JPH04179160A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04179160A
JPH04179160A JP2302423A JP30242390A JPH04179160A JP H04179160 A JPH04179160 A JP H04179160A JP 2302423 A JP2302423 A JP 2302423A JP 30242390 A JP30242390 A JP 30242390A JP H04179160 A JPH04179160 A JP H04179160A
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region
concentration
impurity
conductivity type
insulating film
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JP2302423A
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Inventor
Tatsuya Ishii
達也 石井
Masaaki Aoki
正明 青木
Shinpei Iijima
飯島 晋平
Yukihiro Kiyota
幸弘 清田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−1−の利用分野〕 本発明はシリコン半導体素子とその製造方法及び素子を
動作させる装置に関し、特に朶積化して用いる高速動作
に適した半導体素子に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置の動作速度を1−げろ方法の−っに、シリコ
ンMOSトランジスタのキャリア移動爪の増加が挙げら
れる。キャリア移動度の増加は、Mo8t〜ランジスタ
のチャネル領域の不純物濃Jσを下げることによって達
成されるので、チャネル領域の不純物濃度を−1−けた
素子構造がいくつか提案されている。
特願昭59−15283/1号公報には、ゲート絶縁膜
に隣接してシリコン表面に低不純物濃度の領域を持つ素
子構造が、高移動度特性を持つMOSトランジスタ構造
として提案されている。この文献は、81表面に1.(
板淵度よりも一桁以1−不純物濃度の低い領域を有する
こと、および、その低温動作を提案しているが、高C度
領域から低濃度領域へ遷移する領域の不純物濃度勾配に
関する規定はない。
また、特開昭63−169065号公報にもほぼ同様な
素子構造が記されている。この文献は、低不純物濃度の
エピタキシャル成長層の厚さが、チャネル領域の空乏層
幅と同程度か、そ九以下であるとしており、素子作成条
件と合オ〕せた規定になっている。この文献で、エピタ
キシャル層の)ヴさが規定されているのは、低不純物領
域が厚くなりすぎると、素子のしきい値が最適値より小
さくなるなどの問題が起きるためである1、この文献に
も前記不純物濃度勾配に関する規定はない。
また、特公昭55−2551/1号公報に示されている
ように、ドレイン耐圧の高いI G +=“1に′1゛
にも、チャネル領域に低不純物濃度の領域を持つ構造か
提案されている。この素子において、低不純物濃度の領
域は、寄生バイポーラ効果によるM OS Iヘランジ
スタの降伏で決まるトレイン耐圧を、ドレイン・Jk板
間接合耐圧より高くする働きをする。すなわち、本文献
のI: G F E ’L’の構造の目的は、常にトレ
イン・基板間で先に降伏し、負性抵抗特性を>r<さな
いようにすることである。このためにI G FI−、
l’の素子構造に要求される条件は、1−レイン接合が
深く、その端が低不純物濃度領域の■にある高不純物濃
度領域に十分近いことである。
この発明に規定さ九た構造に必要なのはチャネル領域よ
り先に、トレイン領域で降伏が起こることであり、チャ
ネル部の不純物分布を厳密に定義する必要はない。その
ため、本文献にも前記不純物分布勾配に関する規定はな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
l−記のニー)の従来構造は、Si表面に低不純物濃度
領域を有するMOSトランジスタ構造に関するものであ
