JPH04181153A - アルコール濃度測定装置 - Google Patents

アルコール濃度測定装置

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JPH04181153A
JPH04181153A JP30946490A JP30946490A JPH04181153A JP H04181153 A JPH04181153 A JP H04181153A JP 30946490 A JP30946490 A JP 30946490A JP 30946490 A JP30946490 A JP 30946490A JP H04181153 A JPH04181153 A JP H04181153A
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Wataru Sato
亘 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、日本酒や葡萄酒等のアルコール飲料の醸造過
程における醗酵物に含まれているアルコールの濃度を測
定する装置に関する。
(従来の技術) 醸造過程におけるアルコールの濃度を測定する場合には
、アルコールを含有する醗酵物が澱粉等の固形質成分を
含むため、通常醗酵物をフィルタにより濾過して固形′
#Jを除去した溶液分を抽出し、次いてこれを蒸留して
エキス分を除いたものをサンプルに用い、これの比重を
浮子式比重計で測定してアルコール濃度に換算する手法
が用いられている。
このため浮子を浮遊させることができる100CC程度
の大量のサンプルか必要となり、濾過や蒸留に時間が掛
り、サンプルの調製に数時間を要するという問題かある
。このような問題を解消するために、濾過により得た溶
液分をと閉空間に溶液を収容して一定温度における気液
平衡状態での気中アルコール濃度をガス検出器により測
定する方法等か提案されている。このような手法によれ
ば、蒸留工程か不要となるためにサンプル調製に要する
時間を短縮することかできるものの、それでも測定精度
を保持するためには依然として100CC程度のサシプ
ルを必要とするばかりてなく、濾過では除去されなかっ
た糖質等のエキス分の濃度により平衡蒸気圧か左右され
るため測定誤差が0.4volパーセントにも達すると
いう問題がある。
もとよりこのような問題を解消するためには、精児分析
装冨であるガスクロマトグラフィを用いることも考えら
れるが、装置が高価であるばかりてなく、操作か面倒で
取扱いに熟MIヲ要するという問題がある。
(発明か解決しようとする課題) 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、可及的に少ないサンプルを
用いて簡便な手法で醗酵物のアルコール濃度を高い精度
で測定することのできる新規な装Mを提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) このような問題を解消するために本発明においては、密
閉空間を構成する測定室にガス検出器及び液体蒸発手段
を収容するとともに、前記液体蒸発手段の温度を80℃
及至115°Cに維持する温度制御手段と、前記ガス検
出器からの出力の最高値を検出する手段を備えるように
した。
(発明の作用) 固形成分を除去されたサンプルを液体蒸発手段に注入す
ると、サンプルは80度乃至115℃て加熱されて糖質
などのエキス分を除く水分とアルコール分だけか強制的
にほぼ同時に気化されて密閉空間に充満する。この空間
のアルコールの濃度をガス検出器により検出してそのピ
ーク1を測定する。これにより、エキス分に左右される
ことなくアルコール濃度を測定することかできる。また
ガス検出器出力のピークを検出しているため、検出工程
でアルコールか例えガス検出器により消費されたつ、ま
た密封空間から漏洩して徐々にアルコール濃度の低下し
ても高い精度で測定することができる。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、図中符
号1は測定室2を形成する筐体で、上部には蓋体3によ
り密閉可能な開口4か形成され、また内面には断熱材5
及びヒータ6を介して内ケース7を収容している。内ケ
ース7には内部の気体を攪拌するとともに掃気を促すフ
ァン8と後述するアルコール検出器9及び試料気化器1
゜か収容されでいる。9は前述のアルコール検出器で、
