JPH0418880Y2 - - Google Patents

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JPH0418880Y2
JPH0418880Y2 JP1988082931U JP8293188U JPH0418880Y2 JP H0418880 Y2 JPH0418880 Y2 JP H0418880Y2 JP 1988082931 U JP1988082931 U JP 1988082931U JP 8293188 U JP8293188 U JP 8293188U JP H0418880 Y2 JPH0418880 Y2 JP H0418880Y2
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JP
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stationery
case
lid
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held
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JP1988082931U
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JPH0210094U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はケースを構成する材料の弾性と柔軟
性とを利用して筆記具等、ハサミ、カツター、ホ
ツチキス、定規等の文房具をケース内にガタつき
なく収納し、ケースと筆記具等とが相互に保持し
合うようにした低コストの収納ケースに関する。
(従来技術) 従来の筆記具又は文房具の収納ケースは筆記具
等を収納し得る長さの比較的偏平な箱状又は筒状
ケースを金属板、合成樹脂板、木、皮等より作成
し、この中に筆記具等を入れるようにして蓋を被
せるものや、被せた蓋が不用意に開かないように
止具でケース本体に止着するようにしたものが一
般的であつた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記の筆記具又は文房具の収納ケ
ースはケース内で筆記具等が固定されるものでは
ないので、バツグ等に入れて持運ぶ時にケース内
で移動したり、ガタついたりして音をたて或は筆
記具等を傷めることがあり、蓋の止めてないもの
は外れて筆記具等が飛出す等の問題点があり、ハ
サミ、カツター、ホツチキス等を入れることは無
理であつた。そこでこれを防止するために筆記具
等をケース内に並べて入れて移動できないように
押え、板で押えて止めたり、ケース内に仕切り等
を設けて筆記具等が移動しないようにしたもの等
もあつたが、体裁が悪くなつたり、筆記具等の取
出しが不便になる等の欠点があつた。
本考案は、仕切りや押え板等を用いることな
く、又、蓋を止める必要のないケースであつて筆
記具以外の定規、カツター等の文房具を入れても
飛び出したりガタつくことがないようにした収納
ケースの提供を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために提供され
た収納ケースであり、独立した本体1と蓋2とを
有するケースであつて、該ケースの前記本体1と
蓋2の夫々の開口部1′,2′が対称形とされてお
り、しかも該本体1と蓋2の夫々の開口部1′,
2′から内方に向けて収納穴1a,2aが設けら
れていると共に、前記ケースが弾性と柔軟性とを
有し、該ケースの前記本体1の収納穴1a内に収
納された文房具Aが該収納穴1aの内壁に弾性的
に圧接して該本体1に保持され、且つ該本体1に
保持されている前記文房具Aに被嵌された前記蓋
2が、該蓋2の前記収納穴2aの内壁に該文房具
Aを弾性的に圧接して該文房具Aに保持されてい
る構成としたものである。
(作用) 上記のように構成された収納ケースは本体1内
に挿入される文房具Aが柔軟性を有する側壁1b
を押すことによつて、側壁1bの弾性による復元
力により側壁1bに圧接されてその摩擦係数の大
きい表面によつて文房具Aを保持される。又、こ
の文房具Aの本体1より突出された部分に蓋2を
被せることにより前記本体1と同様の側壁2bを
弾性的に文房具Aに圧接して文房具Aによつて蓋
2が本体1と一箇のケースとして保持される。
従つて本体1、蓋2間に双方を止着するための
止具を特に取付けなくとも、ケース本体1と蓋2
とがその側壁1b及び2bの摩擦力により、文房
具Aと互に保持し合つて抜け出すことがない。又
文房具Aを取出すときは蓋2を材料の弾発力及び
摩擦に抗して取外すことにより、文房具Aの一方
の端部が露出するので容易に取出せる。
(実施例) 以下本考案に係る収納ケースの実施例について
図面に従つて説明する。
1,2は収納ケースの本体と蓋であつて、発泡
ポリエチレン、発泡EVA等の弾性と柔軟性とを
併有する発泡合成樹脂材を材料として形成され、
開口部1′,2′が同じ大きさで対称形をなしてお
り、該開口部1′,2′から夫々内方に向けて収納
穴1a,2aが設けられている。
この収納穴1a,2aを構成する夫々の側壁1
b及び2bの一対の対向する側壁1b,1b間及
び2b,2bの間隙xはこの収入穴1a,2aに
挿入される文房具Aの一方の幅a(一方の幅aは
例えば鉛筆一本の直径或は2本〜3本を重ね合わ
せた直径の和を幅とする場合がある。)よりも稍
幅狭となつており、他方の対向する側壁1b′,1
b′及び2b′,2b′間の間隔は収納予定の文房具A
の本数及び個数によつて適宜の間隔とされてい
る。3はケースの外周面の化粧生地を示す。
