JPH04179729A - リバース杭造成方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は構築物の基礎となる現場造成杭をリバース工法
によって造成するリバース杭造成方法及び装置に係るも
のである。

（従来の技術） 従来、リバース工法による杭造成方法においては、スタ
ンドパイプをバイブロハンマー等によって地盤内に圧入
しながらハンマークラブによって中堀りを行ない、スタ
ンドパイプを所定の深さまで圧入してリバース工法設置
し、スタンドパイプ内の泥水をロータリテーブルによっ
て駆動されるリバース機の回転軸の中空部から掘削土と
ともに吸い上げ、圧力水を循環させながら掘削し、掘削
孔内に鉄筋篭を建込み、コンクリートを打設したのちス
タンドパイプを引抜き、覆土、養生を行なっている。

（発明が解決しようとする課！り 前記従来のリバース工法は、バイブロハンマー等によっ
てスタンドパイプを圧入しながらハンマークラブ等を用
いて中堀りを行なうため、市街地山や狭隘な個所での現
場造成杭の施工においては、近隣に建設機械による騒音
、振動等の建設公害を及ぼす。

特に狭隘な個所においては、建設機械の搬入及び設置場
所と、移動が困難で、各種の機械の設置替え等により施
工が煩雑となる。

本発明は前記従来技術の有する間脛点に鑑みて提案され
たものであって、その目的とする処は、市街地や狭隘な
個所においても建設公害の発生が抑止され、施工性が向
上されたリバース抗造成方法及びその装置を提供する点
にある。

（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係るリバース抗造
成方法によれば、一側部にはケーシングジヤツキが懸吊
され、上部にはリバース機及びロータリテーブルが移動
自在に搭載された可動作業架台を抗造成位置に設置し、
前記リバース機及びロータリテーブルを前記架台上にお
いて杭芯の外方位置に移動し、前記ケーシングジヤツキ
を介してスタンドパイプを地中に貫入したのち、前記リ
バース機とロータリテーブルを杭芯位置に移動してリバ
ースサーキュレーション工法によって竪孔を掘削したの
ち、前記リバース機及びロークリテーブルを杭芯位置外
方に移動せしめ、前記掘削孔内に鉄筋篭を建込み杭躯体
コンクリートを打設して前記ケーシングジヤツキによっ
てスタンドパイプを引抜くものである。

また未発明に係るリバース抗造成方法は、可動作業架台
と、同作業架台の一側部に懸吊されたスタンドパイプ圧
入引抜用ケーシングジヤツキと、前記作業架台上に移動
自在に搭載されたリバース機及びロータリテーブルと、
前記作業架台上に載荷されたケーシングパイプ圧入反力
支持体とより構成されている。

（作用） 本発明によれば抗造成位置にリバース抗造成用可動作業
架台を設置し、同架台上に移動自在に搭載されたリバー
ス機及びロータリテーブルを一旦杭芯位置の外方に移動
せしめたのち、前記架台より懸吊されたケーシングジヤ
ツキによってスタンドパイプを圧入することによって、
同スタンドパイプを無振動で圧入する。

次いで前記架台上に載架したリバース機及びロータリテ
ーブルを再び杭芯位置に移動し、リバース機及びロータ
リテーブルによって、スタンドパイプ内を所要深度まで
掘削し、しかるのち前記リバース機及びロータリテーブ
ルを杭芯位置外側に″移動して掘削孔内に鉄筋篭を建込
み、掘削孔内にコンクリートを打設して杭躯体を造成し
、次いでケーシングジヤツキによってスタンドパイプを
引抜き、しかるのち前記架台を次の施工位置に移動する
ものである。

請求項２の発明は、スタンドパイプ圧入用ケーシングジ
ヤツキと、移動自在なリバース機及びロータリテーブル
を搭載した可動作業架台に、スタンドパイプ圧入反力支
持体を載荷することによって、前記スタンドパイプの圧
入時に、同パイプの圧入反力を支承し、同パイプが振動
することなく圧入されるようにしたものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図及び第２図において、１はリノ＼−ス杭造成装置
Ａの作業架台で、地盤Ｂ上に敷設された軌条２上を走行
する走行輪３が装着され、前記架台１上にはスタンドパ
イプ圧入反力支持体４を構成するカウンターウェイトが
載荷されている。

前記架台１の一例寄りにケーシングジヤツキ５が懸架さ
れ、同架台１の上部には公知のリバース機６及びロータ
リテーブル７が第１図の左右方向に移動自在なように装
架されている。

図中８は枕木である。

而して杭を造成する所定位置まで、地盤Ｂ上に設置され
た軌条２上に沿って前記架台１を移動せしめ、同架台１
上のリバース機６及びロータリテ−プル７を杭芯より離
隔した位置にまで移動させ、（第４図参照）前記ケーシ
ングジヤツキ５にスタンドパイプＣを挿入し、（第５図
参照）同パイプＣを前記ケーシングジヤツキ５によって
所定深度まで圧入する。（第６図参照）しかるのち前記
リバースＩ１６及びロータリテーブル７を再び旧の位置
に復帰せしめ、同ロータリテーブル７によってドリルパ
イプ９を回転してスタンドパイプＣ内の泥水を同パイプ
９の中空部から掘削土とともに吸上げ、水を循環させな
がら掘削する。（第７図参照）図中１０はサーキュレー
ションホースである。

かくして所定深度まで掘削すると、前記リバース機６及
びロータリテーブル７を再び移動して、掘削孔内に鉄筋
篭を建込み、同掘削孔内のスライムを処理し、コンクリ
ートを打設したのち、ケーシングジヤツキ５によってス
タンドパイプＣを引抜き、リバース杭造成装置Ａを次位
の施工位置まで移動せしめるとともに、杭上部に覆土、
養生を施す。

なおリバースサーキュレーションによって掘削された泥
水、ヘントナイト等の安定液は後方に設置された処理装
置によって、泥土のみ搬出され、前記安定液は調整され
て再び循環される。

第３図はリバース抗施工装置の他の実施例を示し、作業
架台ｌは杭造成地盤付近に敷設された覆工板１１上をタ
イヤ等の車輪３′で走行し、杭造成に際して、前記架台
ｌの側面に装架されたアウトリガ−１２によって前記架
台ｌを浮上せしめて同架台１を支承するように構成され
ている。

なお前記架台１以外の装置は前記実施例と同一である。

（発明の効果） 本発明によれば前記したように、一側部にはケーシング
ジヤツキが懸架され、上部にはリバース機及びロータリ
テーブルが移動自在に搭載された可動作業台を使用し、
スタンドパイプを前記ケーシングジヤツキによって圧入
することによって振動、騒音を軽減し、前記リバース機
及びロータリテーブルを前記架台上に移動せしめること
によって、前記スタンドパイプの圧入、引抜作業と、同
パイプ内の掘削及び掘削孔内に対する鉄筋篭の建込み、
コンクリート打設作業とが干渉し合うことのないように
して、従来のようにバイブロハンマー、ハンマグラブ、
リバース機の機械の振替えの手間を省き、リバース杭の
造成を市街地、狭隘な個所においても効率よく、建設公
害を発生させることなく行なうことができるようにした
ものである。

請求項２の発明は、可動作業架台と、同作業架台の一側
部に懸吊されたスタンドパイプ圧入引抜用ケーシングジ
ヤツキと、前記作業架台上に移動自在に搭載されたリバ
ース機及びロータリテーブルと、前記作業架台上に載荷
されたケーシングパイプ圧入反力支持体とよりリバース
杭造成装置を構成したことによって、前記リバース杭造
成作業を効率よく遂行するとともに、前記架台上に載荷
されたスタンドパイプ圧入反力支持体によって、スタン
ドパイプ圧入時の反力を支承し、同パイプの振動を防止
したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るリバース杭造成装置の一実施例を
示す正面図、第２図は第１図の矢視■−■図、第３図は
本発明に係るリバース杭造成装置の他の実施例における
可動作業架台部分を示す正面図、第４図乃至第７図は本
発明に係るリバース杭造成方法の一実施例の工程を示す
正面図である。 Ａ・・・リバース杭造成装置、　Ｂ・・・地盤、Ｃ・・
・スタンドパイプ、　　　　１・・・作業架台、４・・
・スタンドパイプ圧入反力支持体、５・・・ケーシング
ジヤツキ、　　６・・・リバース機、７・・・ロークリ
テーブル。 代理人　弁理士　岡　本　重　文 外１名 第５図 す 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一側部にはケーシングジャッキが懸吊され、上部
   にはリバース機及びロータリテーブルが移動自在に搭載
   された可動作業架台を抗造成位置に設置し、前記リバー
   ス機及びロータリテーブルを前記架台上において抗芯の
   外方位置に移動し、前記ケーシングジャッキを介してス
   タンドパイプを地中に貫入したのち、前記リバース機と
   ロータリテーブルを杭芯位置に移動してリバースサーキ
   ユレーシヨン工法によって竪孔を掘削したのち、前記リ
   バース機及びロータリテーブルを杭芯位置外方に移動せ
   しめ、前記掘削孔内に鉄筋篭を建込み杭躯体コンクリー
   トを打設して前記ケーシングジャッキによってスタンド
   パイプを引抜くことを特徴とするリバース杭造成方法。
2. （２）可動作業架台と、同作業架台の一側部に懸吊され
   たスタンドパイプ圧入引抜用ケーシングジャッキと、前
   記作業架台上に移動自在に搭載されたリバース機及びロ
   ータリテーブルと、前記作業架台上に載荷されたケーシ
   ングパイプ圧入反力支持体とよりなることを特徴とする
   リバース杭造成装置。