JPH04179112A - チップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法

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JPH04179112A
JPH04179112A JP30350890A JP30350890A JPH04179112A JP H04179112 A JPH04179112 A JP H04179112A JP 30350890 A JP30350890 A JP 30350890A JP 30350890 A JP30350890 A JP 30350890A JP H04179112 A JPH04179112 A JP H04179112A
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JP
Japan
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lead frame
anode
electrode
foils
cathode
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JP30350890A
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Hiroshi Iwami
岩見 博志
Toru Saito
斉藤 亨
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電極とリードフレームを接続するリードを省
略して小型化したチップ型固体電解コンデンサおよびそ
の製造方法に関するものである。
(従来の技術) チップ型の固体電解コンデンサは、第5図にその断面概
要を示すように、陽極素子1とリボン状リード2の一端
を接合すると共に、この接合部分を絶縁材3で被覆し、
リード2の曲端とを、リードフレーム4と接合している
。陽極素子1の表面は、絶縁被膜5で覆われており、そ
の外面をさらにグラファイト等の陰極材6で被覆してい
る。7は陰極側のリードフレームであり、その一端を陰
極材6と銀ペースト等の導電材8で接合している。
そしてこれらをモールド樹脂9で固め、コンデンサを形
成している。
上記従来のチップ型固体コンデンサを製造するには、第
6図以下に示す工程にしたがっている。
すなわち、まず陽極素子(チップ)1をリード2に接合
(図ではスッポット溶接し、10は電極を示す)する(
第6図)。
次いでこの素子1をリード2で吊り下げた状態で処理浴
11、すなわちエツチング処理に浸漬して電解処理し素
子1の表面積を拡大した後、化成浴中に同様に状態で浸
漬し電解処理して前記拡大表面に酸化被膜を形成させる
(第7図を両工程図の処理図として示す)。
その後、該チップを陰極材6となる例えばカーボンスラ
リー12中に浸漬し、これを表面に塗布する(第8図)
。このように、リード2に接合した陽極素子1は、エツ
チング→化成−陰極材塗布の各工程をリード2に吊り下
げられながら各個毎に行っている。その後、リードフレ
ーム7.7′を多数連設した支持枠13を用意し、リー
ドフレーム7′とチップの陽極リード2を溶接等で接合
すると共に、リードフレーム7′とチップに被覆した陰
極材6を銀ペースト等で接合しく第9図)、このように
リードと接合した各電極材1を樹脂封止14(第10図
)した後、リードフレームを打抜いてチップコンデンサ
ー18(第11図)とする。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような電解コンデンサにおいては、電極(陽極)
材とリード、およびリードとリードフレームの接合が行
われ、接合箇所が2カ所存在する。
すなわち、接合箇所が多いため、それだけ工程が増え生
産性が低下する。また、この種の電極において、リード
はインピーダンス等の電気的特性を良好にするために純
AIが使用されることが多いが、電極材を静電容量を増
大するために、Ti1Zr等のバルブメタルを含有する
A1合金を電極材とした場合には、純AIよりも融点が
高いため、リード材と電極材との融点差から溶融溶接が
困難となり、充分な特性を有する接合部が得られない。
このことはリードとリードフレームの接合についても同
様の事が言える。つまり、異種材料との接合点が多くな
る程、溶接接合上の信頼性の問題が派生する。
一方、コンデンサ製造過程において、エツチング処理、
化成処理、および陰極材塗布工程が、チップ個々につい
て行われるため、作業工程に手数を要し生産性を阻害し
ている。
このように、従来の前記電解コンデンサでは接合部が多
いために生産性と信頼性確保に問題があった。また、こ
の種コンデンサは各種電子部品の回路に使用され、でき
るだけ静電容量が大きくかつ小型化が要求されているが
、現状の構造では、その要望を充たすことは困難であっ
た。
本発明は、従来の問題点を解決し、かつ上記要望を充足
するものであり。リードを省略して、電極(陽極)材と
