JPH04187466A - 用紙送り装置 - Google Patents
用紙送り装置Info
- Publication number
- JPH04187466A JPH04187466A JP31659290A JP31659290A JPH04187466A JP H04187466 A JPH04187466 A JP H04187466A JP 31659290 A JP31659290 A JP 31659290A JP 31659290 A JP31659290 A JP 31659290A JP H04187466 A JPH04187466 A JP H04187466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- paper
- sheet
- printing mechanism
- pressure roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ファンフォールド紙を用いるプリンタに利用
される用紙送り装置に関する。
される用紙送り装置に関する。
従来の技術
まず、第5図に従来例を示す。往復駆動されるキャリア
(図示せず)に搭載された印字ヘッド56とプラテン5
7とを対向配置させてなる印字機構58が設けられてい
る。プラテン57の下方にはペーパーパン59とディフ
レクタ60とが設けられている。また、リリースレバー
(図示せず)の操作により回動されるローラアーム61
の回動遊端には、プラテン57の上部外周面に接触され
る圧接ローラ62が回転自在に保持されている。
(図示せず)に搭載された印字ヘッド56とプラテン5
7とを対向配置させてなる印字機構58が設けられてい
る。プラテン57の下方にはペーパーパン59とディフ
レクタ60とが設けられている。また、リリースレバー
(図示せず)の操作により回動されるローラアーム61
の回動遊端には、プラテン57の上部外周面に接触され
る圧接ローラ62が回転自在に保持されている。
63はトラクタで、このトラクタ63は案内軸64を中
心として実線で示す引っ張り位置と仮想線で示す押し込
み位置とに位置変更自在に保持されている。
心として実線で示す引っ張り位置と仮想線で示す押し込
み位置とに位置変更自在に保持されている。
このようなプリンタにおいては、ペーパーパン59に沿
ってプラテン57にファンフォールド紙53を給紙する
場合には、トラクタ63を仮想線で示す押し込み位置に
移動させ、圧接ローラ62によりプラテン57からのフ
ァンフォールド紙53の浮きを阻止する。プリンタのボ
トムパスから給紙する時は、実線で示す押し込み位置に
移動させたトラクタ63によりファンフォールド紙53
を引っ張り、ディフレクタ60によりプラテン57から
のファンフォールド紙53の浮きを阻止する。この時は
、トラクタ63に与える負荷を軽減するために、圧接ロ
ーラ62はプラテン57から離反される。
ってプラテン57にファンフォールド紙53を給紙する
場合には、トラクタ63を仮想線で示す押し込み位置に
移動させ、圧接ローラ62によりプラテン57からのフ
ァンフォールド紙53の浮きを阻止する。プリンタのボ
トムパスから給紙する時は、実線で示す押し込み位置に
移動させたトラクタ63によりファンフォールド紙53
を引っ張り、ディフレクタ60によりプラテン57から
のファンフォールド紙53の浮きを阻止する。この時は
、トラクタ63に与える負荷を軽減するために、圧接ロ
ーラ62はプラテン57から離反される。
発明が解決しようとする課題
印字ヘッド56からファンフォールド紙53を引っ張る
使用形態においては、プラテン57から圧接ローラ62
を離反させるが、この動作はリリースレバーを操作して
ローラアーム6Iを反時計方向に回動させることにより
行うため、構造が複雑化する。
使用形態においては、プラテン57から圧接ローラ62
を離反させるが、この動作はリリースレバーを操作して
ローラアーム6Iを反時計方向に回動させることにより
行うため、構造が複雑化する。
課題を解決するための手段
用紙通路中に設けられた印字機構と、前記用紙通路の排
紙側に配置されて前記用紙通路側に付勢された圧接ロー
ラと、前記印字機構に対する給紙側の押し込み位置と前
記圧接ローラの排紙側における引っ張り位置とにトラク
タを位置変更自在に保持する保持手段と、前記圧接ロー
ラを支える支持部を一端に有し前記引っ張り位置に位置
