JPH04185699A - 自動搾乳装置用洗浄剤 - Google Patents

自動搾乳装置用洗浄剤

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JPH04185699A
JPH04185699A JP31441390A JP31441390A JPH04185699A JP H04185699 A JPH04185699 A JP H04185699A JP 31441390 A JP31441390 A JP 31441390A JP 31441390 A JP31441390 A JP 31441390A JP H04185699 A JPH04185699 A JP H04185699A
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JP
Japan
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milk
cleaning
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detergent
protease
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JP31441390A
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Hirobumi Mishima
三島 博文
Yoshiko Hamamichi
濱道 佳子
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NIPPON T-PAUL KK
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NIPPON T-PAUL KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動搾乳装置用の洗浄剤に関するものであ
る。
(従来の技術) 酪農用として多く使用されている自動搾乳装置は、2回
/1日の搾乳作業の完了後に洗浄及び殺菌作業が実施さ
れている。
搾乳装置の汚れには、牛乳が乾燥した汚れで蛋白質、脂
肪及び無機質が重なり合って付着した乳腺、乳腺の不完
全な洗浄のために除去し難い蛋白質と無機質が残り、こ
れが蓄積されて厚い膜状またはウロコ状の垢となった乳
スケール、加熱処理する機器には熱変成蛋白質と脂肪及
び無機質の混合物が沈着した乳石等がある。
牛乳の細菌汚染の最大原因として、搾乳装置の洗浄不良
が挙げられている。従来搾乳装置の洗浄剤としては、−
Mにアルカリ系の洗浄剤または塩素剤配合のアルカリ系
の洗浄剤が搾乳作業の完了後に装置内に残留した脂肪分
や蛋白質汚れの洗浄に使用されている。
また、装置内に蓄積した乳スケールや乳石を泗解除去す
る目的で定期的に石肖酸尿素等の酸性洗浄剤が使用され
ている。
(発明が解決しようとする問題点、) これに対して、酪農業界は年々厳しくなる国際化と輸入
の自由化等の諸問題が山積し、−層の生産コストの引き
下げに努力することが余儀なくさtでいる。
一方、消費者は、より高品質、安価な牛乳・乳製品を強
く望んでおり、今まで以上に良質で衛生的な牛乳を供給
する必要がある。
そのためには、更に完全な清浄化が要求されると共にそ
の洗浄方法、洗浄剤、洗浄回数及び洗浄条件等の改善が
必要と考えられる。
しかし、従来便用されているアルカリ洗浄剤では、洸7
f+4度が高過ぎると乳蛋白質が熱凝固を起こして洗浄
が困難となり、また洗浄温度が低過ぎると脂肪分が十分
に乳化せず、洗浄不足をきたして乳スケールの沈積の原
因となる。
更に、脂肪分或は蛋白質を完全に洗浄するためには高ア
ルカリ性で、しかも高濃度の洗浄剤を必要とするため、
非常に不経済であると共に、装置の材質に対して腐食・
劣化等の悪影響を及ぼす。
一方、装置内に蓄積される乳スケールや乳石は蛋白質、
脂肪及び無機質が不規則に絡み合って形成しているため
に、従来の酸性洗浄剤のみでは容易に忍解除去できない
等の問題点がある。
そこで、この発明は洗浄力の改善(洗浄時間の短縮と洗
浄効果の向上)、乳スケール・乳石の付着防止(酸性洗
浄剤の使用頻度の減少)、洗浄温度の低下(加熱用エマ
、ルギーの低減)を目的としたものである。
このため、本願発明考らは弱アルカリ性の洗浄剤組成に
プロテアーゼ(蛋白質分解酵素)及びリパーゼ(脂肪9
鯛酵素)を配合することにより自動搾乳装置の洗浄に関
する各種の改善を検討した。
EDも、(1)便用に適した酵素の種頌の検討、(2)
酵素活・iの至適pHの検討、(3)キレート剤の酵素
活性に与える影響の検討を行った。
この結果、fat酵素としてはプロテアーゼが好ましい
こと、tbl醪素活性の至JpHは8〜9であること、
fcl使甲する酵素についてはカルシウム依存性がある
ために多量のニレ−1−剤を配合することができないこ
と、(di汚れの再付着防止及び油脂の加水分解助剤と
してクメンスルホン酸ソーダが好ましいこと、(el 
消泡剤を配合することが好ましく、また乳化力と浸透力
強化のためにノニオン系活性剤を配合することが好まし
いことを見出した。
(間順、屯を解決するための手段) 以上の知見に基づいて、この発明では弱アルカリ性の洗
浄組成中に、プロテアーゼ、クメンスルホン酸ソーダ2
消泡剤、非イオン界面活性剤を配合する自動搾乳装置用
洗浄剤を提案するものである。
ここで、洗浄組成としては、pHを8〜9に保つために
、アルカリ剤としては炭酸ソーダ等を使用し、苛・凹ソ
ーダなどのアルカリ度の高い成分を配合することを避け
る。
また消泡剤としては、自己乳化型シリコーン系消(包1
11等を用いることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を示す。
(1)配合した酵素 ■プロテアーゼ: エスペラーゼ4.011NOV0社製)エスペラーゼ8
.0LfNOV0社製)l・ヨチームNEP 50B−
