JPH0418085Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0418085Y2 JPH0418085Y2 JP12302284U JP12302284U JPH0418085Y2 JP H0418085 Y2 JPH0418085 Y2 JP H0418085Y2 JP 12302284 U JP12302284 U JP 12302284U JP 12302284 U JP12302284 U JP 12302284U JP H0418085 Y2 JPH0418085 Y2 JP H0418085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- signal
- switch
- circuit
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 21
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はテープの種類を自動的に検出するテー
プセレクタ回路に関する。
プセレクタ回路に関する。
(ロ) 従来の技術
現在のカセツトテープは、使用される磁性体に
よりノーマル、クローム及びメタルの3種類に大
別され、それぞれ磁気特性が異なる。その為、そ
れぞれのテープを最良の状態で使用する為に録音
バイアス電流、録音及び再生イコライザ等の録音
再生特性に関連した回路をテープの種類に応じて
切り換える必要がある。
よりノーマル、クローム及びメタルの3種類に大
別され、それぞれ磁気特性が異なる。その為、そ
れぞれのテープを最良の状態で使用する為に録音
バイアス電流、録音及び再生イコライザ等の録音
再生特性に関連した回路をテープの種類に応じて
切り換える必要がある。
ところで、最近、前記録音再生特性を切換える
為にテープの種類を自動的に検出するテープセレ
クタ回路が使用される様になつてきた。前記テー
プセレクタ回路は、例えば実公昭55−13793号公
報に示される如く、テープカセツトの背面に設け
られた検出孔の有無によりテープの種類を判別
し、それに応じて録音再生特性に関連する回路を
切換える様にしている。
為にテープの種類を自動的に検出するテープセレ
クタ回路が使用される様になつてきた。前記テー
プセレクタ回路は、例えば実公昭55−13793号公
報に示される如く、テープカセツトの背面に設け
られた検出孔の有無によりテープの種類を判別
し、それに応じて録音再生特性に関連する回路を
切換える様にしている。
第2図は、その様な回路の一例を示すもので、
1はクローム及びメタルテープが使用される時に
閉成される第1スイツチ、2はメタルテープが使
用される時に閉成される第2スイツチ、3は使用
テープがノーマルテープであることを表示する第
1発光ダイオード、4は使用テープがクロームテ
ープであることを表示する第2発光ダイオード、
5は使用テープがメタルテープであることを表示
する第3発光ダイオード、6は前記第1発光ダイ
オード3を駆動する第1トランジスタ、7は前記
第2発光ダイオード4を駆動する第2トランジス
タ、8は前記第3発光ダイオード5を駆動する第
3トランジスタ、9は前記第2トランジスタ7を
制御する第4トランジスタ、及び10は前記第3
トランジスタ8を制御する第5トランジスタであ
る。
1はクローム及びメタルテープが使用される時に
閉成される第1スイツチ、2はメタルテープが使
用される時に閉成される第2スイツチ、3は使用
テープがノーマルテープであることを表示する第
1発光ダイオード、4は使用テープがクロームテ
ープであることを表示する第2発光ダイオード、
5は使用テープがメタルテープであることを表示
する第3発光ダイオード、6は前記第1発光ダイ
オード3を駆動する第1トランジスタ、7は前記
第2発光ダイオード4を駆動する第2トランジス
タ、8は前記第3発光ダイオード5を駆動する第
3トランジスタ、9は前記第2トランジスタ7を
制御する第4トランジスタ、及び10は前記第3
トランジスタ8を制御する第5トランジスタであ
る。
上述の回路において、第1及び第2スイツチ1
及び2はテープがテープレコーダに装填されてな
い時、共に閉成状態にある。今、ノーマルテープ
がテープレコーダに装填されたとすると、ノーマ
ルテープは検出孔を有さないので、前記第1及び