する前記トラクタに干渉する干渉部を他端に有して変位
自在に保持された連動部材とにより構成した。
紙側に配置されて前記用紙通路側に付勢された圧接ロー
ラと、前記印字機構に対する給紙側の押し込み位置と前
記圧接ローラの排紙側における引っ張り位置とにトラク
タを位置変更自在に保持する保持手段と、前記圧接ロー
ラを支える支持部を一端に有し前記引っ張り位置に位置
する前記トラクタに干渉する干渉部を他端に有して変位
自在に保持された連動部材とにより構成した。
作用
トラクタを印字部の給紙側の押し込み位置に移動させて
ファンフォールド紙を印字機構に押し込む使用形態を選
択した場合には、ファンフォールド紙は用紙通路側に付
勢された圧接ローラにより用紙通路からの浮きが阻止さ
れる。トラクタを圧接ローラの排紙側の引っ張り位置に
移動させてファンフォールド紙を印字機構から引っ張る
使用形態を選択した場合には、連動部材の干渉部とトラ
クタとの干渉により連動部材が付勢力に抗して変位する
ため、圧接ローラが連動部材の支持部により自動的に用
紙通路から退避される。
ファンフォールド紙を印字機構に押し込む使用形態を選
択した場合には、ファンフォールド紙は用紙通路側に付
勢された圧接ローラにより用紙通路からの浮きが阻止さ
れる。トラクタを圧接ローラの排紙側の引っ張り位置に
移動させてファンフォールド紙を印字機構から引っ張る
使用形態を選択した場合には、連動部材の干渉部とトラ
クタとの干渉により連動部材が付勢力に抗して変位する
ため、圧接ローラが連動部材の支持部により自動的に用
紙通路から退避される。
実施例
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
する。1は筐体である。この筐体lはベース2に下面開
口のケース3を組み立てることにより形成されている。
する。1は筐体である。この筐体lはベース2に下面開
口のケース3を組み立てることにより形成されている。
この筐体1の下部の手前側(第1図ないし第3図におい
て左側)には給紙口4が形成され、筐体1の上部の後方
(同図において右側)には排紙口5が形成され、給紙口
4から排紙口5に向けて後方上がりの方向に傾斜する用
紙通路6が設けられている。さらに、前記ケース3は前
面パネル7を有し、この前面パネル7に形成された開口
部8には、給紙トレイを兼ねたカバー9がヒンジ10を
中心に開閉自在に保持されている。なお、このカバー9
の両側縁と開口部8の両側縁とには、図示しないが互い
に弾発的に係合する凹部と突起とが形成されている。さ
らに、前記開口部8の下縁から後方に延呂する案内板1
1とこの案内板11の後方に位置する案内板12とを設
け、これらの案内板11.12の上方に案内板13を対
向させることにより、前記開口部8から前記用紙通路6
の途中に接続された手差通路14が形成されている。さ
らに、この用紙通路6の中間部には印字機構15が設け
られている。この印字機構15は、プラテン16と、こ
のプラテン16と平行なキャリアシャフト17に摺動自
在に嵌合されたキャリア18と、このキャリア18に搭
載された印字ヘッド19とよりなる。20はキャリア1
8に装着されたリボンカートリッジであ ゛る。さら
に、前記用紙通路6における前記プラテン16の上流側
には、用紙送りローラ21とこの用紙送りローラ21に
接離自在に支持された圧接ローラ22とが設けられ、プ
ラテン16の下流側には、排紙ローラ23と圧接ローラ
24とが設けられ、この圧接ローラ24の軸は板ばね2
5により下方に付勢されている。
て左側)には給紙口4が形成され、筐体1の上部の後方
(同図において右側)には排紙口5が形成され、給紙口
4から排紙口5に向けて後方上がりの方向に傾斜する用
紙通路6が設けられている。さらに、前記ケース3は前
面パネル7を有し、この前面パネル7に形成された開口
部8には、給紙トレイを兼ねたカバー9がヒンジ10を
中心に開閉自在に保持されている。なお、このカバー9
の両側縁と開口部8の両側縁とには、図示しないが互い
に弾発的に係合する凹部と突起とが形成されている。さ
らに、前記開口部8の下縁から後方に延呂する案内板1
1とこの案内板11の後方に位置する案内板12とを設
け、これらの案内板11.12の上方に案内板13を対
向させることにより、前記開口部8から前記用紙通路6
の途中に接続された手差通路14が形成されている。さ
