JPH04187371A - 銅板とAlN基板の接合治具 - Google Patents

銅板とAlN基板の接合治具

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Publication number
JPH04187371A
JPH04187371A JP31262790A JP31262790A JPH04187371A JP H04187371 A JPH04187371 A JP H04187371A JP 31262790 A JP31262790 A JP 31262790A JP 31262790 A JP31262790 A JP 31262790A JP H04187371 A JPH04187371 A JP H04187371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
stainless steel
bottom plate
pins
aln
Prior art date
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Pending
Application number
JP31262790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fukuda
憲司 福田
Yumiko Kouno
有美子 河野
Masato Kumagai
正人 熊谷
Toshihiko Funabashi
敏彦 船橋
Tsuneo Hirayama
平山 恒男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Kinzoku Giken Co Ltd
Original Assignee
Kinzoku Giken Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kinzoku Giken Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Kinzoku Giken Co Ltd
Priority to JP31262790A priority Critical patent/JPH04187371A/ja
Publication of JPH04187371A publication Critical patent/JPH04187371A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、A42N基板上に銅板を高温で接合する場合
に用いる接合治具に関する。
【従来の技術] 銅板とAβN基板をTi%Zr、Hf等の活性金属入り
のろう材を用いて接合する場合、銅板とAβN基板を接
合治具で位置ぎめ固定し、真空巾約850℃、30分で
接合する。このとき従来は第2図に示すような接合治具
を用いていた。接合治具1はステンレス鋼製の底板2に
、A42N基板と銅板の周囲に接触する位置ぎめ固定用
ピン3を立設し、このピン3によってAlN基板及び銅
板を位!ぎめし、またこのピン3に遊嵌する孔5を設け
た抑え板4を備え、銅板とA42N基板に上から荷重を
かけて押さえて焼成、接合するものである。
しかし、ステンレス鋼とAβN基板の熱膨張率の違いに
よりAlN基板にストレスがかかることにより、またピ
ン3が左右に傾くのでセラミックス基板と銅板の位置ず
れが発生し、また、荷重用ステンレス板がピンにひっか
かって荷重がかからずに接合不良が発生することがあっ
た。このため、パターン精度がよく、接合状態の良好な
接合体を得ることができなかった。
[発明が解決しようとする課題〕 本発明は銅板、AlN基板、ステンレス鋼製治具の熱膨
張差に起因する焼成時の位置ずれの問題、及び荷重が銅
板と/12N基板にかからないために発生する接合不良
の問題を解決した治具を提供することを目的とす−る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、銅板とAJ2Nセラミックス板とを高温で接
合処理するために用いる接合治具の改良に係るものであ
って、底板と、この底板に立設した複数の位置極め用ピ
ンを備えた接合治具において次の■〜■の技術手段を講
じたものである。
■ 底板をステンレス板とモリブデン板の二層構造とす
ること。
■ ステンレス板とモリブデン板には、治具の中心にて
係合する係合部を設けること。
■ ステンレス板には銅板位置極め用ピンを立設すると
共に、A42N基板位置極め用ピンが遊嵌する孔を穿設
すること。この孔の径は、AlN基板の位置決め用ピン
径の2倍以上であること。
■ モリブデン板にはAlN基板位置極め用ピンを立設
すること。
さらに好ましくは次の■、■を備えるとよい。
■ 銅板を上方から抑える荷重用ステンレス板に設ける
孔の径はピン径の2倍以上とし、この荷重用ステンレス
板がピンと干渉することなく、銅板と/IN基板に荷重
が全てかかるようにすること。
■ 上記■の荷重用ステンレス板の上に補助ステンレス
板を設け、この補助ステンレス板に設ける孔の径はビジ
径の1.1倍にしてピンの傾きを防止しパターン精度を
向上させること。
[作用] 本発明では、AlN基板を固定するピンを支持す′る底
板には、AβNと膨張率の近似するモリブデンを使用し
、銅板を固定するピンを支持する底板には、銅板と膨張
率の近似するステンレス鋼を使用し、底板を2重にし、
この2重底板の相対移動を中心で固定することにより、
昇温中に膨張率の違いによりAlN基板に応力が働いて
1位置ずれが発生するのを防止する。
このためステンレス底板にはモリブデンの底板に立設し
たピンが高温時に拘束されないような貫通孔を設ける。
この貫通孔をAβN基板位置決め用ピン径の2倍以上に
することにより、高温において、ステンレスが膨張して
も、AεN基板の位置決め用ピンを押してピンにストレ
スがかかることはなく、パターン公差の劣化を防止する
ことができる。
ちなみに、AlN、モリブデン、銅、ステンレス鋼の線
