JPH04183076A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ（Ｖ　Ｔ　Ｒ）に用い
られるスーパーインポーズ装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、カメラ一体形ＶＴＲ等では、撮像画像にタイトル
の文字、図形等をインポーズする機能（スーパーインポ
ーズ機能）を有するものが賞月されている。

このスーパーインポーズ装置の基本概念は、ＴＶカメう
及びＶＴＲの映像信号において、その−部分の文字及び
記号の種類や形状に制限を受けることがない任意の図形
をフィールドメモリに書き込み、書き込まれた情報をタ
イトルデータ情報として現信号と切り換えることにより
、モニターアウトにタイトル挿入を行うものである。

従来のスーパーインポーズ装置の場合、インポーズ画像
がカメラ撮っでしが得られず、タイトル記憶の撮影時、
文字、図形等が所望の大きさ、位置になるように撮影条
件等を設定する必要があり、しかも、テープ記録の録画
毎に撮影内容に応じた文字、図形等を予め撮影し、メモ
リの保持画像を書換える必要があり、非常に煩雑な手間
を要する。

そこで、実開昭６１−１５４０７４号公報（Ｈｏ　４　
Ｎ　５　／　２２５　）に記載の様に、ビデオテープの
再生信号をインポーズ画像の信号としてメモリに保持し
、録画モード中のタイトル挿入により、ビデオカメラの
撮影−の信号とメモリの保持画像の信号とを合成−でス
ーパーインポーズ画像の信号を形成５、この信号をビデ
オテープに記録することが考えられる。

この場合、種々のインポーズ画像が記録されたビデオテ
ープを用意しておけば、インポーズ画像の撮影を行うこ
となくスーパーインポーズ画像のテープ記録が行え、前
記の煩雑な手間が省ける。

−かじ、ビデオカメラの撮影面の信号とメモリの保持画
像の信号とを合成し、テープ記録時のみスーパーインポ
ーズ画像の信号を形成するため、以下に説明する問題点
がある。

すなわち、ビデオカメラの撮影面をビデオテープに記録
した後、このビデオテープを再生して画面表示、ダビン
グ記録等を行う場合、テープの再生信号にタイトルの文
字、図形等を挿入したスーパーインポーズ画像の信号を
形成できないため、テープ再生時のスーパーインポーズ
処理のタイトル合成等が行えない問題点がある。

そこで、本件出願人は先に実願平０１−３８１４５号と
して、テープ再生のインポーズ画像を用いてテープ再生
時にスー・（−インポーズ画像力信号を形成巳、テープ
再生時のスーツ・−インポーズ処理のタイトル合成等を
容易に行うために、テープ再生のインポーズ画像を用い
てテープ再生時にスーパーインポーズ画像の信号を形成
するスーパーインポーズ装置を提案りでいる。

第２図は、この先願技術のスー７く−インポーズ装置の
回路ブロック図であり、以下、二の装置について説明す
る。（Ｋｂ）はカメラ部て゛あり、ビデオカメラ（１）
、撮像処理回路（２）及びクロマ変調器（４）を有する
。（Ｍｂ）は、Ａ／Ｄ変換器（６）、ＲＡＭ構成で１フ
イ一ルド分の映像信号を記憶するメモリ（７）、Ｄ／Ａ
変換器（８）、メモリ制御回路（９）により形成された
インポーズメモリ部である。

（Ｔｂ）はビデオテープレコーダ部であり、記録処理回
路（１０ｂ）、再生処理回路（ｌｌｂ）、記録処理回路
（１０ｂ）の前段の記録用のＡＧＣ回路（２０）及び連
動して切換わる３接点形の２個の画像合成用の切換スイ
ッチ（２１）、（２２）、加算器（１３）、出力増幅回
路（１４）を有する。そ−て切換スイッチ（２１）、（
２２）、加算器（１３）によりインポーズ合成手段が形
成されている。

