JPH04185513A - 電気自動車の懸架装置 - Google Patents
電気自動車の懸架装置Info
- Publication number
- JPH04185513A JPH04185513A JP31545090A JP31545090A JPH04185513A JP H04185513 A JPH04185513 A JP H04185513A JP 31545090 A JP31545090 A JP 31545090A JP 31545090 A JP31545090 A JP 31545090A JP H04185513 A JPH04185513 A JP H04185513A
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- wheel motor
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- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、電気自動車の懸架装置に関する。
[従来の技術]
電気自動車の駆動系において、ドライブシャフトをなく
しエネルギの利用効率を上げるため、あるいは車両の自
在走行性を向上させるために、駆動車輪とモータとを一
体としたホイールモータを利用した電気自動車が提案さ
れている。 (特開平2−11419、特開昭63−2
75427等参照) 従来のホイールモータを用いた電気自動車の懸架装置は
、内燃機関自動車の懸架装置の形式をそのまま用いたも
のであった。
しエネルギの利用効率を上げるため、あるいは車両の自
在走行性を向上させるために、駆動車輪とモータとを一
体としたホイールモータを利用した電気自動車が提案さ
れている。 (特開平2−11419、特開昭63−2
75427等参照) 従来のホイールモータを用いた電気自動車の懸架装置は
、内燃機関自動車の懸架装置の形式をそのまま用いたも
のであった。
[発明が解決しようとする課題]
しかし従来技術による電気自動車の懸架装置では、ホイ
ールモータが駆動トルクを発生した場合、反力が発生す
るため、懸架装置にホイールモータの駆動トルクの反力
が加わり、懸架装置が変形し、車体の姿勢が乱れる、ホ
イールの向きが狂う、ショックアブソーバに力がかかり
、ショックアブソーバがスムーズに動かなくなるなどの
不具合があり、電気自動車の操縦安定性が悪化するとい
う問題点を有する。
ールモータが駆動トルクを発生した場合、反力が発生す
るため、懸架装置にホイールモータの駆動トルクの反力
が加わり、懸架装置が変形し、車体の姿勢が乱れる、ホ
イールの向きが狂う、ショックアブソーバに力がかかり
、ショックアブソーバがスムーズに動かなくなるなどの
不具合があり、電気自動車の操縦安定性が悪化するとい
う問題点を有する。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは電気自動車の操縦安定性を向上
させ、安全な電気自動車を提供することにある。
その目的とするところは電気自動車の操縦安定性を向上
させ、安全な電気自動車を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解法するため、本発明の電気自動車の懸架装
置は、駆動トルクによるねじりモーメントのみを受ける
部材、および車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重
のみを受ける部材から構成されたことを特徴とする。
置は、駆動トルクによるねじりモーメントのみを受ける
部材、および車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重
のみを受ける部材から構成されたことを特徴とする。
[作用コ 1
本発明は上記の構成を有するのでホイールモータの駆動
トルクの反力は駆動トルクによるねじりモーメントのみ
を受ける部材にかかり、車輪にかかる上下、左右、前後
方向の荷重のみを受ける部材にはかからない。
トルクの反力は駆動トルクによるねじりモーメントのみ
を受ける部材にかかり、車輪にかかる上下、左右、前後
方向の荷重のみを受ける部材にはかからない。
[実施例コ
以下本発明の実施例について図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は本発明による電気自動車の懸架装置の一
実施例であって、マクファーソンストラット形サスペン
ションに適用したものである。1はホイールモータであ
る。図に示されている部分はホイールモータのモータ部
分であり、回転しない部分である。、2はタイヤであり
、ホイールモータ1により回転駆動される。3はストラ
ットアッセンブリであり、ショックアブソーバ、スプリ
ングなどにより構成されている伸縮可能な柱である。ス
トラットアッセンブリ3の上部は車体4に取り付けられ
ている。5はアームであり、車体4に取り付けられてお
り、車体との取付部6を中心として上下に可動する。ア
ーム5はストラットアッセンブリ3と球状継手7を介し
て結合されている。8はボールベアリング軸受けであり
、ホイールモータ1を回転自在に支持している。トルク
ロッド9は自在継手10を介して車体4に結合しており
、回転方向に拘束されている。ホイールモータ1は自在
継手11を介してトルクロッド9に結合している。トル