この実施例では周囲を金属粉末を筒状型に焼結してなる
防爆ケース11に接触燃焼式ガスセンサー]2を収容し
て構成されている。接触燃焼式ガスセンサー12は、白
金からなるヒータに担体を取付け、これの表面に貴金属
触媒を塗布して構成されていて可燃性ガスが接触すると
酸化触媒の表面で接触燃焼させ、この燃焼熱による温度
変化をヒータの抵抗変化としで検出するもので可燃性ガ
スに対して極めで高い測定感度を示すものである。
1oは試料気化器で、蓋体3が筐体1の開口4を密閉し
たとき、筺体1の試料注入13に対向する位百に配Hさ
れ、内部には後述する温度制御装置からの電力の供給を
受けるヒータ14、及び温度検出器15か設けられてい
る。なお、図中符号16は筺体1の開口4と蓋体3の間
に配置された網体からなる内Mを示す。
第2図は信号処理系を示すものであって、図中符号17
は前述の温度制御装置で、温度検出器15からの信号と
基準温度T。とを比較し、試料蒸発皿]0か基準温度T
。を維持するようにヒータ14に供給する電力を調節す
るように構成されている。18はセンサー駆動回路で、
接触燃焼式ガスセンサー]2をブリッジ接続してガス成
分の濃度に比例する信号を出力するものである。19は
ピーク検出回路19で、センサー駆動回路駆動回路18
から検出信号の最高1を検出し、ホールド回路20を作
動させてこの最高俤を測定信号として出力させるもので
ある。
この実施例において、電源を投入すると試料蒸発皿10
は、温度制御回路]7から電力の供18を受けるヒータ
14により基準温度T。まて加熱され、また内ケース7
は結露を引起こせさせない55℃及至60°C程度に加
熱される。
この状態で、醗酵物を濾過して固形成分か除去された0
、 1CC程度の液状サンプルを注射器Sにより試料注
入口]3から試料蒸発皿10に注入すると、サンプルは
試料蒸発皿10の熱を受けて糖質等のエキス分を残すよ
うにしてアルコール及び水分たけがは(よ瞬間的に気化
される。これにより測定室2には水蒸気とアルコールか
充満することになる。もとより内ケース7は55及至6
0℃に維持されでいるので、瞬間的に発生した蒸気か内
ケースの表面に結露するようなことにはならない、これ
ら蒸気は、防爆ケース11を通過して接触燃焼式ガスセ
ンサー12に到達し、接触燃焼式ガスセンサー12によ
りアルコール濃度に比例した出力に変換されてセンサー
駆動回路18を介しで出力される。
センサー駆動回路18から出力された検出信号は、第3
図に示したように試料注入時点t。かう急激に上昇し、
所定時間t、後通常3o乃至60秒後に最高値Pに到達
する。最高値は、ピーク検出回路19により検出されて
ホールド回路20に保持される。検出信号が最高値に到
達した後は、アルコールが接触燃焼式ガスセンサー12
の貴金属触媒の表面で燃焼されて消費されたり、また徐
々に漏洩して空間のアルコール濃度が低くなりこれに伴
って検出信号のレベルも時間とともに低下する。
このようにして1つのサンプルについでの測定か終了し
た段階で蓋体3を開放すると、内ケースに残留しでいる
蒸気は対流により内蓋]6の網目から外部に揮散して、
代って新鮮な空気と言換する。試料蒸発皿]○に残留し
ているエキス分を清掃してから蓋体3を閉しると次の測
定が可能となる。
このように液状サンプルをは(よ瞬間的に気化させで測
定することから、試料蒸発皿]○の温度を水、及びアル
コールを蒸発させるに足る温度に維持していればよいが
、蒸発皿の温度が高過ぎるとサンプルに含まれている@
質等のエキス分か灰化して蒸発皿に付着するという不都
合も王しる。
すなわち、試料蒸発皿10の温度が135℃を超えると
、溶液中に含まれる糖質や蛋白質等のエキス分か炭化し
て、試料蒸発皿に拭取つ不可能な残渣を生しるばかりで
なく、エキス分の炭化ガスか接触燃焼式ガスセンサー1
2に付着して回復不可能なII!害を引起こすから、蒸
発皿10の上回の温度は135℃以下でなければならな
い。
しかしながら、蒸発皿]0の温度を溶液の蒸発可能でか
つ糖質の炭化が生しない温度135°C未満に維持しで
測定していても、サンプルに含まれるアルコール濃度に
より測定誤差が生じるという問題がある。
このため、試料蒸発皿1]の最適な温度について調査す
るために試料蒸発皿10の温度をパラメータに採ってア
ルコールの濃度が異なる試料について測定を行ったとこ
ろ第4図に示すような結果を得た。
すなわち、回復不可能なpJ害を発生させることのない
温度120℃でサンプルを蒸発させた場合には、サンプ
ル中のアルコールだけが水分よりも先に蒸発して測定室
の隙間から外部に揮散しやすくなるため、サンプル中の
アルコール濃度が10パーセントを超える附近から接触
燃焼式ガスセンサー]2の出力はサンプルのアルコール
濃度に比例しなくなる(■)、もとよりこのような問題
を解消するために測定室の気と牲を高めることも考えら
れるか、筐体構造の複雑化や測定室の圧力変化により新
たな測定誤差を生しる等の新たな問題を招くことになる
蒸発皿10の温度を少し下げて115℃とすると、検出
器12からの出力は、アルコール濃度に対して極めて高
い直線性を持つようになった。このような高い直線性を
維持する試料蒸発皿1]の温度は80”Cまで続いた(
第4図工)、なあ試料蒸発皿10の温度か80℃に満た
ない場合には、サンプルの蒸発に時間を要しこのために
サンプルのアルコールか完全に蒸発するまてに接触燃焼
式ガスセンサー]2によるアルコールの消費が無視でき
ない程に進む(■)。
これらの結果から試料蒸発皿の温度! 80 ’CC主
1115℃維持すると、醸造物に含まれる0及至26パ
ーセントのアルコールの濃gを高い精度で測定できるこ
とが判明した。
なお、この実施例においではアルコール検出器としてヒ
ータに担体を介して貴金属触媒を塗布した形式の接触燃
焼式ガスセンサーを用いるようにしているか、ヒータに
酸化物半導体を塗布しで構成された半導体ガスセンサー
のように、被測定対象ガスの一部を消費を伴なうタイプ
のものを用いた場合にも同様の作用を奏することは明か
である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明においでは、ヱ閉空間を構成
する測定室に可燃性ガス検出器及び液体蒸発手段を収容
するとともに、液体蒸発手段の温度%80″C及至11
5°Cに維持する温度制御手段と可燃性ガス検出器から
の出力の最高値を検出する手段を備えるようにしたので
、サンプルに含まれでいる液体成分だけをほぼ同時に強
制的に蒸発させることができ極めて少ないサンプル量で
サンプルのエキス分濃度に左右されることなく、醗酵物
のアルコール濃度を高い精度と信頼性で極めて短時間で
測定することができる。
また可燃性ガス検出器のピーク値を持っで測定信号とし
ているので、例え可燃性ガス検出器かアルコールを消費
する形式のものであったり、測定室の気密性が低くて空
間のアルコール濃度が時間とともに低下ような場合でも
測定精度を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の断面図、第2図
は同上装置の動作を制御する回路のブロック図、第3図
はアルコール検出器からの出力信号の時間的変化を示す
線図、第4図は試料気化器の温度をパラメータとしたと
きのサンプル中のアルコール濃度と検出器出力の関係を
示す線区である。 1・・・筺体        2・−・測定室3・・・
蓋体        4・・・蓋体6・・・保温用ヒー
タ    7・・・内ケース9・・・アルコール検出器
  10・・・試料蒸発皿12・・・接触燃焼式ガスセ
ンサー ]3・・・試料注入口    ]4・・・ヒータ]5・
・・温度検出器 第2図 第3図 アルコール濃度 (’l)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  密閉空間を構成する測定室にガス検出器、及び液体蒸
    発手段を収容するとともに、前記液体蒸発手段の温度を
    80℃及至115℃に維持する温度制御手段と、前記ガ
    ス検出器からの出力の最高値を検出する手段を備えてな
    るアルコール濃度測定装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601556A (ja) * 1983-06-20 1985-01-07 Shimadzu Corp ガスクロマトグラフの試料気化室
JPS62197059U (ja) * 1986-06-06 1987-12-15
JPS6396535A (ja) * 1986-10-14 1988-04-27 Eiburu Kk 揮発性成分の測定方法及び装置
JPS63210764A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Seiko Kk アルコ−ル濃度測定装置

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