JPH04189605A - 低騒音空気入りタイヤ - Google Patents

低騒音空気入りタイヤ

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JPH04189605A
JPH04189605A JP2319850A JP31985090A JPH04189605A JP H04189605 A JPH04189605 A JP H04189605A JP 2319850 A JP2319850 A JP 2319850A JP 31985090 A JP31985090 A JP 31985090A JP H04189605 A JPH04189605 A JP H04189605A
Authority
JP
Japan
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tire
groove
grooves
lateral
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP2319850A
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English (en)
Inventor
Kuan Ban Doan
ドァン クァン バン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、低騒音空気入りタイヤに関する。
[従来の技術] 操縦安定性を重視するノ\イパフォーマンス乗用車用空
気入りタイヤ(50,55又は60シリーズ)の分野で
も、車の高級化にともなって居住性能、快適さがますま
す求められている。
また、環境騒音公害の防止・低減という社会的ニーズも
高まり、低騒音の空気入りタイヤが求められている。
ところが、現実のバイパフォーマンスタイヤでは主溝を
タイヤ周方向にストレートかつ無端状に設けたトレッド
パターンを採用することが多いために、現在の性能、特
にドライ時の操縦安定性を維持したままで低騒音化を進
めることは非常に難しい状況である。
第5図は、従来のバイパフォーマンス乗用車用空伍入す
タイヤのトレッドパターンを示す平面図である。
同図に示すタイヤのトレッド部には、タイヤ周方向に3
本の太い主溝10.10.10が、互いに平行に、しか
もストレートかつ無端状に設けられている。これらの主
?1A10.10.10によって区分される中央の2本
のリブ上には中央横溝14.14が所定ピッチで設けら
れている。両側の主溝10゜10は、ショルダー部に向
かって伸びる所定ピッチの太い横溝16.1Bを通して
タイヤ端部22,22において開放されている。つまり
、このタイヤのトレッドパターンはブロックパターンに
なっており、トラクション性能及び排水性能の向上のた
めに横溝14,14;1B、16が設けられている。
さて、第5図のタイヤから発生するノイズとして、(1
)主溝10.10.toから生じる気柱管共鳴音と、(
2)横Wti1G、16によるピッチピーク音とを挙げ
ることができる。
このタイヤがある接地長で路面に接するとき、主溝10
.10.10と路面との間に気柱管が形成される。この
気柱管の空気の走行中の振動が気柱管共鳴音であり、そ
の基本周波数は800Hz〜1.25kHzである。
一方、所定のピッチで設けられた横溝16.18は、タ
イヤが接地するごとにその中の空気が圧縮・放出を繰り
返してノイズを生じる。これがピッチビーク音である。
[発明が解決しようとする課題] 第5図のタイヤにおいて主溝10,10.10の幅を小
さくすることによって主溝の空洞容積を減らせば気柱管
共鳴音が低減する。ところが、排水性等の他性能を考慮
すると、極端に主溝1[]、10゜10の幅を狭くする
ことができず、あまり大きな効果は期待できない。
ピッチビーク音を低減するためにはブロックパターンを
リブパターン化することが効果的である。周方向にゴム
の連続した部分をつくることによって、特に接地圧の高
いショルダー部のタイヤ回転中の振動エネルギーを減少
させるのである。上記バイパフォーマンスタイヤでは、
他性能との兼ね合いもあって、第6図又は第7図に示す
トレッドパターンの採用が考えられている。
第6図のトレッドパターンは、副溝12の両側に設けら
れた主溝10.10からショルダー部に向かって細い横
溝16.16を伸ばし、この横溝16゜16をタイヤ端
部22,22まで貫通させずに途中で止めたものである
。つまり、横溝のないリブ部分をショルダー部に形成し
ている。
第7図のトレッドパターンは、主溝10.10から伸び
る細い第1の横溝16.16を途中で止め、この第1の
横溝18.16からずらしてショルダーリブ上に細い¥
S2の横溝20.20を設けたものである。ただし、第
2の横溝20.20の一端はタイヤ端部22.22にお
いて開放されているが、第1の横溝16.18と第2の
横溝20.20とは直状につながらず、互いに分離され
ている。
ところが、第6図及び第7図のトレッドパターンでは、
400Hz前後のピッチビーク音は低減するものの、主
溝10.10が横溝を通してタイヤ端部22,22に開
放されることがないために主溝10.10の空洞内部で
は空気の流出が妨げられて空気圧が高められ、結果とし
て1kHz前後の気柱管共鳴音のレベルがかえって上昇
する。
本発明は、トレッドパターンの改良により、操縦安定性
等のタイヤ性能を維持しなから気柱管共鳴音とピッチピ
ーク音との両者を抑制した低騒音空気入りタイヤを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る低騒音空気入りタイヤは、周方向の主溝が
、この主溝からショルダー部に向かって伸びる所定ピッ
チの第1の横溝と、主溝より細くかつ浅い周方向の補助
溝と、この補助溝から更にショルダー部に向かって伸び
る第2の横溝とを順次通してタイヤ端部において開放さ
れたトレッドパターンを備え、しかも第1の横溝と第2
の横溝とが直状につながらないことを特徴とするもので
ある。
補助溝は、幅が2mm以上、3mm以下であり、深さが
主溝の深さの2分の1以上、3分の2以下であることが
好ましい。
[作 用] 主溝が第1の横溝、周方向の補助溝及び第2の横溝を順
次通してタイヤ端部において開放されているので、これ
らの溝を通して主溝の空気圧を逃がしてやることができ
、気柱管共鳴音が小さくなる。また、第1の横溝と第2
の横溝とが直状につながらないので、ピッチビーク音も
小さくなる。しかも、補助溝は、細くかつ浅いので操縦
安定性等の性能に与える影響が小さい。
補助溝は、幅が2mm以上J3mm以下であり、深さが
主溝の深さの2分の1以上、3分の2以下であることが
好ましい。補助溝の幅を狭くしすぎると、接地時にブロ
ックどうしが接触するので、主溝から空気が流出しにく
くなり、ノイズ低減効果が消失する。補助溝を広くしす
ぎると、ショルダー部のブロック剛性の変動が大きくな
り、ノイズ特にピッチビーク音のレベルが増加し、操縦
安定性や耐偏摩耗性が低下する。補助溝を浅くしすぎる
と、ショルダー部へ空気が流れにくくなり、ノイズ低減
効果が小さくなる。逆に補助溝を深くしすぎると、操縦
安定性、耐偏摩耗性等が低下する。
[実施例] 第1図は、本発明の実施例に係る低騒音空気入りタイヤ
のトレッドパターンを示す平面図である。
同図に示すタイヤのトレッド部には、2本の太い主溝1
0.10が、これらの主溝to、10より細01本の副
溝12を挟むように、タイヤ周方向に互いに平行に、し
かもストレートかつ無端状に設けられている。これらの
主溝10.10及び副溝12によって区分される中央の
2本のリブ上には中央横溝14.14が所定ピッチで設
けられている。
主溝10.10からショルダー部に向かって、中央tF
i?M14,14と同じピッチで細い第1の横溝16゜
16が伸びている。ただし、第1の横溝16.16はタ
イヤ端部22,22に至る前にすぐに終端する。
第1の横溝16.18の先端は、タイヤ周方向にとぎれ
とぎれに設けられた補助溝18.18の一端につながっ
ている。補助61!II、1Bの他端は、細い第2の横
溝20.20の一端につながっており、この第2の横溝
20.20の他端がタイヤ端部22.22に至って開放
されている。ただし、第2の横溝20.20の配設ピッ
チは第1の横溝ift、1Bの配設ピッチと同じである
が、第1の横溝16.18と第2の横溝20.20とは
直状につながらない。
主溝10.10は、幅が7〜10mmであり、深さが約
8mmである。補助溝18.18の幅Wは2〜3mmで
ある。また、補助溝18.18の深さDは、主溝の深さ
の2分の1以上、3分の2以下すなわち4〜5mmであ
る。
第2図は、補助溝18.18の幅Wが2.5mmである
第1図のトレッドパターンを有する本発明の実施例に係
る低騒音空気入りタイヤを装着した場合のタイヤノイズ
の周波数特性を従来例及び比較例の場合とともに示すグ
ラフである。
比較例のタイヤは、補助溝18.18の幅Wが1゜Om
mである点だけが実施例と異なる。従来例は第7図のト
レッドパターンである。ただし、タイヤサイズ205/
60R1589H,すム15X61.内圧2.0kg/
cm  、負荷荷重410kg、走行速度40 k m
 / hで試験を行なった。
同図かられかるように、補助溝18.18の幅Wを1.
0mmにした場合(比較例)には十分なノイズ低減効果
が得られないけれども、補助溝18.18の幅Wを2.