第2スイツチ1及び2は共に開放状態となる。そ
の為、前記第1スイツチ1の一端の点Aの電圧は
「H」となり、第1端子11に「H」信号が発生
すると共に、第1トランジスタ6がオンして、第
1発光ダイオード3が点灯する。また、この時、
点Aの電圧「H」により第4トランジスタ9がオ
ンして、点Bの電圧が「L」となるので、第2端
子12には「L」信号が発生すると共に、第2ト
ランジスタ9はオフし、第2発光ダイオード4は
消灯する。更に、この時、点Aの電圧「H」によ
り第5トランジスタ10がオンし、点Cの電圧が
「L」となるので、第3発光ダイオード5は消灯
する。そして、点B及び点Cの電圧が共に「L」
なので、第4端子14には「L」信号が発生す
る。ここで、第1乃至第3端子11乃至13から
発生される信号は、録音バイアス回路、録音イコ
ライザ回路、及び録音レベル設定回路等をそれぞ
れのテープに適す様に切換える為の制御信号とし
て使用される。すなわち、第1端子11に「H」
信号が発生する時にノーマルポジシヨン、第2端
子12に「H」信号が発生する時にクロームポジ
シヨン、第3端子13に「H」信号が発生する時
にメタルポジシヨンとなる様に各回路を切換え
る。また、第4端子14から発生される信号は、
再生イコライザ回路の時定数をそれぞれのテープ
に適す用に切換える為の制御信号として使用さ
れ、「L」信号が発生する時、ノーマルテープに
対応する時定数に「H」信号が発生する時、クロ
ーム及びメタルテープに対応する時定数にそれぞ
れ切換える。この結果、ノーマルテープを使用し
た場合には、第1発光ダイオード3が点灯して、
使用されているテープがノーマルテープであるこ
とを表示し、録音再生特性をノーマルテープに対
応する様に切換えることが出来る。
及び2はテープがテープレコーダに装填されてな
い時、共に閉成状態にある。今、ノーマルテープ
がテープレコーダに装填されたとすると、ノーマ
ルテープは検出孔を有さないので、前記第1及び
第2スイツチ1及び2は共に開放状態となる。そ
の為、前記第1スイツチ1の一端の点Aの電圧は
「H」となり、第1端子11に「H」信号が発生
すると共に、第1トランジスタ6がオンして、第
1発光ダイオード3が点灯する。また、この時、
点Aの電圧「H」により第4トランジスタ9がオ
ンして、点Bの電圧が「L」となるので、第2端
子12には「L」信号が発生すると共に、第2ト
ランジスタ9はオフし、第2発光ダイオード4は
消灯する。更に、この時、点Aの電圧「H」によ
り第5トランジスタ10がオンし、点Cの電圧が
「L」となるので、第3発光ダイオード5は消灯
する。そして、点B及び点Cの電圧が共に「L」
なので、第4端子14には「L」信号が発生す
る。ここで、第1乃至第3端子11乃至13から
発生される信号は、録音バイアス回路、録音イコ
ライザ回路、及び録音レベル設定回路等をそれぞ
れのテープに適す様に切換える為の制御信号とし
て使用される。すなわち、第1端子11に「H」
信号が発生する時にノーマルポジシヨン、第2端
子12に「H」信号が発生する時にクロームポジ
シヨン、第3端子13に「H」信号が発生する時
にメタルポジシヨンとなる様に各回路を切換え
る。また、第4端子14から発生される信号は、
再生イコライザ回路の時定数をそれぞれのテープ
に適す用に切換える為の制御信号として使用さ
れ、「L」信号が発生する時、ノーマルテープに
対応する時定数に「H」信号が発生する時、クロ
ーム及びメタルテープに対応する時定数にそれぞ
れ切換える。この結果、ノーマルテープを使用し
た場合には、第1発光ダイオード3が点灯して、
使用されているテープがノーマルテープであるこ
とを表示し、録音再生特性をノーマルテープに対
応する様に切換えることが出来る。
次にクロームテープがテープレコーダに装填さ
れると、クロームテープは一対の検出孔を有する
ので、第1スイツチ1は閉成状態のままで、第2
スイツチ2は開放する。その為、点Aの電圧が
「L」となり、第1端子11には「L」信号が発
生し、第1トランジスタ6はオフするので、第1
発光ダイオード3は消灯する。また、この時、点
Aの電圧「L」により第4トランジスタ9がオフ
するので、点Bには「H」信号が発生され、第2
及び第4端子12及び14には「H」信号が発生
し、第2トランジスタ7はオンして、第2発光ダ
イオード4は点灯する。更に、この時、点Bの電
