JPH0418974A - 石綿セメント管の廃棄処理方法及びこれに用いる処理装置 - Google Patents

石綿セメント管の廃棄処理方法及びこれに用いる処理装置

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JPH0418974A
JPH0418974A JP2121746A JP12174690A JPH0418974A JP H0418974 A JPH0418974 A JP H0418974A JP 2121746 A JP2121746 A JP 2121746A JP 12174690 A JP12174690 A JP 12174690A JP H0418974 A JPH0418974 A JP H0418974A
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JP
Japan
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crushed
liquid
asbestos
crushed material
crusher
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Pending
Application number
JP2121746A
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English (en)
Inventor
Moritoshi Ito
伊藤 守敏
Yoshinosuke Noji
野地 吉之介
Masanao Kato
正直 加藤
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HIGASHI NIPPON UNIT SERVICE KK
Original Assignee
HIGASHI NIPPON UNIT SERVICE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アスベスト(石綿)を含んだセメント管の廃
棄処理方法及びその処理装置に関する。
〔発明の背景と従来の技術〕
従来、セメントや石膏を主原料とする窯業系建材、又は
水道の地下配管に用いるセメント管などには、耐火・補
強材としてアスベスト繊維を使用していた。
しかし、近年の研究でアスベスト(石綿)は、呼吸器系
における、発ガン性物質としての疑いが濃くなってきた
。そのため、建築物の防火、防湿等の目的で吹き付けら
れたアスベストは、現在撤去又は薬品等による封じ込め
の処理が行われている。
更にこれに対応して、アスベストを含んだ建材・構築材
は、使用が規制又は禁止される方向にあり、既に使われ
ているものは、徐々にアスベストを含まない建材に!き
換わりつつある。
ところで、この取り替え破棄されるアスベストセメント
管の処理にも問題が残る。
空及び長尺物であるため、そのままでは無駄な容積増及
び取扱の煩わしさを招いていた。
また、密封容器内で手作業にて、石綿セメント管を破砕
する方法も行われているが、外部への飛散防止が完全で
ないばかりでなく、作業者も防塵服などを着用しなけれ
ばならず、非常に煩雑で作業性の悪いものであった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、石綿繊維の飛散防止の完全化を図り
ながら、石綿セメント管の破砕を機械的に完全かつ均一
にすることによって、被破砕物のセメント固形化及び梱
包を容易にする方法、及びこれを実現する処理装置の提
供を目的としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、上記のように交換破棄される石綿セメント管は、
飛散防止の見地から耐久性のある軟質ビニール等で梱包
して処理していた。
しかし、かかる方法では、石綿セメント管が中〔課題を
解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明の処理方法は、先ず、
負圧状態に保った密閉空間を形成し、その空間内に液体
噴霧域を形成する。そして、該液体噴霧域内で、石綿セ
メント管を破砕機で破砕した後、該破砕物を固形化する
ことを特徴としている。
次に、上記処理方法を実現化する装置は、(A)密閉さ
れ内部空間が負圧装置によって負圧状態に保たれた外郭
体と、 (B)該外郭体内に配置された破砕機と、(C)該破砕
機の被破砕物投入口の全体を、液体噴霧が覆うようにし
て配置された液体噴霧手段と、 (D)該破砕機の破砕物排出口に配置された受は容器と
、 (E)先端開口部が該受は容器内に配置され、受は容器
内の破砕物を、前記外郭体の外に吸い取る吸出管と、 から構成される。
また、破砕物排出口の下方に、用水受は容器を配置し、
ポンプ手段によって該用水受は容器の液体を、ろ過装置
を介して前記液体噴霧手段に送るようにすれば、噴霧に
使用した液体が循環し、液体の節約になる。
〔実 施 例] 次に、本発明における石綿セメント管の廃棄処理方法と
、これに用いる処理装置について図面にしたがって説明
する。
外郭体1は金属製で、できるだけ密封状態になるように
して略箱型に形成され、その内部は負圧装置2で負圧状
態に保たれる。
該外郭体lの内部には、破砕機3が配置され、その上部
には被破砕物投入口4が設けられ、又その下部には破砕
物排出口5が設けられている。
6は、処理物投入口で、蓋体7によって閉しられ密閉が
保たれている。該処理物投入口6からは、被破砕物投入
口4の縁部8まで、シュータ−9が架は渡すようにして
配置されている。
被破砕物投入口4の開口上方には、複数個のシャワーノ
ズル10.10、・・・を備えた液体噴霧手段11が配
置されている。該シャワーノズル10の配置は、噴霧域
が少なくとも被破砕物投入口4の開口全面を覆うように
設定されている。
破砕物排出口5の下方には、破砕物運搬手段としてコン
ヘア12が配置され、破砕物受は容器13まで延ばされ
ている。該破砕物受は容器13の内部には、吸出管14
の先端開口部15が、破砕物16内に埋没するように配
置され、その他端は、外郭体lの外部に延ばされている
17は、用水受は容器であり、破砕物排出口5及びコン
ベア12の下方に配置され、前記液体噴霧手段11で用
いた液体を受けるようにされている。該用水受は容器1
7の液体は、ろ過装置18を介して、ポンプ19によっ
て液体噴霧手段11に送られ、用水が循環するようにさ
れている。
尚、ここで用いられる液体は、通常の水道水でもよいが
、例えばコンニャクノリ等を混合して粘性を付加した液
体を用いれば、よりアスベストの飛散を効果的に防止す
ることができる。
上記構成により本発明の実施装置は、以下のように作用
する。
先ず、蓋体7を開放し、処理物投入口6から、破菫処理
する石綿セメント管を投入する。該石綿セメント管は、
シュータ−9に沿って被破砕物投入口4から破砕機3に
投入され、破砕機3が作動して破砕が行われる。この時
、液体噴霧手段11によって液体(本実施例では水)が
噴霧され、石綿セメント管は湿り気を帯び、かつ被破砕
物投入口4の全体を噴霧が覆っているため、破砕粉に含
まれるアスベスト繊維の飛散を防止することができる。
次に、被処理物は、はぼ均一に破砕され、液体と混合し
て礫状又は泥状になって破砕物排出口5から排出される
。該破砕物16は、コンベア12によって破砕物受は容
器13に運ばれ、−旦集積される。そして、該破砕物受
は容器13内に配管された吸出管14によって外郭体1
の外部に吸い出され、通常のコンクリートミキサ(図示
せず。
)でコンクリートと混合され、固形化される。
一方、破砕物16に含まれる過剰な用水は用水受は容器
17によって回収され、ろ過装置18で石綿(アスヘス
)繊維をろ過した後、ポンプ19によって液体噴霧装置
11に送られ、再び使用される。
ここで、負圧装置2は、外郭体lの内部を外気圧より低
い気圧の状態保持するため、外郭体1に隙間がある場合
でも、外気が内部に吹き込むことにより、かかる隙間か
らアスヘス繊維が外部へ飛散することはない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されているため、次のような
効果を奏する。
(イ)液体噴霧域で破砕するため、アスベスト繊維の飛
散を防止することができる。
(ロ)中空で無駄な容積が多いセメント管を、砕いてか
ら固形化するため、破棄物の容積を小さくすることがで
きる。また取り扱いも容易である。
(ハ)用水受は容器で過剰な用水を回収し、再利用する
ため、節水にも役立つ。
(ニ)外郭体の内部を負圧状態に保つため、若干の隙間
からもアスベスト繊維が外部に漏れることを防止するこ
とができる。
(ホ)装置全体が外郭体に収まるため、コンバクに作っ
た場合は、車両の荷台に載置することができ、移動可能
となる。特に、現場などにこれを持ち込めばその場で処
理することができ、わざわざ処理施設まで運ぶ必要がな
くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例の構成全体を示す平面図である
。 l・・・外郭体、2・・・負圧装置、3・・・破砕機5
・・・破砕物排出口、11・・・液体噴霧手段、13・
・破砕物受は容器、 14・・、吸出管、 15・・・
先端開口部、16・・・破砕物、 17.、・用水受は
容器、 18・・ろ過装置、19・・・ポンプ 特許出願人:東日本ユニットサービス株式会社代  理
  人 : 弁  理  土 水   野   博   文