らに、この用紙通路6の中間部には印字機構15が設け
られている。この印字機構15は、プラテン16と、こ
のプラテン16と平行なキャリアシャフト17に摺動自
在に嵌合されたキャリア18と、このキャリア18に搭
載された印字ヘッド19とよりなる。20はキャリア1
8に装着されたリボンカートリッジであ ゛る。さら
に、前記用紙通路6における前記プラテン16の上流側
には、用紙送りローラ21とこの用紙送りローラ21に
接離自在に支持された圧接ローラ22とが設けられ、プ
ラテン16の下流側には、排紙ローラ23と圧接ローラ
24とが設けられ、この圧接ローラ24の軸は板ばね2
5により下方に付勢されている。
次いで、第4図にトラクタ26の構造を示す。
左右一対のトラクタフレーム27には、モータに連結さ
れる駆動軸28の両端が回転自在に支承されているとと
もに、案内軸29の両端が保持されている。これらの駆
動軸28と案内軸29とには左右一対のホルダ30が左
右方向に摺動自在に保持されている。これらのホルダ3
0には、前記駆動軸28に駆動されるプーリ(図示せず
)と、このプーリに駆動されるベルト31とが設けられ
、これらのベルト31の外周にはファンフォールド紙の
両側に形成された孔に係合される複数の突起32が形成
されている。また、前記ホルダ30には、起伏自在の用
紙押え33と前記案内軸29に圧接された制動機構(図
示せず)とが設けられている。さらに、前記トラクタフ
レーム27の外側面には取付軸34.35が立設され、
端縁には一端開口のU字形の取付孔36が形成され、内
面には支点軸37を中心として回動するロックレバ−3
8が設けられている。これらのロックレバ−38は、両
端に摘み39と係止爪40とを有し、この係止爪40が
前記取付孔36の開口縁を覆う方向に回動するようにス
プリング41により付勢されているが、前記トラゲタフ
レーム27に形成されたストッパ42により過剰な回動
運動が制限されている。
れる駆動軸28の両端が回転自在に支承されているとと
もに、案内軸29の両端が保持されている。これらの駆
動軸28と案内軸29とには左右一対のホルダ30が左
右方向に摺動自在に保持されている。これらのホルダ3
0には、前記駆動軸28に駆動されるプーリ(図示せず
)と、このプーリに駆動されるベルト31とが設けられ
、これらのベルト31の外周にはファンフォールド紙の
両側に形成された孔に係合される複数の突起32が形成
されている。また、前記ホルダ30には、起伏自在の用
紙押え33と前記案内軸29に圧接された制動機構(図
示せず)とが設けられている。さらに、前記トラクタフ
レーム27の外側面には取付軸34.35が立設され、
端縁には一端開口のU字形の取付孔36が形成され、内
面には支点軸37を中心として回動するロックレバ−3
8が設けられている。これらのロックレバ−38は、両
端に摘み39と係止爪40とを有し、この係止爪40が
前記取付孔36の開口縁を覆う方向に回動するようにス
プリング41により付勢されているが、前記トラゲタフ
レーム27に形成されたストッパ42により過剰な回動
運動が制限されている。
しかして、第1図ないし第3図に示すように、前記印字
機構15に対する給紙側の押し込み位置と前記圧接ロー
ラ24の排紙側における引っ張り位置とに前記トラクタ
16を位置変更自在に保持する保持手段43.44が設
けられている。これらの保持手段43.44は前記筐体
1の両側に固定されたフレーム(図示せず)に固定され
ている。
機構15に対する給紙側の押し込み位置と前記圧接ロー
ラ24の排紙側における引っ張り位置とに前記トラクタ
16を位置変更自在に保持する保持手段43.44が設
けられている。これらの保持手段43.44は前記筐体
1の両側に固定されたフレーム(図示せず)に固定され
ている。
一方の保持手段43は、前記取付軸34が嵌合されるU
字形の支持片45と、前記取付孔36が嵌合される固定
軸46とよりなる。前記支持片45の下部には前記給紙
口4側に延出して前記固定軸34を案内する案内片45
’aが形成されている。
字形の支持片45と、前記取付孔36が嵌合される固定
軸46とよりなる。前記支持片45の下部には前記給紙
口4側に延出して前記固定軸34を案内する案内片45
’aが形成されている。
他方の保持手段44は、前記取付軸35が嵌合されるU
字形の支持片47と、前記取付孔36が嵌合される固定
軸48とよりなる。さらに、前記排紙口5の近傍の両側