リードフレームを直接に接合することによって、コンデ
ンサ組立工程を簡略化し、生産の高能率化を図ると共に
、電極材とリードフレーム材との融点差を小さい組合せ
にすることにより、信頼できる接合部を有するチップ型
固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
また本発明は、従来エツチングや化成処理にあたり、電
極と接合したリードフレームに吊り具および通電端末の
役割を有せしめて、チップ型電解コンデンサ用電極材を
製造する方法を提供することも別の目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、(1)金属箔よ
りなる陽極材の一端部に、外部との接続端子となるリー
ドフレームの一端を接合して陽極部材を構成したことを
特徴とするリードレスチップ型固体電解コンデンサであ
り、 (2)支持部材に連設した複数個の陽極側リードフレー
ム材のそれぞれの端部に、金属箔よりなる陽極材の一端
を接合せしめ、このようにして支持部材に連設支持され
た前記金属箔(陽極材)を処理浴に浸漬してエツジング
、および引続いて化成処理を行い、表面に絶縁被膜を形
成した後、該各金属箔の表面に陰極材を被覆し、該支持
部材と他の支持部材に連結した複数個の陰極側リードフ
レーム材を組立治具を介して一体組立せしめてから、陰
極材と陰極側リードフレーム材のそれぞれの端部を接合
せしめて電極部材を構成し、各電極部材を樹脂封止し、
支持部材に連設されたリードフレームを支持体から打抜
くことを特徴とするチップ形固体コンデンサーの製造方
法を要旨とする。
以下本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明のチップ型固体電解コンデンサの一例
を示す断面概略図(図中の数字で第5図と共通のものは
説明を省略する)であり、電極(陽極)1の一端部は、
リードフレーム4の一端と直接接合している。第5図に
示すように従来法では、電極1とリードフレーム4の間
には、リード材2か介在しているが、本発明は従来のコ
ンデンサのリード2を省略しているため、電極1−リー
ドフレーム4間の接合は1−カ所であり、これによって
生産性を向上させると共に、等価回路抵抗、誘導リアク
タンスを小さくできることから高周波領域で使用される
場合における特性のすぐれたコンデンサを実現できる。
上記本発明のチップ型電解コンデンサは、以下の工程に
よって製造する。
本発明に使用する電極材1−は、金属箔を必要な大きさ
のチップ型に切断して成型する。箔の祠質は特に限定は
なく、従来一般に用いられている材料でよいが、例えば
、AIを主成分とし、これにZr、Ti、Hf等の他の
バルブメタルを遠景添加した合金を急冷凝固法で製造し
、純AIを芯材としてこの両側に前記合金を合せ材とし
た圧延クラット箔を用いることにより、静電容量等の特
性向上に有利である。
上記チップ状にした電極材1は、まずリードフレームと
接合する。すなわち、第2図に示すように支持材(枠)
13aに多数のリードフレーム4を櫛状に連設し、この
多数のリードフレーム4の先端にそれぞれ電極材1をス
ポット溶接15シて接合する。この際、支持材13aと
リードフレーム4は同じ材料で一体に成形したものを使
用することが好ましい。
このように、リードフレーム4に接続した電極材1は、
第3図に示すように処理浴11中に浸漬する。すなわち
、エツチング浴中でまず電解処理され、電極材1の表面
を腐食して表面積を拡大する。
この際図に示すように多数の電極材1は、支持材1、3
 aにリードフレーム4を介して吊下げられた状態とな
り、多数の電極材1を同時に処理できる。
図中16は電源、17は電解用電極である。エツチング
処理した電極材1は次工程で化成処理を施すが、これは
、前記エツチング処理と同様の設備で電解処理される。
すなわち、化成処理も第3図と同様の手段で行われる。
化成処理を行った電極材1は、その表面に陰極材6を塗
布する。この塗布方法は前記エツチングおよび化成処理
と同様、支持材13aに吊下げられた電極材1を第8図
に示すようなカーボンスラリー12などの陰極材用媒体
中に浸漬する。
このように本発明においては、多数の電極材1を同時に
それぞれの工程で処理することができ、生産性が著しく
向上する。
陰極材6を塗布した後、第4図に示すように、陰極側リ
ードフレーム7を櫛状に連設した支持材13aを用意し
く該支持材]、 3 bは、リードフレーム7と同質一
体のものが好ましいこと、陽極側支持材13aと同様で
ある。)、治具19を用いて支持材t 3 aと13b
をピン20等で連結し、図示のように組立てて、該リー
ドフレーム7を電極材1゜表面に塗布した陰極材(b)
と、導電性接着剤、例えば銀ろう材等により接合して、
電極材1を維持固定する。
その後は従来法と同様、第10図に示すように、陰極材
6を塗布被覆した電極材と、リードフレーム4.7の1
部を樹脂封止14シ、リードフレーム4.7を支持材]
3a、1.3bと切断して、その後リードフレーム4.