圧「H」により第5トランジスタ10がオンする
ので、点Cには「L」信号が発生され、第3端子
13には「L」信号が発生し、第3発光ダイオー
ド5は第3トランジスタ8のオフの為に消灯す
る。この結果、クロームテープを使用した場合に
は、第2発光ダイオード4が点灯して、使用され
ているテープがクロームテープであることを表示
し、録音再生特性をクロームテープに対応する様
に切換えることが出来る。
れると、クロームテープは一対の検出孔を有する
ので、第1スイツチ1は閉成状態のままで、第2
スイツチ2は開放する。その為、点Aの電圧が
「L」となり、第1端子11には「L」信号が発
生し、第1トランジスタ6はオフするので、第1
発光ダイオード3は消灯する。また、この時、点
Aの電圧「L」により第4トランジスタ9がオフ
するので、点Bには「H」信号が発生され、第2
及び第4端子12及び14には「H」信号が発生
し、第2トランジスタ7はオンして、第2発光ダ
イオード4は点灯する。更に、この時、点Bの電
圧「H」により第5トランジスタ10がオンする
ので、点Cには「L」信号が発生され、第3端子
13には「L」信号が発生し、第3発光ダイオー
ド5は第3トランジスタ8のオフの為に消灯す
る。この結果、クロームテープを使用した場合に
は、第2発光ダイオード4が点灯して、使用され
ているテープがクロームテープであることを表示
し、録音再生特性をクロームテープに対応する様
に切換えることが出来る。
更に、メタルテープがテープレコーダに装填さ
れると、メタルテープはクロームテープと同一位
置に有する検出孔の他に、その検出孔の内側に更
に一対の検出孔を有するので、第1及び第2スイ
ツチ1及び2は共に閉成状態のままである。その
為、点A及び点Bの電圧が共に「L」であり、第
1及び第2端子11及び12には共に「L」信号
が発生し、第1及び第2発光ダイオード3及び4
はそれぞれ第1及び第2トランジスタ6及び7が
オフの為に共に消灯している。また、この時、第
5トランジスタ10がオフしており、点Cには
「H」信号が発生しているので、第3及び第3端
子13及び14には「H」信号が発生し、第3発
光ダイオード5は第3トランジスタ8がオンの為
に点灯する。この結果、メタルテープを使用した
場合には、第3発光ダイオード5が点灯して、使
用されているテープがメタルテープであることを
表示し、録音再生特性をメタルテープに対応する
様に切換えることが出来る。
れると、メタルテープはクロームテープと同一位
置に有する検出孔の他に、その検出孔の内側に更
に一対の検出孔を有するので、第1及び第2スイ
ツチ1及び2は共に閉成状態のままである。その
為、点A及び点Bの電圧が共に「L」であり、第
1及び第2端子11及び12には共に「L」信号
が発生し、第1及び第2発光ダイオード3及び4
はそれぞれ第1及び第2トランジスタ6及び7が
オフの為に共に消灯している。また、この時、第
5トランジスタ10がオフしており、点Cには
「H」信号が発生しているので、第3及び第3端
子13及び14には「H」信号が発生し、第3発
光ダイオード5は第3トランジスタ8がオンの為
に点灯する。この結果、メタルテープを使用した
場合には、第3発光ダイオード5が点灯して、使
用されているテープがメタルテープであることを
表示し、録音再生特性をメタルテープに対応する
様に切換えることが出来る。
この様に第2図の回路は、使用されるテープに
対応してポジシヨンが切換わり、録音再生特性を
テープに対応させることが出来る。
対応してポジシヨンが切換わり、録音再生特性を
テープに対応させることが出来る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、第2図のテープセレクタ回路
は、点A,B及びCにおける信号レベルが抵抗4
0乃至42での電圧降下により制限を受けるの
で、使用テープの表示を行う発光ダイオードを駆
動する為に、駆動用のトランジスタを必要とした
り、第1乃至第4端子11乃至14に接続される
回路が制限されてしまうという欠点があつた。
は、点A,B及びCにおける信号レベルが抵抗4
0乃至42での電圧降下により制限を受けるの
で、使用テープの表示を行う発光ダイオードを駆
動する為に、駆動用のトランジスタを必要とした
り、第1乃至第4端子11乃至14に接続される
