JPH04184040A - スポット空調装置 - Google Patents

スポット空調装置

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JPH04184040A
JPH04184040A JP31083890A JP31083890A JPH04184040A JP H04184040 A JPH04184040 A JP H04184040A JP 31083890 A JP31083890 A JP 31083890A JP 31083890 A JP31083890 A JP 31083890A JP H04184040 A JPH04184040 A JP H04184040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
forming pipe
tube
air
forming tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP31083890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komachi
小町 洋
Masaya Ichikawa
雅弥 市川
Hisatsugu Matsunaga
久嗣 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04184040A publication Critical patent/JPH04184040A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スポット空調装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、空調装置には人体部に温度調節された気流を当て
ることにより快適性を与えるスポットクーラがある。し
かし、気流の温度、風速が一定の場合、人が吹出口から
遠ざかると暑くなり、反対に近づくと寒くなる不具合が
ある。又、遠方にいる人を快適にするためには吹出口部
の気流温度、風速の減衰を抑える必要がある。そこで、
例えば、特開昭60−256747号公報には、吹出口
の温度・速度到達性を向上させるために、二重背方式の
吹出用ダクトを設け、内筒から主流を吹き出させるとと
もに内筒と外筒の間から副流を吹き出させるようにした
ものが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、さらに細やかな空調を行おうとすると上記公
報による装置では十分ではなかった。
この発明の目的は、細やかなる空調が可能となるスポッ
ト空調装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明は、内部を空気の主流が通過して人に向かっ
て吹き出す主流形成管と、前記主流形成管の外周側にお
いて少なくとも2段以上の多重管構造をなし、かつ、そ
の内外管の隙間を副流が通過して人に向かって吹き出す
副流形成管と、前記副流形成管における内外管の隙間を
開閉する開閉手段とを備えたスポット空調装置をその要
旨とする。
又、第2の発明は、第1の発明における開閉手段を、副
流形成管の一部を主流形成管の延設方向に移動させるこ
とにより開閉させるようにしたものである。
〔作用〕
主流形成管の内部から空気の主流が人に向かって吹き出
されるとともに、主流形成管の外周側において主流形成
管と最内方の副流形成管との間から第1の副流が吹き出
される。さらに、最内方の副流形成管の外周側において
最内方の副流形成管とその外側の副流形成管の間から第
2の副流が吹き出される。そして、開閉手段により第1
及び第2の副流を制御して吹出口部の気流温度、風速の
減衰をより細やかに制御できる。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図に示すように、スポット空調装置の装置本体1に
は円筒形の空気吹出ダクト2か設けられている。この空
気吹出ダクト2の先端部は三重管構造となっている。即
ち、中心に設けられた主流形成管3と、主流形成管3の
外側の第1副流形成管4と、第1副流形成管4の外側の
第2副流形成管5とを備えている。
主流形成管3は、後方の大径部3aと、前方の小径部3
cと、大径部3aと小径部3cをつなぐテーパ部3bと
からなる。第1副流形成管4は主流形成管3から所定間
隔だけ離間した構造となっている。主流形成管3のテー
パ部3bの外周側における第1副流形成管4には開口部
6が形成され、この開口部6には内方から一部テーパを
なす可動管4aが配置されている。この可動管4aは主
流形成管3の延設方向(第1図のA矢印方向)に移動可
能となっている。又、可動管4aと第1副流形成管4と
の間にはスプリング7が介在されており、可動管4aは
スプリング7の付勢力により前方に引っ張られ開口部6
を塞いでいる。
第2副流形成管5は第1副流形成管4から所定間隔だけ
離間した構造となっており、第2副流形成管5の後端側
は装置本体1に固定されている。
第2副流形成管5のテーパ部の内周面には、一部テーパ
をなす可動管5aが主流形成管3の延設方向(第1図の
B矢印方向)に移動可能に配置されている。第1図に示
