JPH04185085A - テレビジョン信号伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上■肌里分立 本発明はテレビジョン信号の伝送方式に係り、特に現行
テレビジョン方式との両立性を有し、動き適応Ｙ／Ｃ分
離分離自動応走査線補間等を行うに必要な動き検出を確
実に行わせるようにした第１世代Ｅ　Ｄ　Ｔ　Ｖ　（Ｅ
ｘｔｅｎｄｅｄ　ｄｅｆｉｎｉｔｉｏｎ　ＴＶ）及び第
２世代ＥＤＴＶ用のテレビジョン信号伝送方式％式％ 従来、高精細テレビジョン受像機においては動き適応Ｙ
／Ｃ分離及び動き適応走査線補間等を行っているが、こ
れらの処理に必要な動き情報の検出は受像機側でフィー
ルドメモリ、フレームメモリ等を用い、ｌフレーム間差
或いは２フレ一ム間差を取ることによって行っている。

■が”°　しようとする晋題 上記従来の装置においては、例えばフレーム周期が１／
３０秒で動く画像は時間周波数が３０Ｈｚであるため動
画であるにも拘わらず受信機側では静止画として検出さ
れることになり、原理的には、動き検出が不可能な画像
となって画像全体が著しく劣化する場合があった。

ｉ　を”　するための 本発明は前記の問題を解決するため、受信側で動き適応
処理を施すテレビジョン方式において、送信側で各水平
ラインを複数個に分割して各ブロック毎の動きを検出す
る動き検出手段を設け、上記動き検出手段で検出した動
き信号を垂直帰線期間に重畳して伝送するようにした構
成にする。

罫＝づ１ 送信側ではフレーム周期１／６０秒の順次走査のカメラ
を用いてテレビジョン信号を得るが、このテレビジョン
信号の各水平ラインを複数のブロックに分割し、この分
割した各ブロック毎の情報に動きがあるか否かを動き検
出手段で検出して、この検出信号を受信側の動き検出の
補助信号として垂直帰線期間に重畳して伝送する。受信
側では送信側からのテレビジョン信号の垂直帰線期間内
に重畳されている動き情報を検出してこの動き情報を動
き適応処理に用いることができ、受像機側では検出が不
可能な３０Ｈｚの動画の動き検出や各ブロック単位の動
き検出が可能となり、受像機側の１フレーム間差或いは
２フレ一ム間差の動き検出回路と併せて動き検出の精度
を向上させることができる。

スＪＬｆｉ 第１図は本発明の一実施例の構成図である。

第１図において、１はフレーム周期１／６０秒の赤（Ｒ
）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）信号より成る画像信号を得る走
査線数５２５本の順次走査カメラであり、２゜３．４は
夫々アナログ信号である上記赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（
Ｂ）信号をデジタル信号に変換するアナログ／デジタル
（以下ｒＡ／Ｄ、という）コンバータ、５は上記Ａ／Ｄ
コンバータ２，３．４の出力を輝度信号Ｙと色信号１．
　Ｑに変換するマトリックス変換回路、６は上記輝度信
号Ｙと色信号Ｉ。

Ｑを５２５本／６０秒の順次走査信号から５２５本／３
０秒のインターレース信号に変換する走査変換回路、７
は上記色信号１．Ｑをクロマ信号Ｃに変調する１、Ｑ変
調回路、８は上記輝度信号Ｙに上記クロマ信号Ｃを加算
してＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号を得る加算器であ
る。また１０は順次走査における輝度信号Ｙの１フレ一
ム間差を検出する動き検出回路、１１はインターレース
信号における輝度信号Ｙの１フレ一ム間差を検出する動
き検出回路、１２はクロマ信号Ｃの２フレ一ム間差を検
出する動き検出回路であり、１３．１４．１５は夫々上
記動き検出回路１０．１１．１２からの出力信号の絶対
値を検出する絶対値変換回路であって、１６は上記絶対
値変換回路１３．１４．１５の出力の最大値を選択する
最大値選択回路である。１７は各水平期間を複数個（実
施例では４個）のブロックに分割し、各ブロック毎に絶
対値選択回路１６からの信号が例えば静止画の場合は“
０”、動画の場合は″ｌ”の情報を与えるブロック分割
回路、１８は上記ブロック分割回路Ｉ７からのブロック
毎の信号を２群に分けて直交変調する直交変調回路であ
り、９は直交変調回路１８から得られる動き情報を加算
器８から得られるＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号の垂
直帰線期間に重畳する加算器である。以下、第２図乃至
第４図と共に第１図に示す本発明の一実施例の動作を説
明する。