った。これらの公知例には次のような課題がある。
微細素子で問題になるパンチスルーは、拡散層の空乏層
がつながり、ゲー1−に電圧をかけなくても電流が流れ
てしまう現象である。ところが、特願昭59−1.52
834号公報では、Si表面の低不純物濃度領域と深い
部分の高不純物濃度領域の間の遷移領域の不純物分布が
規定されていない。すなわち、空乏層の伸びをおさえパ
ンチスルーを抑制しつ−)、微細素子を設計するときの
不純物分布条件が明らかではないという問題があった。
一方、特開昭63−169065号公報においてもパン
チスルーを抑制するためにとのように設′lHすべきか
が明らかにされていないという問題がある。特公昭55
−25514 は公報もまた、パンチスルーを抑制しつ
つ高速化するための不純物分布条件を規定していない。
本発明の1−1的は、看(不純物濃Jm領域をSi表面
に持つMo5t〜ランジスタおよびその集積回路に関し
、L記の問題点を解決した微細素子の4i’7+造イ1
:様を提供すること、特にパンチスルーを抑制しっつ重
速化するための不純物分布条件を提示することである。
また、微細素子は、低温動作によって動作限界を広げ、
さらに高速に動作させることがl[能である。
本発明の他の[1的は、1−記の問題点を解決し5かつ
、低温動作に適したより高性能なMO51〜ランジスタ
構造およびその集積回路を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、」二足目的を達成するために、パンチスルー
を抑えつつ、微細Mo8t〜ランジスタを高速化できる
不純物分布を明らかにしたものである。
まず、移動度を向1−させるために、第一導電型Mos
+〜ランジスタのチャネル領域に、]、X1.O”/a
n’以下の第二導電型低不純物濃度領域を形成したもの
である。
さらに、その下に濃度遷移領域を介して、空乏層の伸び
をおさえるための3 X I O17/ (a”以上の
第二導電型のIMI不純物濃度領域を形成したものであ
る。
そして、1)if記遷移領域のうちに、不純物l旧にが
1、 X 10”/an’から:3X’JO17/■3
まで単調に増加している部分があり、該]×1011i
/(7)3から3X]O”/釧3まで単調に増加してい
る部分の幅が75 n m以1・であり、その部分の位
置がゲー1へ絶縁119からチャネル長程度の位置にあ
るように規定するものである。
また、1−記不純物d!1度分布を、高濃度基板あるい
は高濃度ウェル上にシリコンのエピタキシャル成長を行
なって形成するものである。
また、前記第二導電型低不純物′a度の領域が、第一導
電型の不純物を含まないようにしたものである。
さらに本発明は、いっそうの高速化を図るべく、に記の
半導体装置を100に以下の低温で動作させることにし
たものである。
〔作用〕
本発明によれば、MO8+−ランジスタにおいて、空乏
層厚さを正確に設計してパンチスルーを抑制しつつ、電
気伝導度を向1−させて素子を高速化できる。ここで、
本発明が以1−の作用をi・ト成するJノ;(理登第:
3図、第4図、第5図を用いて説明する。
まず、第3図を用いて、本発明構造がパンチスルーを抑
制する原理について説明する。第73図は様々な不純物
分布を持つ素子について、トレイン近傍のシ:す芝屑の
jVJさとサブスレノショル1〜特(’lの関係を調べ
た結果である。この図によれば、空乏層の厚さをパラメ
ータにとれば、不純物分布の詳細によらず、サブスレッ
シコル1〜特性は、図中の点線にのることがわかる。す
なわち、図中に示したパンチスルー抑制条件(サブスレ
ッシコル1〜係数< 80 rn V / dec)を
満たすには、空乏層の厚さがt :30 n m以下で
あればよく、不純物分布の詳細によらないことがわかる
。このことは、ドレイン近傍の空乏層が、チャネル長を
こえて大きく伸びると、ソースの空乏層とつながり、パ
ンチスルーがおこるということに対応する。本図におい
て、各素子はチャネル長1. OOn m、拡散層接合
深さ50 n rn、ゲート酸化膜厚3.5nm であ
る。また、ドレイン電圧は0.6V である。
つぎに、第4図、第5図を用いて、不純物濃度分布と素
子性能の関係について説明する。第4図は、Si表面に
低不純物濃度の領域を持つMOSトランジスタのチャネ