クロッド9が、駆動トルクによるねじりモーメントのみ
を受ける部材であり、ストラットアッセンブリ3とアー
ム5とで、車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重の
みを受ける部材を構成している。
する。第1図は本発明による電気自動車の懸架装置の一
実施例であって、マクファーソンストラット形サスペン
ションに適用したものである。1はホイールモータであ
る。図に示されている部分はホイールモータのモータ部
分であり、回転しない部分である。、2はタイヤであり
、ホイールモータ1により回転駆動される。3はストラ
ットアッセンブリであり、ショックアブソーバ、スプリ
ングなどにより構成されている伸縮可能な柱である。ス
トラットアッセンブリ3の上部は車体4に取り付けられ
ている。5はアームであり、車体4に取り付けられてお
り、車体との取付部6を中心として上下に可動する。ア
ーム5はストラットアッセンブリ3と球状継手7を介し
て結合されている。8はボールベアリング軸受けであり
、ホイールモータ1を回転自在に支持している。トルク
ロッド9は自在継手10を介して車体4に結合しており
、回転方向に拘束されている。ホイールモータ1は自在
継手11を介してトルクロッド9に結合している。トル
クロッド9が、駆動トルクによるねじりモーメントのみ
を受ける部材であり、ストラットアッセンブリ3とアー
ム5とで、車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重の
みを受ける部材を構成している。
タイヤ2はタイロッド(図示せず)によりかじ取りされ
る。そのため、ホイールモータ1とトルクロッド9の軸
交角は40°程度必発生するので、トルクロッド9とホ
イールモータlの間に自在継手11が入れられている。
る。そのため、ホイールモータ1とトルクロッド9の軸
交角は40°程度必発生するので、トルクロッド9とホ
イールモータlの間に自在継手11が入れられている。
この自在継手11は等速継手である必要はないので、十
字継手を用いている。車体4とトルクロッド9との間の
自在軸受けlOは、大きな軸交角は必要ないが、タイヤ
2が上下動した時に軸が伸縮する必要があるので、軸の
伸縮機能も兼ねたブシャール軸受けなどを用いる。
字継手を用いている。車体4とトルクロッド9との間の
自在軸受けlOは、大きな軸交角は必要ないが、タイヤ
2が上下動した時に軸が伸縮する必要があるので、軸の
伸縮機能も兼ねたブシャール軸受けなどを用いる。
ホイールモータ1が駆動トルクを発生すると、トルクロ
ッド9がホイールモータlの駆動トルクの反力を受け、
車体4に伝える。ホイールモータ1はストラットアッセ
ンブリ3にボールベアリング軸受け8を介して回転自在
に取り付けられているので、ホイールモータ1の駆動ト
ルクによるねじりモーメントはストラットアッセンブリ
3とアーム5にはかからない。トルクロッド9は駆動ト
ルクによるねじりモーメントのみを伝えており、車輪に
かかる上下、左右及び前後方向の荷重は自在継手10お
よび自在継手11があるのでトルクロッド9にはかから
ない。アーム5は主に車輪にかかる左右、前後方向の荷
重を受け、ストラットアッセンブリ3は主に車輪にかか
る上下方向の荷重を受けている。
ッド9がホイールモータlの駆動トルクの反力を受け、
車体4に伝える。ホイールモータ1はストラットアッセ
ンブリ3にボールベアリング軸受け8を介して回転自在
に取り付けられているので、ホイールモータ1の駆動ト
ルクによるねじりモーメントはストラットアッセンブリ
3とアーム5にはかからない。トルクロッド9は駆動ト
ルクによるねじりモーメントのみを伝えており、車輪に
かかる上下、左右及び前後方向の荷重は自在継手10お
よび自在継手11があるのでトルクロッド9にはかから
ない。アーム5は主に車輪にかかる左右、前後方向の荷
重を受け、ストラットアッセンブリ3は主に車輪にかか
る上下方向の荷重を受けている。
本発明の懸架装置を用いた電気自動車の場合は、このよ
うに、ストラットアッセンブリ3とアーム5にはホ)−
ルモータ1の駆動トルクの反力であるねじりモーメント
がかからないので、サスペンションのばね定数や減衰係
数をホイールモータ1の駆動トルクと独立に設定するこ
とが可能となり、乗り心地と8IN性に擾れた値にばね
定数と減衰係数を設定できる。また、フルスロットル加
速を行っても懸架装置が変形せず、車体4の姿勢が乱れ
たり、ホイールの向きが狂ったりすることが起こらない
。フルスロットル加速中でもショックアブソーバはスム
ーズに動き、電気自動車の操縦安定性が悪化するという
ことは起こらなかった。
うに、ストラットアッセンブリ3とアーム5にはホ)−
ルモータ1の駆動トルクの反力であるねじりモーメント
がかからないので、サスペンションのばね定数や減衰係
数をホイールモータ1の駆動トルクと独立に設定するこ
とが可能となり、乗り心地と8IN性に擾れた値にばね
定数と減衰係数を設定できる。また、フルスロットル加
速を行っても懸架装置が変形せず、車体4の姿勢が乱れ
たり、ホイールの向きが狂ったりすることが起こらない
。フルスロットル加速中でもショックアブソーバはスム
ーズに動き、電気自動車の操縦安定性が悪化するという
ことは起こらなかった。
なお、本実施例ではマクファーソンストラット形サスペ
ンションに本発明を適用したものを例として説明したが