膨張係数は次の通りである。
/142N     4〜5X 10−6/’Cモリブ
デン  5.5 x 10−6/”C銅       
  17 X 10−6/”Cステンレス鋼 17 X
 10−6/”Cしたがって、もし孔が小さいとステン
レスの膨張率が、AlNより大きいので、高温において
、膨張したステンレスが、AlN基板の位置決め用ピン
を押して、ストレスを発生させる。
なお、セラミックス基板を固定するピンのモリブデン底
板への固定位置は銅板と干渉しない位置に選定する。
荷重用ステンレス板に設ける孔の径をピン径の2倍以上
にすることにより、ステンレス板がピンと干渉するのを
防止して、常に銅板上面に適切な荷重が一様にかかるよ
うにして、接合不良の発生を防止する。また、荷重用ス
テンレス板の上に、さらにもう−枚の補助ステンレス板
を設け、この補助ステンレス板に設けた孔の径をピン径
の1.1倍以下にすることにより、ピンの傾きを防止し
てパターン精度を向上させる。
[実施例] 第1図に本発明の実施例の接合治具を示した。
本発明の接合治具lは底板がステンレスの底板6とモリ
ブデン底板7との二重底板8となっており、ステンレス
底板6には銅板11の位置ぎめピン13が立設してあり
、モリブデン底板7にはAlN基板12の位置ぎめピン
14が立設されている。モリブデン底板7に立設されて
いるピン14はステンレス底板6を貫通して立設されて
おリ、その貫通孔15はピン14と遊隙を有する孔とな
っている。またこのピン14は銅板11と干渉しない位
置に設けられている。必要に応じ、銅板11にもピン1
4が貫通する遊隙孔を設けておく。ステンレス底板Gと
モリブデン底板7とは、中心部において位置及び方向を
定める結合部9で結合され、この結合位置を中心にそれ
ぞれの膨張を拘束しないように結合されている。
荷重用ステンレス板4には、ピン径の2倍以上の径の孔
が設けられるので、荷重用ステンレス板4はピンと干渉
しない。したがって銅板上面に遺切な荷重が均一にかか
ることとなる。また、補助ステンレス板4aにはピン径
の1.1倍以下の径の孔が設けられパターン精度を向上
するように構成されている。
このような構成により、AβN基板と銅板とは、焼成工
程中に熱膨張差を拘束されないので、冷却後熱膨張差に
基づく残留応力を生じない。
36mmx54mmX厚さ0.635mmのAlN板に
表側に厚さ0.15mm、裏側に厚さ0.30 m m
の銅板を接合した。ペーストはTiを含む銀銅ペースト
を用い、−真空中850 ’Cx30分で接合した。
接合治具として第1図に示す本発明の実施例の接合治具
及び従来の接合治具(第2図)を用いた。
従来の接合治具ではパターン公差±40umであったが
、本発明の治具では±20μmとなった。また、欠陥率
は20%以上であったのが2%以下になった。
[発明の効果〕 本発明の接合治具によれば、銅板とA9.Nセラミック
スとの接合基板において、熱膨張差による銅板とAlN
セラミックス板のパターンの誤差を極小にし、銅板とA
ffN基板の接合不良を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1区は本発明の実施例の接合治具を示し、(a)は側
面図、(b)は平面図、第2図は従来の接合治具を示し
、(a)は側面図、(b)は平面図である。 1−・・接合治具 2・・・底板 3・・・ピン 4・・・荷重用ステンレス板 4a・・・補助ステンレス板 5・・・孔 6・・・ステンレス底板 7・・・モリブデン底板 8・・・二重底板 9・・・結合部 11・・・銅板 12・・・AlN板 13.14・・・ピン 15・・・孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底板と、該底板に立設した複数の位置極め用ピンを
    備えた接合治具において、 底板をステンレス板とモリブデン板の二層とし、該ステ
    ンレス板とモリブデン板に治具の中心にて係合する係合
    部を設けると共に、ステンレス板には銅板位置極め用ピ
    ンを立設しAlN基板位置極め用ピンが遊嵌して貫通す
    る孔を設け、モリブデン板にはAlN基板位置極め用ピ
    ンを立設したことを特徴とする銅板とAlN基板の接合
    治具。
JP31262790A 1990-11-20 1990-11-20 銅板とAlN基板の接合治具 Pending JPH04187371A (ja)

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JP31262790A JPH04187371A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 銅板とAlN基板の接合治具

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JP31262790A JPH04187371A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 銅板とAlN基板の接合治具

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ID=18031480

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JP31262790A Pending JPH04187371A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 銅板とAlN基板の接合治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920367A (zh) * 2010-07-27 2010-12-22 中国科学院等离子体物理研究所 一种钼管与不锈钢中空件的焊接工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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