JPH04192203A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は反射板本体とエンドプレートとの接合を容易に
した照明器具に関する。

（従来の技術）。

従来この種の照明器具では、例えば、第６図に示すよう
に、内面に反射面を有し下面が開口された略コ字状に折
曲形成された板材からなる反射板本体１は、器具本体等
に取付けられる取付面部２から長手方向両側に沿って折
曲され下方に向けて拡開された側面部３およびこの側面
部３の下縁を外側および上方へ折曲されて形成された枠
部４を有している。また、反射板本体１の長手方向両端
は、エンドプレート５にて閉塞されている。このエンド
プレート５は、前記反射板本体１の両端を閉塞する略台
形の端面部６とこの端面部６の両側に形成され反射板本
体１の側面部３の内面に当接される当接フランジ部７と
、端面部６の下縁に外側に折り曲げられ前記反射板本体
１の枠部４と下面が面一となる下縁フランジ部８とを備
え、下縁フランジ部８の両端には、枠部４と衝合する断
面略し字状の延出端部９が設けられている。

そして、反射板本体１にエンドプレート５を接合する際
は、側面部３と当接フランジ部７を内接し、第７図に示
すようにエンドプレート５の下縁フランジ部８の下面と
反射板本体１の枠部４の下面とを面一にし、延出端部９
と枠部４の上部に、断面り字形に折曲された当て板１０
を重ね合わせ、この当て板１０をスポット溶接すること
により行なっている。そして、反射板本体１の反射面に
図示されないランプが反射板本体】に内包されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の第６図および第７図に示す照明器具では、エ
ンドプレート５とは別体で形成された当て板１０を、エ
ンドプレート５の延出端部９と、反射板本体１の枠部４
との双方に溶接しなければならず、部品点数か多く、溶
接工程が多く、作業時間も長くかかるという問題を有し
ている。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、美観を害
することなく、部品点数および製造工程の減少を図った
照明器具を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕 （課題を解決するための手段） 本発明の照明器具は、下面に向けて開口され両側の長平
方向に沿って折返し折曲形成された枠部を有し、ランプ
を光学的に対向して内包する反射板本体と、前記対向す
る枠部間に配設されこれら枠部下面に面一となる下縁フ
ランジ部およびこの下縁フランジ部に前記枠部の略厚さ
の段差を有し前記枠部の内側に内接接合される接合舌片
を備えた１枚の板材で形成され、前記反射板の端部を閉
塞するエンドプレートとを具備したものである。

（作用） 本発明の照明器具は、反射板本体と接合するエンドプレ
ートを１枚の板材で形成し、このエンドプレートは下縁
フランジ部に枠部の厚さ寸法に等しい段差を設けて接合
舌片が形成されたので、反射板本体とエンドプレートを
接合する際、下面を面一にして、接合舌片と枠部とのみ
を溶接等により固定するので、接合部分の美観を害する
ことなく部品点数および溶接などの製造工程の減少を図
れる。

（実施例） 以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を第１図乃至
第５図に基づいて説明する。

第１図において、１１は内面に反射面を有し下面が開口
された略コ字状に折曲形成された板材からなる反射板本
体で、この反射板本体１１は、器具本体等に取付けられ
る取付面部１２から長手方向両側に沿って折曲され、下
方に向けて拡開された側面部１３およびこの側面部１３
の下縁を外側および上方に折り曲げて形成された上方に
向けて開口された略コ字状の溝形の枠部１４か形成され
ている。

一方、反射板本体１１の長手方向両端は、エンドプレー
ト１５で閉塞される。このエンドプレート１５は、反射
板本体１１に装着時に、反射板本体１１の端部を閉塞す
る略台形状の端面部）６と、この端面部１６の両側縁に
は、側面部１３の内側に内接する当接フランジ部１７と
、側面部１３の下端に外側に向かって折曲形成されてい
る反射板本体１１の枠部１４の下面と面一になる下縁フ
ランジ部１８とが設けられている。この下縁フランジ部
１８の両側には、側方へ延出し端部が上方向へ折り曲げ
て形成され、断面が略し字状の延出端部１９が形成され
ている。この延出端部１９は、反射板本体１１にエンド
プレート１５装着時に枠部１４と衝合するように形成さ
れている。この延出端部Ｉ９の衝合縁側に、枠部１４の
厚さ寸法に等しい絞り形成された段差であるＵ字型のヒ
ート部２０を介してＬ字形の接合舌片２１が形成されて
おり、これは装着時に溝形の枠部１４の上面と密着する
ようになっている。

