JPH0418755B2 - - Google Patents
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- JPH0418755B2 JPH0418755B2 JP21779585A JP21779585A JPH0418755B2 JP H0418755 B2 JPH0418755 B2 JP H0418755B2 JP 21779585 A JP21779585 A JP 21779585A JP 21779585 A JP21779585 A JP 21779585A JP H0418755 B2 JPH0418755 B2 JP H0418755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- coefficient
- vertical correlation
- carrier color
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は搬送色信号処理回路に係り、帰還形く
し形フイルタにて搬送色信号のノイズ成分を低減
する回路に関する。
し形フイルタにて搬送色信号のノイズ成分を低減
する回路に関する。
従来の技術
第２図は一般の映像信号再生装置の一例を
VTRに適用したブロツク系統図を示す。同図に
おいて、磁気テープ１から磁気ヘツド２にて再生
された再生信号はプリアンプ３を介して高域フイ
ルタ（HPF）４に供給されてここで輝度信号に
よつて変調された再生FM信号を分離され、再生
輝度信号処理回路５を介して垂直相関信号検出回
路６に供給され、非垂直相関の場合検出信号が取
出される。
VTRに適用したブロツク系統図を示す。同図に
おいて、磁気テープ１から磁気ヘツド２にて再生
された再生信号はプリアンプ３を介して高域フイ
ルタ（HPF）４に供給されてここで輝度信号に
よつて変調された再生FM信号を分離され、再生
輝度信号処理回路５を介して垂直相関信号検出回
路６に供給され、非垂直相関の場合検出信号が取
出される。
一方、プリアンプ３の出力は低減フイルム
（LPF）７に供給されてここで低域変換色信号を
分離され、搬送色信号処理回路８を介して帰還形
くし形フイルタにて構成されるノイズ低減回路９
に供給される。ノイズ低減回路９では垂直相関信
号検出回路６の出力信号による制御信号にて帰還
量を制御され、搬送色信号に含まれるノイズ成分
を低減する。ノイズ成分を低減された搬送色信号
及び再生輝度信号処理回路５からの輝度信号は混
合回路１０にて混合され、出力端子１１より取出
される。
（LPF）７に供給されてここで低域変換色信号を
分離され、搬送色信号処理回路８を介して帰還形
くし形フイルタにて構成されるノイズ低減回路９
に供給される。ノイズ低減回路９では垂直相関信
号検出回路６の出力信号による制御信号にて帰還
量を制御され、搬送色信号に含まれるノイズ成分
を低減する。ノイズ成分を低減された搬送色信号
及び再生輝度信号処理回路５からの輝度信号は混
合回路１０にて混合され、出力端子１１より取出
される。
ここで、搬送色信号に含まれるノイズ成分を低
減する手段として帰還形くし形フイルタが用いら
れるが、これは非帰還形くし形フイルタに比して
SN比改善度が優れている。然るに、垂直方向の
解像度が劣化する（垂直色にじみ）欠点を有して
いるので、輝度信号の非垂直相関信号を用いてそ
の改善を図つている。
減する手段として帰還形くし形フイルタが用いら
れるが、これは非帰還形くし形フイルタに比して
SN比改善度が優れている。然るに、垂直方向の
解像度が劣化する（垂直色にじみ）欠点を有して
いるので、輝度信号の非垂直相関信号を用いてそ
の改善を図つている。
第３図は第２図示の垂直相関信号検出回路６及
びノイズ低減回路９にて構成される一般の搬送色
信号処理回路の基本的ブロツク系統図を示す。同
図において、端子１２に入来した搬送色信号ｃ
（3.58MHz）は、減算器13、1H（Ｈは水平走査期
間）遅延回路１４、加算器１５、係数回路
（VCA、電圧制御増幅器）１６にて構成される帰
還形くし形フイルタによつてノイズ成分を低減さ
れ、出力端子１７より取出される。一方、端子１
８に入来した輝度信号Ｙは1H遅延回路１９、減
算器２０、検出器２１にて構成される輝度信号垂
直相関検出回路２２により垂直相関有無の検出信
号とされ、係数回路１６に供給されて係数Ｋを制
御する。
びノイズ低減回路９にて構成される一般の搬送色