また、切換スイッチ（２１）、（２２）は、入力端子（
１７）のモード信号とメモリ制御回路（９）から発せら
れるメモリー（７）の読み８巳指令信号とで切換られる
。すなわち、記録時は記録のモード信号によりビデオカ
メラ（１）の撮影面の信号に基づくＡＧＣ回路（２０）
の輝度信号Ｙ、クロマ変調器（４）の色信号Ｃの出力（
以下カメラ撮り出力という）に切換えられ、再生時は再
生のモード信号により、ビデオテープの再生信号に基づ
く再生処理回路（１１ｂ）の輝度信号Ｙ、色信号Ｃの出
力（以下テープ再生出力という）に切換えられる。

さらに、録画モード、再生モードの状態で、メモリー（
７）の保持画像の信号が読出されると、この信号の文字
、図形のタイミングでＤ／Ａ変換器（８）の輝度信号Ｙ
、及び色信号Ｃの出力（以下インポーズ出力という）に
切換えられる。尚、クロマ変調器（４）には、処理回路
（２）により形成された撮像画に基く撮像画の色差信号
Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ及び色副搬送周波数ｆｓｃのクロマ変調
の基準信号が入力され、これらの入力信号に基づいて色
信号Ｃが作成される。

つぎに、メモリ（７）へのインポーズ画像の書込みにつ
いて説明する。

まず、録画モードの状態でタイトル記憶に設定すると、
切換スイッチ（２１）、（２２）がカメラ撮り出力に保
持され、メモリ制御回路（９）の記憶制御に基き、切換
スイッチ（２１）から出力されたＡＧＣ回路（２０）の
輝度信号Ｙとクロマ変調器（４）から出力された色信号
Ｃを加算器（１３）にて加算した出力が、Ａ／Ｄ変換！
（６）を介してメモリ（７）に書込まれ、カメラ撮りの
インポーズ画像がメモリ（７）に保持される。

一方、再生モードの状態でタイトル記憶に設定すると、
切換スイッチがテープ再生出力に保持され、メモリ制御
回路（９）の記憶制御に基き、切換スイッチ（２１）か
ら出力された再生処理回路（ｌｌｂ）の輝度信号及び色
信号が前記と同様にして書込まれ、テープ再生のインポ
ーズ画像がメモリ（７）に保持される。

したがって、メモリ（７）にはカメう撮り、テープ再生
のインポーズ画像が自由に書込まれて保持される。

つぎに、スーパーインポーズ画像の信号の記録、再生に
ついて説明する。

まず、録画モードの状態でタイトル挿入に設定すると、
メモリ制御回路（９）の読出し制御でメモリ（７）の保
持画像の文字、図形等が読出されるときに、切換スイッ
チ（２１）、（２２）がカメラ撮り出力からインポーズ
出力に切換わる。そして、切換スイッチ（２１）、（２
２）の切換えに基き、ビデオテープラ（１）の撮影画の
信号に暴く背景用の画像の信号と、メモリ（７）の保持
画像の信号とを合成したスーパーインポーズ画像の輝度
信号及び色信号が形成され、記録処理回路（１０ｂ）に
より、ビデオテープにスーパーインポーズ画像が記録さ
れる。

一方、再生モードの状態でタイトル挿入に設定すると、
メモリー制御回路（９）の読み出し制御で、メモリ（７
）の保持画像の文字、図形等が読み出される時に、切換
スイッチ（２１）（２２）がビデオテープの再生信号に
基づく背景信号に基づく背景用の画像の信号から、メモ
リ（７）の保持画像のインポーズ出力へと切換えられ、
スーパーインポーズ画像の輝度信号Ｙと色信号Ｃが形成
される。そして、スーパーインポーズ画像のビデオ信号
が加算器（１３）から出力増幅回路（１４）を介して圧
力端子（１５）、電子ビューファインダ（１６〉に供給
される。

そして、メモリ（７）のインポーズ画像とタイトル挿入
時のモードとの組合わせにより、テープ記録時及びテー
プ再生時に、カメラ撮り出力、テープ再生出力のインポ
ーズ画像を用いてタイトル挿入等が行える。

