JPH0419125Y2 - - Google Patents

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JPH0419125Y2
JPH0419125Y2 JP20139085U JP20139085U JPH0419125Y2 JP H0419125 Y2 JPH0419125 Y2 JP H0419125Y2 JP 20139085 U JP20139085 U JP 20139085U JP 20139085 U JP20139085 U JP 20139085U JP H0419125 Y2 JPH0419125 Y2 JP H0419125Y2
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floor
unit house
pillars
foundation
roof
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、作業小屋、物置小屋、離れなどに
使用される移動自由のユニツトハウスに上階層を
設ける構造の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のユニツトハウスは、ボツクス型の家屋本
体に屋根を架設した構造のもので、ラーメン構
造、スキンパネル構造、パネル折畳み構造などの
構造によつて構成されているが、平屋建てのもの
が大半であり、二階建てなどの上階層を設置する
場合には、一階と上階層としての二階の構造部分
が構造上、分離されて構成されている。そしてこ
れらは実開昭59−30407号公報に示されているよ
うに各ユニツトの隅部において相互に連結されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のように、上階層を有するユニツトハウス
の従来構造は、一階と上階層としての二階の構造
部分が構造上、分離されているため、工場におけ
る製造段階においては、一階構造部分と二階構造
部分とを製造し、これらを設置現場に搬送し、現
場組み立てを行つて二階建てなどの上階層のユニ
ツトハウスを建築するようになつている。従つ
て、一階構造部分と二階構造部分とを別個に製造
するため、製造工程に重複する部分が生じたり、
上階層への階段の取り付けが工場での生産ライン
内で行うことができず、この点でユニツトハウス
の特徴を活かし切れず、工場からの搬出、現場へ
の搬入現場での設置作業にも余分な作業力を必要
とし、また、一階構造部分と二階構造部分との間
のジヨイントが壁面へ突出し、壁面の凹凸部分が
発生し、これの防水処理対策が必要となり、さら
には、一階構造部分と二階構造部分との間のジヨ
イントに応力が集中し、耐震性に劣る難点がある
などの問題がある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決するため、この考案は、
土台、屋根および土台の四隅に位置し屋根を支持
する通し柱、前記通し柱間に取り付ける壁パネル
とで家屋を構成する方形のユニツトハウスにあつ
て、上記土台から立設した通し柱の長さ方向ほぼ
中間において上階層を構成する大梁を該通し柱間
に架設しかつ通し柱上端間に小屋大梁を架設して
上下方向に複数の階層空間を内有するブロツク状
のユニツトハウス骨組体を有し、該ユニツトハウ
ス骨組体の前記上階層の大梁に囲まれた領域に二
階床を位置させ、この二階床に開口した階段昇降
口から一階床に渡つて階段を取り付けたことを特
徴とする上階層を有するユニツトハウスであり、
これによつて、従来技術における問題点を解決し
たものである。
(実施例) 第1図から第3図に示す第1実施例は、この考
案を二階建てのユニツトハウスに実施した例であ
り、第4図に示す第2実施例は、三階建てのもの
に実施した例を示す。
第1実施例においては、第1図に示すように、
地上階を構成する土台1の四隅それぞれに通し柱
2が立設され、これら通し柱2によつて屋根(後
述するごとく平板状のもの)を架設する小屋大梁
3が支持され、通し柱2の中間において、上階層
を構成する二階大梁4が架設されて上下方向に複
数の階層空間(一階空間、上階層空間)を内有す
る全体形状がブロツク状の母屋(ユニツトハウス
骨組体)5が形成され、土台1と二階大梁4に根
太6がそれぞれ取り付けられており、小屋大梁3
には、天井桁7が取り付けられている。
前記天井桁7は図示するように対向する一組の
小屋大梁3間に架設されたものであり、屋根を支
持する働きをなすものである。なお、図におい
て、8は補強ブレースを示す。また第1図はユニ
ツトハウスを得る上での骨組みを示しており、こ
の状態から後述するごとく、所定箇所の開設を行
つて階段を取り付けたり、パネル材などを取り付
けることになる。
このような母屋に対しては、第2図に示すよう
に、土台1に一階床11が、二階大梁4に二階床
41が、小屋大梁3に屋根31がそれぞれ張設さ
れ、一階床11と二階床41とに渡り階段9が取
り付けられる。屋根31は上記天井桁7に支持さ
れた平板状のものとして構成される。この階段9
の取付に当たつては、二階床41に階段昇降口4
2を開設し、階段踊り場91を前記階段昇降口に
臨ませ、また、第2図、第3図において、説明の
便宜上開放されている壁面には、適宜の壁パネ
ル、窓枠付き壁パネルなどの壁面材、出入口が取
