JPH0417841B2 - - Google Patents

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JPH0417841B2
JPH0417841B2 JP61299355A JP29935586A JPH0417841B2 JP H0417841 B2 JPH0417841 B2 JP H0417841B2 JP 61299355 A JP61299355 A JP 61299355A JP 29935586 A JP29935586 A JP 29935586A JP H0417841 B2 JPH0417841 B2 JP H0417841B2
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lever
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Hachiro Tsucha
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HOKOKU CHEN KK
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HOKOKU CHEN KK
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Publication date
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Publication of JPH0417841B2 publication Critical patent/JPH0417841B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G35/00Mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G35/06Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising a load-carrier moving along a path, e.g. a closed path, and adapted to be engaged by any one of a series of traction elements spaced along the path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンベヤ装置に関するものであり、
特に台車を所定のレールに従つて移動したり、任
意の場所でレール上で停止させたりして、レール
に沿つて設けられている数多くの作業工程におけ
るそれぞれの作業時間のばらつきを吸収出来るよ
うにした、いわゆるアキユームコンベヤに関する
ものである。
従来の技術 従来のアキユームコンベヤにおいては、台車が
ストツパや先行の台車に当接して停止した際に、
ベルトやチエン等の搬送帯状物との接触や噛合を
切離して停止せしめ、その停止位置に台車をアキ
ユームレート(蓄積)する方式と、前記搬送帯状
物との接触や噛合を切離すことなくアキユームレ
ートする方式とがある。
発明が解決しようとする問題点 前述のベルトやチエン等の搬送帯状物との接触
や噛合を切離して停止せしめる方式においては、
搬送帯状物であるベルトとの接触やチエン等との
噛合を切離すための機構を別設する必要があり、
従つてコンベヤ装置としての構造が複雑となり、
またアキユームレート時の台車が何等係止されず
自由に走行可能な状態に保持されるため、台車の
自由走行を阻止する位置規制装置が必要になり、
いずれにしてもコンベヤ装置全体として高価とな
る欠点がある。
また搬送帯状物との接触や噛合を切離すことな
く、台車をアキユームレートする方式にあつて
は、搬送帯状物たるベルトとローラとの間のすべ
り摩擦力、チエインホイールとの摩擦手における
すべり摩擦接力等の新たな係止力に対抗するため
に、一般的にはアキユームレート時の搬送帯状物