信号処理回路の基本的ブロツク系統図を示す。同
図において、端子１２に入来した搬送色信号ｃ
（3.58MHz）は、減算器13、1H（Ｈは水平走査期
間）遅延回路１４、加算器１５、係数回路
（VCA、電圧制御増幅器）１６にて構成される帰
還形くし形フイルタによつてノイズ成分を低減さ
れ、出力端子１７より取出される。一方、端子１
８に入来した輝度信号Ｙは1H遅延回路１９、減
算器２０、検出器２１にて構成される輝度信号垂
直相関検出回路２２により垂直相関有無の検出信
号とされ、係数回路１６に供給されて係数Ｋを制
御する。
ここで、輝度信号に垂直相関がない場合、端子
１８に入来する輝度信号は輝度信号垂直相関検出
回路２２にて非垂直相関信号とされる。
１８に入来する輝度信号は輝度信号垂直相関検出
回路２２にて非垂直相関信号とされる。
この場合、係数回路１６の係数は非垂直相関信
号にて垂直相関時よりも小になるよう（Ｋ＝０）
に制御され、従つて、このフイルタは実質的に非
帰還形くし形フイルタとして動作しなくなり、こ
れにより、搬送色信号が垂直色にじみ少なく取出
される。
号にて垂直相関時よりも小になるよう（Ｋ＝０）
に制御され、従つて、このフイルタは実質的に非
帰還形くし形フイルタとして動作しなくなり、こ
れにより、搬送色信号が垂直色にじみ少なく取出
される。
一方、輝度信号に相関がある場合、輝度信号垂
直相関検出回路２２からは垂直相関信号が取出さ
れ、係数回路１６の係数Ｋはそのまま（Ｋ＝１）
とされる。加算器１５の出力よりノイズ成分を含
まれた搬送色信号の垂直輪郭信号が取出され、こ
の信号は係数回路１６にて係数Ｋを乗じられ、減
算器１３にて搬送色信号から減産されて出力端子
１７より取出される。
直相関検出回路２２からは垂直相関信号が取出さ
れ、係数回路１６の係数Ｋはそのまま（Ｋ＝１）
とされる。加算器１５の出力よりノイズ成分を含
まれた搬送色信号の垂直輪郭信号が取出され、こ
の信号は係数回路１６にて係数Ｋを乗じられ、減
算器１３にて搬送色信号から減産されて出力端子
１７より取出される。
発明が解決しようとする問題点
上記一般の回路は、1H遅延回路１４の入力側
のゲインは常に１であるため、輝度信号の垂直相
関なしから垂直相関ありに（係数回路１６の係数
がＫ＝０からＫ＝１に）切換つた場合、その初期
時、フイルタには過去の情報が十分に蓄積されて
おらず、改めて帰還路を介して情報を蓄積するた
め、第４図Ａに示す信号は同図Ｂに示す如くその
立上りおよび立下りに劣化を生じる問題点があつ
た。
のゲインは常に１であるため、輝度信号の垂直相
関なしから垂直相関ありに（係数回路１６の係数
がＫ＝０からＫ＝１に）切換つた場合、その初期
時、フイルタには過去の情報が十分に蓄積されて
おらず、改めて帰還路を介して情報を蓄積するた
め、第４図Ａに示す信号は同図Ｂに示す如くその
立上りおよび立下りに劣化を生じる問題点があつ
た。
本発明は、輝度信号の垂直相関なしから垂直相
関ありに切換つた初期時において、出力信号の立
上りおよび立下りに劣化を生じることがない搬送
色信号処理回路を提供することを目的とする。
関ありに切換つた初期時において、出力信号の立
上りおよび立下りに劣化を生じることがない搬送
色信号処理回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
第１図中、２３は帰還形くし形フイルタ、２２
は輝度信号の垂直相関を検出する輝度信号垂直相
関検出回路、２７は制御回路の一実施例である。
は輝度信号の垂直相関を検出する輝度信号垂直相
関検出回路、２７は制御回路の一実施例である。
作 用
輝度信号垂直相関検出回路２２の検出信号にて
帰還形くし形フイルタ２３に設けられた第１の係
数回路２５の係数K1、および第２の係数回路２
６の係数K2を可変制御する。
帰還形くし形フイルタ２３に設けられた第１の係
数回路２５の係数K1、および第２の係数回路２
６の係数K2を可変制御する。
実施例
第１図は本発明回路の一実施例のブロツク系統
図を示し、同図中、第３図と同一構成部分には同
一番号を付してその説明を省略する。同図中、２
３は帰還形くし形フイルタで、合成回路２４、係
数K1を設定された第１の係数回路（VCA）２
５、1H遅延回路１４、係数K2を設定された第２
の係数回路（VCA）２６にて構成されており、
第１及び第２の係数回路２５，２６の夫々の係数
K1，K2は後述の如く、制御回路２７からの制御
信号にて適宜可変設定される構成とされている。
図を示し、同図中、第３図と同一構成部分には同
