JPH041828B2 - - Google Patents

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JPH041828B2
JPH041828B2 JP6378085A JP6378085A JPH041828B2 JP H041828 B2 JPH041828 B2 JP H041828B2 JP 6378085 A JP6378085 A JP 6378085A JP 6378085 A JP6378085 A JP 6378085A JP H041828 B2 JPH041828 B2 JP H041828B2
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JP
Japan
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steel
steel rod
present
additional
rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP6378085A
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English (en)
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JPS61225466A (ja
Inventor
Kunimitsu Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTORONGU HOORUDO INTAANASHONARU JAPAN KK
Original Assignee
SUTORONGU HOORUDO INTAANASHONARU JAPAN KK
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Publication date
Application filed by SUTORONGU HOORUDO INTAANASHONARU JAPAN KK filed Critical SUTORONGU HOORUDO INTAANASHONARU JAPAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はPC鋼棒の緊張方法に関するものであ
る。
<従来の技術> 従来ストランドをくさびで固定して引張力を与
えて行う緊張方法は広く採用されている。
この方法はストランドのどの位置においても定
着できるので、定着部に必ずねじ切りを行う必要
のあるナツト定着方式にくらべて伸びの大小を考
慮せずに定着できるという利点が存在する。
しかし同時に次のような欠点も存在する。
〈イ〉 鋼棒であればねじ切りを行い、カツプラ
を介在させて容易に鋼棒の延長を行うことがで
きる。
しかしストランドの場合にはねじを切ること
はできず、延長には大型の連結部品を必要とす
る。
そのため所定の寸法におさめることができず
構造設計上種々の制約が発生し、あるいは部材
寸法を大きくする必要が生じるなど不経済なも
のであつた。
〈ロ〉 PC鋼棒であれば第5図に示すようにプ
レストレスを導入したコンクリートブロツクA
に、更に次のブロツクBを接続する場合に、カ
ツプラCをPC鋼棒端のねじ切り部Dにねじ込
んで次の鋼棒Eを接続できる。
ところが前記したようにストランドではこの
ような接続をすることができない。
〈ハ〉 プレストレス定着端には充分にストラン
ドを露出しておかないと、つかみ代(第4図
l)が取れないため再緊張が不可能である。
しかし定着端から長くストランドを露出して
おくことはその防水処理が困難であり、かつ広
い空間、用地を必要とするため実際の使用上か
ら多くの制約を受ける。
<本発明の目的> 本発明は上記のような欠点を改善するためにな
されたもので、次のようなPC鋼棒の緊張方法を
提供することを目的とする。
〈イ〉 ねじ切りを行うことなく、必要とするど
の位置でも定着して緊張力を導入することので
きる方法 〈ロ〉 新たにブロツクや部材を追加する場合に
は容易に緊張力を導入することのできる方法 〈ハ〉 緊張をいつたん終了した後、容易に再度
緊張を行うことのできる方法 <本発明の構成> 次に実施例について説明する。
〈イ〉 鋼棒 本発明のPC材はストランドではなく鋼棒1
を採用する。
そしてこの鋼棒1は、その外径が約9mm〜16
mm程度のものを使用する。
9mmより小径の鋼棒を使用すると、必要とす
る緊張力を得るのに鋼棒の本数が多くなりすぎ
て施工時の手数を考えると実用的ではない。
16mm以上の径のものは、剛性が高すぎて取り
扱い上から実用性がない。
すなわち実際の現場では鋼棒を挿入するシー
スの延長上が広く開いており、かつ足場のよい
空間であるとは限らず種々の障害物が存在する
ことが多いから、人力ではほとんどたわませて
扱うことのできない16mm以上の鋼棒では作業が
きわめて制約されることになり実用性に乏し
い。
以上の上下限を考慮すると実用上は13mm程度
の鋼棒が最も望ましい。
そして上記の鋼棒1の終端のみにねじ切り部
11を形成する。
〈ロ〉 ジヤツキチエア ジヤツキチエア2は公知の短筒体である。
そしてこのジヤツキチエア2内のアンカーヘ
ツド21にはくさび22を挿入し、このくさび
22によつて前記したPC鋼棒1をつかんで定
着する構造を採用する。
〈ハ〉 プリングヘツド プリングヘツド3も公知の鋼製円盤である。
このプリングヘツド3に開孔した貫通孔31
の周囲には逆止状のテーパー部を形成し、くさ
び32によつて後述する追加鋼棒5をつかむ方
式である。
〈ニ〉 センターホールジヤツキ センターホールジヤツキ4は中央に中空筒4
1を貫通させた公知のものを採用する。
そしてこのジヤツキ4によつてジヤツキチエ
ア2に反力を取つてプリングヘツド3をジヤツ
キチエア2から引き離す作用を行う。
〈ホ〉 追加鋼棒 追加鋼棒5は前記と鋼棒1の延長上に追加す
る鋼棒であり、その基端にねじ切り部51を形
成する。
鋼材の棒であるから現場でのねじ切りも容易
である。
そして前記の鋼棒1と追加鋼棒5との接続は
内部にねじを刻設した円筒ナツトであるカツプ
ラー6によつて行う。
この追加鋼棒5の目的には二種のものが与え
られる。
ひとつは露出端の短い鋼棒1にプレストレス
を導入するためのつかみ代の確保を目的とする
場合である。
他のひとつは追加鋼棒5自体を、次のブロツ
クのPC鋼棒1として利用することを、目的と
する場合である。
<本発明の施工方法> 次に本発明の施工方法について説明する。
〈イ〉 つかみ代確保の場合 永久用グランドアンカー又は構造物を増設す
る場合のように、ある程度の年月の経過後にプ
レストレスの再導入が必要となることがある。
その場合にはプレストレス導入後は第2図に
示すようにPC鋼棒1の先端を短く切断し、そ
の外周をキヤツプ7で被覆してオイルなどを充
填しておく。
その場合にキヤツプ7を外して鋼棒1の端を
露出させ、そのねじ切り部11にカツプラー6
を介して追加鋼棒5をねじ込んで接続する。
そしてこの追加鋼棒5にセンターホールジヤ
ツキ4とプリングヘツド3を取り付け、センタ
ーホールジヤツキ4によつてプレストレスを与
えるものである。
〈ロ〉 別部材の接続の場合 第3図に示すような既成のブロツクAに他の
ブロツクBを接続する場合である。
この場合には追加鋼棒5それ自体が次のブロ
ツクBのプレストレス導入用の鋼棒を構成する
ことになる。
<本発明の効果> 本発明は次のような効果を期待できる。
〈イ〉 従来の鋼棒はナツトによる定着を行つて
いた。
従つてねじ切りを行つてある場所以外での定
着は不可能であつた。
本発明のPC鋼材は鋼棒であつて、しかもく
さび定着を採用したから、必要とするどの位置
でも定着を行うことができる。
〈ロ〉 PC鋼材をくさび定着する構造であるか
ら、長さ方向の延長がきわめて簡単に行えるこ
ととなつた。
すなわち現場で鋼棒の端にねじ切りを行うだ
けでナツトを介していくらでも強度の充分な延
長を行うことができる。
〈ハ〉 いつたんプレストレスを導入したPC鋼
材は、その露出端をできるだけ短く切断してお
くことが望まれる。
さもないと空間に障害物が大きく露出するこ
とになり浸水に対する防護処理なども困難な作
業となる。
そうした要求からPC鋼材の端をできるだけ
短く処理すると、再度プレストレスを導入しよ
うとした場合にジヤツキによるつかみ代が不足
してしまうという問題点があつた。
本発明の方法ではPC鋼材を長手方向にいく
らでも延長できるから、充分なつかみ代を簡単
に確保でき、簡単にプレストレスの再導入を行
うことができる。
〈ニ〉 ブロツクを順次接続してプレストレスを
導入してゆく場合にも、本発明のPC鋼材はく
さびによつてどこまでも定着できると共に長手
方向にいくらでも延長できる。
従つて特別に大型の接続部を設けたり、複残
な施工を行う必要がなく、構造物としての弱点
も発生しない。
〈ホ〉 9mm〜16mmの直径の鋼棒を採用すれば実
用上充分なたわみ性を得られる。
従つて運搬上、収納時には鋼棒でありながら
巻き取つてまとめておくことができ、施工時に
は延長上にある障害を避けて曲げたり巻き上げ
たりして取り扱うことができる。
そのため作業はきわめて容易迅速となり経済
的な施工が可能である。
〈ト〉 永久用グランドアンカーでは再緊張や荷
重のチエツクが必要とされている。
本発明は上記したようになるから、そうした
作業をきわめて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の緊張方法に使用する装置の説
明図、第2図:鋼棒端の処理状態の説明図、第3
図:本発明の緊張方法の使用状態の説明図、第
4,5図:従来の方法の説明図 1:鋼棒、5:追加鋼棒、6:カツプラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プレストレス導入用鋼材として鋼棒を使用
    し、 この鋼棒をくさびで定着させ、 鋼棒端のねじ切り部にねじ込んだカツプラを介
    して追加鋼棒を接続し、 この追加鋼棒をくさびで定着してジヤツキによ
    り緊張力を与えて行う、 PC鋼棒の緊張方法。 2 直径9mm以上16mm以下の鋼棒および追加鋼棒
    を使用して行う、 特許請求の範囲第1項記載の発明。
JP6378085A 1985-03-29 1985-03-29 Pc鋼棒の緊張方法 Granted JPS61225466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378085A JPS61225466A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 Pc鋼棒の緊張方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378085A JPS61225466A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 Pc鋼棒の緊張方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61225466A JPS61225466A (ja) 1986-10-07
JPH041828B2 true JPH041828B2 (ja) 1992-01-14

Family

ID=13239232

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JP6378085A Granted JPS61225466A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 Pc鋼棒の緊張方法

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JPS61225466A (ja) 1986-10-07

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