JPH0419148Y2 - - Google Patents

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JPH0419148Y2
JPH0419148Y2 JP19714687U JP19714687U JPH0419148Y2 JP H0419148 Y2 JPH0419148 Y2 JP H0419148Y2 JP 19714687 U JP19714687 U JP 19714687U JP 19714687 U JP19714687 U JP 19714687U JP H0419148 Y2 JPH0419148 Y2 JP H0419148Y2
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mounting
stopper
main plate
gutter
main body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軒先に取付けられる樋受金具を軒樋の
センターに合わせて自由に調整ができるようにし
た軒樋取付金具のスライド・ストツプ機構に関す
る。
(従来の技術及び問題点) 軒樋用の取付金具において、樋受主体を取付支
杆に対しスライド可能に取付ける装置は、実公昭
50−31944号、実開昭58−162919号等によつて一
般に知られている。公知のスライド機構は取付支
杆に長孔を設けてこの長孔を通してボルト・ナツ
トにより樋受主体を取付けるものである。
従つて取付位置を調整する場合は蝶ナツトを手
で緩めて調整後に再び締め付けるという作業を行
わねばならない為に高所での作業に危険性を伴い
作業性が非常に悪いという問題の他に、部品全部
がバラバラに分解する為現場には分解した状態で
搬入され、従つて現場で1つのセツトに組立てる
手間が非常に煩雑で、而も正確に組立てることが
困難であるという問題があつた。
(技術的課題) 従つて本考案においては、樋受主体と取付支杆
とを予じめ1つのセツトに組立てて妄りに分離し
ないようにすると共に、現場においては止金具を
摘んで前後に摺動するだけのワンタツチ操作で簡
単に長さ調整を行い得るようにして作業性の向上
が図れるるようにすることを技術的課題とする。
(問題を解決するための手段) 上記の技術的課題を解決するために本考案は、
樋受主体1を取付支杆2上に設けて、この取付支
杆2の下面に止金具3を添接すると共に、該止金
具3と樋受主体1とを取付支杆2に設けた長孔4
を通して止軸5でスライド可能に締結し、前記止
金具3は取付支杆2を下から嵌入してその左右両
側を挟圧保持するように凹彎状の主板3aと、そ
の左右両側部に相対向する挟持部3b,3c、及
び左右両挟持部から凸彎形の頂部3d,3eを介
して下広がりに傾斜した摘み片6,7とを板ばね
金属にて一体に形成してなるものである。
(作用) 第1図において、止金具3は弾力を利かせた状
態で取付けられている。
従つて左右に相対向する挟持部3b,3cは取
付支杆2の左右両側面2a,2bに弾圧的に当接
して支杆2を左右両側から挟圧保持している。
スライドを行う場合は止金具3の左右の摘み片
6,7を同時に指でつまんで内方をすぼめるよう
に操作する。すると左右の挟持部3b,3cは凹
彎状の主板3aがその保有弾力に抗して平面に近
づくように延ばされる為夫々左右に開き側面2
a,2bから離れる。従つて取付支杆2に対し自
由になるからそのまま前方又は後方へ操作すると
樋受主体1と共に止金具3は自由にスライドす
る。
(効果) 本考案は次のような特有の効果を有する。
樋受主体と取付支杆とをセツトにして組付け
ておける為現場において組立に手間を要しない
と共に、軒樋のセンターに合わせて取付位置の
調整が簡単にでき、作業性が向上する。
止金具の摘み片を左右から同時にばね圧に抗
して押しすぼめるように操作しながら前後に押
動するだけでワンタツチで定められた範囲にお
いて自由にスライドし又任意の位置にストツプ
させ固定することができる。
左右に対向する挟持部が全長線又は面接触で
取付支杆の左右側面部に弾圧的に当接する為摩
擦抵抗が大きく、制動を効果的に利かせ、妄り
に遊動しない。
リベツトで緩くかしめ状に締結されている為
操作がスムーズに行われ、又分離しない為取扱
上便利である。
構造が簡単であり、安価に実施できる。
(実施例) 樋受主体1は、一定細幅の帯板金属を上向きコ
字形、又は半円形状に形成してなり、底部1aの
中間に取付孔1bを設けてこれに止軸5を通して
取付支杆2に取付けられる。
取付支杆2は樋受主体1と同幅であるが若干板
厚さの大きい帯板金属にて水平部2cと、取付部
2dとよりなる。取付部2dは固定金具10に係
挿して全体を垂直な壁面11等に取付けるように
なす。水平部2cにはその中心の長手方向に長孔
4を設ける。
止金具3はばね鋼、ステンレス鋼等の一定幅の
帯板からなる板ばねを用いて形成する。この板ば
ねをU形に曲げて、左右に対向する挟持部3b,
3cを形成し、さらに両脚片を下向きに折曲げる
と左右に対向する凸彎形の頂部3d,3eとその
中間に凹彎状の主板3a、及び摘み片6,7が一
体形成される。
止軸5は、リベツトを用いて止金具3の主板3
aのリベツト孔3hに下から嵌入して頭部5aで
係止させ、リベツト軸部を長孔4と、樋受主体の
孔1bに係挿して突出部を叩打して鍔5bを出
し、頭部5aと鍔5bとで三者を不可分に結合す
る。結合の仕方は止金具3の板ばねを利かせて弾
圧的に結合する。止金具3の板ばね周縁部には強
度をつける為に補強リブ3f,3gを圧出形成す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した軒樋取付金具の縦断
側面図、第2図は底面図、第3図は同正面図、第
4図は止金具の斜視図である。 1……樋受主体、2……取付支杆、3……止金
具、4……長孔、5……止軸、6,7……摘み
片、3b,3c……挟持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 樋受主体1を取付支杆2上に設けて、この取
    付支杆2の下面に止金具3を添接すると共に、
    該止金具3と樋受主体1とを取付支杆2に設け
    た長孔4を通して止軸5でスライド可能に締結
    し、前記止金具3は取付支杆2を下から嵌入し
    てその左右両側を挟圧保持するように凹彎状の
    主板3aと、その左右両側部に相対向する挟持
    部3b,3c、及び左右両挟持部から凸彎形の
    頂部3d,3eを介して下広がりに傾斜した摘
    み片6,7とを板ばね金属にて一体に形成して
    なることを特徴とする軒樋取付金具のスライ
    ド・ストツプ機構。 (2) 前記止金具3は取付支杆2に直交するよう横
    向きに取付けられている前記実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の軒樋取付金具のスライド・
    ストツプ機構。 (3) 前記止金具3には摘み片6,7から凸彎形の
    頂部3d,3eにかけて補強リブ3f,3gを
    圧出形成した前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の軒樋取付金具のスライド・ストツプ機
    構。
JP19714687U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0419148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19714687U JPH0419148Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JP19714687U JPH0419148Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH01100831U JPH01100831U (ja) 1989-07-06
JPH0419148Y2 true JPH0419148Y2 (ja) 1992-04-30

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