したがって、例えばカメラ撮りで録画されたビデオテー
プ（以下背景テープという）を再生して画面表示、ダビ
ング記録等を行う際、事前に、インポーズ画像を記録し
た別のビデオテープを再生してこのテープから再生され
たインポーズ画像の信号をメモリ（７）に保持し、前記
背景テープの再生中にタイトル挿入に設定すると、テー
プ再生のインポーズ画像を挿入したスーパーインポーズ
画像のビデオ信号が形成され、スーパーインポーズ処理
のタイトル合成等が行える。

また、野外撮影等を行う際、種々のインポーズ画像を記
録したビデオテープを携帯することにより、このテープ
から再生された所望のインポーズ画像のタイトル等を簡
単に挿入してテープ記録が行え、しかも、メモリ（７）
のインポーズ画像及び録画されたスーパーインポーズ画
像を電子ビューファインダ（１６）で確認することがで
き、機能が著しく向上する。

また、録画モード時のスーパーインポーズ動作は、テー
プ再生出力がカメラ撮り出力に切換わる点が異なるだけ
である。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前記先願技術の再生モードにおけるスーパーインポーズ
処理には、以下の様な問題点がある。まず、再生映像画
面を見ながらタイトル記憶設定を行う時、必要なインポ
ーズ場面の記録時間が短い場合、その場面が過ぎてしま
った後でタイトルが記憶されることになり、操作者はこ
の操作を繰り返さなければならない。また、テープの傷
やテープ走行系が瞬間的に乱れる直前にタイトル記憶設
定を行った時、メモリーへの書き込みのタイミング的な
遅れは避けられず、画面の乱れた状態を記憶する場合が
ある。

（ニ）　　課題を解決するための手段 本発明は、タイトル設定指令手段より設定指令が発せら
れた時に静止画再生状態となる再生部と、静止画再生状
態での再生映像信号の１画面分をタイトル画として記憶
するメモリーと、タイトル挿入時に記録用または再生映
像信号をメモリー出力に切換えて出力する切換手段を備
えることを特徴とする。

（ホ）作　用 本発明は上述の如く構成したので、再生時のタイトル誤
記憶が防止でき、安定したインポーズ情報を得ることが
可能となる。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。

第１図は本実施例の回路ブロック図である。

尚、第２図と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。

第２図以外のブロックとして、システムコントローラ（
シスコン）　（２４）、サーボ回路（２５）、プリアン
プ回路（２６）及びタイトル記憶スイッチ（２３）が付
加されている。

シスコン（２４）は、ＶＴＲのメカニズム全体の動作を
制御するもので、特にタイトル記憶スイッチ（２３）を
操作することにより、記憶指令が入力されると、サーボ
回路（２５）に静止画（スチル）再生モード指令を発す
る。サーボ回路（２５）は、記録、通常再生等の各モー
ドに応じてキャプスタンやシリンダ等のメカニズム（３
０）の動作を制御するもので、静止画再生モード指令が
シスコン（２４）より入力されると、キャプスタンによ
るテープ走行の中止及びシリンダの回転数の変更等をメ
カニズム（３０）にて実行し、再生ヘッドにより磁気テ
ープの同一トラックをトレース−て静止画再生を実行す
る。

次に第１図の回路プロ／りによるテープ再生状態でのタ
イトル記憶の設定について説明する。

先ず、サーボ回路（２５）は通常再生をメカニズム（３
０）に実行させ、再生へ・ｌドからの再生出力は、プリ
アンプ（２６）を経て再生処理回路（ｌｌａ）に入力さ
れ、再生輝度信号（ＰＢＹ）と再生色信号（ＰＢＣ）が
形成され、夫々切換スイッチ（２１）（２２）の固定接
点（２１ｃ　）（２２ｃ　）に出力される。

一方、入力端子（１７）に生じるモード信号は再生モー
ドを示しているので、切換スイッチ（２１）（２２）は
夫々固定接点（２１ｃ）（２２ｃ）に切換わっでいる。

従って、これらの再生輝度及び色信号は加算器（１３）
により混合されて出力増幅回路（１４）を経て、出力端
子（１５）及び電子ビューファインダ（１６）に供給さ
れる。

