JPH04188577A - 導体接続部の絶縁方法 - Google Patents
導体接続部の絶縁方法Info
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- JPH04188577A JPH04188577A JP2315741A JP31574190A JPH04188577A JP H04188577 A JPH04188577 A JP H04188577A JP 2315741 A JP2315741 A JP 2315741A JP 31574190 A JP31574190 A JP 31574190A JP H04188577 A JPH04188577 A JP H04188577A
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- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、電気機器に電力を供給する高圧ケーブルおよ
び導体の接続部の絶縁方法に関する。
び導体の接続部の絶縁方法に関する。
(従来の技術)
電気機器に電力を供給するときには、高圧ケーブル又は
エポキシ樹脂などで被覆された被覆導体が使用されてい
る。ここで高圧ケーブル又は被覆導体およびこれらに接
続される電気機器は、予め使用電圧に十分耐える絶縁が
施されているため絶縁耐力に対する支障はない。
エポキシ樹脂などで被覆された被覆導体が使用されてい
る。ここで高圧ケーブル又は被覆導体およびこれらに接
続される電気機器は、予め使用電圧に十分耐える絶縁が
施されているため絶縁耐力に対する支障はない。
(発明が解決しようとする課題)
一方、電気機器と高圧ケーブル又は被覆導体との接続は
、多くの場合、電気機器の設置された場所、すなわち現
場での作業となるため、工場で製作される電気機器又は
高圧ケーブルとの絶縁に比べて特に信頼性において不十
分なことが多い。
、多くの場合、電気機器の設置された場所、すなわち現
場での作業となるため、工場で製作される電気機器又は
高圧ケーブルとの絶縁に比べて特に信頼性において不十
分なことが多い。
例えば、高圧ケーブル相互の接続部では、相互の導体を
ボルトやナツトなどで接続後、この上に粘着性の絶縁テ
ープを巻回し、絶縁を施す方法が採られている。
ボルトやナツトなどで接続後、この上に粘着性の絶縁テ
ープを巻回し、絶縁を施す方法が採られている。
この方法は作業場所が十分広く、絶縁被覆の厚さも十分
にとることができ、かつ接続箇所の形状が単純であれば
使用に際して支障のない接続部の絶縁を施すことができ
る。しかし、作業場所が狭く、十分な絶縁被覆の厚さを
確保できないような場合、又は接続部の形状がL字、又
はT字状に変形しているときの絶縁は、作業が複雑なば
かりでなく、信頼性のある絶縁を施すことはかなり困難
である。特に電気機器と導体を接続する場合は、作業場
所のスペースも含めて困難である場合か多い。
にとることができ、かつ接続箇所の形状が単純であれば
使用に際して支障のない接続部の絶縁を施すことができ
る。しかし、作業場所が狭く、十分な絶縁被覆の厚さを
確保できないような場合、又は接続部の形状がL字、又
はT字状に変形しているときの絶縁は、作業が複雑なば
かりでなく、信頼性のある絶縁を施すことはかなり困難
である。特に電気機器と導体を接続する場合は、作業場
所のスペースも含めて困難である場合か多い。
又、接続部を容器で覆い、容器の中へ注型用の樹脂を注
入して硬化させる注型絶縁方法もある。
入して硬化させる注型絶縁方法もある。
この方法は、均一な絶縁を施すことが可能で、小形化と
いう点では優れているが、樹脂の混合機や樹脂の注入機
などの設備が必要で、現地での作業においては、搬入の
点で問題があった。
いう点では優れているが、樹脂の混合機や樹脂の注入機
などの設備が必要で、現地での作業においては、搬入の
点で問題があった。
このため、現地での作業が容易で、しかも高信頼性の導
体の接続部の絶縁被覆方法が要望されていた。
体の接続部の絶縁被覆方法が要望されていた。
そこで、本発明の目的は、高圧導体の接続部において、
現地での作業が容易で、かつ均一な絶縁を施すことが可
能な信頼性の高い導体の接続部の絶縁方法を得ることで
ある。
現地での作業が容易で、かつ均一な絶縁を施すことが可
能な信頼性の高い導体の接続部の絶縁方法を得ることで
ある。
U発明の構成コ
(課題を解決するための手段と作用)
本発明は、高電圧か印加される導体の接続部を絶縁物で
被覆する導体接続部の絶縁方法において、導体の接続部
とほぼ同一外形の埋込型か内部に収納された分割容器に
シリコーンゲルを注入し硬化させる工程と、この硬化さ
れたシリコーンゲルを導体の接続部に冠着させる工程で
導体接続部の絶縁を行うことで、現地での作業が容易で
、導体接続部の信頼性を上げた導体接続部の絶縁方法で
ある。
被覆する導体接続部の絶縁方法において、導体の接続部
とほぼ同一外形の埋込型か内部に収納された分割容器に
シリコーンゲルを注入し硬化させる工程と、この硬化さ
れたシリコーンゲルを導体の接続部に冠着させる工程で
導体接続部の絶縁を行うことで、現地での作業が容易で
、導体接続部の信頼性を上げた導体接続部の絶縁方法で
ある。
(実施例)
本発明は導体接続部を覆うことのできる容器を分割し、
これに擬似導体接続部の埋込型を入れてシリコーンゲル
を注入し、シリコーンゲルが硬化後埋込型を取り出し、
分割した容器を導体接続部にかぶせ締め付けることによ
り、高圧導体接続部の絶縁を施すものである。
これに擬似導体接続部の埋込型を入れてシリコーンゲル
を注入し、シリコーンゲルが硬化後埋込型を取り出し、
分割した容器を導体接続部にかぶせ締め付けることによ
り、高圧導体接続部の絶縁を施すものである。
容器の分割は接続部の形状が単純であれば二分割程度で
可能であり、多くは二分割で行う。分割容器と被接続導
体と接触する端末においては未硬化のシリコーンゲルが
分割容器から流出しないよう加工した埋込型を分割容器
に納め、分割容器に減圧下でシリコーンゲルを注入する
。次いでシリコーンゲルが十分硬化してから埋込型をは
ずし、埋込型を型どりしたシリコーンゲルを作る。これ
で導体接続部を覆い、導体接続部の絶縁を行うものであ
る。
可能であり、多くは二分割で行う。分割容器と被接続導
体と接触する端末においては未硬化のシリコーンゲルが
分割容器から流出しないよう加工した埋込型を分割容器
に納め、分割容器に減圧下でシリコーンゲルを注入する
。次いでシリコーンゲルが十分硬化してから埋込型をは
ずし、埋込型を型どりしたシリコーンゲルを作る。これ
で導体接続部を覆い、導体接続部の絶縁を行うものであ
る。
ここで用いるシリコーンゲルとは、液状のシリコーンポ
リマーを付加反応により硬化させるもので、一般のシリ
コーンエラストマーの115〜1/10の架橋密度とな
るため、硬化してゼリー状になる。
リマーを付加反応により硬化させるもので、一般のシリ
コーンエラストマーの115〜1/10の架橋密度とな
るため、硬化してゼリー状になる。
このようなシリコーンゲルは基本的にベースポリマー、
架橋剤、硬化触媒とよりなり、使用時に混合して用いる
多包装型(主として2包装型)と、これらがすでに均一
に混合された形で包装されている1包装型があり、適宜
用いられている。そのため、シリコーンゲルの絶縁強度
は、シリコーン油とほぼ同等で空気の5倍以上、六弗化
硫黄ガスの2倍以上、鉱油の1.5倍でほぼ固体のエポ
キシと同等である。
架橋剤、硬化触媒とよりなり、使用時に混合して用いる
多包装型(主として2包装型)と、これらがすでに均一
に混合された形で包装されている1包装型があり、適宜
用いられている。そのため、シリコーンゲルの絶縁強度
は、シリコーン油とほぼ同等で空気の5倍以上、六弗化
硫黄ガスの2倍以上、鉱油の1.5倍でほぼ固体のエポ
キシと同等である。
しかも、シリコーンゲルは、ゼリー状で硬化しているた
め、導体接続部をこれで挟み込むことにより、導体接続
部と隙間なく完全に密着させることが可能で、シリコー
ンゲル密着部もシリコーンゲルを注入した箇所とほぼ同
等の絶縁強度となる。
め、導体接続部をこれで挟み込むことにより、導体接続
部と隙間なく完全に密着させることが可能で、シリコー
ンゲル密着部もシリコーンゲルを注入した箇所とほぼ同
等の絶縁強度となる。
又、密着具合が心配な複雑な形状においては、導体と密
着するシリコーンゲル表面およびシリコーンゲル相互が
密着するシリコーンゲル表面に、予めこれに用いたシリ
コーンゲルを塗布しておくことで、密着度を更に完全な
ものにすることが可能である。
着するシリコーンゲル表面およびシリコーンゲル相互が
密着するシリコーンゲル表面に、予めこれに用いたシリ
コーンゲルを塗布しておくことで、密着度を更に完全な
ものにすることが可能である。
又、シリコーンゲルがゼリー状であるため、導体の温度
変化による膨張や収縮などの動きに対しても追随性がよ
く、これらの変形がストレスとして加わっても応力とし
て残ることもない。そのため、導体の膨張、収縮でシリ
コーンゲルにクラックが発生することもない。
変化による膨張や収縮などの動きに対しても追随性がよ
く、これらの変形がストレスとして加わっても応力とし
て残ることもない。そのため、導体の膨張、収縮でシリ
コーンゲルにクラックが発生することもない。
ゼリー状であるために、機械的振動や衝撃力を吸収する
ことも可能で、導体接続部を外部からの振動や衝撃から
保護することもできる。
ことも可能で、導体接続部を外部からの振動や衝撃から
保護することもできる。
更に、ゼリー状であることから、保守点検時には容易に
分解でき、再度絶縁の目的で新規のシリコーンゲルをか
ふせることにより、容易に機能を再現することかできる
。
分解でき、再度絶縁の目的で新規のシリコーンゲルをか
ふせることにより、容易に機能を再現することかできる
。
又、シリコーンゲルは自己消火性のために、万一事故が
発生し火災となっても、燃焼時に有毒ガスの発生がない
ため、公衆災害に対する安全性を確保することができる
。
発生し火災となっても、燃焼時に有毒ガスの発生がない
ため、公衆災害に対する安全性を確保することができる
。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、二分割された円筒状の容器1に埋込型
2を納め、減圧下で2液が混合された未硬化のシリコー
ンゲル3を注入し、ゼリー状に硬化させ、これを高圧導
体の絶縁に用いた。分割された容器1の材質はステンレ
ス鋼板で、二分割とし、これを蝶番7て連結したものを
用いた。蝶番7を開いたのが第1図である。
2を納め、減圧下で2液が混合された未硬化のシリコー
ンゲル3を注入し、ゼリー状に硬化させ、これを高圧導
体の絶縁に用いた。分割された容器1の材質はステンレ
ス鋼板で、二分割とし、これを蝶番7て連結したものを
用いた。蝶番7を開いたのが第1図である。
なお、埋込型2には、ポリプロピレンで高圧導体を模擬
したものを用いた。なお、各部の寸法は実物の5〜10
%小さくしておき、実物における高圧導体との密着性を
上げるようにした。これを分割容器1に挿入し、未硬化
のシリコーンゲル3(TSE 3063東芝シリコーン
株式会社製商品名)を10mmHHの減圧下で分割容器
1の中に注入し、室温25℃で1日放置しゼリー状に硬
化させた。
したものを用いた。なお、各部の寸法は実物の5〜10
%小さくしておき、実物における高圧導体との密着性を
上げるようにした。これを分割容器1に挿入し、未硬化
のシリコーンゲル3(TSE 3063東芝シリコーン
株式会社製商品名)を10mmHHの減圧下で分割容器
1の中に注入し、室温25℃で1日放置しゼリー状に硬
化させた。
次いで第2図で示すように、予めエポキシ樹脂で絶縁さ
れた高圧絶縁導体4と高圧絶縁ケーブル5の導体間の接
続部に冠着させた。冠着にあたっては埋込型2をはずし
、シリコーンゲルの全面に再度未硬化のシリコーンゲル
3を刷毛で塗布し、このシリコーンゲルを押し出すよう
にかぶせ、高圧導体接続部に空気など気泡が入らないよ
う十分注意しながら行った。なお、かぶせた後は固定金
具7て分割容器1が容易に開かないように固定した。
れた高圧絶縁導体4と高圧絶縁ケーブル5の導体間の接
続部に冠着させた。冠着にあたっては埋込型2をはずし
、シリコーンゲルの全面に再度未硬化のシリコーンゲル
3を刷毛で塗布し、このシリコーンゲルを押し出すよう
にかぶせ、高圧導体接続部に空気など気泡が入らないよ
う十分注意しながら行った。なお、かぶせた後は固定金
具7て分割容器1が容易に開かないように固定した。
なお、本発明は上記の図面に示される実施例に限定され
るものではなく、T形に分岐した導体の接続部では、分
割容器をT形に、又、Y形に分岐する接続部ではY形に
構成することで任意の形状の接続部や分岐部又は露出部
に通用することができる。又、分割容器の材料も例えば
、分割容器の材質をステンレス鋼板としたか、プラスチ
ックにして、外部に導電性の塗料を塗布してもよく、こ
の場合には、プラスチック容器も絶縁物として期待する
ことかできる。
るものではなく、T形に分岐した導体の接続部では、分
割容器をT形に、又、Y形に分岐する接続部ではY形に
構成することで任意の形状の接続部や分岐部又は露出部
に通用することができる。又、分割容器の材料も例えば
、分割容器の材質をステンレス鋼板としたか、プラスチ
ックにして、外部に導電性の塗料を塗布してもよく、こ
の場合には、プラスチック容器も絶縁物として期待する
ことかできる。
更に、適用箇所は、導体の接続部だけてなく、鉄などの
充電部でよい。
充電部でよい。
又、埋込型の材質は特に固執する必要かなく、要は硬化
したシリコーンゲルから剥離できるものであれば発泡ウ
レタンなどでもよい。
したシリコーンゲルから剥離できるものであれば発泡ウ
レタンなどでもよい。
本発明により、狭いスペースで高圧の接続部の絶縁を容
易に施すことが可能となり、更に、保守点検における絶
縁部分の分解なども容易で特に現地での作業性に優れて
いる。
易に施すことが可能となり、更に、保守点検における絶
縁部分の分解なども容易で特に現地での作業性に優れて
いる。
又、ここで用いるシリコーンゲルは従来の空気絶縁に比
較して数倍の絶縁強度を有するため、高電界下における
ストレスの合理的な設計が可能で、そのため機器の超小
形化を図ることもでき、電気的信頼性の向上が図れる。
較して数倍の絶縁強度を有するため、高電界下における
ストレスの合理的な設計が可能で、そのため機器の超小
形化を図ることもでき、電気的信頼性の向上が図れる。
更に、シリコーンゲルはゼリー状であるため、高圧導体
の膨張、収縮の動きに対しても追随性に優れ、又、機械
的振動や衝撃力を吸収するため、物理的信頼性の向上が
図れる。
の膨張、収縮の動きに対しても追随性に優れ、又、機械
的振動や衝撃力を吸収するため、物理的信頼性の向上が
図れる。
シリコーンゲル自体自己消火性を有しており、万一の火
災において燃焼するようなことがあっても有毒ガスの発
生がないため、化学的信頼性、安全性を期待することが
