JPH04189973A - グリーンカットマシンの自動運行装置 - Google Patents

グリーンカットマシンの自動運行装置

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JPH04189973A
JPH04189973A JP2320221A JP32022190A JPH04189973A JP H04189973 A JPH04189973 A JP H04189973A JP 2320221 A JP2320221 A JP 2320221A JP 32022190 A JP32022190 A JP 32022190A JP H04189973 A JPH04189973 A JP H04189973A
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cutting machine
green
green cutting
machine
fixed station
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Yoshiaki Omori
大森 嘉朗
Koji Shirai
白井 耕治
Sadamichi Ouchi
大内 定道
Hiromichi Ota
太田 宏通
Mitsuo Shibuya
光男 渋谷
Yasuki Asanuma
廉樹 浅沼
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリート表面のレイタンスをカッティン
グする打ち継目処理用のグリーンカットマシンの自動運
行装置に関する。
(従来の技術) ダム構築に際し、打ち込まれたコンクリート表面のレイ
タンスを取り除く打ち継目処理、即ちグリーンカット作
業としては、回転するワイヤブラシでコンクリート表面
を削り取る方法がある。この方法はカッティング能力が
低いほか、粉塵飛散が激しいため、作業環境を悪化する
問題がある。
また、高圧水をノズルガンから噴射してコンクリート表
面を削り取る方法もある。この方法は手作業が主体であ
るため、ダムのような広範囲なコンクリート表面のカッ
ティング処理には多くの人手を要すると共に作業能率も
低い問題がある。
そこで従来においては、走行車両に高圧水噴射ノズルガ
ンを取り付け、このノズルガンから高圧水をコンクリー
ト表面に向は噴射しながらオペレータのハンドル操作に
より走行車両を走行させ、これにより作業区域のコンク
リート表面のグリーンカットを行なうようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来のグリーンカット方法
では、作業区域での走行車両の運行。
停止操作、ノズルガン操作等は全て乗車するオペレータ
によって行なわれるため、オペレータへの肉体的、精神
的負担が増大し、運転ミスなどによって走行車両を処理
区域から転落させてしまうなどの危険性があるほか、グ
リーンカットの作業能率も低いという問題があった。
本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、指定さ
れた作業区域のグリーンカットを人手を要することなく
自動的に行なうことができるグリーンカットマシンの自
動運行制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、グリーンカットされ
る作業区域内に設置される固定局と、グリーンカットさ
れる作業区域内を予め設定した運行経路に沿って自律走
行する走行台車を備えると共に、この走行台車を自律走
行させながら高圧水を噴射して作業区域表面のレイタン
スをカッティングするノズルガンを有するグリーンカッ
トマシンと、前記固定局及びグリーンカットマシンにそ
れぞれ設置され、双方から送出される信号を受信するこ
とによって常に正対し合うよう動作する双方向自動追尾
装置と、前記各双方向自動追尾装置に設置され、前記固
定局とグリーンカットマシン間で信号の送受を行なう通
信手段と、前記固定局の双方向自動追尾装置から前記グ
リーンカットマシンの双方向自動追尾装置に設けたター
ゲットに向けて光波を発射することにより固定局とグリ
ーンカットマシン間の距離を測定する距離測定手段と、
前記固定局に設けられ、この固定局の双方向自動追尾装
置のグリーンカットマシンに対する水平方向及び上下方
向の角度を検出する角度検出手段と、前記距離測定手段
からの距離情報及び前記角度検出手段からの角度情報に
基づいてグリーンカットマシンの現在位置座標と進行方
向を算出するとともに、この算出結果と予め設定した運
