JPH04181527A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクの表裏面の記録情報をランダムに
高速度で再生できる光ディスク装置に関するものである
。

（従来の技術） 第２図は例えば特開平１−１２４１５７号公報に示され
ている従来のランダムアクセスが可能な光ディスク装置
の模式的側面図である。半導体レーザ１の出射光はコリ
メートレンズ２を通り、ビームスプリッタ４で偏向され
た後ミラー９を通って対物レンズ１１で集束されて、モ
ータ１６により回転する光ディスク１５の一面１５ａ上
に投射されて光スポットが形成されるようになっている
。また光ディスク１５の反射光は対物レンズ１１を通り
ミラー９で偏向されビームスプリッタ４を通って光検出
器６へ入射するようになっており、それらにより光へラ
ド１９を構成している。光ディスク１５の表裏面側には
、表裏面側に跨がるようにしてレール１７を設けておリ
、このレール１７は光ディスク１５の一面１５ａ側の半
径上に位置するとともに光ディスク１５の外周側で他面
１５ｂ側へ弯曲していて、他面１５ｂ側の半径上にも位
置する側面視Ｕ字状に形成されている。

そして前記光ヘッド１９はこのレール１７に沿って移動
可能になっている。

次にこの光ディスク装置の動作を説明する。

光ディスク１５から情報を再生する場合、モータ１６に
より光ディスク１５を回転させる。そして半導体レーザ
ｌから光を出射さするとその出射光は、コリメートレン
ズ２により平行光になり、ビームスプリッタ４により偏
向され、更にミラー９により偏向された後、対物レンズ
１１によって集束されて光ディスク１５の一面１５ａ上
に微小な光スポットを形成する。

そうすると光ディスク１５から、光ディスク１５の記録
情報に応じた反射光が得られて、その反射光は対物レン
ズ１１、ミラー９及びビームスプリッタ４を介して光検
出器６へ入射する。その入射光を光検出器６は、電気信
号に変換し、対物レンズ１１の位置制御のためのフォー
カスエラー信号及びトラッキングエラー信号を得るとと
もに、光ディスク１５の一面１５ａ側に記録されている
情報を再生する。

また光ディスク１５の裏面１５ｂ側に記録されている情
報を再生する場合は光ヘッド１９はレール１７に沿って
光ディスク１５の他面１５ｂ側へ移動し、前記同様にフ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号ととも
に他面１５ｂ側に記録されている情報を再生する。この
ようにして光ディスク１５の表裏面側いずれにおいても
、光ヘッド１９を光ディスクの半径方向へ移動させるこ
とにより、光ディスクの表裏面側の記録情報をランダム
に再生できる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述した従来の光ディスク装置は、光ディスクの表面側
及び裏面側の記録情報をランダムに再生する場合は、単
一の光ヘッドを光ディスクの表面側及び裏面側へ移動さ
せる必要があり、光ヘッドが光ディスクの表裏面側へ移
動する無駄な時間が生じて高速度に情報を再生できない
という問題がある。

本発明は斯かる問題に鑑み、光ディスクの表裏面に記録
されている情報を、ランダムに高速度で再生できる光デ
ィスク装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る光ディスク装置は、二方向へ光を出射する
光源と、出射した夫々の光を平行光にする２つのコリメ
ートレンズと、平行光を光ディスクの半径方向へ偏向す
るビームスプリッタと、光ディスクからの反射光を受光
する光検出器とを備え、固定してある第１の光学部及び
前記ビームスプリッタからの平行光に沿って移動可能で
あり、その平行光を光ディスク方向へ偏向するミラーと
、平行光を集束し光ディスク上に光スポットを形成する
対物レンズとを備え、光ディスクの表裏面側に夫々設け
た第２光学部を設けて構成する。

〔作用〕

第１の光学部のビームスプリッタからの平行光を光ディ
スクの表裏面側に夫々設けた第２の光学部へ投射する。

各第２の光学部は入射した平行光を対物レンズで集束し
て光ディスクの表裏面へ各別に投射する。

光ディスクの表裏面からの反射光は個々の第２の光学部
へ入射し、第２の光学部から第１の光学部へ投射され、
それを第１の光学部の光検出器が受光する。光検出器は
受光した光を電気信号に変換する。変換した電気信号に
より情報を再生する。

夫々の第２の光学部は、光ディスクの表裏面側で個々に
光ディスクの半径方向へ移動し、再生すべき情報の位置
をアクセスする。

これにより光ディスクの表裏面を２つの第２の光学部が
ランダムにアクセスして、光ディスクの表裏面の記録情
報を高速度に再生する。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面によって詳述する。

第１図は本発明に係る光ディスク装置の模式的側面図で
ある。光源たる半導体レーザ１は一側、他側夫々の方向
へ光を出射するようになっており、−側（他側）へ出射
した光はコリメートレンズ２（３）を通り、ビームスプ
リッタ４（５）で偏向されて、モータ１６により回転す
る光ディスク１５の一面１５ａ側（他面１５ｂ側）へ、
−面１５ａ（他面１５ｂ）に平行に投射されるようにな
っており、後述する第２の光学部１３（１４）からビー
ムスプリッタ４（５）へ入射した光は光検出器６（７）
へ入射するようになっていて、これらにより第１の光学
部８を構成している。またこの第１の光学部８は光ディ
スク１５から所定距離離隔した位置に固定されている。

光ディスク１５の一面１５ａ（他面１５ｂ）側には、光
ディスク１５の半径上に位置するレール１７（１８）を
、光ディスクエ５から適長離隔して光ディスク１５に平
行させて配設している。レール１７（１８）には、それ
に沿って移動可能な第２の光学部１３（１４）を設けて
いる。第２の光学部１３（１４）はビームスプリッタ４
（５）と、対物レンズ１１（１２）とを備えており、第
１の光学部８が投射した一方（他方）の出射光をミラー
９　（１０）で偏向して、それを対物レンズ１１（１２
）で集束して光ディスク１５の一面１５ａ（他面１５ｂ
）上へ投射し、光ディスク１５の一面１５ａ（他面１５
ｂ）に光スポットを形成させるようになっている。また
光ディスク１５からの反射光は対物レンズ１１（１２）
を通ってミラー９　（１０）で偏向させて偏向させた光
を第１の光学部８のビームスプリッタ４（５）へ投射す
るようになっている。

次にこのように構成した光ディスク装置により、光ディ
スクの記録情報を再生する動作を説明する。

モータ１６により光ディスク１５を回転させる。半導体
レーザ１を発光させると、その一方（他方）の出射光は
コリメートレンズ２（３）を通ってビームスプリッタ４
（５）で偏向され、偏向された平行光Ｌｔ（Ｌ＊）は第
２の光学部１３（１４）のミラー９（１０）へ投射され
て偏向される。ここで偏向された光は対物レンズ１１（
１２）を通って集束され、光ディスク１５の一面１５ａ
（他面１５ｂ）上に投射されて、光ディスク１５の一面
１５ａ（他面１５ｂ）に微小の光スポットを形成する。

そうすると、光ディスク１５の一面１５ａ（他面１５ｂ
）から光ディスク１５の記録情報に応じた反射光が得ら
れて、その反射光は対物レンズ１１（１２）を通りミラ
ー９　（１０）で偏向されて第１の光学部８のビームス
プリッタ４（５）へ投射される。投射された光はビーム
スプリッタ４（５）を通って光検出器６（７）へ入射す
る。この入射光を光検出器６（７）が電気信号に変換す
る。変換した電気信号により対物レンズ１１（１２）の
位置制御のためのフォーカスエラー信号及びトラッキン
グエラー信号を得るとともに、光ディスク１５の一面１
５ａ（他面１５ｂ）の記録情報を再生する。

このように、光ディスク１５の一面１５ａの記録情報を
再生するときには、一方の第２の光学部１３により再生
すべき記録情報をアクセスし、他面１５ｂの記録情報を
再生するときは、他方の第２の光学部１４により再生す
べき記録情報をアクセスする。

したがって、光ディスク１５の一面１５ａ及び他面１５
ｂの記録情報をランダムに再生する場合は、光ディスク
１５の一面１５ａ側及び他面１５ｂ側に設けている第２
の光学部を個々にランダムにアクセス制御すれば、光デ
ィスク１５の一面１５ａ（他面１５ｂ）の記録情報をラ
ンダムに再生できる。そして、光ディスク１５の一面１
５ａ及び他面１５ｂの再生すべき記録情報を２つの光学
部１３．１４が個々にアクセスするから、単一の光ヘッ
ドの場合のように、光ヘッドが光ディスクの一面及び他
面側へ移動する時間が生じず、光ディスク１５の一面１
５ａ及び他面１５ｂの記録情報を高速度に再生できる。

本実施例では光ディスクの情報を再生する場合について
説明したが、光ディスクの情報を記録。

再生する場合でも同様の効果が得られることは勿論であ
る。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明は、固定している第１の光学
部から、光ディスクの表裏面側へ夫々光を投射して、そ
の投射光を光ディスクの表裏面側に夫々設けた第２の光
学部を介して光ディスクの表裏面へ各別に投射するよう
にしたから、各第２の光学部を個々に移動させることに
より光ディスクの表裏面の再生すべき記録情報をランダ
ムに高速度でアクセスできる。それにより光ディスクの
表裏面の記録情報をランダムに高速度で再生できる光デ
ィスク装置を提供できる優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ディスク装置の模式的側面図、
第２図は従来の光ディスク装置の模式的側面図である。 １・・・半導体レーザ　２，３・・・コリメートレンズ
４．５・・・ビームスプリッタ　６，７・・・光検出器
８・・・第１の光学部　９，１０・・・ミラー　１１．
１２・・・対物レンズ　１３．１４・・・第２の光学部
　１５・・・光ディスク なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　　大　　岩　　増　　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）表裏両面に情報が記録されている光ディスクをア
   クセスして、表裏両面から情報を再生する光ディスク装
   置において、 二方向へ光を出射する光源と、該光源の一方の出射光及
   び他方の出射光を夫々平行光にする２つのコリメートレ
   ンズと、前記平行光を光ディスクの半径方向へ偏向する
   ２つのビームスプリッタと、光ディスクからの反射光を
   検出する２つの光検出器とを備え、固定してある第１の
   光学部及び前記ビームスプリッタからの平行光に沿って
   光ディスクの半径方向へ移動可能であり、前記平行光を
   光ディスク方向へ偏向させるミラーと、平行光を集光し
   光ディスク上に光スポットを形成させる対物レンズとを
   備え、光ディスクの表裏両側に夫々設けられている第２
   の光学部を設けていることを特徴とする光ディスク装置
   。