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、負圧状態に保った密閉空間内に、液体噴霧域を形成
    し、該液体噴霧域内で石綿セメント管を破砕機で破砕し
    た後、該破砕物を固形化することを特徴とする石綿セメ
    ント管の廃棄処理方法。 2、密閉され内部空間が負圧装置(2)により負圧状態
    に保たれた外郭体(1)と、 該外郭体(1)内に配置された破砕機(3)と、該破砕
    機(3)の被破砕物投入口(4)の全体を、液体噴霧が
    覆うようにして配置された液体噴霧手段(11)と、 該破砕機(3)の破砕物排出口(5)に配置された破砕
    物受け容器(13)と、 先端開口部(15)が該破砕物受け容器(13)内に配
    置され、破砕物受け容器(13)内の破砕物(16)を
    、前記外郭体(1)の外に吸い取る吸出管(14)と、
    から成ることを特徴とする石綿セメント管の処理装置。 3、破砕物排出口(5)の下方に配置される用水受け容
    器(17)と、 該用水受け容器(17)の液体を、ろ過装置(18)を
    介して前記液体噴霧手段(11)に送るポンプ手段(1
    9)と、から成ることを特徴とする請求項2記載の石綿
    セメント管の処理装置。
JP2121746A 1990-05-12 1990-05-12 石綿セメント管の廃棄処理方法及びこれに用いる処理装置 Pending JPH0418974A (ja)

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