行経路データとを比較し、両者間に差が生じたときにそ
の差信号を前記両通信手段を通してグリーンカットマシ
ンにフィードバックさせる制御手段と、前記グリーンカ
ットマシン側に設けられ、予め設定した運行経路データ
に基づいて走行台車を運行経路に沿い走行制御すると共
に、前記制御手段からフィードバックされる差信号がゼ
ロになるように走行台車の走行方向を修正する運行制御
手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ノズルガンを後方に配置したジェット
クリーナからホースを介して高圧水を供給し、且つノズ
ルガンによりカッティングされるレイタンスを水と共に
吸引するバキューム装置を後方に設置したことを特徴と
する。
また、本発明は、グリーンカットマシン及び後方のジェ
ットクリーナとバキューム装置に双方での通信を可能に
する無線送受信器を設置したことを特徴とする。
更にまた、本発明は、作業区域内の障害物を検知してグ
リーンカットマシンを停止させる安全監視手段を設けた
ことを特徴とする。
(作用) 固定局及びグリーンカットマシンの各自動追尾装置が双
方で互いに正対し合うよう追尾動作することにより、固
定局の制御手段が距離測定手段からの距離情報及び角度
検出手段からの角度情報に基づいてグリーンカットマシ
ンの現在位置座標と進行方向をリアルタイムに算出する
そして、この算出結果と予め設定した運行経路データと
の間に差があるときは、その差信号をグリーンカットマ
シンの運行制御手段にフィードバックすることによりグ
リーンカットマシンを予定の運行経路に沿うよう方向修
正する。
従って、固定局の監視下で指定された作用区域内のグリ
ーンカットを人手を要することなく自動的に行なうこと
ができる。
また、ジェットクリーナ及びバキューム装置を後方配備
することにより、グリーンカットマシンのノズルガンへ
の高圧水の供給が容易になり、且つカットされたレイタ
ンス及び水の処理も容易になる。
また、グリーンカットマシンとジェットクリーナ及びバ
キューム装置間を無線通信可能な構成にすることにより
、グリーンカットマシンによるジェットクリーナ、バキ
ューム装置の遠隔制御及び異常発生によるジェットクリ
ーナ、バキューム装置、グリーンカットマシンの非常停
止を可能にする。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づいて説
明すると、第1図は全体の構成図、第2図はコンクリー
トダムのグリーンカットに適用した場合の配置図、第3
図は固定局、グリーンカットマシン、ジェットクリーナ
、バキューム装置の詳細を示す配置図である。
先ず、第2図において、1はグリーンカットの対象とな
るコンクリートダムであり、このコンクリートダム1の
打ち継目処理区域(作業区域)laには固定局2.固定
局2の監視下で自動運行するグリーンカットマシン3.
グリーンカットマシン3に高圧水を供給するジェットク
リーナ4がそれぞれ配置され、また、コンクリートダム
1から離れた位置にはグリーンカットにより生じたコン
クリート粉と水との混合物を吸引するバキューム装置5
が配置されている。
バキューム装置5とグリーンカットマシン1間はバキュ
ームホース6により接続され、グリーンカットマシン1
によりカッティングされたレイタンスは水と共にバキュ
ーム装置5により吸引される。
グリーンカットマシン3は、第3図に示すように車体フ
レーム301を備え、車体フレーム301の下面には、
前2輪302aと後2輪302b及びその一方を回転さ
せる油圧モータ(図示せず)からなる前後走行台車30
2と、同様にして前2輪、後2輪及びその一方を回転さ
せる油圧モータ(図示せず)からなる横移動走行台車3
03が取り付けられている。尚、前後走行台車302の
前2輪302aは操舵可能になってぃる。
横移動走行台車303は昇降機構303aにより上下動
可能に支持され、この横移動走行台車303が上昇した
状態ではコンクリート面から離間して前後走行台車30
2がグリーンカットマシン3全体を支持するようになり
、また、下降した状態では横移動走行台車303の車輪
が接地して前後走行台車302の車輪をコンクリート面
より離間し、グリーンカットマシン3全体を支持する。
これによりグリーンカットマシン3を前後方向及びこれ
と直角な左右方向へ走行可能にして、作業区域内を第4
図に示すようにジグザグ状に走行させ、作業区域のコン
クリート表面を自動的にグリーンカットできるようにす
る。
第3図において、グリーンカットマシン3の車体フレー
ム301上には、ディーゼルエンジン304、fイーゼ
ルエンジン304により駆動される油圧ポンプ305、
油圧ポンプ305からの作動油により駆動される油圧モ
ータ(図示せず)付きのホース巻取機306.グリーン
カットマシン3を自動運行させる制御ユニット307及
び発電機を含む電源装置(図示せず)等が搭載されてい
る。
また、車体フレーム301の前部には、高圧水を噴出さ
せてコンクリート表面にレイタンスを取り除く高圧水噴
出用ノズルガン7が配置され、この高圧水噴射用ノズル
ガン7は支持装置8により車体フレーム301の前部に
左右方向に移動可能に支持されている。
また、ノズルガン7の周囲にはカッティングされたレイ
タンス及び水を吸引する吸引ノズルカバー7aが配置さ
れている。
固定局2及びグリーンカットマシン3には、双方向自動
追尾装置9,10がそれぞれ設けである。
自動追尾装置9.10は、互いに相手側に向けて追尾用
の光波を送出し、この光波を受信することにより、2次
元位置検出受光素子上の受光位置が常に中心となる方向
にそれぞれの自動追尾装置9.10をx、Y軸方向に動
作させて、両自動追尾装置9,10の正面が常に向き合
うように制御する。
また、自動追尾装置9,10には、双方でデータ通信を
行なう空間光波データ伝送用の光通信機11.12がそ
れぞれ設置されている。
固定局2側の自動追尾装置9には、固定局2とグリーン
カットマシン3間の距離を光波の位相差から求める光波
距離計13が設置され、更に光波距離計13からグリー
ンカットマシン3に向けて送出される光波を反射するタ
ーゲット14がグリーンカットマシン3側の自動追尾装
置10に設置されている。
次に第1図の構成について述べる。
図において、固定局2は、固定局全体を制御する制御装
置15を備える。この制御装置15はグリーンカットマ
シン3との光通信制御、各測定データの処理等を行なう
もので、コンピュータから構成される。
制御装置15には、光通信機11.光波距離計13、水
平角計測器16.鉛直角測定器17.及びグリーンカッ
ト3の自律走行に伴いランダムに取り込まれる位置デー
タなどを格納するフロッピディスク等の外部記憶装置1
8がそれぞれ接続されている。
グリーンカットマシン3は、グリーンカットマシン全体
を制御する主制御装置19を備えている。
この主制御装置19は固定局2との光通信制御、グリー
ンカットマシン3の位置認識処理、グリーンカットマシ
ン3の安全監視処理及びグリーンカットマシン3の走行
システムへの指令処理などを行なうもので、コンピュー
タから構成される。
主制御装置19には、光通信機12.グリーンカットマ
シン3の自動運転制御回路20.グリーンカットマシン
3の前後走行時のステアリング角を検出するステアリン
グ角度計21.安全監視装置22.グリーンカットマシ
ン3の前後方向の走行距離及び左右方向の横行距離を計
測する距離計 □(エンコーダ)23a、23b、ジェ
ットクリーす4及びバキューム装置5との送受信を行な
う無線送受信器24.及びグリーンカットマシン3の走
行経路データ等を格納する記憶装置25がそれぞれ接続
されている。
光波距離計13は、固定局1を基点にしてターゲット1
4.即ちグリーンカットマシン3までの距離を計測する
と共に、作業区域1aの作業可能範囲の座標を計測する
ものであり、水平角計測器16は自動追尾装置9がグリ
ーンカットマシン3の自動追尾装置10に正対するよう
水平方向に旋回した時の基準点からの振れ角を測定する
ものであり、また鉛直角測定器17は自動追尾装置9が
グリーンカットマシン3の自動追尾装置10に正対する
よう上下方向に傾動した時の基準点からの傾き角を測定
するものである。
グリーンカットマシン3の自動運転制御回路20は、デ
ィーゼルエンジン304の起動/停止制御、走行台車3
02,303の制御、ノズルガン7の制御、ホース巻取
機306の制御、走行停止制御及び走行方向修正制御な
どを行なうもので、これにはディーゼルエンジン304
の起動/停止制御部261前後走行台車302の油圧モ
ータ27への作動油を制御する制御弁27a、横移動走
行台車303の油圧モータ28への作動油を制御する制
御弁28a、ノズルガン7を左右方向に操作すると共に
ノズルガン7への高圧水を制御するノズルガン操作部2
9.ホース巻取機306の油圧モータ30への作動油を
制御する制御弁31、走行台車302のブレーキ装置3
2及び走行台車303のブレーキ装置33を操作する油
圧操作部341前後走行台車302の操舵装置35、横
移動走行台車303の昇降機構303aを制御する油圧
制御弁36がそれぞれ接続されている。
グリーンカットマシン3の安全監視装置22は、現場作
