JPH04186366A - カラー電子写真用液体現像剤 - Google Patents

カラー電子写真用液体現像剤

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JPH04186366A
JPH04186366A JP2317093A JP31709390A JPH04186366A JP H04186366 A JPH04186366 A JP H04186366A JP 2317093 A JP2317093 A JP 2317093A JP 31709390 A JP31709390 A JP 31709390A JP H04186366 A JPH04186366 A JP H04186366A
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polyalkylene
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Hajime Murakami
肇 村上
Yoshio Hirobe
廣部 義夫
Masanori Tomonari
雅則 友成
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー電子写真方式、とくに多色カラー電子
写真方式における静電潜像を可視像化するためのカラー
電子写真用液体現像剤に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
電子写真方式によってカラー画像を作成する方法として
、帯電処理を施した感光体上に原画像の色分解光で露光
したり、あるいは該色分解光をデジタル化信号処理し、
これにもとづくレーザビーム光で露光して静電潜像を形
成し、次いて現像剤で顕像化する、以上の工程を所定回
数順次繰返して感光体上に直接カラートナー像を作像す
る、いわゆるCPC方式によるカラー電子写真方法はよ
く知られている。当該CPC方式は、トナーを記録紙に
転写するいわゆるPPC方式に比し解像力の優れた画像
か得られ易い。
本発明者等は、かねてより、CPC方式によるカラー電
子写真方法において、感光体の光導電性物質として酸化
亜鉛を用いることのほか、とりわけ二酸化チタンを用い
る場合は、画像の中間調再現性か良くかつ白色度、隠蔽
力か優れたものであることに着目し、さらに該感光体上
□に静電潜像を形成させ、次いてこのものを画像の粒状
性に優れた電気絶縁性液一体中にトナー粒子を分散させ
てなる液体現像剤で顕像化することによって、銀塩写真
プリントに匹敵するような中間調再現性、さらには解像
力に優れたいわゆるビクトリアルなカラー画像を電子写
真方式によって作像することについて種々の提案をおこ
なってきている。
ところで、前記のCPC方式によるカラー電子写真方法
にあっては、帯電、露光、現像の操作を順次複数回繰返
してイエロー、マゼンタ、シアンあるいはさらにブラッ
クのI・ナー像を重ね合わせて多色カラー像を作像する
か、この場合に感光層表面に形成された下刷りのトナー
画像層は、主に元来か電気絶縁性である顔料、樹脂から
なるため、該トナー層の形成された感光層へ次色画像形
成のための帯電をおこなうと、該トナー層へも帯電され
易く、この結果必要以上の電荷が該トナー層に残ること
になり、次段以降の作像において必要以上のトナーが付
着し画像の忠実な色再現が妨げられ易く、またこの傾向
は、トナー画像層の体積抵抗率が高い場合はその影響は
一層大きく、いわゆるカブリ、色濁りなどが強くなり画
質が著しく損なわれる。しかして本発明者等は前記問題
点を解決すべく、種々の導電性付与物質を用いることに
ついて検討をおこなった結果、前記問題点はある程度改
善し得るものの、一方トナー構成材料のキャリアー液中
における分散安定性が損なわれ易く、この傾向は環境湿
度の増大にともない一層影響をうけ易く、このため所望
の画質濃度での安定した作画性がいちじるしく損なわれ
ることかわかった。
本発明者等は、さらに当該問題点を解決すへく検討をお
こなった結果、カラー電子写真用液体現像剤に特定の導
電性付与物質と特定のエーテル化合物とを共存させるこ
とによって、下刷りトナー画像層の重ね刷り効果への影
響か改善し得るとともに、分散安定性およびその環境湿
度依存性も併せ改善し得ることの知見を得、本発明を完
成したものである。
すなわち、本発明は、第4級アンモニウム化合物とポリ
アルキレンゲリコールエーテル化合物とが共存してなる
ことを特徴とするカラー電子写真用液体現像剤に関する
本発明において、使用する第4級アンモニウム化合物は
、種々なものを使用し得るが、たとえはステアリルセチ
ルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメ
チルアンモニウムクロライド、ジセチルジメチルアンモ