には、支点軸49を中心に回動する連動部材であるアー
ム5oが設けられている。これらのアーム50の一端に
は前記圧接ローラ24の軸の端部を下方から支える支持
部である受は片51が形成され、他端には前記支持片4
7側に突出する干渉部である突片52が形成されている
。
字形の支持片47と、前記取付孔36が嵌合される固定
軸48とよりなる。さらに、前記排紙口5の近傍の両側
には、支点軸49を中心に回動する連動部材であるアー
ム5oが設けられている。これらのアーム50の一端に
は前記圧接ローラ24の軸の端部を下方から支える支持
部である受は片51が形成され、他端には前記支持片4
7側に突出する干渉部である突片52が形成されている
。
なお、前記保持手段43.44のそれぞれの近傍には、
前記トラクタ26の駆動軸28の端部が連結される駆動
部(図示せず)が配置されているものである。
前記トラクタ26の駆動軸28の端部が連結される駆動
部(図示せず)が配置されているものである。
このような構成において、給紙口4から挿入されたファ
ンフォールド紙53をトラクタ26により印字機構15
に押し込む使用形態を選択する場合は、第1図に示すよ
うに、トラクタ26を給紙口4側の保持手段43に装着
する。すなわち、左右の摘み39を押圧してロックレバ
−38を後方上がりの方向に回動させた状態で、トラク
タ26 ゛の取付軸34を支持片45に嵌合するととも
に、取付孔36を固定軸46に嵌合し、摘み39から手
を離す。これにより、ロックレバ−38はスプリング4
1の付勢力により回動し、その係止爪40で固定軸46
を押える。そして、トラクタ26のベルト31にファン
フォールド紙53をセットし、トラクタ26を駆動する
ことによりファンフォールド紙53が印字機構15に向
けて搬送され、続いて排紙ローラ23により排紙口5か
ら排紙される。給紙口4側の保持手段43にトラクタ2
6を装着する場合には、ヒンジ7aを中心に前面バネル
7を上方に開放することにより行う。
ンフォールド紙53をトラクタ26により印字機構15
に押し込む使用形態を選択する場合は、第1図に示すよ
うに、トラクタ26を給紙口4側の保持手段43に装着
する。すなわち、左右の摘み39を押圧してロックレバ
−38を後方上がりの方向に回動させた状態で、トラク
タ26 ゛の取付軸34を支持片45に嵌合するととも
に、取付孔36を固定軸46に嵌合し、摘み39から手
を離す。これにより、ロックレバ−38はスプリング4
1の付勢力により回動し、その係止爪40で固定軸46
を押える。そして、トラクタ26のベルト31にファン
フォールド紙53をセットし、トラクタ26を駆動する
ことによりファンフォールド紙53が印字機構15に向
けて搬送され、続いて排紙ローラ23により排紙口5か
ら排紙される。給紙口4側の保持手段43にトラクタ2
6を装着する場合には、ヒンジ7aを中心に前面バネル
7を上方に開放することにより行う。
また、給紙口4から挿入されたファンフォールド紙53
をトラクタ26により印字機構15から引っ張る使用形
態を選択する場合は、−旦トラクタ26を給紙口4側の
保持手段43から外し、排紙口5側の保持手段44に装
着する。すなわち、左右の摘み39を押圧してロックレ
バ−38を後方上がりの方向に回動させた状態で、トラ
クタ26を支持片45と固定軸46から外す。続いて、
トラクタ26を水平方向に180°向きを変えて取付孔
36側を手前に向ける。続いて、第2図に示すように、
摘み39を押圧した状態でトラクタ26の取付軸35を
支持片47に嵌合するとともに、取付孔36を固定軸4
8に嵌合し、摘み39から手を離す。これにより、ロッ
クレバ−38はスプリング41の付勢力により回動し、
その係止爪40で固定軸48を押える。そして、トラク
タ26のベルト31にファンフォールド紙53をセット
し、トラクタ26を駆動することによりファンフォール
ド紙53が印字機構15から引き出される。
をトラクタ26により印字機構15から引っ張る使用形
態を選択する場合は、−旦トラクタ26を給紙口4側の
保持手段43から外し、排紙口5側の保持手段44に装
着する。すなわち、左右の摘み39を押圧してロックレ
バ−38を後方上がりの方向に回動させた状態で、トラ
クタ26を支持片45と固定軸46から外す。続いて、
トラクタ26を水平方向に180°向きを変えて取付孔
36側を手前に向ける。続いて、第2図に示すように、
摘み39を押圧した状態でトラクタ26の取付軸35を