す状態では可動管5aの外周面が第2副流形成管5の内
周面と密着した状態となっている。
又、可動管5aは図示しないアクチュエータにより後方
(第1図中、左方)に移動させることができるようにな
っている。
そして、装置本体lで温度調節された空気が空気吹出ダ
クト2から人に向かって吹き出される。
この際、主流形成管3内から空気の主流Fmが吹き出さ
れ、主流形成管3と第1副流形成管4との隙間から第1
副流Fslが吹き出され、さらに、第1副流形成管4と
第2副流形成管5との隙間から第2副流Fs2が吹き出
される。
ここで、主流形成管3の小径部3cの内径をDIとし、
第1副流形成管4の開口部の内径をD2とし、第2副流
形成管5の開口部の内径をD3とすると、D2 /DI
 =D3 /D2 = 1. 4としている。又、主流
Fmの流速Vmと第1副流FSIの流速Vslと第2副
流Fs2の流速Vs2の比率を、Vsl/Vm =Vs
2/Vsl=0.3としている。
これは、第2図に示すように、横軸に副流速度比σ(=
Vs/Vm)をとるとともに縦軸に拡がり係数にをとり
、副流口径比γ(−〇s/Dm)を変えた場合において
、拡がり係数に(気流分布の拡散度の拡がりを表す係数
)が最小値となるのは、副流口径比γがrl、4Jで、
又、副流速度比σがro、3Jとなることによる。又、
第3図に示すように、副流口径比γ=1.4での副流速
度比σと速度到達率Vx/Vm  (吹出口の空気流速
が吹出口から人体に到るまでの速度減衰率を表す割合)
との関係において、副流速度比σか「0゜3」のときに
速度到達率が最大となることを確認した。さらに、第4
図に示すように、副流速度比σ=0.3での副流口径比
γと速度到達率との関係において、副流口径比γがrl
、4Jのときに速度到達率か最大となることを確認した
又、スポット空調装置には距離センサ(図示しない)か
設けられ、同センサにより空気吹出ダクト2の開口部か
ら人までの距離を検出する。さらに、スポット空調装置
にはコントローラが内蔵され、コントローラは距離セン
サからの検出信号により空気吹出ダクト2の開口部から
人までの距離に応じて前記アクチュエータを駆動制御す
る。
次に、このように構成したスポット空調装置の作用を説
明する。
距離センサによる空気吹出ダクト2の開口部から人まで
の距離が所定値L1以上であれば、第1図の状態となる
。この状態では、空調装置本体1からの空気が空気吹出
ダクト2に送られ、主流形成管3から主流Fmが人に向
かって吹き出されるとともに、主流形成管3と第1副流
形成管4との隙間から第1副流Fslが吹き出され、さ
らに、第1副流形成管4と第2副流形成管5との隙間か
ら第2副流Fs2が吹き出される。
又、距離センサによる空気吹出ダクト2の開口部から人
までの距離が前記所定値Llより小さく、かつ所定値L
2(<Ll)より大きいと、アクチュエータが駆動して
、可動管5aを後方に所定量だけ移動させ、第5図に示
すように、可動管5aの先端(テーパ部)が第1副流形
成管4のテーパ部(可動管4a)に当接した状態で停止
する。この状態では、第1副流形成管4と第2副流形成
管5の隙間が可動管5aにより閉じられる。そして、空
調装置本体lからの空気が空気吹出ダクト2に送られる
と、主流形成管3から主流Fmが人に向かって吹き出さ
れるとともに、主流形成管3と第1副流形成管4との隙
間から第1副流Fslが吹き出される。
さらに、距離センサによる空気吹出ダクト2の開口部か
ら人までの距離が前記所定値L2より小さいと、アクチ
ュエータが駆動して、第5図に示す状態から、さらに可
動管5aを可動管4aと共に後方に移動させて、第6図
に示すように、可動管4aの先端(テーパ部)を主流形
成管3のテーパ部3bに当接させる。
この状態では、第1副流形成管4と第2副流形成管5の
隙間が可動管5aにより閉じられるとともに、主流形成
管3と第1副流形成管4との隙間が可動管4aにより閉
じられる。そして、空調装置本体lからの空気が空気吹
出ダクト2に送られると、主流形成管3から主流Fmが
人に向かって吹き出される。
つまり、第7図には外気温度が35℃のときの空気吹出
ダクト2の開口部から一定の気流を吹き出した場合にお
ける、人までの距離と主流Fmの中心部温度及び中心部
速度の関係を示す。この際、人までの距離が2m以上で
あれば第1図のように主流Fmと第1副流Fslと第2
副流Fs2とを吹き出させる。又、人までの距離が1〜
2mであると、第5図のように、主流Fmと第1副流F
slとを吹き出させる。さらに、人までの距離が1m以
下のときには、第6図のように、主流Fmのみを人に向
かって吹き出させる。その結果、どの距離においても、
第7図に示すような快適領域を作ることができる。
これは、2m以上では主流Fmか第1副流Fslと第2
副流Fs2により大気の影響を受けにくく最も遠方に気
流温度・速度か到達し、1〜2mでは主流Fmに対し第
2副流Fs2かない分だけ大気からの巻き込みを受けや
すく気流温度・速度到達距離が短(なり、さらに、1m
以内では副流F sl。
Fs2がないため主流Fmが直接大気を巻き込み気流温
度・速度到達距離が最も短くなるためである。
一方、第6図に示す状態から人が所定距離L2以上に遠
ざかると、アクチュエータにより可動管5aが前方に移
動して可動管4aがスプリング7の付勢力により可動管