、ダブルウィツシュボーン形サスペンションやセミトレ
ーリング形サスペンションなどさまざまな形式の懸架方
式でも同様に実施できる。また、ホイールモータの支持
にボールベアリング軸受けを用いた例を説明したが、自
在に回転しなければならない角度は1°程度あれば良い
ため、とくに軸受は部材を使わなくても良く、単なる軸
と式のはめ合だけでも有効である。
ンションに本発明を適用したものを例として説明したが
、ダブルウィツシュボーン形サスペンションやセミトレ
ーリング形サスペンションなどさまざまな形式の懸架方
式でも同様に実施できる。また、ホイールモータの支持
にボールベアリング軸受けを用いた例を説明したが、自
在に回転しなければならない角度は1°程度あれば良い
ため、とくに軸受は部材を使わなくても良く、単なる軸
と式のはめ合だけでも有効である。
[発明の効果コ
本発明の電気自動車の懸架装置は、以上説明したように
、駆動トルクによるねじりモーメントのみを受ける部材
、および車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重のみ
を受ける部材から構成されたことにより、ホイールモー
タの駆動トルクの反力は、車輪にかかる上下、左右、前
後方向の荷重を受ける部材にはかからないため、電気自
動車の操縦安定性が向上し、安全な電気自動車を提供す
ることが可能になるという効果を有する。
、駆動トルクによるねじりモーメントのみを受ける部材
、および車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷重のみ
を受ける部材から構成されたことにより、ホイールモー
タの駆動トルクの反力は、車輪にかかる上下、左右、前
後方向の荷重を受ける部材にはかからないため、電気自
動車の操縦安定性が向上し、安全な電気自動車を提供す
ることが可能になるという効果を有する。
第1図は、本発明による電気自動車の懸架装置を示す図
。 1・・・ホイールモータ 2・・・タイヤ 3・・・ストラットアッセンブリ 4・・・車体 5・・・アーム 6・・・取付部 7・・・球状継手 8・・・ボールベアリング軸受け 9・・・トルクロッド 10・・・自在継手 11・・・自在継手 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 鈴木喜三部 他1名
。 1・・・ホイールモータ 2・・・タイヤ 3・・・ストラットアッセンブリ 4・・・車体 5・・・アーム 6・・・取付部 7・・・球状継手 8・・・ボールベアリング軸受け 9・・・トルクロッド 10・・・自在継手 11・・・自在継手 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 鈴木喜三部 他1名
Claims (1)
- (1)ホイールモータを用いた電気自動車の懸架装置に
おいて、駆動トルクによるねじりモーメントのみを受け
る部材、および車輪にかかる上下、左右、前後方向の荷
重のみを受ける部材から構成されたことを特徴とする電
気自動車の懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31545090A JPH04185513A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 電気自動車の懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31545090A JPH04185513A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 電気自動車の懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185513A true JPH04185513A (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=18065514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31545090A Pending JPH04185513A (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 電気自動車の懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04185513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005097533A1 (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | インホイールモータシステム |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31545090A patent/JPH04185513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005097533A1 (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | インホイールモータシステム |
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