による前記係止力の反力たるラインプレツシヤが
大きくなり、該反力に対処しうるためにストツパ
の強度やベルト、チエン等の搬送帯状物の強度を
大とする必要が生じ、ラインプレツシヤを小さく
しようとすると前記の係止力を小とせざると得
ず、従つてストツパの係止が解除され台車を再び
スタートさせるに際し、すべり等が発生するた
め、台車が容易に再発進しないというような欠点
があつた。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述のアキユームレート時に台車と
搬送帯状物との接触を切離して台車を停止せしめ
る方式に近いものであり、レール上を車輪を介し
て走行自在とされている台車が、常時は前記レー
ルと並行して走行する搬送帯状物を介して走行駆
動され、アキユームレート時には台車側と搬送帯
状物との係合が解除されうるコンベヤ装置におい
て、前記台車の前後端にはそれぞれ圧接搬送ブロ
ツクユニツト部が設けられ、該圧接搬送ブロツク
ユニツト部は、台車に回動自在に支着された搬送
ブロツクが台車側固定部材との間に縮設されたス
プリングの弾圧力で搬送帯状物に弾接させられて
おり、前記搬送ブロツクには、前記スプリングの
弾圧力と反対方向の押圧力を倍増して作用させる
ベルクランク状倍力腕が配設され、該ベルクラン
ク状倍力腕の短腕端が台車側固定部材に当接さ
れ、アキユームレート時に押圧力を印加される長
腕端が台車の前後端面より外方へ突出せられてい
る構成とされているコンベヤ装置を提供すること
により前記の問題点を解決し得たものである。
作 用 本発明は、前述の構成とすることにより、ベル
ト等の搬送帯状物を用い、複数の台車をストツパ
等の停止手段によりレール上で停止せしめた時後
続する台車自身に印加される走行推進力により、
台車群のストツパに当接しない場合の最前端およ
び最後端の搬送ブロツクを除き、搬送ブロツクと
搬送帯状物との接触係合を部分的に切離して台車
をアキユームレートする方式に関するものである
が、アキユームレート時のラインプレツシヤを著
しく小さくすることができ、かつストツパ解除時
には先頭の台車を即時にまた先頭の台車から順次
に台車群を容易に再発進せしめうる作動が確実
で、しかもコストの安いアキユームコンベヤを得
ることができる作用を保持する。
実施例 以下図面に示す実施例により本発明の構成を説
明する。
第1図〜第7図に示す第1の実施例において
は、第1図に示す如く、レール1上を車輪2,2
を介して走行自在とされている台車3が、前記レ
ール1と並行して矢印A方向に走行する搬送帯状
物5(図示例ではベルト)を介して走行駆動され
るコンベヤ装置であり、前記台車3の前後端には
それぞれ圧接搬送ブロツクユニツト部4,4が設
けられ、該圧接搬送ブロツクユニツト部4の搬送
ブロツク6は、第2図〜第4図に示す如く、前記
搬送帯状物5に常時接触係合するごとくスプリン
グ10の弾圧力によりピン9周りに回動可能に付
勢されており、第6図に示すごとく、台車3,3
群がストツパ17に当接し停止せしめられるアキ
ユームレート時に、第4図、第5図に示すごと
く、前側の台車3の後端の圧接ブロツクユニツト
部4と後側の台車3の前端の圧接ブロツクユニツ
ト部4との相対峙する前記圧接搬送ブロツクユニ
ツト部4,4の、台車端面から外方へそれぞれ突
出せしめられているベルクランク状倍力腕である
レバ7,7のレバ下端部22,22が互いに圧接
押圧され、その圧接押圧力により前記両圧接搬送
ブロツクユニツト部4,4のベルクランク状倍力
腕であるレバ7よりなる倍力機構がそれぞれレバ
下端部22,22を後退する方向に作動せしめら
れ、前記倍力機構による前記押圧力に倍増された
作用力が、前記レバ7の短腕端であり台車3の下
面に当接する上尖端25をレバピン8周りに回動
せしめんとすることにより、前記台車3の下面に
印加され、前記作用力の反力によりレバピン8が
搬送ブロツク6のピン9周りに回動せしめられ、
スプリング10の弾圧力に勝る前記反力により、
前側台車3の後端と後側台車3の前端とのそれぞ
れの搬送ブロツク6,6が前記スプリング10,