5aとともに動く。そして、第5図に示すように、可動
管4aが開口部6を閉じる位置で停止する。さらに、人
が所定距離L1以上に遠ざかると、アクチュエータによ
り可動管5aが前方に移動して第1図のようになる。
このように本実施例では、主流形成管3の外周側におい
て2段の多重管構造をなす副流形成管4゜5を設けると
ともに、副流形成管4,5における内外管の隙間を開閉
する可動管4a、5a(開閉手段)を設けた。その結果
、可動管4a、5aの位置により第1及び第2副流Fs
l、Fs2を制御して吹出口部の気流温度、風速の減衰
をより細やかに制御でき、細やかなる空調が可能となる
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、第8図に示すようにしてもよい。
つまり、第1副流形成管8におけるテーパ部8aを含む
先端部分、及び第2副流形成管9におけるテーパ部9a
を含む先端部分を、主流形成管3の延設方向に移動可能
に支持する。そして、第9図に示すように、第1副流形
成管8のテーパ部8aを主流形成管3のテーパ部3bに
当接させるととともに第2副流形成管9のテーパ部9a
を第1副流形成管8のテーパ部8aに当接させると、主
流Fmのみとなる。又、第10図に示すように、第2副
流形成管9のテーパ部9aを第1副流形成管8のテーパ
部8aに当接させると、主流Fmと第1副流Fslを作
ることができる。さらに、第11図に示すように、路管
3,8.9を離間させたままの状態にすると、主流Fm
と第1副流Fslと第2副流Fs2とを作ることができ
る。
尚、本実施例においては、第8図に示すように、第1副
流形成管8のテーパ部8a外周にマクネット10が固定
され、第1図でのスプリング7の代わりをしている。即
ち、アクチュエータにて第2副流形成管9のテーパ部9
aを移動させて第9図に示す状態にした後において第1
O図に示す状態にするときに、マグネットIOにより第
2副流形成管9のテーパ部9aに第1副流形成管8のテ
ーパ部8aを吸引支持することかできる。
又、上記実施例では2段の多重管構造をなす副流形成管
4,5を設けたか、2段以上の副流形成管を設けてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれは、細やかなる空調
が可能となる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のスポット空調装置を示す図、第2図は
副流速度比と拡がり係数との関係を示す図、第3図は副
流速度比と速度到達率との関係を示す図、第4図は副流
口径比と速度到達率との関係を示す図、第5図は作動を
説明するためのスポット空調装置を示す図、第6図は作
動を説明するためのスポット空調装置を示す図、第7図
は人までの距離と中心部温度及び中心部速度の関係を示
す図、第8図〜第11図は別例を示し、第8図はスポッ
ト空調装置の空気吹出部を示す図、第9図は作動を説明
するためのスポット空調装置を示す図、第1O図は作動
を説明するためのスポット空調装置を示す図、第11図
は作動を説明するためのスポット空調装置を示す図であ
る。 3は主流形成管、4は第1副流形成管、4aは開閉手段
としての可動管、5は第2副流形成管、5aは開閉手段
としての可動管。 特許出願人  日本電装  株式会社 第2図 ×10−2 0   0.2  0.4  0.6  0.8  1
副流速度比cr’  <vθ/Vm) 第8図 1.0       1.5        2.0副
流ロ径比7′(D8/Dm)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 内部を空気の主流が通過して人に向かって吹き出
    す主流形成管と、 前記主流形成管の外周側において少なくとも2段以上の
    多重管構造をなし、かつ、その内外管の隙間を副流が通
    過して人に向かって吹き出す副流形成管と、 前記副流形成管における内外管の隙間を開閉する開閉手
    段と を備えたことを特徴とするスポット空調装置。
  2. 2. 前記開閉手段は、副流形成管の一部を主流形成管
    の延設方向に移動させることにより開閉させるものであ
    る請求項1に記載のスポット空調装置。
JP31083890A 1990-11-15 1990-11-15 スポット空調装置 Pending JPH04184040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083896A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 住友理工株式会社 吹出ノズル
CN110864365A (zh) * 2018-08-17 2020-03-06 青岛海尔空调器有限总公司 空调器控制方法及空调室内机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083896A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 住友理工株式会社 吹出ノズル
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