回路が制限されてしまうという欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、テープの種類に対応して切換えら
れ、互いに直列接続される2つのスイツチと、そ
の直列接続された2つのスイツチの両端及びスイ
ツチ同志の接続点に得られる信号を伝送する第1
乃至第3信号路と、前記一方のスイツチが閉成さ
れた時に1つの信号路を遮断する第1遮断手段
と、前記他方のスイツチが閉成された時に前記信
号路と異なる信号路の1つを遮断する第2遮断手
段とを有することを特徴とする。
れ、互いに直列接続される2つのスイツチと、そ
の直列接続された2つのスイツチの両端及びスイ
ツチ同志の接続点に得られる信号を伝送する第1
乃至第3信号路と、前記一方のスイツチが閉成さ
れた時に1つの信号路を遮断する第1遮断手段
と、前記他方のスイツチが閉成された時に前記信
号路と異なる信号路の1つを遮断する第2遮断手
段とを有することを特徴とする。
(ホ) 作用
本考案は、ノーマルテープの使用時に2つのス
イツチを共に開放し、第1信号路から「H」信号
を取り出し、クロームテープの使用時に電源側の
スイツチのみを閉成し、前記第1信号路を遮断し
て、第2信号路から「H」信号を取り出し、メタ
ルテープの使用時に2つのスイツチを共に閉成
し、前記第1及び第2信号路を遮断して、第3信
号路から「H」信号を取り出す様にしたものであ
る。
イツチを共に開放し、第1信号路から「H」信号
を取り出し、クロームテープの使用時に電源側の
スイツチのみを閉成し、前記第1信号路を遮断し
て、第2信号路から「H」信号を取り出し、メタ
ルテープの使用時に2つのスイツチを共に閉成
し、前記第1及び第2信号路を遮断して、第3信
号路から「H」信号を取り出す様にしたものであ
る。
(ヘ) 実施例
第1図は本考案の一実施例を示すもので、17
はクローム及びメタルテープが使用される時に閉
成される第1スイツチ、18はメタルテープが使
用される時に閉成される第2スイツチ、19は使
用テープがノーマルテープであることを表示する
第1発光ダイオード、20は使用テープがクロー
ムテープであることを表示する第2発光ダイオー
ド、21は使用テープがメタルテープであること
を表示する第3発光ダイオード、22は録音特性
ノーマルポジシヨンに切換える為の制御信号を発
生する第1端子、23は録音特性をクロームポジ
シヨンに切換える為の制御信号を発生する第2端
子、24は録音特性メタルポジシヨンに切換える
為の制御信号を発生する第3端子、25は再生特
性を切換える為の制御信号を発生する第4端子、
26は前記第1スイツチ17の電源側の端子と前
記第1端子22とを結ぶ第1信号路、27は前記
第1及び第2スイツチ17及び18の接続点と前
記第2端子23とを結ぶ第2信号路、28は前記
第2スイツチ18のアース側の端子と前記第3端
子24とを結ぶ第3信号路、29は第1トランジ
スタ30、ダイオード31及び32から成り、前
記第1及び第2スイツチ17及び18の接続点の
信号に応じて前記第1信号路26を遮断する第1
遮断回路、及び33は第2トランジスタ34、ダ
イオード35及び36から成り、前記第2スイツ
チ18のアース側の端子の信号に応じて前記第2
信号路27を遮断する第2遮断回路である。
はクローム及びメタルテープが使用される時に閉
成される第1スイツチ、18はメタルテープが使
用される時に閉成される第2スイツチ、19は使
用テープがノーマルテープであることを表示する
第1発光ダイオード、20は使用テープがクロー
ムテープであることを表示する第2発光ダイオー
ド、21は使用テープがメタルテープであること
を表示する第3発光ダイオード、22は録音特性
ノーマルポジシヨンに切換える為の制御信号を発
生する第1端子、23は録音特性をクロームポジ
シヨンに切換える為の制御信号を発生する第2端
子、24は録音特性メタルポジシヨンに切換える
為の制御信号を発生する第3端子、25は再生特
性を切換える為の制御信号を発生する第4端子、
26は前記第1スイツチ17の電源側の端子と前
記第1端子22とを結ぶ第1信号路、27は前記
第1及び第2スイツチ17及び18の接続点と前
記第2端子23とを結ぶ第2信号路、28は前記
第2スイツチ18のアース側の端子と前記第3端
子24とを結ぶ第3信号路、29は第1トランジ
スタ30、ダイオード31及び32から成り、前
記第1及び第2スイツチ17及び18の接続点の
