JPH0681298B2 - テレビジョン信号の送信装置 - Google Patents

テレビジョン信号の送信装置

Info

Publication number
JPH0681298B2
JPH0681298B2 JP60139774A JP13977485A JPH0681298B2 JP H0681298 B2 JPH0681298 B2 JP H0681298B2 JP 60139774 A JP60139774 A JP 60139774A JP 13977485 A JP13977485 A JP 13977485A JP H0681298 B2 JPH0681298 B2 JP H0681298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pixel
circuit
supplied
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60139774A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62184A (ja
Inventor
安志 藤村
登史 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP60139774A priority Critical patent/JPH0681298B2/ja
Publication of JPS62184A publication Critical patent/JPS62184A/ja
Publication of JPH0681298B2 publication Critical patent/JPH0681298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、現行方式と両立性を有し高解像度の画像情報
を伝送するテレビジヨン信号の送受信方式に関する。
〔発明の概要〕
本発明はテレビジヨン信号の送受信方式に関し、フイー
ルド単位の映像信号に各フイールド内での水平画素間の
情報及び垂直画素間の情報を付加して伝送することによ
り、現行方式と両立性を有し、高解像度の画像情報を伝
送できるようにするものである。
〔従来の技術〕
高解像度の画像情報を伝送する方式として、いわゆる高
品位テレビ(ハイビジヨン)が研究されている。しかし
ながらこの高品位テレビでは、放送方式が現行と全く異
なり、伝送信号帯域も極めて広帯域が必要となるなど、
実施に至るまでには多くの準備と設備が必要である。
これに対して、現行方式と両立性を有し、比較的簡単な
設備で高解像度の画像情報の伝送を行う方式が提案され
た(文献「完全交信性を有する高精細TV方式の提案」吹
抜敬彦/平野裕弘/日立製作所中央研究所/テレビジヨ
ン学会技術報告/画像通信システム/昭和58年7月29日
発表/ICS62−7)。
すなわちこの文献の方法では、まず送信側において、ハ
イパスフイルタで抽出された輝度信号の高域成分を所定
の搬送周波数で変調し、現行の輝度信号と色信号との周
波数インターリーブされた残りの隙間に挿入して送信を
行う。そして受信側において、例えば1フレームメモリ
を用いたくし形フイルタ変調された高域成分を分離し、
この高域成分を復調して現行の輝度信号に合成する。
従つてこの方式によれば、輝度信号の高域成分が伝送さ
れ、画像情報をより高解像度にすることができる。
ところがこの方式の場合に、ハイパスフイルタで輝度信
号の高域成分を抽出しているために、この高域成分は本
質的に水平方向の解像度にしか関与せず、これによつて
垂直方向の解像度を高めることはできない。
すなわち文献中では、垂直解像度は走査線を内挿入し
て、いわゆるノンインターレース表示とすることで向上
させることになつている。その場合に例えば第11図Aに
示すような高解像度の原画像(○□●■はそれぞれ画素
を示し、現行方式ではこの一つ置きが伝送される)に対
して、この原画像から同図Bに示すように奇数・偶数の
各フールドでそれぞれ一つ置きの走査線でかつ一つ置き
の画素(1:2インターレース)を取り出して1フイール
ドの画像情報とすると共にそれぞれ次の画素に関する情
報(高域成分)を重畳して伝送したとすると、これを復
調した信号は同図Cに示すようになる。ここで静止画領
域で2フイールドから1フレームを形成する場合には同
図Dに示すように高解像度の画像情報が得られる。しか
しながら動画領域でフイールド内補間を行つた場合に
は、例えば同図Eに示すように前後走査線の平均値補間
となるために、解像度の高い水平方向に対して垂直方向
の解像度が不充分になつてしまつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来の方法によれば水平方向の解像度を高めるこ
とができる。しかしながら垂直方向の解像度を充分に高
めることはできない問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フイールド毎に供給されるノンインターレー
ス画像信号を所定のドットサンプリング位置で抽出する
と共に次の上記フイールドで前の上記フイールドとは異
なるドットサンプリング位置を抽出してフイールド単位
の映像信号を形成し、上記フイールド単位の映像信号に
各上記フイールド内での上記抽出しなかつた水平素間の