10の弾圧力と反対方向に回動せしめられ、第5
図、第6図に示す如く、前記搬送帯状物5から離
隔され、台車3,3群を阻止する前記ストツパ1
7に前記台車3,3群の搬送ブロツク6,6によ
り矢印A方向に印加されるラインプレツシヤが殆
どの搬送ブロツク6,6から失われ、著しく軽減
されうる構成とされている。
車輪のレール上を走行する案内装置としては、
フランジ付の車輪によつてもよいが、第2図に示
す前記案内装置の実施例においては一方の(図中
右の)車輪2の両側にガイドローラ16,16が
回転自在に設けられ、該ガイドローラ16,16
により一方の(図中右の)レール1を挾持しつつ
台車3がレール1上を走行する構成とされてい
る。
搬送帯状物5は、第1図、第2図に示す如く、
前記レール1に並行して走行するエンドレス構造
とされており、前記圧接搬送ブロツクユニツト部
4と接触する上側の接触部分5aが、ベルト受レ
ール11上を前記レール1に並行して案内走行せ
しめられている。前記搬送帯状物5は、エンドブ
ーリ12,12の間に張設され、しぼりプーリ1
3,13および駆動プーリ14に架設されてい
る。該駆動プーリ14が原動機15により矢印B
方向に駆動されると、搬送帯状物5は矢印A方向
に走行する。
第2図〜第5図および第7図に示すごとく、ベ
ルクランク状倍力腕であるレバ7は、搬送ブロツ
ク6に凹設された装着溝24に挿入され、前記搬
送ブロツクの上端部19の前記ピン9より離れた
位置にあるレバピン8を介して回動可能に軸支さ
れ、前記搬送ブロツク6は、台車3下面に垂設さ
れている取付片18にピン9を介して回動可能に
軸支されており、スプリング10により上端部1
9が台車3の下面に近接し、下端部20の接触部
31(第3図参照)が搬送帯状物5の接触部分5
aに当接する方向に常時付勢されている。
前記レバ7は台車3の下面に近接して位置する
レバピン8周りに回動可能とされ、レバ上端部2
1の上尖端25は、第3図に示すごとく、台車3
の下面から離れて位置することができるが、通常
はレバ7の重力によりレバピン8周りに僅かに回
動し、台車3の下面に軽く当接され、従つてレバ
上端部21が斜めに面接触状に台車3の下面に当
接し、長腕端であるピン8より離れたレバ下端部
22が斜下に台車3の端面23より外方へ突出す
る位置とされている。
前述の通り、圧接搬送ブロツクユニツト部4に
は搬送ブロツク6が設けられ、該搬送ブロツク6
はスプリング10により、常時は前記搬送帯状物
5の接触部分5aに面接触するごとく圧接されて
おり、前記搬送ブロツク6は摩擦力により前記接
触部分5a面上を滑ることがなく、従つて台車3
は搬送帯状物5上を該搬送帯状物5の走行と共
に、矢印A方向へ移動する。
第3図において、レバ7のピン8より離れた長
腕端であるレバ下端部22が矢印B方向の水平な
押圧力を受けると、レバ7はピン8の周りに反時
計方向の回動力を受け、前述のごとく、ピン8に
近いレバ上端部21の上尖端25において台車3
の下面に圧接し、その圧接力の反力により搬送ブ
ロツク6をスプリング10の付勢力に抗してピン
9周りに反時計方向に回動せしめようとする。す
なわちレバ7による倍力機構が構成されている。
レバ7は搬送ブロツク6の挿着溝24に挿着さ
れる代りに、搬送ブロツク6の側面に設けられて
もよい。
前記スプリング10がピン9を支点として搬送
ブロツク6の接触部引を搬送帯状物5の接触部分
5aに圧着する付勢力は、第4図に示す如く、先
行する台車3Fが停止中に後続する台車3Bが先
行する台車3Fに追突する場合に台車3Bが、搬
送帯状物5と台車3Bの搬送ブロツク6との圧着
により、搬送帯状物5により印加される推力に相
当する押圧力により両台車3F,3Bのレバ7,
7が当接し互いに水平方向に圧着され、該レバ
7,7により構成されるそれぞれの倍力機構によ
りそれぞれの搬送ブロツク6,6が、第5図に示
す如く、ピン9周りに回動せしめられ、搬送帯状
物5の接触部分5aの上面より〓間nを生ずるご
とく、それぞれの下端部20,20が上昇せしめ
られうるだけの付勢力を生ずるものとされてい
る。
第3図には台車3の走行移動時の圧接搬送ブロ