支持片47に嵌合するとともに、取付孔36を固定軸4
8に嵌合し、摘み39から手を離す。これにより、ロッ
クレバ−38はスプリング41の付勢力により回動し、
その係止爪40で固定軸48を押える。そして、トラク
タ26のベルト31にファンフォールド紙53をセット
し、トラクタ26を駆動することによりファンフォール
ド紙53が印字機構15から引き出される。
第2UgJに示す引っ張りの使用形態を採用した場合に
、アーム50はその突片52がトラクタフレーム27に
押されて反時計方向に回動し、受は片51によって圧接
ローラ24の軸を板ばね25の付勢力に抗して押し上げ
る。すなわち、圧接ローラ24が排紙ローラ23から自
動的に離反され、トラクタ26だけで紙送りが行われる
。
、アーム50はその突片52がトラクタフレーム27に
押されて反時計方向に回動し、受は片51によって圧接
ローラ24の軸を板ばね25の付勢力に抗して押し上げ
る。すなわち、圧接ローラ24が排紙ローラ23から自
動的に離反され、トラクタ26だけで紙送りが行われる
。
さらに、単票54に印字する場合には、第3図に示すよ
うに、開放したカバー9を手差トレイとして利用し、手
差通路14から用紙通路6に単票54を挿入する。この
使用形態を選択した場合には、トラクタ26を給紙口4
側の保持手段43に装着し、圧接ローラ24を排紙ロー
ラ23に圧接させ、用紙送りローラ21に圧接ローラ2
2を圧接させる。これにより、単票54は印字機構15
に印字された後に、排紙口5から排紙され、筐体1の後
部に形成された排紙トレイ55に積層される。
うに、開放したカバー9を手差トレイとして利用し、手
差通路14から用紙通路6に単票54を挿入する。この
使用形態を選択した場合には、トラクタ26を給紙口4
側の保持手段43に装着し、圧接ローラ24を排紙ロー
ラ23に圧接させ、用紙送りローラ21に圧接ローラ2
2を圧接させる。これにより、単票54は印字機構15
に印字された後に、排紙口5から排紙され、筐体1の後
部に形成された排紙トレイ55に積層される。
前記実施例において、ファンフォールド紙53に印字す
る場合に、押し込みの使用形態と引っ張りの使用形態と
の違いによって、トラクタ26を水平方向に180°向
きを変えた状態で装着したが、何れの使用形態の場合で
もトラクタ26の向きが同じになるように保持手段を配
置してもよいものである。
る場合に、押し込みの使用形態と引っ張りの使用形態と
の違いによって、トラクタ26を水平方向に180°向
きを変えた状態で装着したが、何れの使用形態の場合で
もトラクタ26の向きが同じになるように保持手段を配
置してもよいものである。
発明の効果
本発明は上述のように、用紙通路中に設けられた印字機
構と、前記用紙通路の排紙側に配置されて前記用紙通路
側に付勢された圧接ローラと、前記印字機構に対する給
紙側の押し込み位置と前記圧接ローラの排紙側における
引っ張り位置とにトラクタを位置変更自在に保持する保
持手段と、前記圧接ローラを支える支持部を一端に有し
前記引っ張り位置に位置する前記トラクタに干渉する干
渉部を他端に有して変位自在に保持された連動部材とに
より構成したので、トラクタを印字部の給紙側の押し込
み位置に移動させてファンフォールド紙を印字機構に押
し込む使用形態を選択した場合には、ファンフォールド
紙は用紙通路側に付勢された圧接ローラにより用紙通路
からの浮きが阻止され、トラクタを圧接ローラの排紙側
の引っ張り位置に移動させてファンフォールド紙を印字
機構から引っ張る使用形態を選択した場合には、連動部
材の干渉部とトラクタとの干渉により連動部材が付勢力
に抗して変位するため、圧接ローラが連動部材の支持部
により自動的に用紙通路から退避され、これにより、圧
接ローラの接離操作ミスも防止される等の効果を有する
。
構と、前記用紙通路の排紙側に配置されて前記用紙通路
側に付勢された圧接ローラと、前記印字機構に対する給
紙側の押し込み位置と前記圧接ローラの排紙側における
引っ張り位置とにトラクタを位置変更自在に保持する保
持手段と、前記圧接ローラを支える支持部を一端に有し
前記引っ張り位置に位置する前記トラクタに干渉する干
渉部を他端に有して変位自在に保持された連動部材とに
より構成したので、トラクタを印字部の給紙側の押し込
み位置に移動させてファンフォールド紙を印字機構に押
し込む使用形態を選択した場合には、ファンフォールド