り付けられて、ユニツトハウスUHが構成され
る。
前記したユニツトハウスUHの形状は方形であ
つて、直立ならびに横倒し可能なものであり、全
体寸法を、例えば間口L、奥行W、高さHを、道
路交通法の法規に適合しトレーラーによる搬出、
搬入ができる寸法とすれば、第5図に示すように
トレーラーTに横積み状態で積載しての搬送に便
利であり、ユニツトハウスの現場への輸送、設置
が極めて能率的に行える。また前記各寸法を複数
種のパターンに設定しておくことによつて、ユニ
ツトハウス製造工場での材料設定が容易であつて
生産ラインでの生産性が向上する。なお、第5図
において階段を省略した状態で記載されている。
第4図の実施例は、三階建ての例であつて、母
屋の構造を含むユニツトハウスの構造は、第1実
施例と同様であるから、その説明は省略する。
前記したようにユニツトハウスUHは、工場か
ら出荷して設置現場へ搬入するには、輸送時、横
倒しにしてトレーラで輸送し、設置現場における
建方時には、これを直立状態に起こして建てるも
のであつて、一棟のみ独立して建てる場合と、第
3図に示すように連棟状態で建てる場合とがあ
る。なお、第4図において階段を省略した状態で
記載されている。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案に係るユニツト
ハウスは、地上階を構成する土台に複数本の通し
柱を立設し、該通し柱により平坦な屋根を架設す
る小屋大梁を支持するとともに、前記通し柱の中
間に、上階層を構成する上階大梁を架設して外形
形状が全体としてブロツク状のユニツトハウス骨
組体を構成し、地上階と上階層とを連絡する階段
をこのユニツトハウス骨組体内に組み込み、壁パ
ネルなどの取付によつて構成されるものであり、
ユニツトハウス全体としてブロツク状となり、直
立ならびに横倒しのいずれの方向にも安定状態を
保つことができる形状を有してなることを特徴と
するものである。このようにこの考案では、地上
階と屋根とが上階層を介して通し柱により連結さ
れていて、これによつて、従来、一階構造部分と
二階構造部分とを別個に製造していることによる
一階構造部分と二階構造部分を連結するためのジ
ヨイントが無くなり、すなわち上階層と地上層と
の接合部分が無くなり、壁面部分に凹凸が生じ
ず、壁面がフラツトになり、防水処理が確実に行
え、通し柱により応力の伝達が良好となつて、耐
震性が向上する。
そして階段の取付を工場の生産ライン内で対処
することにより、出荷されるユニツトハウスが階
段を内有したものとなつて、現場での設置作業を
大幅に省力化でき、さらに、上階層の根太が一階
の天井桁として利用でき、一階構造部分と二階構
造部分とを別個に製造する従来技術におけるよう
な製造工程の重複を避けることができ、建築資材
を節約でき、横倒し状態での輸送、搬入が可能で
あることから、輸送、搬入を能率化し、コストダ
ウンを図ることができるなど、ユニツトハウスと
して実用的作用、効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るユニツトハウスの第1
実施例におけるユニツトハウス骨組体を示す説明
図、第2図は完成されたユニツトハウスの説明
図、第3図は設置状態を示す説明図、第4図は第
2実施例の説明図、第5図は輸送時の状態を示す
説明図である。 1……土台、2……通し柱、3……小屋大梁、
4……二階大梁、5……母屋(ユニツトハウス骨
組体)、9……階段、UH……ユニツトハウス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 土台、屋根および土台の四隅に位置し屋根を支
    持する通し柱、前記通し柱間に取り付ける壁パネ
    ルとで家屋を構成する方形のユニツトハウスにあ
    つて、 上記土台から立設した通し柱の長さ方向ほぼ中
    間において上階層を構成する大梁を該通し柱間に
    架設しかつ通し柱上端間に小屋大梁を架設して上
    下方向に複数の階層空間を内有するブロツク状の
    ユニツトハウス骨組体を有し、 該ユニツトハウス骨組体の前記上階層の大梁に
    囲まれた領域に二階床を位置させ、この二階床に
    開口した階段昇降口から一階床に渡つて階段を取
    り付けたことを特徴とする上階層を有するユニツ
    トハウス。
JP20139085U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0419125Y2 (ja)

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JP20139085U JPH0419125Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62108401U JPS62108401U (ja) 1987-07-10
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JP2001241111A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Misawa Homes Co Ltd Alc床構造およびalc床設計方法

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