ツクユニツト部4の搬送ブロツク6およびレバ7
の位置関係が示されている。
搬送帯状物5が矢印A方向に走行していると、
搬送ブロツク6は搬送帯状物5にスプリング10
の付勢力により圧接されているため、搬送ブロツ
ク6は接触部分5aで搬送帯状物5に接触してお
り、台車3は搬送帯状物5の走行と共に滑ること
なく移動する。
台車3が、第6図に示す如く、ストツパ17や
先行している台車3の停止中のもの等により停止
せしめられた場合の圧接搬送ブロツクユニツト部
4について、第4図および第5図により説明す
る。
搬送帯状物5が矢印A方向に走行しており、台
車3Fがストツパ等で停止せしめられると、台車
3Fの圧接搬送ブロツクユニツト部4も当然に停
止し、搬送帯状物5と搬送ブロツク6との間に
は、スプリング10の付勢力による摩擦力に打勝
つて滑りが生じ、搬送帯状物5のみが引続き走行
せしめられる。
停止している台車3Fに後続して走行している
台車3Bが当接して停止せしめられると、先づ、
第4図に示す如く、台車3Fの後側の圧接搬送ブ
ロツクユニツト部4のレバ7のレバ下端部22
と、台車3Bの先頭の圧接搬送ブロツクユニツト
部4のレバ7のレバ下端部22とが当接し押し合
い、両レバ下端部22に互に反力を構成する押圧
力がそれぞれ印加され、両レバ7,7はそれぞれ
レバピン8,8を回動中心として押し回され、前
述の倍力機構により、第5図に示す如く、それぞ
れの搬送ブロツク6,6が、スプリング10,1
0の付勢力に抗してそれぞれピン9を回動中心と
して回動せしめられる。その結果、両搬送ブロツ
ク6,6は搬送帯状物5の接触部分5aから〓間
nだけ離れた状態で、両台車3F,3Bの端面2
3,23の当接した位置で搬送帯状物5からの搬
送推力を受けることがない。この場合台車3Bの
後端の圧接搬送ブロツクユニツト部4の搬送ブロ
ツク6は搬送帯状物5と滑りを生じつつ圧着され
ており、前記台車3F,3B間の押圧力の発生因
となつている。同様にして、第6図に示すごとく
更に後続する台車3C,3Dが同様に、中間の各
圧接搬送ブロツク部4,4ブロツク6は搬送と搬
送帯状物5との接触が解かれた状態で停止せしめ
られる。従つて台車3列が停止せしめられたと
き、ストツパ17に台車3列により印加されるラ
インプレツシヤは、先頭の台車3Fの前部の圧接
搬送ブロツク部4Fの搬送ブロツク6Fがストツ
パ17に当接せしめられた場合は、最後尾の台車
3Dの後端の搬送ブロツク6Dのみにより、すな
わち搬送ブロツク1個のみによるラインプレツシ
ヤのみであり、前記搬送ブロツク6Fがストツパ
17に当接しない場合は、該搬送ブロツク6F
と、最後尾の台車3Dの後部の圧接搬送ブロツク
部4Dの搬送ブロツク6Dとの各1個の計2個、
即ち台車3の1台分のラインプレツシヤのみであ
り、多数の台車3列を搬送ブロツク1個分または
搬送ブロツク2個分すなわち台車31台分の小さな
ラインプレツシヤで停止せしめることができ、小
さなラインプレツシヤにより各台車の位置規正を
果すことができ、極めて安定した停止状態を維持
することができる。
前述のストツパ17等による台車3群への停止
力が維持されると、先頭の台車3Fの前部の搬送
ブロツク6Fがスプリング10の付勢力により搬
送帯状物5に再び接触せしめられて台車3Fが発
進する。前記搬送ブロツク6Fがストツパ17等
に当接していない場合は、前記搬送ブロツク6F
は、スプリング10の付勢力により常時搬送帯状
物5に接触されているので、台車3Fは即時に発
進が可能である。台車3Fが発進し、台車3Fと
3Bのそれぞれ当接しているレバ7,7の当接が
解除されると、台車3Fの後部と、台車3Bの前
部のそれぞれの搬送ブロツク6,6はそれぞれの
スプリング10,10の付勢力により第4図に示
す如く搬送帯状物5の接触部分5aとの圧接が再
開され、台車3Fが先に発進せしめられるため、
台車3Fと台車3Bとの間隔が保持され、第3図
に示す如く各台車3の前後の搬送ブロツク6,6
と搬送帯状物5の圧接により、各台車3は搬送帯
状物5に追従して搬送走行が再開される。
前記圧接搬送ブロツクユニツト部4の作動は搬