信号に応じて前記第1信号路26を遮断する第1
遮断回路、及び33は第2トランジスタ34、ダ
イオード35及び36から成り、前記第2スイツ
チ18のアース側の端子の信号に応じて前記第2
信号路27を遮断する第2遮断回路である。
上述の回路において、ノーマルテープが使用さ
れた場合、第1及び第2スイツチ17及び18は
共に開放状態になる。その為、第1遮断回路29
の第1トランジスタ30はオンし、第1信号路2
6が導通状態になるので、第1発光ダイオード1
9が点灯し、第1端子22には「H」信号が発生
する。また、この時、前記第1スイツチ17の開
放の為に該第1及び第2スイツチ17及び18の
接続点Dの電圧は「L」となり、第2及び第3発
光ダイオード20及び21は共に消灯し、第2及
び第3端子23及び24と第4端子25とからは
「L」信号が発生する。ここで、第1乃至第3端
子22乃至24から発生される信号は、録音バイ
アス回路、録音イコライザ回路及び録音レベル設
定回路等に印加される。また、第4端子25から
発生される信号は、再生イコライザ回路に印加さ
れ、該再生イコライザ回路は前記信号が「L」の
時、ノーマルポジシヨンに対応した時定数に、前
記信号が「H」の時、クローム及びメタルポジシ
ヨンに対応した時定数に切換えられる。この結
果、ノーマルテープを使用した場合においては、
第1発光ダイオード19が点灯して、使用されて
いるテープがノーマルテープであることを表示
し、録音再生特性をノーマルテープに対応する様
に切換えることが出来る。
れた場合、第1及び第2スイツチ17及び18は
共に開放状態になる。その為、第1遮断回路29
の第1トランジスタ30はオンし、第1信号路2
6が導通状態になるので、第1発光ダイオード1
9が点灯し、第1端子22には「H」信号が発生
する。また、この時、前記第1スイツチ17の開
放の為に該第1及び第2スイツチ17及び18の
接続点Dの電圧は「L」となり、第2及び第3発
光ダイオード20及び21は共に消灯し、第2及
び第3端子23及び24と第4端子25とからは
「L」信号が発生する。ここで、第1乃至第3端
子22乃至24から発生される信号は、録音バイ
アス回路、録音イコライザ回路及び録音レベル設
定回路等に印加される。また、第4端子25から
発生される信号は、再生イコライザ回路に印加さ
れ、該再生イコライザ回路は前記信号が「L」の
時、ノーマルポジシヨンに対応した時定数に、前
記信号が「H」の時、クローム及びメタルポジシ
ヨンに対応した時定数に切換えられる。この結
果、ノーマルテープを使用した場合においては、
第1発光ダイオード19が点灯して、使用されて
いるテープがノーマルテープであることを表示
し、録音再生特性をノーマルテープに対応する様
に切換えることが出来る。
次にクロームテープが使用された場合、第1ス
イツチ17が閉成され、第2スイツチ18は開放
のままである。その為、点Dの電圧が「H」とな
り、第4端子25に「H」信号が発生すると共
に、第1トランジスタ30はオフし、第1信号路
26は遮断状態になるので、第1発光ダイオード
19は消灯し、第1端子22には「L」信号が発
生する。また、この時、第2遮断回路33の第2
トランジスタ34はオンし、第2信号路27が導
通状態になるので、第2発光ダイオード20は点
灯し、第2端子23には「H」信号が発生する。
更に、この時、第2スイツチ18の開放の為に第
3発光ダイオード21は消灯し、第3端子24に
は「L」信号が発生する。この結果、クロームテ
ープを使用した場合においては第2発光ダイオー
ド20が点灯して、使用されているテープがクロ
ームテープであることを表示し、録音再生特性を
クロームテープに対応する様に切換えることが出
来る。
イツチ17が閉成され、第2スイツチ18は開放
のままである。その為、点Dの電圧が「H」とな
り、第4端子25に「H」信号が発生すると共
に、第1トランジスタ30はオフし、第1信号路
26は遮断状態になるので、第1発光ダイオード
19は消灯し、第1端子22には「L」信号が発
生する。また、この時、第2遮断回路33の第2
トランジスタ34はオンし、第2信号路27が導
通状態になるので、第2発光ダイオード20は点
灯し、第2端子23には「H」信号が発生する。
更に、この時、第2スイツチ18の開放の為に第
3発光ダイオード21は消灯し、第3端子24に
は「L」信号が発生する。この結果、クロームテ