業員、その他の障害物との追突防止を行なうためのもの
で、バンパースイッチ等から構成される。
ジェットクリーナ4は、超高圧ポンプ401゜超高圧ポ
ンプ401を制御する制御回路402゜超高圧ポンプ4
01の異常を検出する異常検出器403及びグリーンカ
ットマシン3の無線送受信器24から送信されてくる指
令信号を受信して制御回路402に運転開始/停止、非
常停止などの指令を出力すると共に、異常検出器403
からの機械異常信号をグリーンカットマシン3へ送信す
る無線送受信器404を備える。
バキューム装置5は、バキュームポンプ501、バキュ
ームポンプ501を制御する制御回路502.バキュー
ムポンプ502の異常を検出する異常検出器503及び
グリーンカットマシン3の無線送受信器24から送信さ
れてくる指令信号を受信して制御回路502に運転開始
/停止、非常停止などの指令を出力すると共に、異常検
出器503からの機械異常信号をグリーンカットマシン
3へ送信する無線送受信器504を備える。
次に、上記のように構成された本実施例の動作を説明す
る。
先ず、第4図に示すように固定局2を作業区域1a内の
作業可能範囲を見渡せる位置に設置する。
その後、作業区域1aに対し座標が既知の2点(後視点
)BSI、BS2に第5図に示すようなスタンド40に
より測量棒41を垂直に設置し、この測量棒41に取り
付けた光波反射プリズム42を固定局2から順次規準し
て固定局2の座標を認識する。
この時の座標は、自動追尾装置9の光波距離計13から
既知座標点BSI、BS2にある反射プリズム42に向
けて光波を順番に送出し、その両反射光を光波距離計1
3で受光したときの角度データに基づいて制御装置15
で演算される。
尚、固定局2の座標が予め分かっている場合は、固定局
2に接続されているパソコン50(第3図参照)のキー
ボードから入力する。
次に作業区域la内の作業可能範囲を設定する場合につ
いて述べる。
この場合は、第4図に示すように第5図に示す反射プリ
ズム42を取り付けた測量棒41を作業可能範囲の各折
れ点BPI〜BP6に保持して固定局2より規準し、こ
れにより各折れ点BPI〜BP6の座標を制御装置15
で演算して、その結果を内部メモリ及び配憶装置18に
格納する。また、各折れ点BPI〜BP6の座標が予め
分かっているときはパソコン50から直接入力する。
次に、グリーンカットマシン3のターゲット14を上述
と同様にして固定局2より規準することに、グリーンカ
ットマシン3の作業開始位置座標を計算し、その座標値
を内部メモリ及び記憶装置18に格納する。
その後、各折れ点BPI〜BP6の各座標データに基づ
いて作業可能範囲(第4図において、ハツチングを施し
た部分が作業不能領域である)内でのグリーンカットマ
シン3の最適な運行経路60を制御装置15で計算し生
成する。尚、運行経路が予め設定されている場合には、
その経路データをパソコン50から直接入力する。
初期測量あるいは初期データの入力が終了したならば、
運行経路データを固定局2の光通信機11からグリーン
カットマシン3の光通信機12に向けて送信し、その受
信データを主制御装置19により記憶装置25の所定の
メモリエリアに格納する。
その後、主制御装置19は記憶装置25から運行経路デ
ータを順次読み出して自動運行制御回路20に入力し、
その運行経路データを解読処理して各機器に送出するこ
とにより、グリーンカットマシン3を運行経路60に沿
って走行させる。
グリーンカットマシン3が第4図に示す作業開始位置か
ら運行経路60に沿って矢印方向に直進走行するときは
、油圧モータ27が起動して前後走行台車302により
運行される。
また、グリーンカットマシン3が走行し始めると、主制
御装置19から無線送受信器25を通してジェットクリ
ーナ4に運転開始指令が送信され、この信号を受信した
無線送受信器404が制御回路402に動作指令を与え
ることにより超高圧ポンプ401を起動してノズルガン
7に高圧水を供給する。
これによりコンクリート表面のレイタンスがカットされ
る。この時、ノズルガン7は操作部29により左右方向
に往復移動される。
これと同時にバキューム装置5にも主制御装置19かも
無線送受信器25を通して運転開始指令が送信され、こ
の信号を受信した無線送受信器504が制御回路502
に動作指令を与えることによりバキュームポンプ501
を起動し、ノズルガン7によりカッティングされたレイ
タンスを水とともに吸引する。
一方、グリーンカットマシン3が走行し始めると、両自
動追尾装置9,10が互いに正対するよう双方で追尾動