一番号を付してその説明を省略する。同図中、２
３は帰還形くし形フイルタで、合成回路２４、係
数K1を設定された第１の係数回路（VCA）２
５、1H遅延回路１４、係数K2を設定された第２
の係数回路（VCA）２６にて構成されており、
第１及び第２の係数回路２５，２６の夫々の係数
K1，K2は後述の如く、制御回路２７からの制御
信号にて適宜可変設定される構成とされている。
制御回路２７は、輝度信号垂直相関検出回路２
２から供給される輝度信号垂直相関有無の検出信
号により、例えば垂直相関がない場合ではK1＝
４，K2＝０、垂直相関がある場合ではK1＝１，
K2＝0.75に設定する。ここで、垂直相関がない場
合のK1＝４の設定により、垂直相関なしから垂
直相関ありに切換つた場合、その初期時、フイル
タには過去の蓄積された情報レベルと略同一レベ
ルの情報を保持し得、この情報を基点に蓄積が始
まるため、第４図Ｃに示す如く、出力信号の立上
り特性に劣化を生じることはない。
２から供給される輝度信号垂直相関有無の検出信
号により、例えば垂直相関がない場合ではK1＝
４，K2＝０、垂直相関がある場合ではK1＝１，
K2＝0.75に設定する。ここで、垂直相関がない場
合のK1＝４の設定により、垂直相関なしから垂
直相関ありに切換つた場合、その初期時、フイル
タには過去の蓄積された情報レベルと略同一レベ
ルの情報を保持し得、この情報を基点に蓄積が始
まるため、第４図Ｃに示す如く、出力信号の立上
り特性に劣化を生じることはない。
なお、検出器２１を、輝度信号の垂直相関の度
合に応じた複数段（例えば８、又はそれ以上等）
の状態の検出信号を出力するように構成し、この
複数段の状態に夫々対応して係数K1，K2を夫々
設定するようにしてもよい。
合に応じた複数段（例えば８、又はそれ以上等）
の状態の検出信号を出力するように構成し、この
複数段の状態に夫々対応して係数K1，K2を夫々
設定するようにしてもよい。
又、本実施例はVTRの再生系に適用したもの
であるが、これに限定されるものではないことは
勿論である。
であるが、これに限定されるものではないことは
勿論である。
又、搬送色信号の周波数は3.58MHz（NTSC方
式）に限定されるものではない。
式）に限定されるものではない。
又、1H遅延回路１４はNTSC方式の場合であ
り、PAL方式は2H遅延回路である。つまり、こ
の部分はnH遅延回路（ｎ＝１ではNTSC方式、
ｎ＝２ではPAL方式）を用いる。
り、PAL方式は2H遅延回路である。つまり、こ
の部分はnH遅延回路（ｎ＝１ではNTSC方式、
ｎ＝２ではPAL方式）を用いる。
発明の効果
本発明回路によれば、帰還型くし形フイルタは
入力搬送色信号を入力し、輝度信号垂直相関検出
回路の検出信号にて、輝度信号の垂直相関なしの
時のnH遅延回路の入力側の第１の係数回路の係
数が輝度信号の垂直相関ありの時のnH遅延回路
の入力側の第１の係数回路の係数より大になるよ
う第１及び第２の係数回路の夫々の係数を可変制
御して出力搬送色信号を出力するので、垂直相関
なしから垂直相関ありに切換つた場合、その初期
時には過去の蓄積された情報レベルと略同一レベ
ルの情報を保持し得、これにより、出力信号の立
上りおよび立下り特性に劣化を生じることはな
く、又、輝度信号及び搬送色信号の各垂直相関の
有無の組合せによつて係数を細かに制御し得るの
で、より細かくノイズ低減効果を得ることがで
き、よりSN比を改善し得る等の特徴を有する。
入力搬送色信号を入力し、輝度信号垂直相関検出
回路の検出信号にて、輝度信号の垂直相関なしの
時のnH遅延回路の入力側の第１の係数回路の係
数が輝度信号の垂直相関ありの時のnH遅延回路
の入力側の第１の係数回路の係数より大になるよ
う第１及び第２の係数回路の夫々の係数を可変制
御して出力搬送色信号を出力するので、垂直相関
なしから垂直相関ありに切換つた場合、その初期
時には過去の蓄積された情報レベルと略同一レベ
ルの情報を保持し得、これにより、出力信号の立
上りおよび立下り特性に劣化を生じることはな
く、又、輝度信号及び搬送色信号の各垂直相関の
有無の組合せによつて係数を細かに制御し得るの
で、より細かくノイズ低減効果を得ることがで
き、よりSN比を改善し得る等の特徴を有する。
第１図は本発明回路の一実施例のブロツク系統
図、第２図は一般の回路をVTRに適用した場合
のブロツク系統図、第３図は一般の回路のブロツ
ク系統図、第４図は搬送色信号の立上り特性を説