5mmにした場合(実施例)には1kHz前後の気柱管
共鳴音と400Hz前後のピッチビーク音とがいずれも
小さくなっている。
m3図は、補助溝18.18の幅Wの変化に対するタイ
ヤノイズのレベル変化を示すグラフであり、同図かられ
かるように補助$18.18の幅Wは2〜3mmが適当
である。補助溝幅Wが2mmを下回ると上記のように十
分なノイズ低減効果が得られない。逆に補助溝幅Wが3
mmを上回ってもノイズレベルが上がるだけである。
なお、上記実施例タイヤは、低騒音タイヤであるだけで
なく、操縦安定性フィーリングテストの結果が良好であ
り、耐偏摩耗性も良好である。
第4図は、本発明の他の実施例に係る低騒音空気入りタ
イヤのトレッドパターンを示す平面図である。
同図に示すタイヤのトレッド部には3本の太い主溝10
.10.10が設けられており、両側の主溝10.10
から細い第1の横溝16.16がショルダー部に向かっ
て伸びている。ただし、この第1の横溝16.16はタ
イヤ端部22.22に至る前にすぐに終端する。第1の
横溝18.18の先端は、タイヤ周方向にストレートか
つ無端状に設けられた補助溝18.18に開口する。一
端がタイヤ端部22゜22において開放されている細い
第2の横溝20゜20も、その他端が補助溝Ill、1
8に開口している。
ただし、第1の横溝1e、1Bと第2の横溝20.20
とは直状につながらない。しかも、補助溝18゜18は
、主溝to、 10より細くかつ浅い。
このタイヤも、周方向の主溝10.10が、この主溝1
0.10からショルダー部に向かって伸びる所定ピッチ
の第1の横溝16.16と、主溝10.10より細くか
つ浅い周方向の補助溝18.18と、この補助溝18.
18から更にショルダー部に向かって伸びる第2の横溝
20.20とを順次通してタイヤ端部22,22におい
て開放されたトレ・ソドノくターンを備え、第1の横溝
16.18と第2の横溝20.20とが直状につながら
ない点は第1図の場合と同様であって、操縦安定性、耐
偏摩耗性等のタイヤ性能を維持しなから気柱管共鳴音と
ビ・ソチピーク音との両者を抑制することができる。
なお、本発明は、バイパフォーマンスタイヤでない80
シリーズのタイヤ等にも適用可能である。
[発明の効果] 以上のとおり、本発明に係る低騒音空気入りタイヤは、
周方向の主溝が、この主溝からショルダー部に向かって
伸びる所定ピッチの第1の横溝と、主溝より細くかつ浅
い周方向の補助溝と、この補助溝から更にショルダー部
に向かって伸びる第2の横溝とを順次通してタイヤ端部
において開放されたトレッドパターンを備え、第1の横
溝と第2の横溝とが直状につながらないタイヤであるか
ら、操縦安定性等のタイヤ性能を確保しなから気柱管共
鳴音とピッチピーク音との両者を抑制することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る低騒音空気入りタイヤ
のトレッドパターンを示す平面図、第2図は、前回の、
タイヤを装着した場合のタイヤノイズの周波数特性を従
来例及び比較例の場合とともに示すグラフ、 第3図は、補助溝の幅Wの変化に対するタイヤノイズの
レベル変化を示すグラフ、 第4図は、本発明の他の実施例に係る低騒音空気入りタ
イヤのトレッドパターンを示す平面図、 第5図〜第7図は、従来の空気入りタイヤのトレッドパ
ターンを示す平面図である。 符号の説明 10・・・主溝、12・・・副溝、14・・・中央横溝
、1B・・・第1の横溝、18・・・補助溝、20・・
・第2の横溝、22・・・タイヤ端部、W・・・補助溝
の幅。 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 神助壜の福W (mm ) 第8図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周方向の主溝が、この主溝からショルダー部に向か
    って伸びる所定ピッチの第1の横溝と、前記主溝より細
    くかつ浅い周方向の補助溝と、この補助溝から更にショ
    ルダー部に向かって伸びる第2の横溝とを順次通してタ
    イヤ端部において開放されたトレッドパターンを備え、
    前記第1の横溝と第2の横溝とが直状につながらないこ
    とを特徴とする低騒音空気入りタイヤ。 2、前記補助溝は、幅が2mm以上、3mm以下であり
    、深さが主溝の深さの2分の1以上、3分の2以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の低騒音空気入りタイ
    ヤ。
JP2319850A 1990-11-21 1990-11-21 低騒音空気入りタイヤ Pending JPH04189605A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116511A (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd 低騒音タイヤ
JPS62194909A (ja) * 1986-02-20 1987-08-27 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JPH01309806A (ja) * 1988-06-07 1989-12-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ

Patent Citations (3)

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