作するから固定局2側の自動追尾装置9の振れ角及び傾
き角も変化し、その角度はリアルタイムに計測器16及
び測定器17によりそれぞれ測定され、更にグリーンカ
ットマシン3との距離データも光波距離計13により測
定されて制御装置9に取り込まれる。これによりグリー
ンカットマシン3の座標位置が算出される。
この光波距離計13による距離データと、水平角計測器
16及び鉛直角測定器17の測定結果から得た測定デー
タとからグリーンカットマシン3の現在の座標位置と進
行方向をリアルタイムに算出する。
算出されたグリーンカットマシン3の座標位置データは
、予め設定した運行経路データの目標位置と比較される
。目標位置からずれている時は、そのずれ量に応じた補
正データは固定局2かもグリーンカットマシン3に送信
され、これを光通信器12により受信して主制御装置1
9に取り込むことにより、主制御装置19から自動運転
制御回路20を通して操舵装置35に制御信号を出力す
る。そして操舵装置35を動作させることによりグリー
ンカットマシン3の位置を蛇行修正する。
また、操舵装置35のステアリング角はステアリング角
度計21により検出されて主制御装置19にフィードバ
ックされる。
グリーンカットマシン3が運行経路60の折れ点60a
 (第4図参照)に達すると、前後走行台車302が停
止し、昇降機構302aの油圧制御弁36が自動運転制
御回路20からの制御信号により動作して昇降機構30
2aを下降動作させる。
これにより横移動走行台車303をコンクリート面から
持ち上げる。この状態で自動運転制御回路20から制御
弁28aに制御信号を出力して制御弁28aを開き、同
時に油圧モータ28を起動することにより横移動走行台
車303を前後方向と直角な方向へ走行させる。そして
、ノズル7によるグリーンカッティング幅に相当する距
離横移動されると、横移動走行台車303を停止し、同
時に昇降機構303aが上昇動作して前後走行台車30
2をコンクリート面に接地させる。
その後、前後走行台車302が再び起動してグリーンカ
ットマシン3を後退方向へ直進走行させ、ノズルガン7
の動作でコンクリート面のレイタンスをカッティングす
る。
以下、同様の動作を繰り返すことにより、グリーンカッ
トマシン3を第4図に示す運行経路60に沿ってジグザ
グ状に走行させれば、作業可能範囲のコンクリート面の
グリーンカットを自動的に行なうことができる。
このような本実施例にあっては、双方向自動追尾システ
ムをグリーンカットマシンに組み込むことにより、グリ
ーンカットマシンの広範囲な移動に対してその現在位置
を固定局側で常に認識し、その位置データをグリーンカ
ットマシンにフィードバックするから、グリーンカット
マシンを作業区域内で確実に無人運行させることができ
ると共に、従来のようなオペレータの複雑な操作及び誤
った操作をなくすことができる。
また、グリーンカットマシンとジェットクリーナ、バキ
ューム装置間を無線送受信器で送受信可能にしたから、
グリーンカットマシンからの指令により、離れた位置に
あるジェットクリーナ、バキューム装置の運転開始、停
止及び非常停止が可能になると共に、ジェットクリーナ
、バキューム装置からの異常信号により、グリーンカッ
トマシンの停止も可能となる。これに伴いグリーンカッ
トシステムの安全運行が可能になる。
更にまた、安全監視製置22を設けることにより、現場
作業員、あるいは不用意に侵入する障害物等との追突も
未然に防止できる。
また、既知の座標点及び簡易な反射プリズムを用いるこ
とにより、固定局の設置座標が分からなくとも固定局の
設置位置座標を自動的に入力できる。
更に作業可能区域の測量には簡易反射プリズムを用いる
ため、作業可能区域の座標入力も簡便になるほか、作業
可能区域内でのグリーンカットマシンの最適運行経路を
自動生成できる。
尚、本発明は上記実施例に示す構成のものに限定されず
、請求項に記載された範囲において種々変更できる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、指定された作業区
域内でのグリーンカットマシンを予め設定した運行経路
に沿って正確に自動走行させることができると共に、作
業区域内のグリーンカットを無人で行なうことができる
また、ジェットクリーナ及びバキューム装置を後方配備
することにより、グリーンカットマシンのノズルガンへ
の高圧水の供給が容易になり、且つカットされたレイタ
ンス及び水の処理も容易になる。
また、グリーンカットマシンとジェットクリーナ及びバ
キューム装置間を無線通信可能な構成にすることにより
、グリーンカットマシンによるジェットクリーナ、バキ