ープを使用した場合においては第2発光ダイオー
ド20が点灯して、使用されているテープがクロ
ームテープであることを表示し、録音再生特性を
クロームテープに対応する様に切換えることが出
来る。
更に、メタルテープが使用された場合、第1及
び第2スイツチ17及び18が共に閉成される。
その為、前記第1スイツチ17の両端及び前記第
2スイツチ18の両端の電圧が全て「H」とな
り、第3発光ダイオード21が点灯し、第3及び
第4端子24及び25には「H」信号が発生す
る。また、この時、第1及び第2トランジスタ3
0及び34は共にオフし、第1及び第2信号路2
6及び27は共に遮断されるので、第1及び第2
発光ダイオード19及び20は消灯し、第1及び
第2端子22及び23には「L」信号が発生す
る。この結果、メタルテープを使用した場合にお
いては第3発光ダイオード21が点灯して、使用
されているテープがメタルテープであることを表
示し、録音再生特性をメタルテープに対応する様
に切換えることが出来る。
び第2スイツチ17及び18が共に閉成される。
その為、前記第1スイツチ17の両端及び前記第
2スイツチ18の両端の電圧が全て「H」とな
り、第3発光ダイオード21が点灯し、第3及び
第4端子24及び25には「H」信号が発生す
る。また、この時、第1及び第2トランジスタ3
0及び34は共にオフし、第1及び第2信号路2
6及び27は共に遮断されるので、第1及び第2
発光ダイオード19及び20は消灯し、第1及び
第2端子22及び23には「L」信号が発生す
る。この結果、メタルテープを使用した場合にお
いては第3発光ダイオード21が点灯して、使用
されているテープがメタルテープであることを表
示し、録音再生特性をメタルテープに対応する様
に切換えることが出来る。
この様に上述の第1図の回路は、使用されるテ
ープに対応してポジシヨンが切換わり、録音再生
特性をテープに対応させることが出来る。そし
て、この場合、第1乃至第3端子22乃至24に
発生される「H」信号は、ダイオード及びトラン
ジスタのオン抵抗で制限されるので、定電圧であ
り、該オン抵抗は、第2図の回路の抵抗40乃至
42に比べて、一般に充分電圧が小さいので、第
2図の回路のものに比べて充分高い電圧が得られ
る。その為、テープの種類を表示する第1乃至第
3発光ダイオード19乃至21を駆動するのに駆
動用トランジスタを使用することなく、それぞれ
抵抗37乃至39を介して直接信号路に接続して
駆動することが出来る。また、録音再生特性を切
換える回路を制御するにも、上述のテープセレク
タ回路から出力される信号をそのまま使用するこ
とが出来る。
ープに対応してポジシヨンが切換わり、録音再生
特性をテープに対応させることが出来る。そし
て、この場合、第1乃至第3端子22乃至24に
発生される「H」信号は、ダイオード及びトラン
ジスタのオン抵抗で制限されるので、定電圧であ
り、該オン抵抗は、第2図の回路の抵抗40乃至
42に比べて、一般に充分電圧が小さいので、第
2図の回路のものに比べて充分高い電圧が得られ
る。その為、テープの種類を表示する第1乃至第
3発光ダイオード19乃至21を駆動するのに駆
動用トランジスタを使用することなく、それぞれ
抵抗37乃至39を介して直接信号路に接続して
駆動することが出来る。また、録音再生特性を切
換える回路を制御するにも、上述のテープセレク
タ回路から出力される信号をそのまま使用するこ
とが出来る。
尚、上述のテープセレクタ回路を4種類以上の
テープに対応する様にする場合は、直列接続され
た2つのスイツチに更にスイツチを直列接続し、
該スイツチのアース側の端子に得られる信号を伝
送する信号路を設け、前記スイツチが閉成された
時に該スイツチの電源側に得られる信号を伝送す
る信号路を遮断する遮断回路を設ければ良い。
テープに対応する様にする場合は、直列接続され
た2つのスイツチに更にスイツチを直列接続し、
該スイツチのアース側の端子に得られる信号を伝
送する信号路を設け、前記スイツチが閉成された
時に該スイツチの電源側に得られる信号を伝送す
る信号路を遮断する遮断回路を設ければ良い。
(ト) 考案の効果
以上述べた如く、本考案に依れば、使用される
テープに対応して正確にポジシヨンが切換わり、
しかも、それぞれのテープの種類に対応して切換
えられる2つのスイツチを直列に接続し、そのそ