情報及び垂直画素間の情報を付加して送信を行い、この
送信信号を受信し、上記付加された上記水平画素間の情
報及び垂直画素間の情報を分離して走査線数を増加させ
るようにしたことを特徴とするテレビジヨン信号の送受
信方式である。
〔作用〕
この方式によれば、画像の垂直方向の情報も伝送される
ので、画像情報を水平垂直方向共に充分に高解像度にす
ることができる。
〔実施例〕
第1図において、同図Aに示すような高解像度の原画像
があつた場合に、まず送信側では、この原画像から同図
Bに示すように奇数・偶数の各フイールドでそれぞれ一
つ置きの走査線でかつ一つ置きの画素を取り出して1フ
イールドの画像情報とすると共に、このときの取り出さ
れた各画素の斜め下の画素(隣接走査線の隣接画素)と
の差成分を変調して重畳して伝送する。
さらに受信側では、上記の重畳された差成分を分解して
復調し、元の画素と合成して同図Cに示すように斜め下
の画素を復元する。
そしてこの受信を用いてノンインターレース画面を形成
する。
すなわち静止画領域では2フイールドを使つて同図Dに
示すような高解像度の画像情報を得る。これによつて静
止画領域では従来と同様の高解像度の画像情報が得られ
る。
これに対して動画領域では、同図Eに示すようにフイー
ルド内補間を行う。従つて各内挿される画素は周囲4画
素から形成されるので、その確度は極めて高くなると共
に、水平垂直方向の解像度が略等しくなるので、バラン
スのよい良好な画像情報を得ることができる。
こうして高解像度の画像情報が得られるわけであるが、
上述の方式によれば斜め下の画素との差成分を伝送する
ことによつて画像の垂直方向の情報も伝送されるので、
画像情報を水平垂直方向共に充分に高解像度にすること
ができる。
さらに以下に上述の送受信方式を実現するための構成の
一例を説明する。
まず第2図は送信側の構成を示す。図においてカメラ
(1)からは、基準発生回路(2)からの信号に従つて
例えば走査線数525本、ノンインターレースの赤(R)
緑(G)青(B)の3原色信号が毎秒60フレーム取出さ
れる。この信号が時空間フイルタ(3)に供給され、同
じく発生回路(2)からの信号に従つて毎秒60フイール
ド、インターレースの3原色信号に変換される。この信
号がマトリクス回路(4)に供給されて、現行方式の輝
度信号Y及び色信号I,Qが形成され、さらにこのI,Q信号
が直交変調回路(5)に供給されて、発生回路(2)か
らの周波数scの色副搬送波を2軸変調した色信号Cが
形成される。
一方カメラ(1)からの緑の色信号Gが1水平期間(1
H)及び1画素期間(1d)の遅延回路(6)に供給さ
れ、この信号と元の信号とが減算回路(7)に供給され
て、斜め下の画素との差信号YDが形成される。この信号
が時空間フイルタ(8)に供給され、発生回路(2)か
らの信号に従つて毎秒60フイールド、インターレースの
信号に変換される。なおこの場合に差信号YDは元の信号
から1H+1d遅延して形成されるので、この遅延量もフイ
ルタ(3)(8)で補正される。この変換された信号が
変調回路(9)に供給されて、発生回路(2)からの周
波数sc′の副搬送波を変調した信号YDが形成される。
ここで周波数scは例えばNTSC方式の場合sc=3.58MH
zで、これは輝度信号Yの水平周波数と15Hzのオフ
セット関係にある。そして周波数sc′は例えばsc
1/2でscと30Hzのオフセット関係にある周波数が選ば
れる。
そこでこの変調された差信号YDと色信号Cが加算回路
(10)で加算され、さらにこの加算信号と輝度信号Yと
が加算回路(11)で加算されることで、この加算信号は
第3図に示すようにそれぞれの信号Y,C,YDが互いに周波
数インターリーブされた信号とされる。
この信号が送信機(12)を通じて送信される。
さらに第4図は受信側の構成を示す。図において受信機
(21)からの信号が1フレームの遅延回路(22)に供給
され、この遅延信号と元の信号とが加算回路(23)及び
減算回路(24)に供給されて、互いに30Hzの周波数オフ
セットされた輝度信号Yと、色信号C及び差信号YDの合
成信号とが取出される。この内の減算回路(24)からの
合成信号がさらに1フイールドの遅延回路25に供給さ
れ、この遅延信号と元の合成信号とが加算回路(26)及
び減算回路(27)に供給されて、互いに60Hzの周波数オ
フセットされた差信号YDと色信号Cとが取出される。そ
してこの内の加算回路(26)からの差信号YDが復調回路
(28)に供給される。
また受信機(21)からの同期信号等が基準発生回路(2
9)に供給され、受信された信号に同期した種々の基準
信号が形成される。この発生回路(29)からの周波数
sc′の信号が復調回路(28)に供給される。そして復調
された差信号YDと加算回路(23)からの輝度信号Yとが
加算回路(30)に供給されて、斜め下の画素の信号が形
成される。
さらにこの輝度信号Yと斜め下の画素の信号とが静止画
領域の補間フイルタ(31)及び動画領域の補間フイルタ
(32)に供給され、それぞれ発生回路(29)からの信号
に従つて走査線数525本、ノンインターレース、毎秒60
フレームの信号が形成される。これらの信号がスイッチ
回路(33)に供給される。また補間フイルタ(31)の入
力信号と出力信号とが動き検出回路(34)に供給され、