先づ、走査線数５２５本の順次走査カメラ１によりフレ
ーム周期ｌ／６０秒で走査する赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青
（Ｂ）の信号より成る画像信号を得る。これらの画像信
号はＡ／Ｄコンバータ２，３．４によりデジタル信号に
変換された後、マトリックス変換回路５により輝度信号
Ｙと色信号１．　Ｑに変換され、更に走査変換回路６に
よりインターレース信号に変換される。インターレース
信号に変換されたＹ、Ｉ、Ｑ信号中、Ｙ信号は加算器８
に入力され、Ｉ、Ｑ信号はＩ、Ｑ変調回！７において１
、Ｑ変調後、加算器８に入力されてＮＴＳＣテレビジョ
ン信号を形成する０次に、動き検出回路１０では順次走
査カメラ１の１フレ一ム間差により第３図（ｂ）の斜線
で示す範囲の動きを検出し、フレーム周期ｌ／３０秒で
動く画像の動きも検出可能となる。動き検出回路１１で
はインターレース変換された輝度信号Ｙの！フレーム間
差より、第４図（ｂ）の斜線で示す範囲の動きを検出し
、゛動き検出回路１２ではインターレース変換されたク
ロマ信号Ｃの２フレ一ム間差により第４図（ｃ）の斜線
で示す範囲の動きを検出する。上記各動き検出回路１０
゜１１、１２からのフレーム間差信号はそれぞれ絶対値
変換回路１３．１４．１５により絶対値が取られた後最
大値選択回路１６で３つのフレーム間差信号の最大値が
選択され、ブロック分割回路１７に導かれる。

ブロック分割回路１７においては上°記各西素の動き検
出情報を第２図（ａ）に示すように例えば各ラインにつ
き４ブロツクに分割して各ブロックの中に動き情報を持
つ画素が１個でも存在すれば動画。

全く存在しない場合は静止画とし、第２図（ｂ）に示す
ように各ブロック毎に静止画の場合は“０”。

動画の場合は“１”の情報を与える。上記各ラインの４
つのブロックの動き情報は直交変調回路１８においてデ
ータビットレート５．７２７２７２Ｍｂｉｔ／ｓｅｃの
２値ＮＲＺ符号で各２ビツトずつ直交変調する。

即ち、例えば第１．第３ブロツクの情報を成るキャリア
で変調し、第２．第４ブロツクの情報を上記キャリアと
位相が９０６異なるキャリアで変調する。そして、この
直交変調された動き情報は加算器９において加算器８か
らのＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号の垂直帰線期間に
多重され送信される。尚、第２図において各ラインの動
き情報の伝送ブロック数を増加させれば受像機側の動き
検出精度の向上を計ることが可能となる。

受信側においては、送信側より伝送されて来る上記テレ
ビジョン信号より該テレビジョン信号の垂直帰線期間内
に重畳されている各水平期間を複数個に分割したブロッ
ク毎の動き情報を検出し、周知の動き適応Ｙ／Ｃ分離回
路や動き適応走査線補間回路における動き情報の補助信
号として用いる。

又夙ｑ四果 本発明は以上のような構成であるので、受信機側では検
出が不可能な３０Ｈｚの動画の動き情報や各ブロック単
価の動き情報が検出可能となり、受信機側の１フレーム
間差或いは２フレ一ム間差の動き検出回路を併せて動き
検出の精度を向上させることができ、受信機の画質劣化
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示すブロック図、第２図は
第１図のブロック分割回路の動作を説明するための図、
第３図（ａ）は順次走査信号の走査線の位置関係を示す
図、第３図（ｂ）はその動き検出範囲を表わす周波数ス
ペクトラムを示す図、第４図（ａ）はインターレース信
号の走査線の位置関係を示す図、第４図（ｂ）と第４図
（ｃ）はそれぞれ１フレーム差、２フレーム差における
動き検出範囲を示す周波数スペクトラムを示す図である
。 ９・−・加算器、　１０．１１．１２−・・動き検出回
路。 １７・・−ブロック分割回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信側で動き適応処理を施すカラーテレビジョン
   方式において送信側で各水平ラインを複数個に分割して
   ブロック毎の動きを検出する動き検出手段を設け、上記
   動き検出手段で検出した動き信号を垂直帰線期間に多重
   して伝送することを特徴とするテレビジョン信号伝送方
   式。