明するための図である。 １２……輝度信号入力端子、１４，１９……
1H遅延回路、１７……出力端子、１８……輝度
信号入力端子、２０……減算器、２１……検出
器、２２……輝度信号垂直相関検出回路、２３…
…帰還形くし形フイルタ、２４……合成回路、２
５……第１の係数回路、２６……第２の係数回
路、２７……制御回路。
図、第２図は一般の回路をVTRに適用した場合
のブロツク系統図、第３図は一般の回路のブロツ
ク系統図、第４図は搬送色信号の立上り特性を説
明するための図である。 １２……輝度信号入力端子、１４，１９……
1H遅延回路、１７……出力端子、１８……輝度
信号入力端子、２０……減算器、２１……検出
器、２２……輝度信号垂直相関検出回路、２３…
…帰還形くし形フイルタ、２４……合成回路、２
５……第１の係数回路、２６……第２の係数回
路、２７……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 帰還型くし形フイルタと輝度信号垂直相関検
出回路と制御回路とを具備し、入力搬送色信号を
入力し出力搬送色信号を出力する搬送色信号処理
回路であつて、 該帰還型くし形フイルタは、 該入力搬送色信号と帰還信号に基づく信号とを
合成し、この出力に係数処理を施して得た該出力
搬送色信号を出力する第１の係数回路と、該出力
搬送色信号にnH遅延（ｎは１又は２、Ｈは水平
走査期間）を施した後、係数処理を施して得た該
帰還信号を出力する第２の係数回路とを有し、 該輝度信号垂直相関検出回路は、 該入力搬送色信号にかかる輝度信号の垂直相関
を検出し、 該制御回路は、 該輝度信号垂直相関検出回路の検出信号にて、
該輝度信号の垂直相関なしの時の上記第１の係数
回路の係数が該輝度信号の垂直相関ありの時の上
記第１の係数回路の係数より大になるように上記
第１、第２の係数回路の夫々の係数を可変制御す
ることを特徴とする搬送色信号処理回路。 ２ 該制御回路は、該輝度信号垂直相関検出回路
の検出信号に応じて該第１、第２の係数回路の
夫々の係数を複数段階に可変制御する回路である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の搬
送色信号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21779585A JPS6278989A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 搬送色信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21779585A JPS6278989A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 搬送色信号処理回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6278989A JPS6278989A (ja) | 1987-04-11 |
| JPH0418755B2 true JPH0418755B2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=16709847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21779585A Granted JPS6278989A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 搬送色信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6278989A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63292793A (ja) * | 1987-05-25 | 1988-11-30 | Victor Co Of Japan Ltd | Ｐａｌ方式搬送色信号処理回路 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP21779585A patent/JPS6278989A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6278989A (ja) | 1987-04-11 |
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