このケースは本体1の収納穴1aに文房具Aを
挿入すると、文房具Aが前記側壁1b,1bを外
方へ押出す圧力と、側壁1b,1bの弾性による
復元力とその大きな摩擦力とにより、文房具Aは
本体1内に保持される。又蓋2も同様にして文房
具Aの露出した部分に被せることにより文房具A
がケース内に収まり、且つ蓋2が文房具に保持さ
れる。
第2図乃至第7図は一対のケース本体1と蓋2
との開口部1′,2′側に互に対応する形状部分を
設けた実施例であつて第2図は並行する傾斜面と
したもの、第3図乃至第5図は対応する凹凸形状
として、組合せるようにしたものであり、第4
図、第5図は特に凸部4及び凹部5の最大幅部が
ネツク部の幅より大きいものとし、発泡合成樹脂
材の弾性を利用して嵌込むようにしてケース本体
1及び蓋2を一体に組付けるようになつている。
第6図は蓋2と本体1とが開口部2′,1′の一
辺で連続しており、その連設部外面に凹条を又は
連設部に断続する切溝を設けて折り易くし、この
部分から外方へ折返して蓋2を開けるようにした
実施例である。
第7図は本体1の外側広面積に開口面と平行方
向に切欠溝1cを設け、蓋2の側縁と組合せて立
掛けるようにした実施例である。
尚上記各実施例におけるケースは表面塗装する
場合、化粧生地3を貼着する場合等もある。
(効果) 本考案に係る収納ケースは上記のように弾性と
柔軟性とを有する摩擦係数の大きい材料からなる
本体と蓋との一対のケース内に収納されているの
で収納されて文房具は側壁を押圧して外方へ押出
し、押出された側壁の弾性による復元しようとす
る力により側壁と文房具とが圧接し、この側壁の
摩擦係数の大きな面により相互に保持されるので
ケース内で移動したり、ケースから抜けたりする
ことなく、しかもソフトに保持される。又、本体
と蓋とにより文房具の両端から収納するだけで蓋
と本体の抜け出しを防止する止具が不要であるの
で、文房具を使用する時は止具の操作がなく蓋を
取るだけで抜き出すことができる。
又、ケースは弾性と柔軟性を有する発泡合成樹
脂材により形成されているので文房具が損傷する
ことがなく、鉛筆の削り出された鋭い状態の芯も
キヤツプ等を用いなくとも折れることなくケース
内に保持される。
更にケース自体の手触りがよく、しかも材料コ
ストが低いため安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納ケースの一実施例の
斜視図、第2図乃至第7図は他の各種実施例の斜
視図である。 1……本体、2……蓋、1′,2′……開口部、
1a,2a……収納穴、1b,2b,1b′,2
b′……側壁、A……文房具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 独立した本体と蓋とを有するケースであつて、
    該ケースの前記本体と蓋の夫々の開口部が対称形
    とされており、しかも該本体と蓋の夫々の開口部
    から内方に向けて収納穴が設けられていると共
    に、 前記ケースが弾性と柔軟性とを有し、該ケース
    の前記本体の収納穴内に収納された文房具が該収
    納穴の内壁に弾性的に圧接して該本体に保持さ
    れ、且つ該本体に保持されている前記文房具に被
    嵌された前記蓋が、該蓋の前記収納穴の内壁に該
    文房具を弾性的に圧接して該文房具に保持されて
    いることを特徴とする収納ケース。
JP1988082931U 1988-06-24 1988-06-24 Expired JPH0418880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988082931U JPH0418880Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

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JP1988082931U JPH0418880Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

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Publication Number Publication Date
JPH0210094U JPH0210094U (ja) 1990-01-23
JPH0418880Y2 true JPH0418880Y2 (ja) 1992-04-27

Family

ID=31307666

Family Applications (1)

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JP1988082931U Expired JPH0418880Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

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JP (1) JPH0418880Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0139457Y2 (ja) * 1985-12-18 1989-11-27
JPS62185097U (ja) * 1986-05-16 1987-11-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210094U (ja) 1990-01-23

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