば金属板との
密着性、加工性、耐候性、さらには耐食性が良好であっ
てこれまで以上の広い用途にその適用範囲を拡大するこ
とができ、産業上にも大きな利益がもたらされる。
第1図は、本発明にかかる方法を実施する装置における
工程図: 第2図は、本発明における乾燥炉および焼付炉に見られ
るヒートパターンを示し線図;および第3図は、本発明
により得られるプレコート用鋼板の塗膜構造を示す略式
説明図である。 10: ロール 12: liJ板14:塗料
16: ロール 18ニアプリケータロール 20:バックアップロール 22:乾燥炉 24:焼付炉 出願人 日本ステンレス株式会社
工程図: 第2図は、本発明における乾燥炉および焼付炉に見られ
るヒートパターンを示し線図;および第3図は、本発明
により得られるプレコート用鋼板の塗膜構造を示す略式
説明図である。 10: ロール 12: liJ板14:塗料
16: ロール 18ニアプリケータロール 20:バックアップロール 22:乾燥炉 24:焼付炉 出願人 日本ステンレス株式会社
Claims (2)
- (1)水酸基を持つポリエステル樹脂とメチル化ミラミ
ン樹脂とトリエチルアミンとを含む縮み模様形成塗料を
、ロールコート法によって鋼板表面に乾操塗膜厚さ25
〜35μmとなるように塗布し、板温度100℃までの
乾燥炉内風速を0.5〜1.5m/secとするととも
に、焼付時の板温度が210〜235℃となるようにし
て塗膜の乾燥・焼付を行うことを特徴とする縮み模様鋼
板の製造方法。 - (2)鋼板に化成処理を行ってからプライマー層を塗布
し、次いで請求項1記載の塗膜の塗布・乾燥・焼付を行
うことを特徴とする縮み模様鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377890A JPH04193375A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 縮み模様鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32377890A JPH04193375A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 縮み模様鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04193375A true JPH04193375A (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=18158516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32377890A Pending JPH04193375A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 縮み模様鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04193375A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100742859B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-07-26 | 주식회사 포스코 | 유도 가열로를 통한 강판에 코팅된 수지의 큐어링 방법 및장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230170A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-07 | Hitachi Ltd | Method of photoetching |
JPH01254776A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-11 | Nippon Paint Co Ltd | 塗料用組成物 |
JPH02219881A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-03 | Kansai Paint Co Ltd | 塗料組成物 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32377890A patent/JPH04193375A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230170A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-07 | Hitachi Ltd | Method of photoetching |
JPH01254776A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-11 | Nippon Paint Co Ltd | 塗料用組成物 |
JPH02219881A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-03 | Kansai Paint Co Ltd | 塗料組成物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100742859B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-07-26 | 주식회사 포스코 | 유도 가열로를 통한 강판에 코팅된 수지의 큐어링 방법 및장치 |
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