1フレーム前の信号とで内容に変化のある画素について
スイツチ回路(33)が補間フイルタ(32)側に切換えら
れる。
これによつてスイツチ回路(33)からは静止画領域・動
画領域に応じてそれぞれフイールド間補間またはフイー
ルド内補間で走査線の内挿された高解像度の輝度信号Y
が取出される。
また減算回路(27)からの色信号Cが直交復調回路(3
5)に供給され、発生回路(29)からの周波数scの信
号にて2軸復調される。この復調されたI,Q信号が時空
間フイルタ(36)に供給されて、発生回路(29)からの
信号に従つて例えば倍速繰り返しによつて走査線数525
本、ノンインターレース、毎秒60フレームの信号とされ
る。
そして上述のスイッチ回路(33)からの輝度信号Yと、
フイルタ(36)からのI,Q信号とがマトリックス回路(3
7)に供給され、形成された走査線数525本、ノンインタ
ーレース、毎秒60フレームの3原色信号R,G,Bがモニタ
受像機(38)に供給される。
このようにして上述の送受信方式を実現することができ
る。
なお上述の構成で、差信号YDの帯域は例えば8MHzまで広
がつている。これに対して伝送可能な信号はベースバン
ドで4MHzまでである。そこで例えば第5図に示すよう
に、差信号YDの0〜2MFzの部分(YH:垂直方向の成分に
相当する)と、4〜6MHzの部分(YDH:水平方向の成分
に相当する)をフイルタで抜き出し、YDLを2〜4MHzに
周波数変換して4MHz以下の信号とすることができる。な
お受信側で同様の逆変換を行う。
あるいは第6図に示すように、4〜8MHzの部分(YDH
を0〜4MHzに周波数変換して、色信号と同様の直交変調
でYDL,YDHの信号を伝送してもよい。
さらに直交変調を採用する場合には第7図に示すように
隣接画素及び隣接走査線の情報を独立に重畳して伝送す
ることもできる。この場合には同図Eに示すように動画
領域において周囲8画素から中心の画素を形成すること
になり、より良好な補間を行うことができる。
すなわち第8図はその場合の送信側の構成を示し、図に
おいて緑の色信号Gが1水平期間の遅延回路(6a)及び
1画素期間の遅延回路(6b)に供給され、これらの信号
と元の信号とがそれぞれ減算回路(7a)(7b)に供給さ
れて、それぞれ隣接走査線及び隣接画素との差信号
YDL,YDHが形成される。そしてこれらの信号が時空間フ
イルタ(8a)(8b)で変換された後、直交変調回路
(9′)に供給される。
なおこの例で信号YDLは水平周波数の15.75kHzが主な成
分であり、信号YDHは4〜6MHzの成分を伝送に用いる。
そこで第9図に示すように、同図Aのような信号YDL,Y
DHに対して、信号YDHを0〜2MHzに低域変換し、この信
号と信号YDHとを同図Bに示すように直交変調し、さら
にこの信号を同図Cに示すような輝度信号Y及び色信号
Cに合成して伝送信号を形成する。
さらに第10図は同様の直交変調を採用する場合で、この
例では隣接画素と斜め下の画素の情報を重畳する。この
例においても同図Eに示すように動画領域の補間をより
良好に行うことができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、画像の垂直方向の情報も伝送される
ので、画像情報を水平垂直方向共に充分に高解像度にす
ることができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の説明のための図、第2図〜第6
図は送受信系の説明のための図、第7図〜第10図は他の
例の説明のための図、第11図は従来の技術の説明のため
の図である。 (1)はカメラ、(2)(29)は基準発生回路、(3)
(8)(36)は時空間フイルタ、(4)(37)はマトリ
クス回路、(5)(9)は変調回路、(6)(22)(2
5)は遅延回路、(7)(24)(27)は減算回路、(1
0)(11)(23)(26)(30)は加算回路、(12)は送
信機、(21)は受信機、(28)(35)は復調回路、(3
1)は静止画補間フイルタ、(32)は動画補間フイル
タ、(33)はスイッチ回路、(34)は動き検出回路、
(38)はモニタ受像機である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィールド毎に供給されるノンインターレ
    ース画像信号を、交互のフィールドで、第1の走査線の
    第1の画素から1画素及び1走査線置きの画素を抽出し
    てインターレースされる第1のフィールドの信号と、第
    2の走査線の第2の画素から1画素及び1走査線置きの
    画素を抽出してインターレースされる第2のフィールド
    の信号とに変換する変換手段と、 上記フィールド毎に供給されるノンインターレース画像
    信号を、上記抽出される画素毎に1走査線及び1画素後
    の信号と減算して、斜め下の画素の情報を形成する形成
    手段と、 この形成手段からの情報を上記変換手段からの信号に周
    波数インターリーブして送信する送信手段とを有してな
    るテレビジョン信号の送信装置。