れぞれのスイツチの開閉に対応して使用する信号
路を切換えているので、回路構成が極めて簡単な
テープセレクタ回路が提供出来るという利点が得
られる。また、実施例に示す如く、第1及び第2
トランジスタをスイツチング動作させているの
で、テープセレクタ回路からの出力は定電圧であ
り、電圧が充分高いので、負荷に対する制限が少
なく、該制御信号を直接、録音再生特性を切換え
る為に使用出来るという利点が得られる。
テープに対応して正確にポジシヨンが切換わり、
しかも、それぞれのテープの種類に対応して切換
えられる2つのスイツチを直列に接続し、そのそ
れぞれのスイツチの開閉に対応して使用する信号
路を切換えているので、回路構成が極めて簡単な
テープセレクタ回路が提供出来るという利点が得
られる。また、実施例に示す如く、第1及び第2
トランジスタをスイツチング動作させているの
で、テープセレクタ回路からの出力は定電圧であ
り、電圧が充分高いので、負荷に対する制限が少
なく、該制御信号を直接、録音再生特性を切換え
る為に使用出来るという利点が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、及び
第2図は従来のテープセレクタ回路を示す回路図
である。 主な図番の説明、17,18……スイツチ、2
6,27,28……信号路、29,33……遮断
回路。
第2図は従来のテープセレクタ回路を示す回路図
である。 主な図番の説明、17,18……スイツチ、2
6,27,28……信号路、29,33……遮断
回路。
Claims (1)
- テープの種類に対応して切換えられ、一端が電
源に接続される第1スイツチと、テープの種類に
対応して切換えられ、一端が前記第1スイツチの
他端に接続される第2スイツチと、電源と前記第
1スイツチとの接続点の信号を伝送する第1信号
路と、前記第1及び第2スイツチの接続点の信号
を伝送する第2信号路と、前記第2スイツチの他
端の信号を伝送する第3信号路と、前記第1スイ
ツチが閉成された時に前記第1信号路を遮断する
第1遮断回路と、前記第2スイツチが閉成された
時に前記第2信号路を遮断する第2遮断回路とか
ら成り、前記第1乃至第3信号路の1つからテー
プの種類に応じた信号を発生する様にしたことを
特徴とするテープレコーダのテープセレクタ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12302284U JPS6137143U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | テ−プレコ−ダのテ−プセレクタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12302284U JPS6137143U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | テ−プレコ−ダのテ−プセレクタ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137143U JPS6137143U (ja) | 1986-03-07 |
JPH0418085Y2 true JPH0418085Y2 (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=30681777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12302284U Granted JPS6137143U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | テ−プレコ−ダのテ−プセレクタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137143U (ja) |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP12302284U patent/JPS6137143U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137143U (ja) | 1986-03-07 |
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