送帯状物5の走行方向が逆であつても全く同様に
作動可能である。
前記ストツパ17の形状は種々のものが考えら
れる。前記ストツパ17により最前端の圧接搬送
ブロツク部4のレバ7をも圧接しうる構造のもの
とすれば、前述のごとく前記搬送ブロツク6Fと
搬送帯状物5との圧接も解除することができ、前
記台車1台分のラインプレツシヤは更に半減され
る。ただし最後端の搬送ブロツク6Dと搬送帯状
物5との弾接は引続き持続されており、前記最後
端の搬送ブロツク6Dと搬送帯状物5との弾接は
前記各台車間の押圧力と安定した停止状態保持力
の発生上必要である。
次に第8図〜第13図に示す第2の実施例につ
いて説明する。
レール1上を車輪2,2を介して走行自在とさ
れている台車3が、前記レール1と並行して矢印
A方向に走行する搬送帯状物5(図示例ではベル
ト)を介して走行駆動されるコンベヤ装置であ
り、前記台車3の前後端にはそれぞれ圧接搬送ブ
ロツクユニツト部34,34が設けられ、該圧接
搬送ブロツクユニツト部34は、第8図に示すご
とく、台車3の取付片29に回動自在にピン28
を介して支着された搬送ブロツク26が台車3側
の固定部材である取付片29との間に短腕端41
において縮設されたスプリング30の弾圧力によ
り常時は接触部31で搬送帯状物5に弾接させら
れており、前記搬送ブロツク26自体が、前記ス
プリング30の弾圧力と反対方向の押圧力を倍増
して作用させるベルクランク状倍力腕とされ、前
記搬送ブロツク26の短腕端41は搬送ブロツク
26のピン28に近い位置で前記スプリング30
を介して取付片29に当接され、搬送ブロツク2
6の長腕端であるレバ部27のレバ部先端42
は、常時は水平に進退しうるプツシユロツド32
を介して台車3の端面23より外方へ突出せられ
ており、前実施例同様台車3,3群がストツパに
当接して停止せしめられるアキユームレート時
に、前記プツシユロツド32を介して印加される
押圧力による搬送ブロツク26の回動方向が前記
スプリング30の弾圧力と逆方向の前記押圧力に
倍増した作用力を発生させる方向とされている。
前述のアキユームレート時に、第11図、第12
図に示すごとく、前後の台車3,3の相対峙する
前記圧接搬送ブロツクユニツト部34,34のプ
ツシユロツド32,32のロツド先端部36,3
6が互いに圧接押圧され、その圧接押圧力が長腕
端であるレバ部27のレバ部先端42に伝達さ
れ、前記押圧力に倍増した作用力がベルクランク
状倍力腕である前記搬送ブロツク26の短腕端4
1においてスプリング30に印加され、それぞれ
の前記搬送ブロツク26,26が、第12図に示
す如く、前記搬送帯状物5から離隔され、第1実
施例同様台車3,3群を阻止する前記ストツパに
前記台車3,3群により矢印A方向に印加される
ラインプレツシヤが最後端の搬送ブロツクのみに
より印加され、ラインプレツシヤが軽減されうる
構成とされている。
尚車輪2および搬送帯状物5の構成は、第1実
施例と同じである。
第8図〜第10図に示す如く、圧接搬送ブロツ
クユニツト部34は搬送ブロツク26、スプリン
グ30、プツシユロツド32により構成され、前
記搬送ブロツク26は上端にレバ部27が延設さ
れ長腕端とされ、該レバ部27は、第10図に示
す如く、前記プツシユロツド32を挾持する如く
フオーク状に2又に分岐され、下端寄りで台車3
下面に垂設されている取付片29にピン28を介
して回動可能に軸支され、また短腕端41に縮設
される前記スプリング30により上端のレバ部2
7が台車3の端面23の方向へ、下端の接触部3
1が前記搬送帯状物5に当接する方向へ常時付勢
されている。前記プツシユロツド32は、前記取
付片29に水平に穿設されている挿入孔39内を
水平方向に進退可能に挿着され、後端に一体に形
成されているフランジ35が前記取付片29に当
接する限度において、シヨツクアブソーバ33に
よりロツド先端部36が台車3の端面23により
突出する位置に付勢保持され、また、第8図に示
す如く、リング37が先端部36寄りで前記レバ
部27に当接しない位置に止めボルト38により
前記プツシユロツド32に取付位置調整可能に係
止されている。
前記スプリング30は、アジヤストボルト40
により、前記搬送ブロツク26の短腕端38への
付勢力を調整可能に、前記取付片29に水平方向
に係止されている。
前述の通り、圧接搬送ブロツクユニツト部34
には搬送ブロツク26が設けられ、該搬送ブロツ
ク26はスプリング30によりピン28に近接し
た位置にある接触部31において前記搬送帯状物
5に面接触する如く圧接されており、前記搬送ブ
ロツク26は前記搬送帯状物5上を滑ることがな
く、従つて台車3は搬送帯状物5上を該搬送帯状
物5の走行と共に、矢印A方向へ移動する。
第8図に示すロツド先端部36が矢印Aと逆方
向の水平な押圧力を受けると、第12図に示すご
とく、プツシユロツド32はシヨツクアブソーバ
33の付勢力に打勝つて後退し、リング37が長
腕端であるレバ部27に当接し、更にスプリング
30の付勢力にも打勝つて後退する。この際ベル
クランク状倍力腕である搬送ブロツク26はピン
28より離れた位置にある長腕端である前記レバ
部27に印加される前記プツシユロツド32によ
る押圧力により、ピン28の周りに反時計方向の
前記押圧力に倍増する回動力を受け、前記接触部
31と搬送帯状物5に印加される圧接力により遥
かに小さい押圧力で回動せしめられる。すなわち
搬送ブロツク26による倍力機構が構成されてい
る。
前記スプリング30がピン28を支点として搬
送ブロツク26を接触部31において搬送帯状物
5に圧接する圧接力は、第11図、第12図に示
す如く、先行する台車3Fが停止中に後続する台
車3Bが先行する台車3Fに追突する場合に台車
3Bが、搬送帯状物5と台車3の搬送ブロツク2
6との圧着により、搬送帯状物5により印加され
る推力により両台車3F,3Bのプツシユロツド
32,32がロツド先端部36,36で当接し互
に水平方向に圧着され、それぞれの搬送ブロツク
26,26が、第12図に示す如く、ピン28周
りに回動せしめられ、搬送帯状物5の上面より〓
間nを生ずるごとく、それぞれの接触部31,3
1が上昇せしめられうるだけの付勢力を生ずるも
のとされている。
第8図、第13図には台車3の走行移動時の圧
接搬送ブロツクユニツト部34の搬送ブロツク2
6の位置関係が示されている。
搬送帯状物5が矢印A方向に走行していると、
搬送ブロツク26は搬送帯状物5にスプリング3
0の付勢力により圧接されているため、搬送ブロ
ツク26は接触部31で搬送帯状物5に接触して
おり、台車3は搬送帯状物5の走行と共に滑るこ
となく移動する。
台車3がストツパや先行している台車の停止中
のもの等により停止せしめられた場合の圧接搬送
ブロツクユニツト部34について、第11図およ
び第12図により説明する。
搬送帯状物5が矢印A方向に走行しており、台
車3Fがストツパ等で停止せしめられると、台車
3Fの圧接搬送ブロツクユニツト部34も当然に
停止し、搬送帯状物5と搬送ブロツク26との間
には、スプリング30の付勢力による摩擦力に打
勝つて滑りが生じ、搬送帯状物5のみが引続き走
行せしめられる。
停止している台車3Fに後続して走行している
台車3Bが突設して停止せしめられる。先づ第1
1図に示す如く、台車3Fの後側の圧接搬送ブロ
ツクユニツト部34のプツシユロツド32のロツ
ド先端部36と、台車3Bの先頭の圧接搬送ブロ
ツクユニツト部34のプツシユロツド32のロツ
ド先端部36とが当接し押し合い、両ロツド先端
部36,36に互いに反力を構成する押圧力がそ
れぞれ印加され、両プツシユロツド32,32に
後退力が印加される。プツシユロツド32が後退
し、リング37とレバ部27とが当接すると、両
搬送ブロツク26,26は、第12図に示す如
く、それぞれピン28,28を回動中心として押
し回される。第12図に示す如く、プツシユロツ
ド32に固定されたリング37により押された搬
送ブロツクレバー部27が取付片29に当接した
位置でプツシユロツド32の後退も停止する。そ
の結果、両搬送ブロツク26,26が搬送帯状物
5から〓間nだけ離れた状態で、両台車3F,3
Bは前述のプツシユロツド32の後退停止位置で
搬送帯状物5からの搬送推力を受けることなく停
止せしめられる。この場合台車3Bの後端の圧接
搬送ブロツクユニツト部34の搬送ブロツク26
は搬送帯状物5と滑りを生じつつ圧着されてお
り、前記台車3F,3B間の押圧力の発生因とな
つている。同様にして、第6図に示す如く、更に
後続する台車が同様に中間の搬送ブロツク26と
搬送帯状物との接触が解かれた状態で停止せしめ
られる。従つて台車3列が停止せしめられたと
き、第1実施例同様多数の台車3列を搬送ブロツ
ク1個分または台車31台分の小さなラインプレツ
シヤで停止せしめることができ、小さなラインプ
レツシヤにより各台車の位置規正を果すことがで
き、極めて安定した停止状態を維持することがで
きる。台車3群への停止力が解除されると、第1
実施例同様各台車3は搬送帯状物5に追従して搬
送走行が再開される。
発明の効果 本発明は、特許請求の範囲に記載された構成を
なすものであり、台車の前後に搬送帯状物に係合
する圧接搬送ブロツクユニツト部がそれぞれ設け
られ、該圧接搬送ブロツクユニツト部の搬送ブロ
ツクを前記搬送帯状物に面接触可能に常時付勢す
ることにより、台車移動時には前記搬送ブロツク
が滑ることなく搬送帯状物と共に移動せしめられ
ることにより台車が走行せしめられ、台車群のア
キユームレート時には各台車の圧接搬送ブロツク
ユニツト部に印加される押圧力によつて各該圧接
搬送ブロツクユニツト部の倍力機構が作動せしめ
られることにより、通常最後端の圧接搬送ブロツ
クユニツト部以外の搬送ブロツクを搬送帯状物よ
り容易に離隔せしめることができ、台車群のアキ
ユームレート時における搬送帯状物およびストツ
パに印加されるラインプレツシヤを著しく小さく
することが可能となり、部品点数が少なく、従つ
て組立が簡単容易であり、アキユームレート時の
ラインプレツシヤが台車列の台車が多数になつて
も非常に小さく、従つて原動機の所要馬力が小馬
力のもので充分であり、ストツパ等の係止力が小
さくて済むので小型ストツパで充分であり、単一
のストツパで多数の台車が係止可能であり、スト
ツパの所要数が少なくて済み、部品の取付所要面
積が少なくて済むので台車を小形化することがで
き、倍力機構を用いることにより、小さなライン
プレツシヤで搬送ブロツクを搬送帯状物から回動
により離隔せしめることができ、かつストツパの
当接解除時には、先頭の台車がまず発進せしめら
れ、続いて後続する台車列の台車を順次に再発送
せしめうるといつた、構造が簡単で、ベルトの走
行方向如何に拘らず台車の停止、再走行の作動が
容易確実で、しかも作動所要動力や搬送帯状物其
他の部材の製作費、保守費の極めて小さいコンベ
ヤ装置を得ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例のアキユームレート前の概
略を示す側面図、第2図は同上第1図中−線
拡大断面図、第3図は同上圧接搬送ブロツクユニ
ツト部拡大側面図、第4図は同上前後の台車のア
キユームレート直前の両圧接搬送ブロツクユニツ
ト部拡大側面図、第5図は同上前後の台車のアキ
ユームレート時の両圧接搬送ブロツクユニツト部
拡大側面図、第6図はアキユームレート時の概略
を示す側面図、第7図は前記実施例の圧接搬送ブ
ロツクユニツト部のみの平面図、第8図は第2実
施例のアキユームレート前の一方の圧接搬送ブロ
ツクユニツト部を示す台車側面図、第9図は同上
第8図中−線部分断面図、第10図は同上第
8図中X−X線部分断面図、第11図は同上台車
同士の衝突瞬間を示す部分側面図、第12図は同
上搬送ブロツクの回動後の状態を示す部分側面
図、第13図は同上台車側面図である。 1:レール、2:車輪、3:台車、4,34:
圧接搬送ブロツクユニツト部、5:搬送帯状物、
6,26:搬送ブロツク、7:レバ、8:レバピ
ン、9,28:ピン、10,30:スプリング、
17:ストツパ、19:上端部、22:レバ下端
部、23:端面、25:上尖端、27:レバ部、
32:プツシユロツド、41:短腕端、42:レ
バ部先端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レール上を車輪を介して走行自在とされてい