JP60139774A 1985-06-26 1985-06-26 テレビジョン信号の送信装置 Expired - Fee Related JPH0681298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139774A JPH0681298B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 テレビジョン信号の送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139774A JPH0681298B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 テレビジョン信号の送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62184A JPS62184A (ja) 1987-01-06
JPH0681298B2 true JPH0681298B2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=15253099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60139774A Expired - Fee Related JPH0681298B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 テレビジョン信号の送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0681298B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4558963A (en) * 1982-08-30 1985-12-17 International Business Machines Corporation Feed rates and two-mode embodiments for thermal transfer medium conservation
US5036386A (en) * 1988-07-22 1991-07-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Television signal processing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62184A (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4661850A (en) Progressive scan television system with interlaced inter-field sum and difference components
US4530004A (en) Color television signal processing circuit
KR910000548B1 (ko) 칼라 텔레비젼 표시 장치
EP0112339B1 (en) A technique for providing compatibility between high-definition and conventional color television
Fukinuki et al. Extended definition TV fully compatible with existing standards
JPH0433199B2 (ja)
Fukinuki et al. Experiments on proposed extended-definition TV with full NTSC compatibility
JPH03198593A (ja) テレビジョン方式
US4533951A (en) System for generating and displaying a compatible high definition television signal by progressive scanning
JPH0346479A (ja) テレビジョン信号変換装置
JPH0681298B2 (ja) テレビジョン信号の送信装置
JPH07162810A (ja) テレビジョン信号の方式変換装置
Yasumoto et al. A wide aspect ratio television system with full NTSC compatibility
JP2566026B2 (ja) テレビジョン信号の伝送方式
JP2928561B2 (ja) テレビジョン信号の形成方法及び装置
JP2506078B2 (ja) テレビジヨン信号多重方式
JP2566027B2 (ja) テレビジョン信号受信機
JP2612892B2 (ja) 画像伝送システム
JP2621730B2 (ja) ワイド画面テレビ信号の送信装置及び受信装置
JPH0748848B2 (ja) テレビジヨン信号多重方式
JP2625693B2 (ja) テレビジョン信号の伝送方法
JPH0720268B2 (ja) カラ−テレビジヨン信号送受信方式
JPH0822089B2 (ja) ビツトリダクシヨンシステム
JPH06350975A (ja) テレビジョン信号の構成方法
JPH05300478A (ja) テレビジョン信号の構成方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees