JPH04181709A - フェライト部品のプレス成形方法 - Google Patents
フェライト部品のプレス成形方法Info
- Publication number
- JPH04181709A JPH04181709A JP30852590A JP30852590A JPH04181709A JP H04181709 A JPH04181709 A JP H04181709A JP 30852590 A JP30852590 A JP 30852590A JP 30852590 A JP30852590 A JP 30852590A JP H04181709 A JPH04181709 A JP H04181709A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- air
- ferrite
- corners
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 26
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 8
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000047 product Substances 0.000 abstract description 6
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- 239000012467 final product Substances 0.000 abstract description 2
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、磁気回路コアなどの各種フェライト部品を
プレス成形する方法の改良に関する。
プレス成形する方法の改良に関する。
(従来の技術)
一般的なフェライト部品は、フェライト粉体に適宜なバ
インダを加えたものを金型に入れ、圧力をかけて強固な
成形品を得て、その成形品を焼結したものである。
インダを加えたものを金型に入れ、圧力をかけて強固な
成形品を得て、その成形品を焼結したものである。
第2図には単純な矩形板型のフェライト部品を得るため
のプレス成形金型を示している。下型1の上面部分に製
品形状に対応したキャビティを形成する四角い凹部2が
形成されており、上型3は下型1の凹部4にぴったりと
嵌入するようになっている。
のプレス成形金型を示している。下型1の上面部分に製
品形状に対応したキャビティを形成する四角い凹部2が
形成されており、上型3は下型1の凹部4にぴったりと
嵌入するようになっている。
下型1の凹部2内に所定量のフェライト粉体4を入れ、
上型3を下型1に組み合わせて所定位置まで加圧する。
上型3を下型1に組み合わせて所定位置まで加圧する。
これによってキャビティ形状に対応した強固なフェライ
ト成形部品が得られる。これを焼結するわけである。
ト成形部品が得られる。これを焼結するわけである。
(発明が解決しようとする課題)
第2図のような従来の金型でプレス成形した矩形板状の
フェライト部品を焼結した場合、第3図に示すように、
その四隅部分とその他の中央部分との収縮率が異なり、
そのため焼結後のフェライト部品に意図しない形状変化
が生じ、高精度な焼結部品を得ることができなかった。
フェライト部品を焼結した場合、第3図に示すように、
その四隅部分とその他の中央部分との収縮率が異なり、
そのため焼結後のフェライト部品に意図しない形状変化
が生じ、高精度な焼結部品を得ることができなかった。
本発明者らは、焼結時の収縮率のむらによる形状精度の
劣化の原因が、焼結前のフェライト成形体の密度のむら
にあることを突き止めた。各種形状のフェライト成形体
について密度むらの生じ方を分析して見た結果、成形体
の角部分か他の部分より高密度になることが解った。
劣化の原因が、焼結前のフェライト成形体の密度のむら
にあることを突き止めた。各種形状のフェライト成形体
について密度むらの生じ方を分析して見た結果、成形体
の角部分か他の部分より高密度になることが解った。
第2図の例において、上型1の凹部2と下型3とのすり
合わせ面には微小な隙間があり、上型1と下型3とを組
み合わせた時にキャビティ内かられずかな空気漏れはあ
るものの、キャビティ内においてフェライト粉体4は残
留空気とともにプレス成形されるが、その際にキャビテ
ィ内の隅部分の成形圧力が特に高くなり、この部分のフ
ェライト粉体の成形密度が他の部分より高くなる。
合わせ面には微小な隙間があり、上型1と下型3とを組
み合わせた時にキャビティ内かられずかな空気漏れはあ
るものの、キャビティ内においてフェライト粉体4は残
留空気とともにプレス成形されるが、その際にキャビテ
ィ内の隅部分の成形圧力が特に高くなり、この部分のフ
ェライト粉体の成形密度が他の部分より高くなる。
この発明は、前述した従来の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、同一部品内のフェライトの成形密度を
できるかぎり均一化し、後段の焼結工程での収縮密度の
むらの発生を抑制し、最終的な形状精度の高いフェライ
ト部品を製作できるようにしたプレス成形方法を提供す
ることにある。
で、その目的は、同一部品内のフェライトの成形密度を
できるかぎり均一化し、後段の焼結工程での収縮密度の
むらの発生を抑制し、最終的な形状精度の高いフェライ
ト部品を製作できるようにしたプレス成形方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するだめの手段)
そこでこの発明では、キャビティ内の成形圧力か特に高
くなる角部分から積極的に空気を逃がすように金型のキ
ャビティ形成面の所定部分から外部に通しる空気穴をあ
けておき、フェライトの成形密度を均一化するようにし
た。
くなる角部分から積極的に空気を逃がすように金型のキ
ャビティ形成面の所定部分から外部に通しる空気穴をあ
けておき、フェライトの成形密度を均一化するようにし
た。
(作 用)
プレス成形時にキャビティ内の角部分に残留しやすい空
気が前記空気穴からスムーズに外部に排出されるので、
キャビティ内隅部分の成形圧力か他の部分より特に高く
なることはなく、均一な成形密度を実現することかでき
る。
気が前記空気穴からスムーズに外部に排出されるので、
キャビティ内隅部分の成形圧力か他の部分より特に高く
なることはなく、均一な成形密度を実現することかでき
る。
(実施例)
第1図は第2図と同じ形状のフェライト成形体を得るた
めの成形金型に本発明による改良を施した場合を示して
いる。下型]の上面側に製品形状に対応した四角い凹部
2があり、上型3は凹部2内にぴったりと嵌入する形状
になっている。そしてキャビティ内の成形圧力か特に高
くなる四隅部分から積極的に空気を逃がすように、上型
3の下面(キャビティ形成面)の四隅部分から外部(上
型3の側面)に通じる空気穴5を開けておく。
めの成形金型に本発明による改良を施した場合を示して
いる。下型]の上面側に製品形状に対応した四角い凹部
2があり、上型3は凹部2内にぴったりと嵌入する形状
になっている。そしてキャビティ内の成形圧力か特に高
くなる四隅部分から積極的に空気を逃がすように、上型
3の下面(キャビティ形成面)の四隅部分から外部(上
型3の側面)に通じる空気穴5を開けておく。
下型1の四部2内に所定量のフェライト粉体を入れ、上
型3を下型1に組み合わせて加圧する。
型3を下型1に組み合わせて加圧する。
その際にキャビティ内の空気がその四隅部分から空気穴
5を通じてスムーズに外部に排出される。
5を通じてスムーズに外部に排出される。
なお本発明は図示した実施例に限定されず、各種の成形
形状のものに本発明を適用して同様の効果を得ることが
できる。
形状のものに本発明を適用して同様の効果を得ることが
できる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、この発明のプレス成形方法
によれば、キャビティ内の空気が隅部分に残留してその
部分の成形圧力が他の部分より特に高くなるという現象
がなくなり、フェライト成形体の密度を各部分にわたっ
て均一化することができる。その結果焼結時に局部的に
収縮率が変化し、最終的な製品形状が劣化するのを防止
することができる。
によれば、キャビティ内の空気が隅部分に残留してその
部分の成形圧力が他の部分より特に高くなるという現象
がなくなり、フェライト成形体の密度を各部分にわたっ
て均一化することができる。その結果焼結時に局部的に
収縮率が変化し、最終的な製品形状が劣化するのを防止
することができる。
第1図は本発明の一実施例によるプレス成形方法の斜視
図、第2図は従来のプレス成形方法の斜視図、第3図は
従来のプレス成形方法による問題点を示すフェライト部
品の斜視図である。 1・・・・・・下 型 2・・・・・・凹 部 3・・・・・・上 型 4・・・・・・フェライト粉体 5・・・・・・空気穴
図、第2図は従来のプレス成形方法の斜視図、第3図は
従来のプレス成形方法による問題点を示すフェライト部
品の斜視図である。 1・・・・・・下 型 2・・・・・・凹 部 3・・・・・・上 型 4・・・・・・フェライト粉体 5・・・・・・空気穴
Claims (1)
- 複数の金型を組み合わせて形成されるキャビティ内でフ
ェライト粉体をプレス成形する方法において、キャビテ
ィ内の成形圧力が特に高くなる角部分から積極的に空気
を逃がすように金型のキャビティ形成面の所定部分から
外部に通じる空気穴をあけておき、フェライトの成形密
度を均一化することを特徴とするフェライト部品のプレ
ス成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30852590A JPH04181709A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | フェライト部品のプレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30852590A JPH04181709A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | フェライト部品のプレス成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04181709A true JPH04181709A (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=17982083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30852590A Pending JPH04181709A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | フェライト部品のプレス成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04181709A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110608608A (zh) * | 2019-10-08 | 2019-12-24 | 海宁凌通磁业科技有限公司 | 一种用于铁氧体的烧结产线 |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP30852590A patent/JPH04181709A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110608608A (zh) * | 2019-10-08 | 2019-12-24 | 海宁凌通磁业科技有限公司 | 一种用于铁氧体的烧结产线 |
CN110608608B (zh) * | 2019-10-08 | 2024-02-20 | 海宁凌通磁业科技有限公司 | 一种用于铁氧体的烧结产线 |
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