JPH04186041A - レンジフードファン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、レンジフードファンの構造に係り、特に紫外
線センサーの取り付は位置に関する。

〔従来の技術］ 従来のレンジフードファンとしては、特１−１０７６６
８号に記載のように紫外線センサーは、レンジフードフ
ァン本体の仕切板に配置されていた。

［発明が解決しようとする課題］ 前記従来技術では、調理時に立ちのぼった煙や湯気など
がセンサーに直接あたるためセンサー表面の汚れによる
性能の低下が激しい上、コンロに大きいなべをのせた場
合、真上にあるためにその光を直接みる場合が少なくな
るという問題があった。

本発明は、かかる問題点を解決し、センサーによる自動
運転制御や火災などの報知機能をもつレンジフードファ
ンの信頼性の向上を図ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 紫外線センサーの取り付は位置を前面カバー操作スイッ
チ部背面でかつフード幅の中央の位置として、その取付
は面は、コンロが直接の視野に有ると同時に、コンロ背
面の壁をもその視野範囲に置くものとする。

〔作用］ 前記技術的手段により、調理中に発生する煙や水蒸気が
、紫外線センサーの表面に付着しづらい位置となり、セ
ンサー表面の汚れによる感度の低下に対して優位となる
。また、コンロの着火状態を感知することに対しても視
野範囲が良好となり、紫外線センサーを用いた自動制御
機能の信頼性が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図に基づき説明する。

第１図は、本発明のレンジフードファン構造図である。

ｌは、送風機ユニットを配設しうる本体、２は軸にファ
ンを配置したモーター（以下ファンモーターと呼ぶ）、
３は送風路を形成するケーシング、４は油煙を捕集する
ためのグリスフィルター、５は本体の前面を覆う前面カ
バー、６は運転のオン、オフや運転レベルを制御するた
めの操作スイッチ部、７はコンロの着火状態を感知する
紫外線センサ一部、８は調理時に発生する煙や水蒸気な
どをグリスフィルター側に導く仕切板である。

図示したレンジフードファンは、調理場所の上部壁面に
取り付けられる。

第２図は、調理場所に取り付けたレンジフードファンの
例である。図において、９は着火した状態のガスコンロ
、１０は調理用の鍋、１１はガスコンロ９の炎から放射
された紫外線のうち室内側に放射したもの、１２は同じ
く壁側に放射したものである。

ガスコンロ９の炎より放射された紫外線１２は、壁に対
して反射し、紫外線センサー７に入射される。また、紫
外線１１．１２は金属に対しては、はぼ全反射する特徴
を持っているので炎が完全に鍋ｌＯにより紫外線センサ
ー７視野から隠されていても鍋１０の底面やガスコンロ
９の上板を反射して、紫外線１１が得られる。紫外線１
２はレンジフードファンの下部であれば、どの位置でも
得ることは可能であるが、紫外線１１に関してはガスコ
ンロ９の前によほど大きな反射物がない限り、１の本体
側には入射されない。したがって紫外線を感知するセン
サーの配置位置は、５の前面カバー側の方がより多くの
入射紫外線を得られる。

紫外線センサー７の取り付は而の角度は、紫外線１１．
１２を感度良く入射されることが望ましく、本実施例に
おいてはガスコンロ７の取り付は面の垂直方向がガスコ
ンロ９中央部であるようにした。

第３図は、紫外線センサーの一例である。

１３は特殊な波長の紫外線をも透過することの可能なＵ
Ｖガラス、１４は陰極板、１５は陽極である。陰極板１
４と陽極１５にはあらかじめ高い電圧が印加しである。

ＵＶガラス１３を透過した紫外線は陰極板１４に照射さ
れ、陰極板１４からは光電子が放出される。光電子は陽
極１５に到達するまでにＵｖガラス１３内に封入された
ガスに衝突電離を繰返し、大きな電流を陰極板１４と陽
極１５との間に流す。この時に紫外線センサー７は、感
知した状態となり、送風機の運転を行なったり、火災を
報知したりすることができる。

しかし、ＵＶガラス１３の表面に汚れが過度に付着する
と、センサーの感度はいちじるしく低下し最後には反応
しなくなってしまう。これは油やその他の汚れが紫外線
を透過出来ないことによる。

したがって、紫外線センサー７の取り付は位置は、本実
施例のレンジフードファンにとっては致命的である。

第４図はレンジフードファンを運転し、かつ調理を行な
っている場合の空気の流れの見本図である。これによる
と仕切板８には、調理によって汚染され、高温の空気が
あたるので紫外線センサー７の取り付けには不適当な位
置である。しかし、本実施例の前面カバー５側であれば
ファンモーター２によって吸引された空気の内、大部分
が汚染されていない室内側の空気であるので、ＵＶガラ
スの１３の表面は汚れにくいうえ、調理時の熱に対して
も好条件である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、紫外線センサーを用いて運転の制御や
火災などの警報を行なうレンジフードファンに対し、セ
ンサーの信頼性を大幅に向上させることができる。

【図面の簡単な説明】 図面は、本発明の一実施例を示し、第１図はレンジフー
ドファンの構造図、第２図はレンジフードファンの据付
図、第３図は紫外線センサーの外親図、第４図は空気の
流れ図である。 ｌ・・・本体、２・・・ファンモータ、３・・・ケーシ
ング、４・・・グリスフィルター、５・・・前面カバー
、６川縁作スイッチ、７・・・紫外線センサー、８・・
・仕切板。、−（゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数のセンサーを使用して自動運転制御や火災など
   の報知を行なうレンジフードファンにおいて、センサー
   の一つが炎や特殊な光の波長を感知しうる紫外線センサ
   ーでありかつ、そのセンサーの配置位置が前面カバー側
   であることを特徴とするレンジフードファン。