JPH04187404A - 木製容器の製法 - Google Patents
木製容器の製法Info
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- JPH04187404A JPH04187404A JP31409790A JP31409790A JPH04187404A JP H04187404 A JPH04187404 A JP H04187404A JP 31409790 A JP31409790 A JP 31409790A JP 31409790 A JP31409790 A JP 31409790A JP H04187404 A JPH04187404 A JP H04187404A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は木製の皿や鉢等の容器の製法に係る。
(従来の技術)
従来、木製容器の製法として、特公昭51−15081
号公報に記載のように、原木を製材してロータリ切断機
により単板を作り、該単板の表裏面に食用性染料を含何
している膠を塗布して自然乾燥せしめ、この乾燥処理さ
れた単板を繊維の長手方向に且つ任意幅に切断して線材
を形成し、該線材をローラ機にかけて約173〜1/2
の厚さに圧縮してテープ状の木材薄片となり、該木材薄
片を渦巻状に捲いて円盤状体にした後、これを押圧賦形
して任意形状の前記薄片か膠着乾燥せしめられている容
器主体となしてから約80°Cのホルマリン5%水溶液
に15分間以上浸漬せしめることにより前記脂分を溶融
浸出させて接着性と耐水性を付与せしめ、次いで乾燥処
理して素木地仕上及び塗装仕上する方法が提案されてい
る。
号公報に記載のように、原木を製材してロータリ切断機
により単板を作り、該単板の表裏面に食用性染料を含何
している膠を塗布して自然乾燥せしめ、この乾燥処理さ
れた単板を繊維の長手方向に且つ任意幅に切断して線材
を形成し、該線材をローラ機にかけて約173〜1/2
の厚さに圧縮してテープ状の木材薄片となり、該木材薄
片を渦巻状に捲いて円盤状体にした後、これを押圧賦形
して任意形状の前記薄片か膠着乾燥せしめられている容
器主体となしてから約80°Cのホルマリン5%水溶液
に15分間以上浸漬せしめることにより前記脂分を溶融
浸出させて接着性と耐水性を付与せしめ、次いで乾燥処
理して素木地仕上及び塗装仕上する方法が提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
上記の方法により、軽量で、ひび割れしたり、歪んだり
することのない自然木目を有する容器が得られるが、形
状は円形輪郭のものに限られている。
することのない自然木目を有する容器が得られるが、形
状は円形輪郭のものに限られている。
従って本発明は、上記のような方法にて容器を製作する
場合に、円形輪郭形状以外にも四角形、六角形等多角形
のものや波状の輪郭形状を有するものをも製作し得るよ
うにすることを課題とする。
場合に、円形輪郭形状以外にも四角形、六角形等多角形
のものや波状の輪郭形状を有するものをも製作し得るよ
うにすることを課題とする。
(課題を解決するための手段)
本発明によれば上記課題は、表裏面に膠を塗布して自然
乾燥せしめたテープ状の木材薄片を渦巻状に捲いて円盤
状体にした後、各巻条を軸線方向に相互に順次ずらして
素材容器を形成し、この素材容器に紐を巻いて締め付け
て素材容器の周壁を変形させ、所望の輪郭形状を賦形す
ることによって達成される。
乾燥せしめたテープ状の木材薄片を渦巻状に捲いて円盤
状体にした後、各巻条を軸線方向に相互に順次ずらして
素材容器を形成し、この素材容器に紐を巻いて締め付け
て素材容器の周壁を変形させ、所望の輪郭形状を賦形す
ることによって達成される。
(実施例)
第3図は製材した檜等の原木をロータリ切断機にかけて
桂むきのように薄く剥いて得られた、例えば0.5.、
厚程度の薄い単板1を示しており、この単板はIX 1
kgに対し食用性染料2〜3gを混合して得られる塗
布液を表裏両面に塗布され、−次いで自然乾燥される。
桂むきのように薄く剥いて得られた、例えば0.5.、
厚程度の薄い単板1を示しており、この単板はIX 1
kgに対し食用性染料2〜3gを混合して得られる塗
布液を表裏両面に塗布され、−次いで自然乾燥される。
乾燥した単板は繊維の長手方向に対してやや斜めの方向
に任意の幅、例えば1.5〜2.Oc−の幅に切断され
、それによって線材2を得る。切断の方向を繊維の長手
方向に対してやや斜めにすることにより、欠けや割れの
発生が減少し、強度が増大し、製造過程での不良率が半
減することが分った。
に任意の幅、例えば1.5〜2.Oc−の幅に切断され
、それによって線材2を得る。切断の方向を繊維の長手
方向に対してやや斜めにすることにより、欠けや割れの
発生が減少し、強度が増大し、製造過程での不良率が半
減することが分った。
上記の線材2はローラ機にかけられ、約1/3〜!/2
の厚さに圧縮され、テープ状の木材薄片3となされる。
の厚さに圧縮され、テープ状の木材薄片3となされる。
このようにして得られた木材薄片3は第4図に示すよう
に渦巻状に緊密に捲かれ円盤状体となされる。これを任
意の適当な型にて押圧賦形することにより各巻条が軸線
方向に相互に順次すらされて素材容器が形成される。
に渦巻状に緊密に捲かれ円盤状体となされる。これを任
意の適当な型にて押圧賦形することにより各巻条が軸線
方向に相互に順次すらされて素材容器が形成される。
第5図は、押圧賦形を行うための雄雌両型4゜5の一例
を示しており、雌型5上に配置された渦巻円盤状体に対
して雄型4を振動させながら押し付けて各巻状を軸線方
向に相互にすらし適当な形状に押圧賦形して素材容器を
得るか、または雄型4を使用せずに、雌型2のみを使用
して上部から手にて押圧して賦形し、素材容器6を形成
することも可能である。
を示しており、雌型5上に配置された渦巻円盤状体に対
して雄型4を振動させながら押し付けて各巻状を軸線方
向に相互にすらし適当な形状に押圧賦形して素材容器を
得るか、または雄型4を使用せずに、雌型2のみを使用
して上部から手にて押圧して賦形し、素材容器6を形成
することも可能である。
このように形成された素材容器6は平面的に見て円形輪
郭を有しているが、このような素材容器に対してその直
径方向に紐を巻いて締め付けることにより素材容器の周
壁を変形させ所望の輪郭形状にする。