ニウムクロライト、ジセチルメチルベンジルアンモニウ
ムブロマイド、ジセチルメチルアンモニウムブロマイド
、シミリスチルジメチルジメチルアンモニウムヨーダイ
ト、シミリスチルメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、アル
キルジヒドロキシエチルアンモニウム塩、イミダツリウ
ム塩などが挙げられる。
前記の第4級アンモニウム化合物は、液体現像剤中の固
形分重量基準に対して、0.01−100%、好ましく
は0.1〜50%、さらに好ましくは0、1〜10%共
存させる。第4級アンモニウム化合物の共存量が前記範
囲より少なきに過ぎると色再現特性など′本発明の所望
の効果かもたらされず、また前記範囲より多きに過ぎる
と二回目以降の帯電において画像部と非画像部との間に
帯電電位のアンバランスが発生するなど好ましくない。
本発明において、使用するポリアルキレングリコールエ
ーテル化合物は、種々のものを使用し得るが、たとえば
ポリエチレンゲルコールモノ−P−ノニルフェニルエー
テル、ポリエチレングリコールモノ−P−オクチルフェ
ニルエーテル、ポリエチレンゲルコールモノアセチルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノデシルエーテル、
ポリエチレングリコールモノヘキサデソルエーテル、ポ
リエチレンゲルコールラウリルエーテル、ポリエチレン
グリコールモノオレイルエーテルなどが挙げられる。
前記ポリアルキレンゲルコールエーテル化合物は、液体
現像剤中の固形分重量基準に対して、0.05〜lOO
%、好ましくは0.5〜50%、さらに好ましくは0.
5〜25%共存させる。グリコールエーテル化合物の共
存量か前記範囲より少なきに過ぎると環境安定性などの
本発明の所望の効果がもたらされず、また前記範囲より
多きに過ぎると、経済的に有利でない。
本発明のカラー電子写真用液体現像剤は、種々の方法に
よって調製することかできる。まず、第4級アンモニウ
ム化合物とポリアルキレン化合物とを共存させるには、
たとえば着色剤粒子や樹脂あるいはそれらの混合系に第
4級アンモニウム化合物とポリアルキレンゲルコールエ
ーテル化合物とを、単に混合したり、またたとえば第4
級アンモニウム化合物溶液に、着色剤粒子を加え、混合
し、加熱して溶媒を蒸発させた後粉砕する。このような
処理によって着色剤粒子の全体あるいは一部を第4級ア
ンモニウム化合物とポリアルキレングリコールエーテル
化合物で被覆したり、吸着あるいは固着したりする。前
記のようにして得られた第4級アンモニウム化合物とポ
リアルキレンゲリコール化合物との混合物あるいは被覆
などの処理された着色剤粒子を、常法にしたかって樹脂
結着剤、電荷調整剤なとともに混線、粉砕して、あるい
は樹脂結着剤、電荷調整剤などとともに電気絶縁性液体
に分散させて、本発明のカラー電子写真用液体現像剤と
することかてきる。着色剤粒子としては、種々の有機顔
料または無機顔料を使用することかできる。たとえばク
ロム系顔料、カドミウム系顔料、アブ系顔料、レーキ顔
料、キナクリドン、群青、紺青、クロロシアニンなどの
有彩色顔料のほか、さらに必要に応じ酸化亜鉛、二酸化
チタン、鉄黒などを用いることかできる。電気絶縁性液
体としては、種々のものを使用することかできる。たと
えはn−パラフィン系炭化水素、1so−パラフィン系
炭化水素、ハロゲン系炭化水素、キノロール、l・ルエ
ン、四塩化炭素などを挙げることかできる。また樹脂結
着剤としては、たとえばアルキッド系樹脂、アクリル酸
エステル系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン−ブタジェ
ン共重合体樹脂、酢ビーアクリル系NAD樹脂などを挙
げることかできる。
さらに電荷調整剤としては、種々の有機酸の金属塩など
を使用し得るか、たとえばオクテン酸ジルコニウム、ナ
フテン酸ジルコニウムなどを挙げることかできる。
なお、本発明のカラー電子写真用液体現像剤は、二酸化
チタンのほか、酸化亜鉛なとの種々の無機系光導電性物
質を使用する感光材料、さらには種々の有機系光導電性
物質を使用する感光材料を使用するカラー電子写真方法
に適用できるものである。
〔本発明の実施例〕
実施例1 着色剤、樹脂および電荷調整剤、さらに導電性付与物質
を、下記の割合でペイントシェーカーで混合後、イソパ
ラフィン系溶剤で希釈して、各色の液体現1象剤を調製
した。
(1)イエロー ・クロモファインイエロー5910 (ポリアゾ系、大
日精化工業製>        2.04重量部・酢ヒ
ーアクリル系NAD樹脂(日本カーバイト工業製、固形
分30.8%)13.25重量部・電荷調整剤    
     0.05重量部・ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド              0.