そして、エンドプレート１５は、第３図に示すように、
１枚の板材を折曲することにより形成している。すなわ
ち、略台形状の端面部１６の両側に当接フランン部１７
を形成し、この端面部１６の幅広側に下縁フランジ部１
８を形成し、この下縁フランジ部１８の他側には折返部
２２を形成している。また、下縁フランジ部１８の両側
部には延出端部１９および折返部２３が順次形成され、
この延出端部１９には、ビード部２０および接合舌片２
１か順次形成されている。そして、端面部１６に対して
、下縁フランジ部＋８および当接フランジ部１７を同方
向に垂直に折曲する。さらに、下縁フランジ部Ｉ８に対
して、折返部２２、延出端部１９および折返部２３を同
方向に垂直に折曲する。そして、ビード部２０を断面Ｕ
字状に絞り成形し、接合舌片２１をＬ字状に折曲する。

なお、接合舌片２１は、枠部１４の厚み寸法分、下縁フ
ランジ部１８および延出端部１９より内方になっている
。

さらに、第２図、第４図および第５図に示すように、反
射板本体１１に、エンドプレート１５を装着する際は、
エンドプレート１５の当接フランジ部１７を反射板本体
１１の側面部１３に内接させ、接合舌片２１を枠部１４
内に当接して位置決めし、エンドプレート１５の下縁フ
ランジ部１８の下面および延出端部１９の側面と、枠部
１４の下面および側面を面位置にし、接合舌片２１を枠
部１４にスポット溶接する。

上述のように本実施例によれば、厚さ寸法に等しい段差
のＵ字形のビード部２０を介して接合舌片２１を設けで
あるので、枠部１４の上面と接合舌片２１のＬ字形外側
面とが全く隙間がなく完全に密着するのでスポット溶接
が完全にかつ美麗にできる。

また、反射板本体１１とエンドプレート１５とを接合す
るとき、当接フランジ部１８と反射板本体１１の枠部１
４、延出端部１９の衝合縁と枠部１４の両端およびの上
面と接合舌片２１のＬ字形外側とが完全に密着して一体
となる。従って、枠部１４の上面と接合舌片２１のＬ字
形外側との間に全く隙間なく理想的な溶接を施すことが
できる。また、別部材当て板などを介する必要がないの
で作業が簡単であり固定箇所も少なくて済む。また、固
定箇所は、スポット溶接に限らず、他の固定手段たとえ
ば接着剤を固定してもよい。

さらに、エンドプレート１５は、１枚の平板を打ち抜い
て製造するので加工作業が容易であり、材料費も削減で
きる。

加えて、反射板本体１１はエンドプレーｈ１５とを接合
したとき各面が面一となり、固定されるため接合面の外
観も向上する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、接合舌片を段差を介してエンドプレー
トに一体形成しであるため、反射板本体とエンドプレー
トとを接合する際に面一にてき、また、当て板を用意す
る必要がないので美観を損ねることなく、部材および製
造工程を減少させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す照明器具の分解斜視図
、第２図は薄形の下端部と接合舌片の接合を示す斜視図
、第３図はエンドプレートを打ち抜いて製造する平板の
展開図、第４図は同上接合部を示す平面図、第５図は同
上正面図、第６図は従来の当て板を用いた場合の分解斜
視図、第７図は従来の当て板を用いた場合の接合部を示
す斜視図である。 １１・・反射板本体、１４・・枠部、１５・・エンドプ
レート、１８・・下縁フランジ部、２０・・段差として
のビード部、２１・・接合舌片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）下面に向けて開口され両側の長手方向に沿って折
   返し折曲形成された枠部を有し、ランプを内包する反射
   板本体と、 前記対向する枠部間に配設されこれら枠部下面に面一と
   なる下縁フランジ部およびこの下縁フランジ部に前記枠
   部の略厚さの段差を有し前記枠部の内側に内接接合され
   る接合舌片を備えた１枚の板材で形成され、前記反射板
   の端部を閉塞するエンドプレートと を具備したことを特徴とする照明器具。