JPS6144609Y2 - - Google Patents

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JPS6144609Y2
JPS6144609Y2 JP1457985U JP1457985U JPS6144609Y2 JP S6144609 Y2 JPS6144609 Y2 JP S6144609Y2 JP 1457985 U JP1457985 U JP 1457985U JP 1457985 U JP1457985 U JP 1457985U JP S6144609 Y2 JPS6144609 Y2 JP S6144609Y2
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JP
Japan
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dough
confectionery
fried
adhesive
fried confectionery
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JP1457985U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の詳細な説明 本考案は揚げ菓子、特に膨大した粗構造を有す
る揚げ菓子に関するものである。
本考案の目的は、製造のための手段が簡単であ
りしかも製造された揚げ菓子は菓子生地小片を単
独で揚げた場合に比較して著しく膨大した形状の
ものとすることのできる膨大した粗構造を有する
揚げ菓子を提供せんとするものである。
また、本考案の他の目的は菓子生地を製造する
ために特別の装置を必要とせず極めて簡単な器具
で特別の熟練を必要とすることなく製造すること
のできる膨大した粗構造を有する揚げ菓子を提供
しようとするものである。
膨脹剤を含む原料生地を適宜醗酵させた後この
原料生地を加熱した揚油の中でフライングして揚
げ菓子の体積を生地体積の数倍の大きさにまで膨
大させるようにした揚げ菓子は「油条」などの名
称で知られている。このようにして得られた揚げ
菓子は外見がドーナツツに似た表面を有し生地の
内層には多数の気泡状の空間を有しており全体と
して柔らかい食感を与える優れた菓子として認識
されている。然しながらこれら公知の揚げ菓子の
場合には油揚げをしようとする原料生地の小片が
それれぞれ独立した小片でありしかも膨大の比率
が前記したように大きなものとする為に生地小片
の両端部を互いに引張ながら揚げ油中に投入する
という手段を溝ずる必要がありこの為に多数の生
地小片をその一部で互いに接着させながら変形し
た揚げ菓子を製造することなどは到底不可能なこ
とであつた。
本考案はこれらの問題に対処しようとするもの
であり、以下に記載する考案の完成により完全に
その目的を達成することが出来たものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。総括的にAで示す本考案の揚げ菓子は、所定
幅の平板状に形成した複数枚の菓子生地小片1,
1をその一部が接着2するように重合して構成す
るものであり、このようにして重合接着された生
地小片1,1を加熱した揚げ油中に投入して所定
時間加熱することにより膨大した粗構造を有する
揚げ菓子Aとするものである。本考案に用いる原
料生地は公知のものを用いれば充分であり、例え
ば適宜の調味料を加えた小麦粉にイースト菌等の
膨張剤を加えて醗酵熟成をさせる場合のほか、前
記イースト菌に代えて炭酸アンモニアや重炭酸ナ
トリウムを混捏してその化学反応を利用して生地
の熟成膨張を図る場合など自由に選択することが
できる。熟成を終えた菓子生地は油揚げに適する
よう適当な大きさの生地小片1(例えば、生地厚
5mm〜10mm、生地幅10mm〜150mm、生地の長さ70
〜100mm程度)とする。このようにして得られた
生地小片1,1を重合しその一部を水若しくは接
着剤により接着一体化させる。前記の接着剤とし
ては水を用いる場合のほか小麦粉、コーンスター
チを水で溶解したものを用いるのが望ましいが食
用に適するものであればどのようなものであつて
差支えない。また接着剤の塗布には極細の金属線
条3などを用いることがよく、その線径が0.5mm
乃至3mm程度のものが好ましい、具体的な塗布手
段としては第1図及び第2図に例示するように水
その他の接着剤を塗布した金属線条3を重合しよ
うとする生地小片1の中間部分(この場合長さ方
向に沿う中央部分)に当接する、次いでその上か
ら重合しようとする他方の生地小片1を当接した
後第2図に矢印で示す方向に金属線条3を引抜く
ことによつて塗布および接着を行うことが出来
る。本考案者の実験によれば線径0.5mmの金属線
条3により接着剤を塗布した場合が膨大の結果が
最も良好であり、金属線条3の線径が大きくなる
に従つて膨大の結果が悪くなつていつた。接着剤
の塗布部分は重合する原料生地が互いに重合する
面一個所だけで充分であり第1図乃至第3図に例
示するように重合する菓子生地1,1のうちその
中央部分に長さ方向に沿つて一個所だけに金属線
条3の線幅だけ接着剤を塗布しただけで二枚の菓
子生地は完全に接着されていた。また、その理由
は不明であるが接着剤の塗布に用いる金属線条3
の線径が大きくなるに従つて油揚げされた菓子の
食感が悪くなりまた膨大の状態も悪くなることが
実験の結果判明した。
上記のように構成した本考案の効果の述べれば
以下の通りである。
(1) 複数枚の生地1……1を接着することによつ
て従来の揚げ菓子とは全く異なつた外観の膨大
した揚げ菓子を得ることができる。
(2) 重合する生地1,1相互の間には極めて細い
線条の接着面であるだけであり殆どの部分が互
いに独立した状態であるので菓子生地本来の特
性を失うことがない。
(3) 接着面が細いので油揚げによつて膨大された
菓子の組成に部分的な変化(食感の変化)をも
たらすことがなく全体として均一な食感を有す
ることができる。
(4) 複数枚の原料生地1……1を重合したものに
よつて一つの菓子を構成することができるので
従来の揚げ菓子のような単純なものではなく複
雑な断面形状を有する揚げ菓子を製造すること
ができ、しかもその味覚を低下させることがな
い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は原料生地を重合一体化させる工程を示す斜視
図、第2図は接着剤を塗布するための金属線条を
引き抜く工程を示す斜視図、第3図はイは接着を
終了した生地を示す端面図、ロはそれが膨大した
時を示す端面図、第4図は製品の斜視図である。 A……揚げ菓子、1……生地小片、2……接着
部、3……金属線条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 膨張剤を含む生地原料を用いて所定幅の平板状
    に形成した複数枚の菓子生地小片1,1を、水そ
    の他の接着剤を塗布した極細の金属線条3により
    一部が接着2するように重合して形成したものを
    加熱した油中で揚げて得る膨大した粗構造を有す
    る揚げ菓子。
JP1457985U 1985-02-04 1985-02-04 Expired JPS6144609Y2 (ja)

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JP1457985U JPS6144609Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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JP1457985U JPS6144609Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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JPS61131783U JPS61131783U (ja) 1986-08-18
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ID=30499632

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JPS61131783U (ja) 1986-08-18

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