JPH0419313Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419313Y2
JPH0419313Y2 JP1987139925U JP13992587U JPH0419313Y2 JP H0419313 Y2 JPH0419313 Y2 JP H0419313Y2 JP 1987139925 U JP1987139925 U JP 1987139925U JP 13992587 U JP13992587 U JP 13992587U JP H0419313 Y2 JPH0419313 Y2 JP H0419313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
exhaust
pipe
tube
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987139925U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6446627U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987139925U priority Critical patent/JPH0419313Y2/ja
Publication of JPS6446627U publication Critical patent/JPS6446627U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419313Y2 publication Critical patent/JPH0419313Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、相互の接続部分から煤などがもれ
出さないようにした排気筒に関するものである。
〔従来技術〕
従来、排気筒は、単純な差し込み方式であるの
で、差し込み部(継ぎ目部分)に隙間ができ易
く、そこから雨水などが落下して下位の機器内へ
入り易い。即ち、第4図に示すように、排気筒
A,Bの相互の接続部分には、嵌め合いの寸法上
いくらかの隙間xがあるために、結露水もれや煤
もれ等がおこり、使用機器の腐食だけでなく、排
気筒の外表面が汚くなるという欠点ある。
〔考案の目的及び概要〕
この考案は、上記に着目し、排気筒の接続部分
をシール筒とシール材とで完全にシールすること
によつて、結露水もれや煤もれ等を防止すること
を目的としたもので、下方の接続用排気筒の上端
部を、上方の排気筒の下端部内側に差し込むこと
により接続する構成の排気筒において、上方の排
気筒の下端内側は、大径部分と小径部分とそれら
両部分間のテーパー部分とからなる略漏斗状のシ
ール筒を、その大径部分が排気筒の内面に密着す
るように溶接等により固定し、下方の接続用排気
筒の上部には、この接続用排気筒の上端部分を前
記シール筒の小径部分と排気筒との間に嵌め込ん
だ状態で、上方の排気筒の下端が当接し得る係合
突起部を設け、更に上記排気筒のシール筒に対す
る接続用排気筒の上端嵌合部分と前記シール筒の
小径部分間の隙間に、これを実質上封止する如く
環状のシール材を嵌め込んだことを特徴としてい
る。
[考案の実施例〕 以下、この考案を図面に示した実施例により説
明する。
第1図において10,20は、この考案の排気
筒であつて、そのうちの排気筒10の受け入れ側
端部11の内周面11′上には、大径部分1aと
小径部分1bとそれら両部分間のテーパー部分1
cとからなる略漏斗状のシール筒1を、その大径
部分1aが排気筒10の内面に密着するように溶
接等により固定してある。
このシール筒1は、別の排気筒20の差し込み
側上端部分21の先端が完全な接続状態の下で入
り込むような高さ位置にあり、かつ端部11の内
周面11′との間に所要幅の隙間を保有するごと
く設けられている。
一方、排気筒20の差し込み側端部21には、
この排気筒20から外方に突出する係合突起部2
5を設けてある。この係合突起部25は、上記排
気筒10,20の完全な接続状態下において、受
入れ側端部11の端面が当接するような高さ位置
にあり、かつ、上記排気筒10の自重を支持する
ごとく設けられている。
従つて、第2図に示すように、排気筒20の係
合突起部25が排気筒10の最下端と係合して、
完全な接続がなされた状態では、排気筒20の差
し込み側上端部分21の先端はシール筒1の下端
部と排気筒10の内周面との隙間に置かれる。
2は、そのような状態において、差し込み側上
端部分21の先端とシール筒1との隙間を実質上
封止するように装着したシール材で、例えば、ゴ
ムやスポンジ、そのほかプラスチツク製の弾性部
材が用いられる。
上記のシール筒1は、シール材2を収容する外
に、そのテーパー部分1cに、別の接続用の排気
筒20の差し込み側上端部分21をシール材2を
介して当接させることにより、この上端部分21
を外方向に押圧狭持して、その排気筒20全体を
ガタ付かないように支持することにも役立ち、第
3図のごとく、ボイラーEの側面の節炭器F上に
複数本の排気筒を高く積み上げていくことを可能
にする。同時に、上記係合突起部25は、上方の
排気筒10の下端を支持することにより、排気筒
相互の接続部分の不要な噛み込みを防止し、排気
筒の接続を外す場合においても容易に作業を行う
ことができる。
〔考案の効果〕
この考案は、上述のような構成であるので、排
気筒内部から外部への結露水もれや煤もれなどが
なく、しかも排気筒内部への雨水の侵入もなく、
使用機器の腐食や排気筒外表面の汚れを解消し
て、各種排気筒を長期に亙つて安全にしかも体裁
よく設置しておくことができる。
更に、この考案においては、上述略漏斗状のシ
ール筒により排気筒接続部分の剛性を高めること
ができる。
加えて、この考案によれば、略漏斗状のシール
筒と係合突起部との相互作用により、接続部分の
必要以上の噛み込みを防止し、分解・点検時の作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るシール筒付き排気筒
の一実施例を示す断面図、第2図は、第1図の要
部の拡大断面図、第3図は、この考案に係るの排
気筒の設置状態を示す概略図、第4図は、従来の
排気筒の断面図である。 1……シール筒、1a……大径部分、1b……
小径部分、1c……テーパー部分、2……シール
材、10……排気筒、11……受け入れ側端部、
11′……内側面、20……排気筒、21……差
し込み側端部、25……係合突起部、x……隙
間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下方の接続用排気筒20の上端部を、上方の排
    気筒10の下端部内側に差し込むことにより接続
    する構成の排気筒において、 上方の排気筒10の下端内側には、大径部分1
    aと小径部分1bとそれら両部分間のテーパー部
    分1cとからなる略漏斗状のシール筒1を、その
    大径部分1aが排気筒10の内面に密着するよう
    に溶接等により固定し、 下方の接続用排気筒20の上部には、この接続
    用排気筒20の上端部分21を前記シール筒1の
    小径部分1bと排気筒20との間に嵌め込んだ状
    態で、上方の排気筒10の下端が当接し得る係合
    突起部25を設け、 更に上記排気筒10のシール筒1に対する接続
    用排気筒20の上端嵌合部分と前記シール筒1の
    小径部分1bの隙間に、これを実質上封止する如
    く環状のシール材2を嵌め込んでなることを特徴
    とするシール筒付き排気筒。
JP1987139925U 1987-09-12 1987-09-12 Expired JPH0419313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987139925U JPH0419313Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987139925U JPH0419313Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6446627U JPS6446627U (ja) 1989-03-22
JPH0419313Y2 true JPH0419313Y2 (ja) 1992-04-30

Family

ID=31403634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987139925U Expired JPH0419313Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419313Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57204718A (en) * 1981-06-09 1982-12-15 Fuji Kako Kk Manufacture of inner cylinder unit for use in chimney
JPS593134B2 (ja) * 1979-08-31 1984-01-23 千代田技研工業株式会社 コンクリ−ト製品の即時脱型成形機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50142540U (ja) * 1974-05-13 1975-11-25
JPS593134U (ja) * 1982-06-24 1984-01-10 三菱電機株式会社 燃焼装置の排気構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593134B2 (ja) * 1979-08-31 1984-01-23 千代田技研工業株式会社 コンクリ−ト製品の即時脱型成形機
JPS57204718A (en) * 1981-06-09 1982-12-15 Fuji Kako Kk Manufacture of inner cylinder unit for use in chimney

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6446627U (ja) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE9311500U1 (de) Schubgesicherte Steckmuffenverbindung
ES2146327T3 (es) Union obturadora de un tubo de plastico a una pieza de empalme fabricada a partir de metal.
CA1322017C (en) Flue gas conduit connector
EP0426147A3 (en) Concrete pipe having a corrosion resistant inner lining, suitable pipe connection pieces and sealing arrangements integrated into the end pieces of the pipes
JPH0419313Y2 (ja)
JP4933882B2 (ja) 排水立管用管継手
JPH018633Y2 (ja)
JPH0717908Y2 (ja) 管接続用パッキング
JPS5848458Y2 (ja) 管接手
JP2604233Y2 (ja) 二層管用排水継手
JPH025175Y2 (ja)
KR200243117Y1 (ko) 이경관접속용 홈 조인트
KR19990000295U (ko) 이경관(異徑管)접속용 조인트
JPH0614327U (ja) 竪樋の支持構造
JPH08296775A (ja) パイプ継手構造
JPH0522713Y2 (ja)
JPH10185069A (ja) プラスチック管の接続部材
JPH0241426Y2 (ja)
KR200209837Y1 (ko) 너트식 관이음장치
DE19831686A1 (de) Schornsteinrohrelement mit Schornsteinanschlußstutzen
JP2506192Y2 (ja) 桝用アダプタ
JPH0539251Y2 (ja)
KR200178041Y1 (ko) 고층 규격 건물용 배관 파이프
JPS5923916Y2 (ja) 特殊ナット
KR200378300Y1 (ko) 금속제 배관 보수용 조인트