紙は用紙通路側に付勢された圧接ローラにより用紙通路
からの浮きが阻止され、トラクタを圧接ローラの排紙側
の引っ張り位置に移動させてファンフォールド紙を印字
機構から引っ張る使用形態を選択した場合には、連動部
材の干渉部とトラクタとの干渉により連動部材が付勢力
に抗して変位するため、圧接ローラが連動部材の支持部
により自動的に用紙通路から退避され、これにより、圧
接ローラの接離操作ミスも防止される等の効果を有する
。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は押し込みの使用形態を示す縦断側面図、第2図
は引っ張りの使用形態を示す縦断側面図、第3図は単票
を用いる使用形態を示す縦断側面図、第4図はトラクタ
の斜視図、第5図は従来例を示す側面図である。
第1図は押し込みの使用形態を示す縦断側面図、第2図
は引っ張りの使用形態を示す縦断側面図、第3図は単票
を用いる使用形態を示す縦断側面図、第4図はトラクタ
の斜視図、第5図は従来例を示す側面図である。
Claims (1)
- 用紙通路中に設けられた印字機構と、前記用紙通路の排
紙側に配置されて前記用紙通路側に付勢された圧接ロー
ラと、前記印字機構に対する給紙側の押し込み位置と前
記圧接ローラの排紙側における引っ張り位置とにトラク
タを位置変更自在に保持する保持手段と、前記圧接ロー
ラを支える支持部を一端に有し前記引っ張り位置に位置
する前記トラクタに干渉する干渉部を他端に有して変位
自在に保持された連動部材とよりなることを特徴とする
用紙送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316592A JP3013936B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316592A JP3013936B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 用紙送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04187466A true JPH04187466A (ja) | 1992-07-06 |
JP3013936B2 JP3013936B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=18078800
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3013936B2 (ja) |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS574349U (ja) * | 1980-06-10 | 1982-01-09 | ||
JPS6083868A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Nec Corp | プリンタ |
JPS6359565A (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-15 | Citizen Watch Co Ltd | プツシユ・プル共用プリンタ− |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2316592A patent/JP3013936B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574349U (ja) * | 1980-06-10 | 1982-01-09 | ||
JPS6083868A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Nec Corp | プリンタ |
JPS6359565A (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-15 | Citizen Watch Co Ltd | プツシユ・プル共用プリンタ− |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3013936B2 (ja) | 2000-02-28 |
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