2F東洋紡績製)■リパーゼ: リボラーゼ30丁+N0VOン土製) リボラーゼID0LiNOVO社製) (2)実施例配合組成 J 表−1 表−2 (3)起泡力試験の結果と考察 ■試験方法 ロスマイルス循唄試験法によって、洗剤濃度02%、汚
れとして市販の牛乳0.5%を加えて試験を行ない、対
象として市販従来品との比較を行なった6 その結果を第1図に示す。
■考察 通常牛乳を加えると泡の高さは増加する傾向が見られる
が、実施例配合組成品では牛乳を加えていない場合は起
泡性が増し、牛乳を加えると消泡効果が見られる。
これは酵素によって分解された牛乳成分の影響と考えら
れ、消泡性の点からも酵素の配合は効果的と考えられる
配合品−1の間圧点として、牛乳の量を多くなると、白
色の水溶前成分が浮遊し、管内壁に付着し、すすぎ性が
悪くなった。
この配合から、牛乳或は酵素を除いて試験を行ったとこ
ろ、このような白色の付着物が認められなかった。
牛乳のみを除いたものは、酵素のコーティング剤が浮遊
しでLlだが、管内壁には付着しないものであった。
この白色の沈殿物成分は、酵素による牛乳の分解成分と
考え、プロテア一ゼのみ、またはリパーゼのみの配合で
試験を行ったところ、プロテアーゼのみの場合は消泡性
にも優れ、白色の付@物も認められなかった。
これに対してリパーゼのみの場合は、白色の沈殿物が生
成し管の内壁に付着じた。
また、消泡性にも悪影響が認められた。
この白色成分は、乳脂読分が加水分解されて脂肪酸とな
り、更に水道水のミネラル成分によって金属石鹸が生成
したものと考えられる。
この金属石鹸の生成は、キレ一ト剤の配合量を増加させ
ることによって防止できるが、それによって酵素の活性
が失われる恐れがあり、この1声からリパーゼの配合は
好ましくないと判断される。
なお、プロテアーゼのみを配合するに当たって、製造元
及びそのグレードには限定されないが、水溶性コーティ
ングのトヨチームNEP −50B−2(東洋紡I!)
が有効と考λられる。
また、この酵素はエスペラーゼの278倍の酵素活性を
有するために配合量も少量で効果があり、コストの低減
にもなり、消泡効果を間卸は認められなかった。
実施例2 (1)実施例配合組成・+1 表−3 (2)洗浄力試験と考察 ■試験方法 時計皿の重Iを精秤し、これに原乳を約3g秤り取り、
送風乾燥器で100°Cで2時間乾燥したものの重量を
精秤して被洗浄物(汚れ)とした。
シャーレに表−3の2合の試験液を各50m1 (0,
1%液)を入れ、50°Cに加温した後に被洗浄物を入
れて50℃、30分間浸漬した。
次に、水道水の流水下ですすぎ、乾燥させて重量を精秤
して、汚れの除去率を求め、対象として、表−2の市販
従来品との比較を行った。
その結果を表−4に示す。
■考察 以上の結果から、酵素の配合品は市販従来品と比較して
酵素の低濃度の配合でも洗浄力は優れていることが明ら
かとなった。
また、酵素の配合量が増加するに従って、洗浄力も増加
することが判明し、搾乳装置が正しく完”全に洗浄され
ることによって、乳スケールや乳石の付着を防止できる
表−4 実施例3 乳牛を約2000頭飼育し、パイプラインミルカー方式
によって搾乳して牧場において、2回/1日の搾乳後、
実施例2の配合−6によって洗浄し、乳スケール及び乳
石の付着性を試験した。
対象として、実施例2の従来品の配合のものと比較した
その結果、この発明の配合品では3週間を経過じても顕
著な乳スケール及び乳石の付着は認められなかったが、
従来品の配合のものは1週間でかなり顕著に乳スケール
及び乳石の付着が認められ、酸性の脱スケール剤を用い
た洗浄が必要であり、この発明の酵素配合による洗浄に
よって乳スケール及び乳石の付着が抑制されることが認
められた。
(発明の効果) 以上要するに、この発明によれば従来使用されていた自
動搾乳装置用の洗浄剤に比べて洗浄力、乳スケール・乳
石の付着防止、洗浄22度の低下等にイ憂れた自動搾乳
装置用の洗浄剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
湘図面は、市販従来品との比較においてこの発明に係る
洗浄剤の起泡力試験の結果を示す図である。 特許出願人 株式会社 ニラポンティーボール同 代理
人 弁理士 日中 昭雄

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弱アルカリ性の洗浄組成中に、プロテアーゼを配
    合することを特徴とする自動搾乳装置用洗浄剤。
  2. (2)クメンスルホン酸ソーダ、非イオン界面活性剤の
    少なくとも1成分を含む特許請求の範囲第1項記載の自
    動搾乳装置用洗浄剤。
  3. (3)消泡剤を含む特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の自動搾乳装置用洗浄剤。
JP2314413A 1990-11-21 1990-11-21 自動搾乳装置用洗浄剤 Expired - Fee Related JPH0753877B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997007190A1 (en) * 1995-08-15 1997-02-27 Unilever N.V. Use of portion packed powdered low alkaline enzymatic detergent on dairy farms

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041154U (ja) * 1983-08-30 1985-03-23 オリオン機械株式会社 洗剤自動計量供給装置
JPS63189491A (ja) * 1987-01-24 1988-08-05 アクゾ・ナームローゼ・フェンノートシャップ 増粘用の水性組成物および増粘用プレミックス組成物
JPH0269600A (ja) * 1988-09-03 1990-03-08 Jiekusu Kk 哺乳びん洗浄剤

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