JPS5922221B2 - 多色画像形成方法 - Google Patents

多色画像形成方法

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Publication number
JPS5922221B2
JPS5922221B2 JP49050733A JP5073374A JPS5922221B2 JP S5922221 B2 JPS5922221 B2 JP S5922221B2 JP 49050733 A JP49050733 A JP 49050733A JP 5073374 A JP5073374 A JP 5073374A JP S5922221 B2 JPS5922221 B2 JP S5922221B2
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JP
Japan
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charging
toner
multicolor image
developer
photoreceptor
Prior art date
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JP49050733A
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JPS50144447A (ja
Inventor
元 町田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多色画像形成方法に関し、詳しくは2色または
それ以上の多色の線画を簡単な操作によつて得ることの
できる多色画像形成方法に開する。
従来、静電写真法による三原色の重ね合せでは 。なく
多色線画原稿の再現には、第1図に示すような工程をも
つて行なわれている。すなわち、第1図において、静電
写真用感光体1にイ)正常電を施こし、(口)次いで像
状露光を行ない、←→その後所望の現像剤で現像する。
目この現像したものに更に負帯電をし、…次いで像状露
光を行なつた後所望の現像剤で現像する。なお第1図で
Oは原稿で、A、B、Cは原稿Oの色が各々異なつてい
る状態を示しており、8および8は原稿Oの色に即応し
たトナーを示している。この方法では、3色目以後のト
ナーを付着させるためには前述の目と…の工程が繰返え
される。なお、図面において1’は感光層、1″は導電
層である。しかし乍ら、こうした従来方法によつた場合
には鮮明な画像が得られないという欠点がある。すなわ
ち、一部にトナー□が付着している感光体に前記目の2
次帯電を行ない、これに像状露光をした際には、トナー
□の付着部分に電荷が残留してはならないのであるが、
実際には幾らかの電荷が残り、そのため、トナー□上に
2色目のトナー□が重なつて付着してしまうという現像
が生じる。従つて、こうした従来のカラープロセスでは
、原稿(線画)に相当する色を忠実に再現することがで
きない。本発明の目的は、線画原稿に忠実である、ある
いは原稿の色とは異なつた色で、単色は勿論、2色以上
の複写物を得る多色画像の形成方法を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、簡単な操作により鮮明な複写物が
得られる多色画像形成方法を提供することにある。すな
わち本発明の多色画像形成方法の特徴は、静電写真用感
光体に正帯電(又は負帯電)を行ない像状露光した後所
望の現像剤で現像する第1工程と、その第1工程で得ら
れた感光体に全面照射しながら負帯電(又は正帯電)す
る第2工程と、その第2工程で得られた感光体に正常電
(又は負帯電)し像状露光した後所望の現像剤で現像す
る第3工程とからなり、3色以上の複写物を得る場合に
は、前記第2工程と第3工程を繰返すようにしたことで
ある。
本発明方法を第2図に基づいて詳細に説明すれば次のと
おりである。
まず第1工程では、静電写真用感光体1の表面に(イ○
正または負帯電が帷こされる。この第1帯電の電荷の種
類は感光体1がP型かN型によつて選択される。感光体
にSe,CaSなどのP型光導電体が使用される場合に
は正帯電が、ZnO,有機光導電物質などのN型光導電
体が使用される場合には負帯電が行なわれる(第2図で
はP型で示してある)。次いでこの帯電された感光体1
に像状露光を行ない所望の現像剤で現像するのであるが
、(口○像状露光は適当なフイルタ一を通して行なわれ
る。例えば原稿のマゼンタ成分をとり出そうとするので
あればグリーンフイルタ一、イエロ一であればブルーフ
イルタ一、シアンであれば赤フイルタ一が採用される。
原稿が混色からなる場合は2つ以上のフイルタ一が採用
されるのが望ましい。第2図の(ハ○は感光体表面に所
望のトナーが付着した状態を示している。第2工程では
、(ハ●の状態の感光体表面に(二′)全面照射しなが
ら正帯電又は負帯電(二次帯電)が行なわれる。
この第2工程により、感光体でトナーが付着した部分に
は電荷が残り、トナーが付着していない部分は電荷が逃
げ帯電しない。第2工程に次いで、帯電しながら又は帯
電した(三次帯電)後像状露光し、さらに所望の現像剤
で現像する第3工程が行なわれる。この工程における三
次帯電の電荷は二次帯電のそれと逆性である。三次帯電
は、先に所望の現像剤(トナー)により形成された画像
に第2工程で付与された帯電電位が零となるか若干残る
ようになされる。従つて三次帯電により、前記付着トナ
ー部分の電荷は著しく減少し(ホ●、わずかに残留する
トナー5は絶縁性が高い1012Ω儂為に露光によつて
完全に電荷は消去されない。次に現像するトナーの電荷
と同符号であるから問題はない(トナーは附着しない)
。その結果、未だトナーが付着していない部分の感光体
表面の一部又は全部にのみ電荷が存在し(へ○、その部
分に新たなトナーが現像操作により付着するようになる
(卜′)。なお第3工程における像状露光も適当なフイ
ルタ一を通して行なわれることは第1工程の露光の場合
と同様である。前述の第1工程、第2工程および第3工
程を経て得られる複写物は2色画像である。
従つて、3色以上の多色画像を形成せしめようとする場
合には、前記第2工程および第3工程を繰返して行なえ
ばよい。本発明方法で使用される着色現像剤では、顔料