操作者は、出力端子（１５）に結合されたモニタ（図示
省略）に映出された画面あるいは電子ビューファインダ
（１６）の画面を見て、タイトル画として適当な画面が
映出された時点で、タイＩ・ル記憶スイッチ（２３）を
ＯＮする。これに伴い記憶指令がシスコン（２４）に送
られ、サーボ回路（２５）は通常再生モードから静止画
再生モードに移行する。

このモード移行後、メカニズム（３０）が安定する若干
の時間を経た後に、安定した再生出力がアリアンプ（２
６）を経て再生処理回路（ｌｌａ）に入力され、これ以
後、静止画再生輝度信号及び静止画再生色信号は加算！
（１３）に加算されて出力される。

また、シスコン（２４）は静止画再生モード指令をサー
ボ回路（２５）に供給すると同時に、モード移行後に安
定した再生出力を得るのに要する時間（１）を計時し、
この時間（１）後にメモリ制御回路（９）にタイトル記
憶の開始を指令する信号を発し、これを受けてメモリ制
御回路（９）はメモリー（７）への書き込み動作を実行
する。従って、メモリー７には、静止画再生状態でのテ
ープ再生出力をＡ／Ｄ変換器（１６）にてディジタル化
した映像信号が、１フイ一ルド分のインポーズ保持画像
としてメモリ（７）に記憶される。このインポーズ保持
画像は、不安定状態にあるテープ走行系のテープ損傷の
影響を受けることなく安定した映像信号となる。

こうしてメモリー（７）に記憶されたタイトル保持画像
を利用したタイトル挿入については、前記先願技術と同
一であり、録画モードの状態でタイトル挿入に設定する
と、メモリ制御回路（９）の読み出し制御でメモリ（７
）の保持画像が読み出される時に、メモリ制御回路（９
）から発せられる読み出し指令を受けて、切換スイッチ
（２１）（２２）は固定接点（２１ａ）（２２ａ）から
（２１ｂ）（２２ｂ）に切換わり、固定接点（２１ａ）
（２２ａ）に供給される記録用の信号であるカメラ撮り
出力あるには外部入力信号から、メモリ（７）のインポ
ーズ出力に切り換えて出力増幅回路（１４）に供給され
、出力端子（１５）及び電子ビューファインダ（１６）
に出力されると共に、別のＶＴＲである記録処理回路（
５０）にも供給され、カメラ撮り出力あるいは外部入力
信号にタイトル保持画像を挿入して記録されることにな
る。

同様に再生モードの状態でタイトル挿入に設定すると、
メモリ（７）の保持画像が読み出された時に、切換スイ
ｙチ（２１）（２２）は固定接点（２１ｃ）（２２ｃ）
から（２１ｂ）（２２ｂ）に切換わり、固定接点（：２
１ｃ）（２２ｃ）に供給される再生信号から、メモリ（
７）のインポーズ出力に切り換わり、記録処理回路（５
０）にてタイトル保持画像を再生信号に挿入巳でダビン
グされることになる。

尚、静止画再生方法として、１画面分の映像信号を記憶
するスチル用メモリを用いる方法も採用可能である。

（ト）発明の効果 上述の如く本発明によれば、タイトル設定時のタイミン
グの遅れによるタイトル誤記憶や乱れた画面をタイトル
画面として誤って記憶する事が回避される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路ブロック図、第２図は
従来例の回路プロｙり図である。 （３０）・・・メカニズム、（２３）・・・タイトル記
憶スイッチ、（７）・・メモリ、（２１）（２２）・・
・切換スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）タイトル設定指令手段より設定指令が発せられた
   時に静止画再生状態となる再生部と、該静止画再生状態
   での再生映像信号の１画面分をタイトル画として記憶す
   るメモリーと、 タイトル挿入時に記録用または再生映像信号を前記メモ
   リー出力に切換えて出力する切換手段を備えるスーパー
   インポーズ装置。