ル部の不純物分布を示したものである。各不純物分布は
、第3図の結果をもとにドレイン近傍の空乏層厚さがほ
ぼチャネル長程度になるように設計し、パンチスルーを
防止したものである。第5図は、第4図のそれぞれの素
子に対応した電気伝導度を示したものである。第5図よ
り、不純物分布遷移領域の濃度勾配を2 Cdec/ 
100 n m)以−ヒ大きくすれば、2×IC)l−
3(S)以上の電気伝導度が得られ、著しく高速化でき
ることがわかる。これは、濃度勾配が大きいと、空乏層
を長く伸ばさずに、キャリアの走行するチャネルの垂直
方向の電界を弱め、ゲート絶縁膜界而の散乱を抑えてキ
ャリアの移動度がにかり、電気伝導度が高められるため
である。
すなわち、本発明によって、パンチスルーを抑1)。
し、か−)、電気伝導度を1−げ、素r・動作速瓜を1
・げることが可能である。
このように、本発明は、空乏層の厚さの規定と、表向電
界の低1〜によzI高移動度化というメカニズムによっ
て、素子の高性能化を可能にしたものである。第5図に
おいて、表面電界の緩和に関係するのは、空乏層の伸び
に関係する濃度範囲のものである。たとえば、第4図に
示した不純物濃度分布のピークは、勾配がOCdcc/
 1. OOn m )のものを除いて、10”/■3
以上あるが、これは製法の必要−Iユ、ピーク濃度を上
げたもので、空乏層の伸びを押土するにはこれほどの高
:/A疋領領域必要がない。空乏層の伸びに関係するの
はI X 1−0”/釧3から:3×1017/cnI
j稈没の範囲であり、濃度勾配が2 (dec/ ]、
 OOn m)以−I−であるという条件は、この範囲
の不純物濃度領域の幅が75nm以下であることに対応
する。逆に、1−016/ an3以下の低不純物濃度
領域や10″g/cI113 の高不純物濃度領域に、
濃度勾配が2 (dec/ 1−00 n m )以l
−の領域があっても、素子性能には直接関係しない。ま
た、第4図より、本発明の不純物分布では、I X 1
01G/anJから3 X 1017/ cm3の濃度
領域のうち特に濃度のll’JIい部分は、チャネル長
程度の深さにあり、空乏層の伸びをチャネル長程度に抑
える必要条件になっていることがわかる。
また、本発明は、前記低不純物濃度領域をエピタキシャ
ル成長によって形成することにしたものである。これに
よ−)で不純物分布を急峻にでき、本発明の素子構造を
形成できる。
また1本発明は、第一導電型MO3I−ランジスタの第
二導電型低不純物a度領域が第−心電型の不純物を含ま
ないように規定したものである。これにより、低不純物
a度領域中の不純物棉電型を、動作時のゲート電圧印加
による電界の増加によってフリーズアウトが解消される
導電型のみにしたものである。これによって本発明のM
Osトランジスタは、低温動作時のフリーズアウトによ
る特性劣化を回避できる。
また、本発明は、」−記のMOSトランジスタを低温動
作(100に以下)することにしたものである。これに
より、MOSトランジスタの動作限界を広げることがで
き、また室温M9+作に比へてより高速にできる。
〔実施例〕
以上本発明の実施例を第1図により説明する。
第15図は、nチャネルM、08)−ランジスタを、本
発明構造を用いて実現した実施例を示したものである。
1,2.3は、それぞれnチャネルトランジスタのソー
ス、ゲート、および!−レインであり、チャネル長は0
.1μm、グー1−酸化膜厚は50 m、拡散層接合深
さは60 n rnである64ば、p型不純物濃度が1
.0”/■3以下の領域である。
5はp型不純物濃度が10”/dllIかり〕、3X1
017/印1へ増加している遷移領域であり、その幅は
約50nmである。この領域のうち、特に濃度の(1z
) 高い部分は、ゲート酸化膜から約1100n離れた位置
にある。6は、p型高不純物濃度の領域であり、ピーク
淵JσはI O”−10”/ cxn3 である。
5の領域の不純物分布の勾配が急峻であるために、空乏
層の伸びを抑えてパンチスルーを抑制し、かつ、表向電
界を緩和してd′:1移動度特性を得ることができる。
次に第一・の実施例の製法に第2図により説明する。ま
ず第2図(a)に示すように、p型シリコン基板]0に
、ボロンを]o12〜]、 O”3/ an2程度イオ