できる。
災において燃焼するようなことがあっても有毒ガスの発
生がないため、化学的信頼性、安全性を期待することが
できる。
[発明の効果]
以上、本発明によれば、高電圧が印加される導体の接続
部を絶縁物で被覆する導体接続部の絶縁方法において、
導体の接続部とほぼ同一外形の埋込型が内部に収納され
た分割容器にシリコーンゲルを注入し硬化させる工程と
、この硬化されたシリコーンゲルを導体の接続部に冠着
させる工程で導体接続部の絶縁被覆を行ったので、現地
での作業が容易で、導体接続部の信頼性を上げることの
できる導体接続部の絶縁方法を得ることができる。
部を絶縁物で被覆する導体接続部の絶縁方法において、
導体の接続部とほぼ同一外形の埋込型が内部に収納され
た分割容器にシリコーンゲルを注入し硬化させる工程と
、この硬化されたシリコーンゲルを導体の接続部に冠着
させる工程で導体接続部の絶縁被覆を行ったので、現地
での作業が容易で、導体接続部の信頼性を上げることの
できる導体接続部の絶縁方法を得ることができる。
第1図は本発明の導体接続部の絶縁方法の一実施例を示
す図でシリコーンゲルの注入工程を示す図、第2図は本
発明の導体接続部の絶縁方法の−実施例を示す図でシリ
コーンケルを導体接続部へ冠着させる工程を示す図であ
る。 1・・・分割容器 2A;2B・・・埋込型3・
・・シリコーンゲル 4・・・絶縁導体5・・・絶縁ケ
ーブル 7・・・固定金具(8733)代理人 弁理
士 猪 股 祥 晃(ほか 1名) 第1図 第2図
す図でシリコーンゲルの注入工程を示す図、第2図は本
発明の導体接続部の絶縁方法の−実施例を示す図でシリ
コーンケルを導体接続部へ冠着させる工程を示す図であ
る。 1・・・分割容器 2A;2B・・・埋込型3・
・・シリコーンゲル 4・・・絶縁導体5・・・絶縁ケ
ーブル 7・・・固定金具(8733)代理人 弁理
士 猪 股 祥 晃(ほか 1名) 第1図 第2図
Claims (1)
- 高電圧が印加される導体の接続部を絶縁物で被覆する
導体接続部の絶縁方法において、前記導体の接続部とほ
ぼ同一外形の埋込型が内部に収納された分割容器にシリ
コーンゲルを注入し硬化させる工程と、この硬化された
シリコーンゲルを前記導体の接続部に冠着させる工程と
よりなる導体接続部の絶縁方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2315741A JPH04188577A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 導体接続部の絶縁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2315741A JPH04188577A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 導体接続部の絶縁方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04188577A true JPH04188577A (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=18068979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2315741A Pending JPH04188577A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 導体接続部の絶縁方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04188577A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083172A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 地中ケーブル接続部保護管 |
CN108141017A (zh) * | 2015-07-06 | 2018-06-08 | Nkt Hv 电缆有限责任公司 | 在电力电缆的裸露导体部分周围建立绝缘系统的方法 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2315741A patent/JPH04188577A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083172A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 地中ケーブル接続部保護管 |
CN108141017A (zh) * | 2015-07-06 | 2018-06-08 | Nkt Hv 电缆有限责任公司 | 在电力电缆的裸露导体部分周围建立绝缘系统的方法 |
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