    る台車が、常時は前記レールと並行して走行する
    搬送帯状物を介して走行駆動され、アキユームレ
    ート時には台車側と搬送帯状物との係合が解除さ
    れうるコンベヤ装置において、前記台車の前後端
    にはそれぞれ圧接搬送ブロツクユニツト部が設け
    られ、該圧接搬送ブロツクユニツト部は、台車に
    回動自在に支着された搬送ブロツクが台車側固定
    部材との間に縮設されたスプリングの弾圧力で搬
    送帯状物に弾接させられており、前記搬送ブロツ
    クには、前記スプリングの弾圧力と反対方向の押
    圧力を倍増して作用させるベルクランク状倍力腕
    が配設され、該ベルクランク状倍力腕の短腕端が
    台車側固定部材に当接され、アキユームレート時
    に押圧力を印加される長腕端が台車の前後端面よ
    り外方へ突出させられている構成とされているこ
    とを特徴とするコンベヤ装置。 2 ベルクランク状倍力腕が、搬送ブロツクの上
    端部の回動軸より離れた位置に設けられているレ
    バピン周りに回動自在に軸支されているレバより
    なり、常時は、短腕端であるレバの上尖端がレバ
    の重力により固定部材である台車下面に軽く当接
    され、長腕端であるレバの下端部が台車の端面よ
    り外方へ突出せられており、アキユームレート時
    に印加される押圧力による長腕端の回動方向が、
    前記レバの上尖端に搬送ブロツクに作用するスプ
    リングの弾圧力と逆方向の前記押圧力に倍増した
    作用力を発生させる方向とされている請求項1記
    載のコンベヤ装置。 3 ベルクランク状倍力腕が搬送ブロツク自体よ
    りなり、その短腕端は搬送ブロツクの回動軸に近
    い位置でスプリングを介して台車の固定部材に当
    接され、その長腕端であるレバ部の先端は、常時
    は水平に進退しうるプツシユロツドを介して台車
    の端面より外方へ突出せられており、アキユーム
    レート時に印加される押圧力による長腕端の回動
    方向が、前記スプリングの弾圧力と逆方向の前記
    押圧力に倍増した作用力を発生させる方向とされ
    ている請求項1記載のコンベヤ装置。
JP61299355A 1986-06-09 1986-12-16 コンベヤ装置 Granted JPS63101210A (ja)

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KR1019870000813A KR930001765B1 (ko) 1986-06-09 1987-02-02 컨베이어 장치

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13312986 1986-06-09
JP61-133129 1986-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS63101210A JPS63101210A (ja) 1988-05-06
JPH0417841B2 true JPH0417841B2 (ja) 1992-03-26

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US5921180A (en) 1997-02-05 1999-07-13 Lee; Duck Hee Label stamper with tape loading means, guide means, holding means, stamping means, and replaceable cartridge
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59207309A (ja) * 1983-05-06 1984-11-24 Meikikou:Kk 移動装置

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