ューム装置の遠隔制御及び異常発生によるジェットクリ
ーナ、バキューム装置、グリーンカットマシンの非常停
止が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体の構成図、第2図
は本実施例のグリーンカットマシンをコンクリートダム
のグリーンカットに適用した場合の配置図、第3図は本
実施例におけるグリーンカットシステムの詳細を示す側
面図、第4図は本実施例における作業可能範囲の設置及
び運行経路の一例を示す説明図、第5図は本実施例の規
準に適用される反射プリズム及び測量捧の概略斜視図で
ある。 尚図中、1はコンクリートダム、1aは作業区域、2は
固定局、3はグリーンカットマシン、302.303は
走行台車、4はジェットクリーナ、5はバキューム装置
、7はノズルガン、9゜10は双方向自動追尾装置、1
1.12は光通信器、13は光波距離計、14はターゲ
ット、15は制御装置、16は水平角計測器、17は鉛
直角測定器、18は記憶装置、19は主制御装置、20
は自動運転制御回路、24,404゜504は無線送受
信器である。 特許出願人      フジタ工業株式会社代理人 弁
理士      野 1) 茂P1 特開平4−18997;((10)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリーンカットされる作業区域内に設置される固
    定局と、 グリーンカットされる作業区域内を予め設定した運行経
    路に沿って自律走行する走行台車を備えると共に、この
    走行台車を自律走行させながら高圧水を噴射して作業区
    域表面のレイタンスをカッティングするノズルガンを有
    するグリーンカットマシンと、 前記固定局及びグリーンカットマシンにそれぞれ設置さ
    れ、双方から送出される信号を受信することによって常
    に正対し合うよう動作する双方向自動追尾装置と、 前記各双方向自動追尾装置に設置され、前記固定局とグ
    リーンカットマシン間で信号の送受を行なう通信手段と
    、 前記固定局の双方向自動追尾装置から前記グリーンカッ
    トマシンの双方向自動追尾装置に設けたターゲットに向
    けて光波を発射することにより固定局とグリーンカット
    マシン間の距離を測定する距離測定手段と、 前記固定局に設けられ、この固定局の双方向自動追尾装
    置のグリーンカットマシンに対する水平方向及び上下方
    向の角度を検出する傾き検出手段と、 前記距離測定手段からの距離情報及び前記角度検出手段
    からの角度情報に基づいてグリーンカットマシンの現在
    位置座標と進行方向を算出するとともに、この算出結果
    と予め設定した運行経路データとを比較し、両者間に差
    が生じたときにその差信号を前記両通信手段を通してグ
    リーンカットマシンにフィードバックさせる制御手段と
    、前記グリーンカットマシン側に設けられ、予め設定し
    た運行経路データに基づいて走行台車を運行経路に沿い
    走行制御すると共に、前記制御手段からフィードバック
    される差信号がゼロになるように走行台車の走行方向を
    修正する運行制御手段と、 を備えたことを特徴とするグリーンカットマシンの自動
    運行装置。
  2. (2)ノズルガンを後方に配置したジェットクリーナか
    らホースを介して高圧水を供給し、且つノズルガンによ
    りカッティングされるレイタンスを水と共に吸引するバ
    キューム装置を後方に設置したことを特徴とする請求項
    1記載のグリーンカットマシンの自動運行装置。
  3. (3)グリーンカットマシン及び後方のジェットクリー
    ナとバキューム装置に双方での通信を可能にする無線送
    受信器を設置したことを特徴とする請求項2記載のグリ
    ーンカットマシンの自動運行装置。
  4. (4)作業区域内の障害物を検知してグリーンカットマ
    シンを停止させる安全監視手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のグリーンカットマシンの自動運行装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002258945A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 移動体の監視制御システム

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