郭を有しているが、このような素材容器に対してその直
径方向に紐を巻いて締め付けることにより素材容器の周
壁を変形させ所望の輪郭形状にする。
第1図は縦横十文字に紐7を巻いて締め付け、略々四角
形の容器を得る場合を示しており、また第2図は5つの
方向に等角度間隔で紐7を巻き、締め付は具合を適当に
調節して波釘状の輪郭形状とした場合を示している。紐
を巻付ける方向の多寡、締め付は力の大小によって様々
な輪郭形状を現出させることができる。
形の容器を得る場合を示しており、また第2図は5つの
方向に等角度間隔で紐7を巻き、締め付は具合を適当に
調節して波釘状の輪郭形状とした場合を示している。紐
を巻付ける方向の多寡、締め付は力の大小によって様々
な輪郭形状を現出させることができる。
紐7の材料は麻であることが好ましいが、特にこれに制
限されるものではない。
限されるものではない。
紐7を締め付けて変形させる場合、真水の中に浸漬して
行えば、脂分が溶融浸出して隣接する巻条相互の部分的
な接着がもたらされ、巻条間での変形の波及が効果的に
行われ、また変形自体も容易となる。
行えば、脂分が溶融浸出して隣接する巻条相互の部分的
な接着がもたらされ、巻条間での変形の波及が効果的に
行われ、また変形自体も容易となる。
次に、前述したように紐7により形状を整えられた素材
容器は、そのまま約80℃のホルマリン5%水溶液内に
、小物で6〜7分、大物で15〜30分浸漬される。こ
れによって、隣接する巻条間の全体に亘る完全な接着が
もたらされ、同時にホルマリンと膠の作用によって強力
な耐水性が付与せしめられる。
容器は、そのまま約80℃のホルマリン5%水溶液内に
、小物で6〜7分、大物で15〜30分浸漬される。こ
れによって、隣接する巻条間の全体に亘る完全な接着が
もたらされ、同時にホルマリンと膠の作用によって強力
な耐水性が付与せしめられる。
次に素材容器は電気的に乾燥せしめられ、次いで表面を
削って素木地仕上が行われ、最後に塗装されて製品とな
される。
削って素木地仕上が行われ、最後に塗装されて製品とな
される。
(発明の効果)
上記のように、本発明によれば、上記のように形成され
た素材容器に単に紐を巻き付けるという簡単な作業を行
うたけて、円形以外の様々な輪郭形状の容器が比較的容
易に得られ、趣味趣向に応して製品の多様化を図ること
ができるものである。
た素材容器に単に紐を巻き付けるという簡単な作業を行
うたけて、円形以外の様々な輪郭形状の容器が比較的容
易に得られ、趣味趣向に応して製品の多様化を図ること
ができるものである。
第1図は本発明方法により略々四角形に賦形されている
素材容器の斜視図、 第2図は波釘状に賦形した場合の素材容器の斜視図、 第3図はテープ状の木材薄片の材料取りを行うための単
板斜視図、 第4図はテープ状の木材薄片を渦巻状に捲いて円盤状体
を作る工程を説明する斜視図、第5図は渦巻状木材薄片
を押圧賦形して′1.)る型の縦断面図である。 43・・・テープ状の木材薄片、6・・・素材容器、7
・・・紐 代理人弁理士 1)代 蒸 治 第1図 第2図
素材容器の斜視図、 第2図は波釘状に賦形した場合の素材容器の斜視図、 第3図はテープ状の木材薄片の材料取りを行うための単
板斜視図、 第4図はテープ状の木材薄片を渦巻状に捲いて円盤状体
を作る工程を説明する斜視図、第5図は渦巻状木材薄片
を押圧賦形して′1.)る型の縦断面図である。 43・・・テープ状の木材薄片、6・・・素材容器、7
・・・紐 代理人弁理士 1)代 蒸 治 第1図 第2図
Claims (1)
- 表裏面に膠を塗布して自然乾燥せしめたテープ状の木
材薄片を渦巻状に捲いて円盤状体にした後、各巻条を軸
線方向に相互に順次ずらして素材容器を形成し、この素
材容器に紐を巻いて締め付けて素材容器の周壁を変形さ
せ、所望の輪郭形状を賦形することを特徴とする木製容
器の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31409790A JPH0679806B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 木製容器の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31409790A JPH0679806B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 木製容器の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04187404A true JPH04187404A (ja) | 1992-07-06 |
JPH0679806B2 JPH0679806B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=18049205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31409790A Expired - Fee Related JPH0679806B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 木製容器の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679806B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019217741A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 一成 荒井 | 木材の湾曲加工方法 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP31409790A patent/JPH0679806B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019217741A (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 一成 荒井 | 木材の湾曲加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679806B2 (ja) | 1994-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |