JPH0418110Y2 - - Google Patents

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JPH0418110Y2
JPH0418110Y2 JP1984080548U JP8054884U JPH0418110Y2 JP H0418110 Y2 JPH0418110 Y2 JP H0418110Y2 JP 1984080548 U JP1984080548 U JP 1984080548U JP 8054884 U JP8054884 U JP 8054884U JP H0418110 Y2 JPH0418110 Y2 JP H0418110Y2
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disk
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disks
slider
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数のデイスクを収納してデイスク
プレーヤのデイスクチエンジヤ機構に係合せしめ
られ、デイスクプレーヤのデイスク装着部へのデ
イスクの供給及びデイスク装着部からのデイスク
の収容を行うデイスクチエンジヤ用デイスクパツ
ク、及びこのようなデイスクチエンジヤ用デイス
クパツクが着脱自在に装着されるデイスクチエン
ジヤ機構を備えたデイスクプレーヤに関する。
背景技術とその問題点 用意された複数のデイスクの範囲内で、デイス
ク装着部に装着されるデイスクの交換を行うこと
ができるデイスクチエンジヤ機構を備えたデイス
クチエンジヤ付デイスクプレーヤが知られてい
る。このようなデイスクプレーヤに設置されるデ
イスクチエンジヤ機構には、複数のデイスクを収
納することができ、独立した機構として形成され
るデイスクパツクが着脱自在に装着されて、デイ
スク交換動作を行うようにされたものがある。
斯かるデイスクパツクが装着されるデイスクチ
エンジヤ機構を備えたデイスクプレーヤにおい
て、例えば、複数のデイスクを互いに平行に支持
し、段載されたものとして収納するデイスクパツ
クが装着されたデイスクチエンジヤ機構により、
デイスクパツクに収納された複数のデイスクのう
ちの選択されたものをデイスク装着部に装着する
動作、即ち、ローデイング動作が行われる際に
は、まず、選択されたデイスクを確実にデイスク
パツクから取り出すことが必要となる。そして、
このようにデイスクパツクから選択されたデイス
クをデイスクパツク外へ導出するための機構は、
迅速、かつ、確実な動作を行うものとされるとと
もに、比較的簡単な構成を有するものとされるこ
とが望まれるところである。
考案の目的 斯かる点に鑑み本考案は、複数のデイスクを互
いに平行に支持し、段載されたものとなるように
して収納するようにされるとともに、デイスクプ
レーヤのデイスクチエンジヤ機構に係合せしめら
れて用いられるに際し、比較的簡単な構成をもつ
て、収納した複数のデイスクのうちの選択された
ものを、正確、かつ、迅速に外部へ送り出すこと
ができるようにされたデイスクチエンジヤ用デイ
スクパツクを提供することを目的とする。
考案の概要 本考案に係るデイスクチエンジヤ用デイスクパ
ツクは、複数のデイスクを所定の収納位置におい
て段載された状態として支持するデイスク収納部
を内蔵し、デイスクの挿入及び取出しのための開
口部が設けられた匣体と、デイスク収納部に配設
され、デイスク収納部により支持された複数のデ
イスクの夫々の外周縁部に当接して、各デイスク
のデイスク収納部内における移動を規制する弾性
規制部材と、匣体におけるデイスク収納部により
支持された複数のデイスクの夫々に対応する位置
に移動可能に配され、各々がデイスク収納部内に
突出してデイスクの外周縁部に当接する第1の突
出片部と匣体の外部に突出してデイスクプレーヤ
のデイスクチエンジヤ機構に設けられた駆動部に
係合する第2の突出片部とを有し、第2の突出片
部が係合する駆動部により移動せしめられて、デ
イスク収納部により支持されたデイスクを弾性規
制部材による規制に抗して開口部から突出させる
複数のスライド部材とを備えて構成される。この
ように構成されることにより、収納された各デイ
スクに対応して配されたスライド部材の作動によ
つて、選択されたデイスクを確実に、かつ、迅速
に送り出すことができる。
実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るデイスクチ
エンジヤ用デイスクパツクの一例を示し、第1図
はその全体を示す分解斜視図であり、第2図はそ
の横断面図である。
この例のデイスクパツク1においては、匣体2
の一側面にデイスクDの挿入及び取出しのための
開口部3が設けられ、また、匣体2内にデイスク
収納部4が設けられている。デイスク収納部4に
は、U字状の複数の仕切板5が並列に、かつ、同
一間隔をもつて配置されて複数の収容段が形成さ
れており、デイスクDは各仕切板5により互いに
平行に支持されて、段載状態とされて収納され
る。このデイスク収納部4は、例えば、合成樹脂
材等により匣体2と一体に形成される。
デイスク収納部4の外側壁には、軸受孔6が設
けられており、ここにデイスク・セツテイング・
レバー7の軸8が嵌入されている。デイスク・セ
ツテイング・レバー7の一端部には、デイスク収
納部4の仕切板5に支持されたデイスクDを、そ
の外周縁部を押圧してデイスク収納部4における
正規の収納位置に移動せしめる駆動ピン9が植設
されている。また、デイスク・セツテイング・レ
バー7の他端部には、匣体2の底板2aに形成さ
れた透孔10を通じて外部に突出する被駆動片1
1が設けられている。このデイスク・セツテイン
グ・レバー7は、軸8を中心にして回動できる
が、第2図に示される如く、ばね12により矢印
aで示される方向に付勢されているので、通常
は、駆動ピン9が匣体2の内壁に設けられた回動
規制部13に当接する静止状態をとる。なお、匣
体2の底板2aには、第1図に示される如く、透
孔10から一端面部まで伸びる溝14及びロツク
用凹部15が設けられている。
また、デイスク収納部4には、デイスクDの振
動等に起因する不所望な移動を防止する役目を担
う、櫛歯状の板ばね16が取り付けられている。
この板ばね16は、デイスクDに対する弾性規制
部材を形成していて、仕切板5の個数、即ち、収
納可能なデイスクDの個数に応じた個数の突出板
部16aを有しており、各突出板部16aの折曲
部分16bがデイスク収納部4に形成された切欠
部17(第2図)を通じて、互いに隣接する仕切
板5の間(デイスク収納部4の上部においては、
匣体2の上板とこれに隣接する仕切板5との間と
なるが、以下これも単に仕切板5の間と称する)
に突出し、収納された状態にあるデイスクDの外
周縁部に当接して、デイスクDの不所望な移動を
防止している。
さらに、匣体2の開口部3が設けられた側面に
隣接する側面には、第1図及び第2図に示される
如く、案内溝20が形成されており、その中に位
置せしめられて押え金具21により保持され、収
納されたデイスクDの面に沿う方向に移動可能と
された複数のスライダー22が配されている。各
スライダー22は、収納された各デイスクDを選
択的に取り出すためのもので、デイスク収納部4
の各仕切板5の間に対向するように配されてい
る。そして、スライダー22の一端部には、第2
図に示される如く、匣体2の外表面から仕切板5
の間に向けて貫通したスリツト23を通じて仕切
板5の間に突出し、収納されたデイスクDの外周
縁部に当接する押出し片24が設けられ、また、
スライダー22の他端部には、押え金具21に形
成されたスリツト25(第1図)から外部に突出
する被駆動片26が設けられている。なお、スラ
イダー22は、この被駆動片26が駆動されるこ
とにより移動せしめられる。
斯かる構成のもとに、デイスク収納部4の仕切
板5に支持されたデイスクDが、第2図において
一点鎖線で示される如く、デイスク収納部4にお
ける正規の収納位置に置かれていない状態にある
とき、デイスク・セツテイング・レバー7の被駆
動片11が駆動されて、デイスク・セツテイン
グ・レバー7が第2図における矢印bで示す方向
に回動せしめられると、その駆動ピン9がデイス
クDの外周縁部を押圧しつつ、第2図において、
実線で示される位置から一点鎖線で示される位置
へ移動せしめられる。その結果、デイスクDが駆
動されて、第2図において実線で示される位置に
移動せしめられ、正規の収納位置に納められるこ
ととなる。
また、デイスクDが正規の収納位置に置かれた
状態において、スライダー22が第2図における
矢印cの方向に移動せしめられると、それに伴
い、その押出し片24がデイスクDの外周縁部を
押圧しつつ、第2図において実線で示される位置
から一点鎖線で示される位置へと移動せしめられ
る。その結果、デイスクDは、第2図において一
点鎖線で示される如くの、その一部が開口部3か
ら突出する位置に移動せしめられて、その取出し
が行われ得る状態に置かれることとなる。
斯かるデイスク・セツテイング・レバー7及び
スライダー22に対する駆動は、このデイスクパ
ツク1が装着される、以下に述べる如くのデイス
クチエンジヤ付きデイスクプレーヤにおけるデイ
スクチエンジヤ機構によつて行われる。
第3図は、上述のデイスクパツク1が装着され
るデイスクチエンジヤ機構を備えたデイスクチエ
ンジヤ付デイスクプレーヤの一例の要部を示す。
この例は、シヤーシ27を有し、このシヤーシ2
7には、スピンドルモータによつて回転駆動され
るデイスク装着部28、及び、このデイスク装着
部28に装着されて回転せしめられるデイスクD
から情報信号を読み取る光学ピツクアツプ29が
設置され、さらに、デイスクチエンジヤ機構の一
部を構成し、上述のデイスクパツク1が装着され
るパツク装着台30が設置されている。パツク装
着台30には、デイスクパツク1の底面部に設け
られた溝14(第1図)に係合する案内凸部31
が設けられ、また、ばね32が張架されたイジエ
クト用レバー33が設けられている。
デイスクパツク1のパツク装着台30への装着
は、デイスクパツク1の溝14をパツク装着台3
0の案内凸部31に係合させ、ばね32に抗して
イジエクト用レバー33を押圧しつつ、デイスク
パツク1をパツク装着台30上で滑動させること
により行われる。そして、デイスクパツク1が所
定の装着位置に到達すると、パツク装着台30に
設けられた透孔34を通じてパツク装着台30の
下面側から上面側に突出するロツク部材35が、
デイスクパツク1のロツク用凹部15に係合す
る。これにより、デイスクパツク1がパツク装着
台30上に固定される。そして、このとき、デイ
スクパツク1は、押え板30aにより上方への動
きが規制される。
ところで、デイスクパツク1のパツク装着台3
0からのイジエクトを、常時行うことができるも
のとすると、次のような不都合がある。即ち、デ
イスクDをデイスクパツク1から取り出してデイ
スク装着部28に装着するローデイング動作中、
デイスクDをデイスク装着部28から外してデイ
スクパツク1へ戻すアンローデイング動作中、も
しくは、情報再生動作中等において、デイスクパ
ツク1がパツク装着台30からイジエクトされる
と、デイスクパツク1へ挿入中もしくはデイスク
パツク1から取出し中のデイスクDの破損を来
す、あるいは、取り出されたデイスクDの戻り場
所がなくなつてしまう等の問題を生じるのであ
る。そこで、この例では、上述の各動作中におい
てはデイスクパツク1のイジエクトが行われない
ようにすべく、ロツク部材35の作動が電子制御
部による制御を受けるモータによつて制御される
ようになされている。
パツク装着台30の下面側には、デイスクパツ
ク1をパツク装着台30からイジエクトさせるべ
く、ロツク部材35によるデイスクパツク1に対
するロツクを解除させるロツク解除機構、デイス
クパツク1のデイスク・セツテイング・レバー7
を駆動する駆動機構等が設置されている。これら
の機構について、第4図及び第5図を参照して説
明する。なお、第4図はパツク装着台30の下面
側を示す部分斜視図であり、第5図はパツク装着
台30の下面側を上面側から透視して示す概略平
面図である。
まず、ロツク解除機構から説明するに、上述の
ロツク部材35は、パツク装着台30の下面側に
軸36により、回動可能に支持されており、ばね
36aにより付勢されて、透孔34に通じてパツ
ク装着台30の上面側に突出し、通常、デイスク
パツク1をロツクする状態をとる。このロツク部
材35を回動駆動するロツク解除レバー37が、
パツク装着台30に軸38を介して支持されてい
る。ロツク解除レバー37の一端部には、ロツク
部材35を回動駆動するための突出部39が設け
られ、また、他端部には、第5図に示される如
く、係合ピン40が固着されていて、これがパツ
ク装着台30に軸着された歯車41に設けられた
カム溝42に係合している。このカム溝42は、
第5図に示される如く、その中心が歯車41の回
転中心よりずれた位置に置かれており、従つて、
歯車41が第5図における矢印dで示す方向に半
回転すると、これに応じてロツク解除レバー37
が回動して、その突出部39が第5図において実
線で示される位置から一点鎖線で示される位置に
移動する。その結果、ロツク部材35がロツク解
除レバー37の突出部39に形成された傾斜縁部
により押し下げられ、パツク装着台30の下面側
に沈み込むこととなる。従つて、デイスクパツク
1がパツク装着台30に固定された状態におい
て、斯かる動作が行われると、デイスクパツク1
は、ロツク状態が解除されることになり、イジエ
クト用レバー33に押されて、パツク装着台30
からイジエクトされる。なお、デイスクパツク1
側にラツクを設け、パツク装着台30側にピニオ
ンを設けて、このピニオンをモータ、例えば、後
述するモータ58により駆動するようにして、デ
イスクパツク1をイジエクトするようにしてもよ
い。
次に、デイスクパツク1のデイスク・セツテイ
ング・レバー7を駆動する駆動機構について説明
するに、デイスク・セツテイング・レバー7の回
転駆動を行う駆動レバー43が、軸44を介して
パツク装着台30の下面側に支持されており、そ
の一端部には駆動ピン45が植設されている。駆
動ピン45は、パツク装着台30に設けられた透
孔46を通じて、パツク装着台30の下面側から
上面側に突出し、第5図に示される如く、パツク
装着台30に装着されたデイスクパツク1のデイ
スク・セツテイング・レバー7の被駆動片11に
係合するようにされている。駆動レバー43の他
端部には、係合ピン47が固着されており、これ
がパツク装着台30に軸着された歯車48に設け
られたカム溝49に係合している。このカム溝4
9の中心も、歯車48の回転中心よりずれた位置
に置かれており、従つて、歯車48が第5図にお
ける矢印eで示される方向に半回転すると、これ
に応じて駆動レバー43が回動し、その駆動ピン
45が第5図において実線で示される位置から一
点鎖線で示される位置に移動する。その結果、パ
ツク装着台30に装着された状態にあるデイスク
1のデイスク・セツテイング・レバー7が、デイ
スクDをデイスク収納部4における正規の収納位
置に至らしめる方向に回動することとなる。
また、歯車48には、カム溝49が設けられた
面とは反対側の面に、第5図に示される如く、カ
ム溝49と同様なカム溝51が設けられている。
そして、デイスクパツク1の各スライダー22を
一斉に所定の位置にセツトするスライダー・セツ
テイング・レバー52が、パツク装着台30の下
面側に軸53を介して支持され、その一端部に固
着された係合ピン54が、歯車48のカム溝51
に係合している。スライダー・セツテイング・レ
バー52の他端部には、パツク装着台30の下面
側から折曲して、パツク装着台30に装着された
状態にあるデイスクパツク1の各スライダー22
に係合し得る位置に伸びる駆動バー55が設けら
れている。斯かる構成のもとに、歯車48が第5
図における矢印eで示す方向に半回転すると、こ
れに応じてスライダー・セツテイング・レバー5
2が回動して、その駆動レバー55が第5図にお
いて実線で示される位置から一点鎖線で示される
位置に移動する。その結果、パツク装着台30に
装着された状態にあるデイスクパツク1の各スラ
イダー22が、所定の位置(第2図において実線
で示される位置)に一斉にセツトされることとな
る。
上述の歯車41及び48による回転駆動、即
ち、ロツク解除レバー37、駆動レバー43及び
スライダー・セツテイング・レバー52に対する
回転駆動は、歯車56及び57を介して1個のモ
ータ58により行われるようにされている。これ
について説明するに、パツク装着台30の下面側
に歯車56が軸着されており、この歯車56に
は、アーム59が回動可能に支持されている。ア
ーム59の先端部には、軸60がアーム59の両
面から突出するように固着され、この軸60のア
ーム59の一方の面から突出する部分には、歯車
57が回動可能に支持されており、また、他方の
面から突出している部分は、第3図及び第5図に
示される如く、パツク装着台30に設けられた透
孔61中に位置せしめられている。そして、アー
ム59と歯車56とは、ここでは具体的に示され
てはいないが、摩擦部材を介して相互に係合して
いる。また、歯車57は、歯車56の大径歯車5
6aに歯合し、歯車56のウオーム歯車56b
が、モータ58によつて回転せしめられるウオー
ム62に歯合している。
斯かる構成のもとに、歯車56がモータ58の
正転により、第5図における左回りの方向に回転
せしめられる場合には、この歯車56に摩擦部材
を介して係合しているアーム59が、歯車56に
伴つて第5図における左回りの方向に回動し、第
5図において実線で示される如く、軸60が透孔
61により移動規制される位置で停止する。これ
により、歯車57が歯車41に歯合して、歯車4
1が第5図において矢印dで示される方向に回転
駆動される。この場合、歯車41は一回転だけす
るようにされている。即ち、歯車41に設けられ
て、一部が切欠されている切欠フランジ部41a
により操作されるスイツチ63(第5図)が、歯
車41の回転によりオフ状態からオン状態とさ
れ、その後、再びオフ状態とされるとき、モータ
58の回転が停止するようにされている。このよ
うに歯車41が一回転することにより、ロツク解
除レバー37は第5図において一点鎖線で示され
る位置をとつた後、再び実線で示される元の位置
に戻る。
一方、モータ58が逆転して、歯車56が第5
図における右回りの方向に回転せしめられる場合
には、アーム59が第5図における右回りの方向
に回動し、これにより、歯車57が歯車48に歯
合して、歯車48が第5図において矢印eで示さ
れる方向に回転駆動されることとなる。この場合
にも、前述同様に、歯車48は一回転だけするよ
うにされており、この場合には、歯車48に設け
られた切欠フランジ部48aにより操作されるス
イツチ64が、オン状態からオフ状態とされ、そ
の後、再びオン状態とされるとき、モータ58の
回転が停止するようにされている。このように歯
車48が一回転することにより、駆動レバー43
及びスライダー・セツテイング・レバー52は、
第5図において一点鎖線で示される位置をとつた
後、再び実線で示される元の位置に戻る。
このように、1つのモータ58に正転及び逆転
を利用してロツク解除レバー37、駆動レバー4
3及びスライダー・セツテイング・レバー52の
回転駆動を行うようにされているので、プレーヤ
全体のコストの低減、あるいは、小型化及び軽量
化等がはかられることになる。
次に、デイスクパツク1に収納されたデイスク
Dを取り出すべく、デイスクパツク1に設けられ
たスライダー22を駆動する駆動機構について述
べる。
第3図及び第6図に示される如く、後述する機
構により昇降せしめられるようにされた可動シヤ
ーシ66に、デイスクパツク1に配されたスライ
ダー22のうちの所定のものをデイスクパツク1
の開口部3側に移動せしめるスライドレバー67
が取り付けられている。このスライドレバー67
には、スライダー22の被駆動片26を駆動する
ための突出片68が設けられており、第6図に示
される如く、スライドレバー67が矢印fで示さ
れる方向に移動せしめられると、その突出片68
がスライダー22を実線で示される位置から一点
鎖線で示される位置へと駆動する。その結果、デ
イスクパツク1内のデイスクDが、スライダー2
2によつて駆動され、第6図において一点鎖線で
示される如く、デイスクパツク1の開口部3側に
移動せしめられる。
スライドレバー67は、以下に述べる機構によ
り駆動される。斯かる機構を第7図を参照して説
明するに、一部に歯が形成されていない部分欠歯
歯車69が可動シヤーシ66の立上り部に軸着さ
れている。部分欠歯歯車69にはローラ70が取
り付けられており、これがスライドレバー67に
形成された長孔71に挿入されている。可動シヤ
ーシ66の立上り部には、歯車72も軸着されて
おり、この歯車72にアーム73が回動可能に支
持されている。アーム73の先端部には、軸74
がアーム73の両面から突出する状態で固着され
ており、この軸74のアーム73の一方の面から
突出する部分は、可動シヤーシ66の立上り部に
設けられた透孔75内に位置せしめられ、また、
他方の面から突出する部分には、歯車76が回転
自在に取り付けられている。この歯車76は、歯
車72の小径歯部72aと歯合しており、また、
ここでは具体的に示されてはいないが、摩擦部材
を介してアーム73に係合している。そして、歯
車76と部分欠歯歯車69とは、部分欠歯歯車6
9の歯が形成されている範囲で歯合するものとさ
れている。
また、可動シヤーシ66の下面側には、歯車7
2の駆動を行うためのモータ77が配されてお
り、このモータ77の駆動力は中間歯車群78を
介して歯車72に伝達されるようになされてい
る。第6図に示される如く、歯車72の軸79は
後述する駆動ローラ91と一体となつている。従
つて、モータ77はスライドレバー67と駆動ロ
ーラ91との両者を駆動することになる。
斯かる構成のもとに、第7図に示される状態で
モータ77が始動されて正転し、歯車72を矢印
gで示される方向に回転駆動すると、歯車76に
摩擦部材を介して係合しているアーム73が、軸
74が透孔75により移動規制される状態となる
位置まで、歯車72の回転方向と同じ方向に回動
し、第8図に示される如くに下方に傾く。これに
より、歯車76が部分欠歯歯車69に歯合して、
部分欠歯歯車69が第7図において矢印hで示さ
れる方向に回転し、その後、第8図に示される如
く、歯車76との歯合状態が解除されることによ
り回転を停止する。このように、部分欠歯歯車6
9が回転することにより、スライドレバー67が
ローラ70により駆動されて、第7図において矢
印iで示される方向(第6図において矢印fで示
される方向と同じ方向)に移動して、スライダー
22を移動せしめる。
なお、スライドレバー67は、スライダー22
を所定の位置に移動せしめた後、若干戻るように
されて、その突出片68がスライダー22の被駆
動片26に接触しないようにされている。これ
は、スライドレバー67が昇降する場合に、スラ
イダー22の被駆動片26がその動作の邪魔にな
らないようにするためである。
次に、モータ77が逆転して、第8図に示され
る如く、歯車72を矢印jで示す方向に回転せし
めると、アーム73が第7図に示される如くの位
置に戻る。これにより、歯車76が部分欠歯歯車
69に歯合して、部分欠歯歯車69が第8図にお
いて矢印kで示される方向に回転し、その後、第
7図に示される如く、歯車76との歯合状態が解
除される。これにより、スライドレバー67が元
の位置に戻つて停止する。
モータ77は、スライドレバー67の移動が停
止した後にも動作状態をとつて、その後は駆動ロ
ーラ91のみを回転駆動する。このように、この
例では部分欠歯歯車69等を用いる機構とされて
いるので、スライドレバー67と駆動ローラ91
とを駆動するためのモータを別個に設けなくても
済み、これにより、プレーヤ全体のコストの低
減、あるいは、小型化及び軽量化等がはかられる
ことになる。
この例では、デイスクパツク1がシヤーシ27
に固定されて装着されるので、デイスクパツク1
内の選択されたデイスクDを取り出すためには、
スライドレバー67を選択されたデイスクDに対
応するスライダー22が配されている位置に移動
せしめる必要があるが、この例では、斯かるスラ
イドレバー67の移動を、可動シヤーシ66全体
を昇降せしめることにより行うようにされてい
る。
以下、この点について説明するに、第3図に示
される如く、シヤーシ27に3本の送りねじ部材
81が回転可能に植立されている。これら送りね
じ部材81には、駆動ベルト82が張架されてお
り、また、モータ83に隣接する送りねじ部材8
1は、伝達用歯車群84を介してモータ83によ
り回転駆動されるようになされている。斯かる構
成のもとに、各送りねじ部材81はモータ83に
より同時に回転駆動される。
また、送りねじ部材81には、第9図に明瞭に
示される如く、雌ねじ部を有する一対の被駆動部
材84a及び84bが螺合している。この被駆動
部材84a及び84bには、可動シヤーシ66に
螺合されたねじ85が係合しており、このため、
被駆動部材84a及び84bは、可動シヤーシ6
6に対して回動不可とされている。そして、可動
シヤーシ66は、それに設けられた透孔66aに
送りねじ部材81が挿入された状態で被駆動部材
84b上に置かれている。この可動シヤーシ66
に設けられた透孔66aの径寸法は、送りねじ部
材81の径寸法より充分大に設定されている。ま
た、可動シヤーシ66と被駆動部材84aとの間
には、ばね86が縮装されている。このような構
成がとられることにより、各送りねじ部材81の
平行性が高精度のもとに設定されていないとして
も、可動シヤーシ66の移動に支障を生じること
はない。即ち、可動シヤーシ66の透孔66aの
径寸法が、送りねじ部材81の径寸法より充分大
とされ、可動シヤーシ66が被駆動部材84a及
び84bに固定されていないので、可動シヤーシ
66と被駆動部材84a及び84bとは相対的に
ある範囲で移動可能とされる。従つて、各被駆動
部材84a及び84bは、独立に各送りねじ部材
81の傾きに応じて傾くことができ、各送りねじ
部材81はそれらの平行性が高精度に設定されて
いないとしても、各被駆動部材84a及び84b
の駆動を適正に行うことができるのである。そし
て、シヤーシ27には、2本のガイド軸110が
互いに並立するように植設され、各ガイド軸11
0に案内されて移動する2個の軸受111が可動
シヤーシ66に固着されている。
斯かる構成のもとに、モータ83が各送りねじ
部材81を回転駆動すると、各被駆動部材84a
及び84bが可動シヤーシ66を伴つて各送りね
じ部材81に沿つて移動し、これにより、可動シ
ヤーシ66に設置されたスライドレバー67が、
デイスクパツク1中の選択されたデイスクDに対
応するスライダー22の位置へ移動せしめられ
る。この場合、可動シヤーシ66、従つて、スラ
イドレバー67の各スライダー22に対する位置
を、可動シヤーシ66に固定された光学式の位置
検出センサ87により検出し、スライドレバー6
7を所望のスライダー22の位置へ正確に移動で
きるようにされている。この例では、位置検出セ
ンサ87は、シヤーシ27上に設置された位置検
出板89のスリツト89aを読み取るようにされ
ているが、例えば、デイスクパツク1の匣体2の
側面部に位置検出マークを設けて、これを検出す
るようにしてもよく、あるいは、例えば、デイス
クパツク1のスライダー22を白色にし、デイス
クパツク1の匣体2の側面部を黒色にして、各ス
ライダー22自体を直接検出するようにしてもよ
い。斯かる場合には、より正確な位置検出が行な
えることになる。
スライドレバー67により所望のスライダー2
2が駆動されて、デイスクパツク1のデイスク収
納部4から取り出された選択されたデイスクD
を、その面に沿う方向に駆動して、デイスク装着
部28側に搬送する手段として、第3図に示され
る如く、前述の駆動ローラ91と従動ローラ92
とが配されている。駆動ローラ91は、前述した
ようにモータ77により駆動されるようになされ
ており、一方、従動ローラ93は、第12図にも
示されている如く、支持板93に回転自在に支持
されている。支持板92は、ガイドローラ100
も回転自在に支持して、リンク部材94を介して
可動シヤーシ66に連結されている。そして、支
持板93は、図示されていないばねにより下方に
付勢されており、これにより、従動ローラ92が
駆動ローラ91に圧接せしめられている。さら
に、シヤーシ27には、可動シヤーシ66が所定
の位置に下降したとき、リンク部材94に当接す
る2個のストツパー部材94aが設けられてい
る。
斯かる構成をもつて、選択されたデイスクDが
デイスクパツク1内から、スライドレバー67が
スライダー22を駆動することにより取り出され
て、駆動ローラ91と従動ローラ92との間に押
し込められると、このデイスクDは駆動ローラ9
1と従動ローラ92とにより駆動されて、デイス
ク装着部28側へ搬送されていく。
可動シヤーシ66には、第3図に示される如
く、デイスクDがデイスク装着部28に装着され
得る位置に搬送されたとき、それ以上のデイスク
Dの移動を規制するための2個のストツパーピン
95が設けられている。このストツパーピン95
は、小径部と大径部とから成つている。
また、可動シヤーシ66には、クランプアーム
96が軸96aを介して回動可能に支持されてお
り、その一端部にはデイスクDをデイスク装着部
28にクランプするマグネツト式のクランプ部材
97が、デイスク装着部28に対向する上方位置
に配されるように支持されている。クランプ部材
97は第10図に明瞭に示される如く、上部フラ
ンジ部97a及び下部フランジ部97bを有し、
上部フランジ部97aが可動シヤーシ66の上面
側に配され、また、下部フランジ部97bが可動
シヤーシ66の下面側に配されている。そして、
ばね98により、第10図における左回りの方向
に付勢されているクランプアーム96が上部フラ
ンジ部97aを持ち上げることにより、クランプ
部材97は、通常、第10図に示される如くの、
その下部フランジ部97bが可動シヤーシ66の
下面に当接する状態とされている。これにより、
クランプ部材97はデイスク装着部28に搬送さ
れるデイスクDの移動を妨げることがないものと
され、また、外力によるクランプ部材97の移動
が防止される。そして、第10図に示される如
く、クランプ部材97の下部フランジ部97bに
は、円環状のゴム部材97c及びマグネツト10
1が取り付けられており、また、クランプアーム
96の他端部に対向して、ストツパー部材102
がシヤーシ27上に植設されている。
斯かる構成のもとに、駆動ローラ91と従動ロ
ーラ92とにより、デイスクDがデイスク装着部
28に対向する上方位置に搬送された後、可動シ
ヤーシ66が下降せしめられると、第11図に示
される如く、クランプアーム96の他端部がスト
ツパー部材102の頭部に当接してクランプアー
ム96が回動せしめられ、これにより、クランプ
アーム96がクランプ部材97の上部フランジ部
97aから離隔し、これとともに、下部フランジ
部97bがデイスクDをデイスク装着部28にク
ランプする。この状態で、クランプ部材97は、
クランプアーム96及び可動シヤーシ66のいず
れにも接触しないものとなり、デイスクDをデイ
スク装着部28と協働して挟持した状態で支障な
く回転することができる。なお、ストツパー部材
102は、ねじ等を用いることにより、その高さ
を調整することができるものとされている。そし
て、クランプアーム96とクランプ部材97とを
上述の如くに構成することにより、比較的簡単な
構成のもとにデイスクDを確実にクランプするこ
とができ、また、その全体を比較的小型にするこ
とができる。
このようにして、上述の各部及び各部材が設置
された可動シヤーシ66が、パツク装着台30と
ともにデイスクチエンジヤ機構を構成するデイス
ク搬送部を形成しているのである。
次に、以上の如くに構成された、本考案に係る
デイスクパツクが装着されるデイスクチエンジヤ
機構を備えるデイスクチエンジヤ付デイスクプレ
ーヤにおいて、デイスクパツク1に収納された複
数のデイスクDのうちの選択されたものがデイス
ク装着部28に装着され、情報再生が行われた
後、再びデイスクパツク1に戻されるまでの動作
について述べる。
複数のデイスクDを収納したデイスクパツク1
がパツク装着台30に装着される毎に、駆動レバ
ー43及びスライダー・セツテイング・レバー5
2がモータ58によつて回転駆動され、これによ
り、デイスク・セツテイング・レバー7が駆動さ
れて、デイスクパツク1にその開口部3から挿入
された各デイスクDが各収容段における正規の収
納位置に収納された状態とされるとともに、各ス
ライダー22が各デイスクDを正規の収納位置に
保つ非作動位置に整列せしめられる。そして、情
報再生に供すべきデイスクDが指定されると、モ
ータ83が回転し、これによつて可動シヤーシ6
6が上昇もしくは下降せしめられ、スライドレバ
ー67が選択されたデイスクDに対応する特定の
スライダー22の位置に移動せしめられる。そし
て、この状態でモータ77が始動し、スライドレ
バー67が駆動され、これによつて選択されたデ
イスクDに対応するスライダー22が非作動位置
から移動せしめられて、選択されたデイスクDが
開口部3を通じてデイスクパツク1から取り出さ
れる。そして、取り出されたデイスクDが駆動ロ
ーラ91と従動ローラ92とによりその面に沿う
方向に駆動されて、第12図に示される如く、デ
イスク装着部28に対応する位置に移動せしめら
れる。この場合、クランプアーム96の他端部
が、デイスクDの外周縁部に当接して、デイスク
Dの上方への傾きを規制する。
デイスク装着部28に対応する位置へと搬送さ
れたデイスクDが、ストツパーピン95の大径部
に当接する位置に達すると、これが図示しない光
学センサにより、検出され、その検出結果にもと
ずいて可動シヤーシ66が下降せしめられる。こ
れにより、デイスクDがデイスク装着部28に向
かつて下降し、デイスク装着部28に装着され
る。その後、可動シヤーシ66はさらに下降せし
められる。デイスクDがデイスク装着部28に装
着される位置に下降すると、支持板93に連結さ
れているリンク部材94が、第13図に示される
如く、ストツパー部材94aの頭部に当接し、デ
イスク装着部28にデイスクDが装着された後可
動シヤーシ66がさらに下降せしめられることに
より、駆動ローラ91、従動ローラ92及びガイ
ドローラ100等がデイスク装着部28に装着さ
れたデイスクDから離隔される。これとともに、
クランプアーム96が、その他端部がストツパー
部材102に当接して回動し、クランプ部材97
がデイスクDをデイスク装着部28にクランプす
る。そして、可動シヤーシ66がリーフスイツチ
103(第3図)を操作してこれをオン状態とす
ることにより、モータ83の回転が停止されて可
動シヤーシ66の下降動作が停止され、光学ピツ
クアツプ29によるデイスクDからの情報信号の
読取りが行われ得る状態となる。なお、この状態
で、デイスクDはストツパーピン95の大径部と
の当接状態を断つて、その外周縁部がストツパー
ピン95の小径部に対向する位置となる。このた
め、デイスクDはストツパーピン95に接触する
ことなく回転することができる。
その後、光学ピツクアツプ29によるデイスク
Dからの情報信号の読取りが終了して、デイスク
Dがデイスクパツク1に戻される場合は、モータ
83の回転により可動シヤーシ66が上昇せしめ
られる。これにより、デイスクDはデイスク装着
部28から外されるとともに、再び駆動ローラ9
1と従動ローラ92に挟持されて上昇せしめられ
る。そして、デイスクDがデイスクパツク1内の
元の収容段に対応する位置に達したとき、可動シ
ヤーシ66の上昇が停止せしめられる。この場
合、デイスクDのデイスクパツク1内における元
の収容段の位置のデータが図示されていない電子
制御部に記憶されており、この記憶されたデータ
にもとずいて、可動シヤーシ66の上昇移動が制
御されるようになされているが、例えば、電源が
オフとされた場合等に斯かるデータが消去されて
しまう虞れがある。そこで、この例では、デイス
クDに関してのデイスクパツク1内における元の
収容段の位置のデータが消去されてしまつた場合
には、デイスクパツク1の各スライダー22のう
ちの開口部側へ移動されているもの、即ち、デイ
スクDの取出しが行われた際に開口部3側へ移動
されたものの位置を検出することにより、デイス
クDの元の収容段の位置のデータを得るようにさ
れる。この例では、例えば、デイスクパツク1の
各スライダー22を白色にするとともにデイスク
パツク1の匣体2の外側面を黒色にし、光学式の
位置検出センサを開口部3側へ移動されたスライ
ダー22のみを検出し得る位置に配して、開口部
3側へ移動されたスライダー22の位置を検出す
るようにされている。
そして、デイスクDがデイスクパツク1内の元
の収容段に対応する位置に移動せしめられると、
モータ77が前述の場合とは逆方向に回転し、こ
れにより、スライドレバー67が元の位置に戻さ
れるとともに、デイスクDが駆動ローラ91と従
動ローラ92とによりデイスクパツク1側に搬送
され、第6図において2点鎖線で示される位置に
移動せしめられる。デイスクDが斯かる位置に達
すると、図示されていない光学センサによつてこ
れが検出され、その検出結果にもとずいてモータ
58が始動される。これにより、駆動レバー43
及びスライダー・セツテイング・レバー52が駆
動され、その結果、第6図において実線で示され
る如く、デイスクDが元の収容段における正規の
収納位置に戻され、また、このデイスクDに対応
するスライダー22が元の位置に戻される。そし
て、モータ77の回転が停止される。
このようにして、デイスクチエンジヤ機構によ
るローデイング動作及びアンローデイング動作が
行われるのである。
考案の効果 本考案に係るデイスクチエンジヤ用デイスクパ
ツクは、複数のデイスクを段載されたものとなる
ように収納して、デイスクプレーヤのデイスクチ
エンジヤ機構に対するデイスクの供給及びデイス
クチエンジヤ機構からのデイスクの収容を行うこ
とができるとともに、デイスクプレーヤのデイス
クチエンジヤ機構に係合せしめられて用いられる
場合に、デイスクチエンジヤ機構側の駆動手段と
協働して、いずれの収納段に収納されたデイスク
も、選択された場合には、デイスクの挿入及び取
出しのため設けられた開口部から外部へ、確実、
かつ、迅速に導出することができるものとなる。
しかも、斯かるデイスクの外部への導出は、簡単
な構成をもつて設けられたスライド部材で行える
利点がある。なお、このスライド部材は、選択さ
れたデイスクが収納されている。もしくは、戻る
べき収容段の位置検出にも用いることができる。
さらに、収納されたデイスクの夫々が、例えば、
板ばねにより形成される弾性規制部材によつて位
置規制される状態におかれるので、収納されたデ
イスクの振動等に起因する不所望な移動を防止で
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデイスクチエンジヤ用デ
イスクパツクの一例を示す分解斜視図、第2図は
第1図に示される例の横断面図、第3図は第1図
に示される例が適用されるデイスクチエンジヤ機
構を備えるデイスクチエンジヤ付デイスクプレー
ヤの一例の要部を示す分解斜視図、第4図は第3
図に示される例におけるパツク装着台の下面側に
配置された各機構を示す部分斜視図、第5図は第
3図に示される例におけるパツク装着台に設置さ
れた各機構を上面側から透視した平面図、第6図
は第3図に示される例における第1図に示された
デイスクパツクとスライドレバーとの関係を示す
一部断面を含む平面図、第7図及び第8図は第3
図に示される例におけるスライドレバーを駆動す
る機構を示す概略構成図、第9図は第3図に示さ
れる例における送りねじ部材及び被駆動部材の説
明に供される部分断面図、第10図及び第11図
は第3図に示される例におけるクランプアーム及
びクランプ部材の説明に供される概略構成図、第
12図及び第13図は第3図に示される例におけ
るローデイング動作及びアンローデイング動作の
説明に供される概略構成図である。 図中、1はデイスクパツク、2は匣体、3は開
口部、4はデイスク収納部、5は仕切板、21は
押え金具、22はスライダー、24は押出し片、
25はスリツト、26は被駆動片、67はスライ
ドレバー、68は突出片、69は部分欠歯歯車、
70はローラ、72及び76は歯車、73はアー
ム、77はモータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のデイスクを所定の収納位置において略平
    行に段載された状態として支持するデイスク収納
    部を内蔵し、上記デイスクの挿入及び取出しのた
    めの開口部が設けられた匣体と、 上記デイスク収納部に配設され、上記デイスク
    収納部により支持された複数のデイスクの夫々の
    外周縁部に当接して、該複数のデイスクの夫々の
    上記デイスク収納部内における移動を規制する弾
    性規制部材と、 上記匣体に、上記デイスク収納部により支持さ
    れた複数のデイスクの夫々に対応する位置をもつ
    て移動可能に配され、各々が上記デイスク収納部
    内に突出して該デイスク収納部により支持された
    デイスクの外周縁部に当接する第1の突出片部と
    上記匣体の外部に突出してデイスクプレーヤのデ
    イスクチエンジヤ機構に設けられた駆動部に係合
    する第2の突出片部とを有し、上記第2の突出片
    部が係合する上記駆動部により移動せしめられ
    て、上記デイスク収納部により支持されたデイス
    クを上記弾性規制部材による規制に抗して上記開
    口部から突出させる複数のスライド部材と、 を備えて構成されるデイスクチエンジヤ用デイス
    クパツク。
JP8054884U 1984-05-31 1984-05-31 デイスクチエンジヤ用デイスクパツク Granted JPS60194748U (ja)

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2722512B2 (ja) * 1988-08-16 1998-03-04 ソニー株式会社 ディスク収納ケース及びディスクローディング装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58208962A (ja) * 1982-05-27 1983-12-05 Sony Corp プレ−ヤ

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