ン注入してpウェル11を形成する。次いで第2図(b
)に示すようにr= o c o S (選択酸化法)
によりアイソレーション絶縁IFJ 12を形成する。
ここで12は厚さ300 n m程度のS i O,膜
である。アイソレーション絶縁膜形成後、ボロンを10
′J〜1014/cm″′利臀良注入し、ウェルの表面
濃度を1018〜101ソj3程度にする。次いで、S
iCΩ4及びS :i 11.CQ2ガスを用いた80
0〜≦)50て二、厚さ100 200nmノンドープ
の選択エピタキシャル成長によって、第2図(O)にガ
(す構造を形成する。13が濃度遷移領域、]−4が高
不純物領域である。ここでは、選択エピタキシャル成長
を用いる場合について述べたが、通常のエピタキシャル
成長後、エピタキシャル層に熱を加えない低温酸化や絶
縁物理め込み登用いるアイソレーション形成法を適用す
ることもIl[能である。な才辷このエピタキシャル成
長工程以後での熱処理は、R’l’A(ラピッドサーマ
ルアニール)または750〜850℃の低温アニールを
用い、高不純物濃度領域からの不純物拡散により濃度遷
移領域の幅が広くなることを防ぐことが必要である。シ
リコンをエピタキシャル成長後、第2図(d)に示すよ
うに、厚さ5nmのグー+−絶縁j1ψ15を形成し、
厚さ100 n m程ICのポリシリコン16を堆積し
、このポリシリコンにリンを1−一プした後、Il: 
13リソグラフイー技術および1〜ライエツチによって
ゲー1〜を形成する。さらに第2図(e)に示すように
、砒素を]、 0” 〜101″/1−i2程度イオン
注入してr1+拡散層17螢形成し、拡散層の不純物の
活性化には、R1’A(ラピッドサ(J4) −マルアニール)を用いる。さらに第2図(f)に示す
ように層間膜18、および配線層]9を形成する。
次に、本発明の第一の実施例を第6図により説明する。
第6図は、27のn型5iJJQ板に、pウェル5およ
びnウェル25をマスクを用いたイオン注入により形成
した後、LOCO8法によるアイソレーション絶縁膜2
8を形成し、さらにノンドープの選択エピタキシャル成
長することによって構成したC2 M OSの断面図で
ある9、第に図の左側は、nチャネルMos+−ランジ
スタであり、右側はpチャネルMos+〜ランジスタで
ある。1゜2.3は、それぞれnチャネル1〜ランジス
タのソース、ゲー1−1およびドレインであり、21゜
22.23は、それぞれ、nチャネル1〜ランジスタの
ドレイン、ゲート、およびソースである。グー1−長は
0.1−μm、ゲート酸化膜厚は5nm、拡散層接合深
さは、r1チャネルでは60 n m、pチャネルでは
80nmである。また、nチャネルMo5t−ランジス
タのゲー1〜2はn+ポリシリコンであり、nチャネル
Mo8t−ランジスタのゲー(〜22はp+ポリシリコ
ンである。これらのゲー]〜は、レジストマスク任用い
たリン、ボロンのイオン注入するによって形成する。4
および24はそれぞれ、表面電界を小さくするためのr
+ ’(’!およびn型の不純物濃度10”/cm3以
ドの領域である。5および25は、10″′′/訓3〜
3XTO”’/cm’ への不純物濃度遷移領域であり
、その幅はn M OS 、 p M OSとも約50
 n mである。これらの遷移領域は、共にゲート酸化
膜から約+ O。
nmの位置にある。この4および24は、ノンドープの
シリコンを同時に選択エピタキシャル成長させることに
より形成するか、全曲にSiを成長後、アイソレーショ
ン」−の堆積層を除去して形成する。6および26はn
型およびn型の高不純物濃度領域であり、ピーク濃度は
両者共10”〜1、019/ cx+3程度である。こ
れらの高不純物43度領域によって、バンチスルーを抑
制できる。第一の実施例と同様に本実施例を実現するに
は、エピタキシャル成長以後の熱処理は、R’J’Δ(
ラピッドサーマルアニール)または、750〜850°
Cの低温アニールにより行う。第6図において、7を入
力端子、8を出力端子とすることにより、CMOSイン
バータ回路を構成できる。前述の作用の項では、nチャ
ネルMo8t−ランジスタを例にとって本発明の詳細な
説明したが、pチャネルMO8]−ランジスタについて
も、本発明構造を用いることによってバンチスルーを抑
制でき、かつ高電気伝導度が得られる。
第7図は、本発明によるn M、 OS I〜ランジス
タの低温動作時の電流電圧特性を、不純物分布が−様な
場合と比較して示したものである。本発明による素子の
電気伝導度は、不純物分布が−様な場合に比べて2倍以
−にとなっている。
第8図は、CM OSインバータのゲート長依存性をし
めしたものである。本実施例によれば、nチャネル、p
チャネルトランジスタとも、高移動度化でき、とくに低
温動作時には従来のCMOSインバータの2倍以下−の
速度が達成できる。
〔発明の効果〕
本発明は、Mo5t〜ランジスタのゲート絶縁膜に接し
て第二導電型不純物の濃度がI X 10”/(1)4
以Iへである領域と、この領域より深い位1lY(に第
二心電型不純物の濃度が3 X 10”/(1)3以l
=−である領域を有し、第゛、クリ電型不純物濃度が1
×101”ん?からa x I 01′/(2)4程度
まで増える領域の幅を75 n m以ドに設定したもの
である。
これにより、素子寸法0.1μmレベルの微細Mo5t
〜ランジスタのバンチスルーを抑制でき、かつ、はぼ最
大性能の高電気伝導度特性が実現できる。特に低温動作
では、不純物分布が−様な場合に比べて、2倍以−1−
の電気伝導度が得られる。
また、0.1μmゲー1〜以1−のMo5t〜ランジス
タで現れる速度オーバーシューI〜効果の量が増幅され
る。
また本発明は、低不純物濃度領域に反対導電型の不純物
が含まれないようになっており、低温動作時のキャリア
フリーズアウトによる特性劣化を回避できるという効果
がある。
また、本発明によれば、n M OS 、 p M O
Sともd6移動度化できるので、CMO8の高速化がB
11能で、特に低温動作時には、従来のCMO8の2倍
以−1−の速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をnチャネルMO3I−ランジスタに適
用した実施例の構造図、第2図は第1図の実施例を実現
するためのプロセスフローの一例を示す図、第3図はパ
ンチスルー抑制条件を説明する図、第4図はパンチスル
ーを抑制できる不純物分布を示した図、第5図は低濃度
領域と高濃度領域の間の不純物分布の傾きと、電気伝導
度の関係を示した図、第6図は本発明をCMO8素子に
適用した実施例の構造図、第7図は本発明のnMO5ト
ランジスタの電気伝導度特性を示した図、第8図は本発
明のCM OSインバータの遅延時間のゲート長依存性
を示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリコン基板上に形成された第一導電型のMOSト
    ランジスタであつて、 このトランジスタのゲート絶縁膜に接して第二導電型不
    純物の濃度が1×10^1^6/cm^3以下である領
    域を有し、 この領域より深い位置に第二導電型不純物の濃度が3×
    10^1^7/cm^3以上である領域を有し、ゲート
    絶縁膜から基板深さ方向に第二導電型不純物濃度が少な
    くとも1×10^1^6/cm^3から3×10^1^
    7/cm^3まで単調に増加する領域を有し、 前記第二導電型不純物濃度が1×10^1^6/cm^
    3から3×10^1^7/cm^3まで増加する領域が
    ゲート絶縁膜からMOSトランジスタのチャネル長程度
    深い位置にあり、その領域の幅が75nm以下であるこ
    とを特徴とする半導体装置。 2、第二導電型の高濃度基板または高濃度ウェル上に、
    第二導電型不純物1×10^1^6/cm^3以下の低
    濃度ドープまたはノンドープのシリコンを、エピタキシ
    ャル成長して構成したことを特徴とする、特許請求の範
    囲第一項記載の半導体装置。 3、前記ゲート絶縁膜に接して第二導電型不純物の濃度
    が1×10^1^6/cm^3以下である領域に、第一
    導電型の不純物が含まれていないことを特徴とする、特
    許請求の範囲第一項、第二項記載の半導体装置。 4、100K以下の動作温度に冷却するための冷却手段
    を具備した前記特許請求の範囲第一項、第二項、第三項
    記載の半導体装置。
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