又は染料はマイクロリスブラツクCTlマイクロリスブ
ル一4GT1スペシヤルブラツク、ピアレス155、カ
ーボンブラツク、マイクロリスグリーン2GT1フタロ
シアニンブルー、ベンジジンイエロ一GR、ピグメント
イエロ一1.R.0.、オイルブルー、スピロンイエロ
一、カーボランイエロ、アルカリブルー、カーボランブ
ルー、ウルトラローズ≠44、≠40コンクローズ、ブ
リリアントカーミン6BD1カーボランレツド、スピロ
ンレツド、ローダミンB1セイカカーミンなどの公知の
ものが用いられ、また樹脂はこの分野で公知の、例えば
、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、フエノール樹脂、
スチレン−ブタジエン共重合体、エポキシ樹脂、アルキ
ツド樹脂、繊維素系高分子物質などが用いられる。
顔料(又は染料)と樹脂との配合割合(重量比)は、前
者1に対して後者4〜5が適当である。また現像剤は絶
縁性が高いものが要求されるのは当然であるが、第1色
目(第1工程で使用される)の着色現像剤粒子に限り固
有電気抵抗が1012Ω礪以上である条件を満足するこ
とが必要である。1012Ω?以下であると、第2工程
の帯電時に、1色目の現像剤が付着した部分は他の部分
と同様荷電されない。
そのために第2工程以下の現像剤がわずかではあるが、
その部分に付着してしまうことになる。なお、2色目以
下の現像剤粒子は1012Ω礪以上であつてもかまわな
い。
本発明方法の実施に際して問題となるのは、多色の線画
原稿が混色で描かれている場合である。
この混色の原稿を忠実に感光体上に形成しようとすれば
、どうしてもトナーの重なりを避けることはできない。
しかるに、本発明の多色画像形成方法ではこうしたトナ
ーの重なり合いを排除することを基本としているから2
種以上のフイルタ一の使用、露光量の調節、帯電量の加
減などを適宜組合わせて複写を行なうことや、場合によ
つては2次帯電と逆符号の3次帯電を繰返し行なうよう
なことも必要である。このように、本発明の多色画像形
成法は、2色以上のカラー線画原稿の複写に効果的であ
り、また、カラーを適当に選択すれば原稿とは意味合い
の違つた複写物を得ることもできる。
特に本発明方法の実施には、面倒な位置合せの必要がな
く、しかも解像力の高いカラー複写物が容易に得られる
という利点がある。なお、本発明方法は帯電、像状露光
、乾式現像または湿式現像、および定着の操作からなる
感光体上に最終複写画像を形成する直接法電子写真、帯
電、像状露光、乾式現像または湿式現像、転写、および
クリーニングの操作からなる間接法電子写真のいずれに
適応できる。次に実帷例を示す。なお部は重量部である
。まず、事前に2種の現像剤を製造した。ブラツクトナ
一現像剤: カーボンブラツク 1部(商品名,
三菱MN−100,三菱化成社製)スチレン−イソブチ
ルメタクリレート共重合体3部(重合モル比 50:5
0) プライオライトS−5A2部 を混合し、これを三本ロールミルで熱混練した後、ジニ
ットミルで粉砕分級して平均粒径12μの乾式トナーを
調製した。
この乾式トナーをガラス製ビーズキヤリアと混合して現
像剤をつくつた。この現像剤は正に荷電した。赤色トナ
ー現像剤: ウルトラローズF1 1部(商品名,
東洋インキ社製)ベンジジンイエロ一GRl部 (商品名,東洋インキ社製) エピコート1004 3部 ピコラスチツクD−75 3部 を混合し、これを三本ロールミルで熱混練した後、ジニ
ットミルで粉砕分級して平均粒径15μの乾式トナーを
調製した。
この乾式トナーをガラス製ビーズキヤリアと混合して現
像剤をつくつた。この現像剤は正に荷電した。ポリビニ
ルカルバゾール〜トリニトロフルオレノン系感光層をア
ルミニウム板に設けてなる感光体上に印加電圧−6.0
KVのコロナ放電を行い表面電位800に帯電させた。
ついで白色光の画像露光を201ux.sec0)光量
で行い、ブラツクトナ一で現像を行い、熱定着した。さ
らに感光体全面を照射しながら+8.0KVのコロナ放
電を行い、続いて暗中で−6KVのコロナ放電を行いブ
ラツクトナ一で現像した部分以外の感光層表面が負に帯
電するようにした。ついでグーリンフイルタ一を透過し
た光で原稿を介して1401ux.seCの露光を行い
、赤色トナーで現像、熱定着を行つた。その結果黒色と
赤色の互いにかぶりのない鮮明な画像が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の三原色重ね合せ法ではない多色画像形成
法の操作を段階的に示した図、第2図は本発明方法を説
明するための図である。 0・・・・・・原稿、1・・・・・・電子写真用感光体
、V・・・・・・感光層、1乞・・・・・導電層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (イ)静電写真用感光体に正帯電(又は負帯電)を
    行ない像状露光した後、固有電気抵抗が10^1^2Ω
    cm以上の着色絶縁性トナーで現像する第一工程、(ロ
    )その第一工程で得られた感光体に全面照射しながら負
    帯電(又は正帯電)する第二工程、(ハ)前記着色絶縁
    性トナーにより形成された画像に第二工程で付与された
    帯電電位が零となるか若干残るように、感光体に像状露
    光しながら正帯電(又は負帯電)した後かあるいは正帯
    電(又は負帯電)して像状露光した後、所望の現像剤で
    現像する第三工程とからなり、必要により前記第二及び
    第三工程を繰り返して、2色又はそれ以上の多色画像を
    形成することを特徴とする多色画像形成方法。
JP49050733A 1974-05-09 1974-05-09 多色画像形成方法 Expired JPS5922221B2 (ja)

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JPS50144447A JPS50144447A (ja) 1975-11-20
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JPS587661A (ja) * 1981-07-08 1983-01-17 Toshiba Corp 二色記録方式

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