7を曲げ加工してチップ型電解コンデンサ18とする。
以上のように本発明のチップ型コンデンサは溶接接合部
が少く、かつ製造工程が簡易となる。
(実施例) [電極箔製造] 直径300mm、幅50世のCu製ロールを不活性ガス
中で1300rpmの速度で回転させ、この表面に容器
内に収容したAl:97at%、Zr:3at%の成分
よりなる溶接金属をそれぞれ0.5kg/ciの噴出圧
で前記容器下方のノズルより噴出し、幅40mm、厚さ
100〜12 hmの合金箔を得た。次に得られた合金
箔を厚さ0.3aanのA/箔の両側に配し、圧延して
クラツド箔とした。
[電極箔裁断」 上記クラツド箔をスリッターにて6mm幅にスリットし
てフープ状にした後、シェアーにて3.3+nm長さに
切断を行って電極箔とした。
[陽極リードフレーム成形加工および電極箔接合]42
%Ni、残部Feからなる1 00pm厚さのり一ドフ
レーム用箔を第2図に示すような支持材一体形の形状に
打ち抜き加工を行い、上記電解箔を同図に示すように配
置し、それぞれを抵抗スポット溶接により接合した。溶
接に用いた電極先端径は111mIφで、溶接電流12
00A 、加圧力5kg、通電時間100secの条件
のもとで溶接した。
[エツチング、化成処理] このようにして組立接合した電極箔および陽極リードフ
レームを第4図に示すように吊下げ、電極箔部を6%塩
酸溶液中に浸漬して直流1009−oン/adでエツチ
ングを行った後、さらにホウ酸溶液中に吊下げ20Vの
化成を行った。
[樹脂封止1 エツチング、化成処理を施した後、電極箔にカーボン浸
漬を行い、第4図に示すように陽極リードフレーム4に
陰極リードフレーム7を組立治具19のピン20に位置
を合わせ組立てた。さらに、カーボン部と陰極リードフ
レームを銀ペーストで接着後、樹脂封止を行った。樹脂
封止後の外形寸法は幅4.3#、長さ7.3mn、高さ
2.8wn (EIAJ規格D規格スケースた。
[従来法との比較] 上記の製造組立方法と第6図以降に示した従来のリード
を用いる方法とでコンデンサ素子寸法および生産効率の
比較を第1表に示したが、本発明による方法が従来法よ
りも一段と優れている結果が得られた。
第1表 (発明の効果) 以上説明したように、本発明においては電極(陽極)の
接合箇所を少くし、かつ処理工程を改善できたため、生
産の効率が一段と向上すると共に同一ケース寸法で素子
寸法を太き(できたため静電容量の増大が可能となり、
信頼性の高いチップ型電解コンデンサを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチップ型電解コンデンサの一例を示す
断面説明図、第2図乃至第4図は本発明の製造工程の一
部を示し、第2図は陽極側リードフレームとの接合状態
を示す斜視説明図、第3図はエツチングおよび化成処理
の説明図、第4図は陰極側リードフレームを接合した組
立斜視説明図、第5図は従来のチップ型電解コンデンサ
の断面説明図、第6図以降は、従来法の製造工程を示す
図であり、第6図はリードと接合した電極材、第7図は
エツチングおよび化成処理、第8図は陰極材塗布、第9
図は電極材のリードフレームへの組込み、第10図は樹
脂封止をそれぞれ説明する図であり、第11図は支持材
よりリードフレームを打抜いた電解コンデンサを示す図
である。 1、陽極素子    2.リード 3、絶縁材     4.リードフレーム5、絶縁被膜
    6.陰、極材 7、リードフレーム 8.導電接合材 9、モールド    10.溶接電極 11、処理浴     12.カーボンスラリー13、
支持枠     14.樹脂封止15、スポット溶接 
 16.電源 17、電極 18、チップ型電解コンデンサ 19、治具      20.ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属箔よりなる陽極材の一端部に、外部との接続
    端子となるリードフレームの一端を直接接合して陽極部
    材を構成したことを特徴とするリードレスチップ型固体
    電解コンデンサ。
  2. (2)支持部材に連設した複数個の陽極側リードフレー
    ム材のそれぞれの端部に、金属箔よりなる陽極材の一端
    を接合せしめ、このようにして支持部材に連設支持され
    た前記金属箔(陽極材)を処理浴に浸漬してエッジング
    、および引続いて化成処理を行い、表面に絶縁被膜を形
    成した後、該各金属箔の表面に陰極材を被覆し、該支持
    部材と他の支持部材に連結した複数個の陰極側リードフ
    レーム材を組立治具を介して一体組立せしめてから、陰
    極材と陰極側リードフレーム材のそれぞれの端部を接合
    せしめて電極部材を構成し、各電極部材を樹脂封止し、
    支持部材に連設されたリードフレームを支持体から打抜
    くことを特徴とするチップ型固体コンデンサーの製造方
    法。
JP30350890A 1990-11-08 1990-11-08 チップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法 Pending JPH04179112A (ja)

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