13重量部・ポリエチレングリコールモノ−P−ノニル
フェニルエーテル       0.52重量部・イソ
パラフィン系溶剤    750  重量部(2)マゼ
ンタ ・リオノーゲンマゼンタR(キナクリドン系、東洋イン
キ製)         2.04重量部・酢ビ−アク
リル系NAD樹脂(日本カーバイト工業製、固形分30
.8%)   13.25重量部・電荷調整剤    
     0.02重量部・ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド               0
.102重量部・ポリエチレングリコールモノ−P−ノ
ニルフェニルエーテル       0.408重量部
・イソパラフィン系溶剤    750  重量部(3
)シアン ・へりオゲンブル−7100(フタロシアニン系、BA
SF製)          2.04重量部・酢ビー
アクリル系NAD樹脂(日本カーバイト工業製、固形分
30.8%)13.25重量部・電荷調整剤     
     0.02重量部・イソパラフィン系溶剤  
   750重量部実施例2 実施例1において、ステアリルアンモニウムクロライド
に代えてラウリルトリメチルアンモニウムクロライドを
、用いることのほかは、同側の場合と同様にしてイエロ
ー、マゼンタの液体現像剤を調製した。
比較例 実施例1において、ステアリルトリメチルクロライドと
ポリエチしングルコールモノーP−ノニルフェニルエー
テルとを用いないことのほかは、同側の場合と同様にし
てイエロー、マゼンタの液体現像剤を調製した。
次に感光性二酸化チタン(特願平2−24036の方法
によって調製した凝結性二酸化チタンに、シアニン色素
:最大吸収780 nmて増感したもの)を用いて調製
された感光材塗液を、アルミニウム蒸着ポリエステルフ
ィルム上に塗布してなる感光体材料を用いて、先づ、(
1)最初の負コロナ帯電を付与しく一250V) 、次
いで画像信号処理されたレーザビームにより露光をおこ
なって感光体上に静電潜像を形成し、しかる後イエロー
トナーの液体現像剤で現像してイエロートナー像を作像
した。次に、(2)前記イエロートナー像を有する感光
体に対して、前記fi+の場合と同様の方法てコロナ帯
電(−250V)および露光をおこなうとともに露光後
の感光体の表面の電位(残留電位)を測定した。しかる
後マゼンタトナーの液体現像剤で現像してマゼンタ像を
作像した。さらに(3)前記イエロートナー像にマゼン
タ)・ナー像を重畳してなる感光体に対して前記(1)
の場合と同様の方法てコロナ帯電(−250V)および
露光をおこなうとともに残留電位を測定後シアントナー
の液体現像剤で現像して前記(2)で得られたトナー像
上にシアントナー像を重畳した、得られたトナー重畳像
層の濃度を測定した(前記の全作像工程は、8.5°C
で相対湿度66%ておこなった)。
さらに、前記の作像工程を22.5°Cて相対湿度83
%に代えたことのほかは、前記の場合と同様にして、作
像処理した。       2これらの結果を表1およ
び表2に示す。
表   1 表   2 表1および表2の結果から明らかなように、本発明の液
体現像剤は、トナー付着部位における残留電位が低く、
したかって色カブリか少なく、しかも環境に対する安定
性か良好であるなと優れた性能のものであることかわか
る。
〔発明の効果〕
本発明の液体現像剤は、感光体上に直接、カラートナー
像を重畳する多色カラー電子写真方法における下刷りト
ナー画像層の重ね刷り特性をいちじるしく改善し得ると
ともに、分散性および環境湿度等の依存性も併せ改善し
得るものであり、甚だ好適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第4級アンモニウム化合物とポリアルキレングリコール
    エーテル化合物とが共存してなることを特徴とするカラ
    ー電子写真用液体現像剤。
JP2317093A 1990-11-21 1990-11-21 カラー電子写真用液体現像剤 Expired - Lifetime JP2986537B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0852343A1 (en) * 1997-01-06 1998-07-08 Xerox Corporation Liquid developer compositions with copolymers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0852343A1 (en) * 1997-01-06 1998-07-08 Xerox Corporation Liquid developer compositions with copolymers

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JP2986537B2 (ja) 1999-12-06

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