JPH04178315A - 乳化化粧料 - Google Patents

乳化化粧料

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JPH04178315A
JPH04178315A JP30544090A JP30544090A JPH04178315A JP H04178315 A JPH04178315 A JP H04178315A JP 30544090 A JP30544090 A JP 30544090A JP 30544090 A JP30544090 A JP 30544090A JP H04178315 A JPH04178315 A JP H04178315A
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JP
Japan
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fatty acid
acid ester
water
lipid
skin
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Pending
Application number
JP30544090A
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English (en)
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Atsushi Nakajima
淳 中島
Yuji Suzuki
裕二 鈴木
Tomohiko Sano
友彦 佐野
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発胡は、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含有し、安
定で、かつ皮膚等への刺激の少ない新規な乳化化粧料に
関する。
〔従来の技術〕
乳化化粧料は、肌表面に膜が形成されることから、肌へ
のなじみの良さ、化粧持ちの良さ等の優れた特性を有し
、従来広く用いられている。
一方、コレステロール、セラミド等の細胞間脂質である
両親媒性脂質は保湿作用を有することから、各種化粧料
に配合する試みがなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、乳化化粧料は、その乳化状態を安定に保
つ必要があり、経時安定性のよい乳化系を得るためには
、油剤と乳化剤の組み合わせが重要である。特に、細胞
間脂質等の両親媒性脂質を配合する場合、一般の乳化剤
を用いたのでは不安定で、しかも外観が非常に悪く、好
適な乳化系を得るのは困難であった。
従って、両親媒性脂質を安定に含有する乳化化粧料が望
まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行なった
結果、特定のポリグリセリン脂肪酸エステルを用いるこ
とにより、両親媒性脂質を安定に含有した乳化化粧料が
得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(C)(A)一
般式(I) OR’ □ R’OゴCH,−CH−C)1.−0すR’     
(I)〔式中、R’は同一でも異なってもよく、少なく
とも一つが炭素数8〜24の脂肪酸残基で残りが水素原
子であり、qは2〜10の数を示す〕で表わされる親油
性ポリグリセリン脂肪酸エステル (B)両親媒性脂質 (C)水 を含有することを特徴とする乳化化粧料、特に油中水型
(Wlo)乳化化粧料を提供するものである。
本発明で使用される(A)成分の親油性ポリグリセリン
脂肪酸エステルは、前記一般式(I)で表わされるもの
であるが、式中、Q=4〜8のものが好ましく、またポ
リグリセリンの水酸基はその20〜90%、特に40〜
90%がエステル化されていることが好ましい。特に好
ましい具体例としてはデカグリセリンデカオレート、デ
カグリセリンペンタイソステアレート、ヘキサグリセリ
ンペンタオレート、テトラグリセリンペンタステアレー
ト等が挙げられる。
これら親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルは、単独又
は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に
0.1〜10重量%(以下、単に%で示す)、特に0.
5〜5%配合するのが好ましい。
本発明における両親媒性脂質とは、−分子中に疎水性部
と親水性部を有する固体物質であり、具体的には高級脂
肪酸、高級アルコール、コレステロール、コレステロー
ル脂肪酸エステル、ジグリセライド、リン脂質、セラミ
ド、糖セラミド、セラミド類似構造物質等が挙げられる
。ここでいうセラミド類似構造物質とは、2本の長鎖炭
化水素基とこれらの間に叶基とアミド基とを有し、かつ
当該分子が一平面上の立体配座をとることのできる脂質
誘導体を言う。かかる化合物としては、例えば次の一般
式(II>で表わされるものが挙げられる。
R”0CI(。
R”−C−N−CH2 CH3CN、DH (式中、R2は炭素数10〜26の直鎮若しくは分岐鎖
の飽和若しくは不飽和の炭化水素基、R3は炭素数9〜
25の直鎮若しくは分岐鎖の飽和若しくは不飽和の炭化
水素基を示す) これら両親媒性脂質は、単独又は2種以上を組合わせて
用いることができ、全組成中に1.0〜40.0%、特
に3.0〜20.0%配合するのが好ましい。
本発明の乳化化粧料において、水は任意の量で配合する
ことができるが、良好な使用感、すなわち油性感あるい
はべたつき感が少なくかつのびを良くするためには、他
の水溶性溶剤との合計で20〜90%、特に34〜78
%、さらに50%以上配合することが好ましい。ここで
他の水溶性溶剤とは、エタノール、グリセリン、ソルビ
トール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール等の低級アルコール又はポリオールをいう。
また本発明乳化化粧料には、通常化粧料に使用される化
粧料用一般油剤を配合することができる。
これらの油剤としては特に限定されないが、例えばジメ
チルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジエン
ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン
、オクタメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシ
クロペンタシロキサン等のシリコーン油;アボカド油、
ツバキ油、マカデミアナツツ油、オリーブ油、ホホバ油
等の植物油;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸
;ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール等のア
ルコール類;2−エチルヘキサン酸七チル、パルミチン
酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチル
ドデシル、ジー2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリ
コール、) IJ −2−エチルへキサン酸グリセロー
ル、オレイン酸−2−オクチルドデシル、ミリスチン酸
イソプロピル、トリイソステアリン酸グリセロール、ト
リー2−エチルへキサン酸グリセロール、オレイン酸−
2−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ト
リイソステアリン酸グリセロール、2−エチルヘキサン
酸ジグリセリド、ジーバラメトキシケイヒ酸−モノー2
−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル類:流Dパ
ラフィン、スクワレン、スクワラン等の液状炭化水素油
等が挙げられ、特に油性感、べたつき感を軽減する場合
には、揮発性のジメチルポリシロキサン、ジメチルシク
ロポリシロキサン等を好ましいものとして例示すること
ができる。
これらの化粧料用一般油剤は、単独又は2種以上を組合
わせて用いることができる。また、これら化粧料用一般
油剤は、油剤として両親媒性脂質との合計で全組成中に
10〜60%、特に15〜40%配合するのが好ましい
さらに、本発明においては、必要に応じて他の乳化剤を
、本発明の効果を損なわない範囲で使用することもでき
る。このような乳化剤としては、例えばグリセリン脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、アルキルグリ
セリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキ
サン等が挙げられる。油剤としてシリコーン油を用いる
場合には、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサンを
用いるのが好ましく、特に次の一般式(III) 〔式中、R4は同一でも異なってもよく、それぞれメチ
ル基又はフェニル基を、R3は同一でも異なってもよく
、それぞれメチル基、基R’ (OC3HI) b (
OC2H4)、0 (CH,) p−(R’は水素原子
又は炭素数1〜12のアルキル基を、pは1〜5の数を
、a及びわは平均値で、それぞれ0〜35の数を示す)
又はフェニル基を、m及びnは平均値で、mは1〜20
0の数を、nは0〜50の数を示す〕で表わされるもの
が好ましい。これらの乳化剤は、1種又は2種以上を組
合わせて用いることができる。
本発明の乳化化粧料には、さらに通常化粧料に用いられ
るその他の成分を0〜40%、本発明の効果を損なわな
い範囲で適宜配合することができる。
その他の成分としては、粉体、保湿剤、固体脂、紫外線
吸収剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等が挙げられる。
これらのうち、粉体を化粧料中に10〜40%、好まし
くは15〜30%配合することにより、液状又はクリー
ム状ファンデーションとすることができる。
粉体としては、一般に化粧料に用いられる粉体、例えば
タルク、マイカ、カオリン、セリサイト等の体質顔料;
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、群青等の無機顔料;チ
タンマイカ系パール顔料;及び青色404号、赤色20
2号、黄色401号等の有機顔料、並びにこれら顔料の
疎水化処理物が挙げられ、単独又は2種以上を組合わせ
て用いることができる。
本発明の乳化化粧料は、通常の方法に従って製造するこ
とができ、用いるポリグリセリン脂肪酸エステルのエス
テル化度によりWlo又は0/賀型に調整することがで
きるが、特にW2O型のものが好ましい。
本発明の対象となる化粧料は、一般の皮膚化粧料に限定
されるものではなく、毛髪化粧料、医薬部外品、外用医
薬品等を包含するものであり、例えばフェイスケアクリ
ーム又は乳液、ハンド&ボディケTクリーム又は乳液、
ヘアミルク、ヘアクリーム等のクリーム・乳液類、液状
又はクリームタイプのファンデーション類、さらには消
炎クリーム、虫さされ用クリーム等の外用医薬品を挙げ
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の乳化化粧料は、両親媒性脂質を安定に含有し、
かつ皮膚刺激性が少なく、使用感にも優れたものである
。また、細胞間脂質等を配合することにより、皮膚での
良好な保湿効果を有するものである。
〔実施例〕
次に、実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 第1表に示す組成の乳化化粧料(Wlo)を製造し、外
観及び水相の粒径について評価した。結果を第1表に示
す。
〈評価方法〉 外観:○・・・・均一 ×・・・・2層に分離 粒径:○・・・・顕微鏡観察で粒径均一△・・・・顕微
鏡観察で一部粗大粒子 が認められる。
×・・・・顕微鏡観察で大小様々の粒 子が認められる。
以下余白 実施例2 保湿クリーム(Wlo) 油相成分;              (%)ホホバ
油              3.0流動パラフイン
           4,0セラミド       
       10.0デカグリセリンデカオレート3
.0 水組成分; 塩化マグネシウム          0.4グリセリ
ン           20.0メチルパラベン  
         0.1香料       0.1 計                      10
0.0上記水組成分を加熱混合して、70℃に保った。
上記油相成分も同様に70℃で加熱溶解分散した。
この油相部に上記の水相部を加え、乳化機にて乳化した
。乳化物を熱交換機にて終温25℃まで冷却し、保湿ク
リーム(本発明品5)を得た。
実施例3 サンケアクリーム(Wlo)油相成分;  
            (%)ヘキサグリセリンペン
タオレー1−   2.0ジメチルポリシロキサン(5
cs)    7.0メチルフエニルポリシロキサン 
   5.0コレステリルイソステアレート7.0 メトキシケイ皮酸オクチル      3.0オキシベ
ンゾン           1.0水組成分; 塩化カリウム            0.7グリセリ
ン           2.01.3−ブチレングリ
コール     2.0メチルパラベン       
    0.1香  料              
          0.1精製水         
     バランス粉体成分; 計                       1
00.0上記水組成分を加熱混合して、70℃に保った
上記油相成分も同様に70℃に加熱溶解した後、粉体成
分を加え分散した。この油相/粉体部に上記の水相部を
加え、乳化機にて乳化した。乳化物を熱交換機にて終温
25℃まで冷却し、センケアクリーム(本発明品6)を
得た。
実施例4 クリーム状ファンデーション(IIIlo)
油相成分;              (%)−ト 流動パラフィン           5.0ジメチル
ポリシロキサン(I0cs)    ’3゜0コレステ
ロール            7.0メチルフエニル
ポリシロキサン    3.0水組成分; 硫酸マグネシウム          0.7グリセリ
ン           5.0メチルパラベン   
        0.1香料       0.1 精製水              バランス粉体成分
; 微粒子酸化チタン          5.0セリサイ
ト               2.0タルク   
             3.0ベンガラ     
           0.4酸化鉄黄       
       0.7計              
        100.0上記成分を用いる以外は実
施例3と同様にして、クリーム状ファンデーション(本
発明品7)を得た。
以  上 出願人  花 王 株 式 会 社 r::−;7−場 ′:;壬ニー〜−ニー1 □    −1;言 弁理士 中 嶋 俊 夫 −プユー1 1−一 、−二:  □ 手続補正書(自発) 平成3年11月 8日 平成2年特許願第305440号 2 発明の名称 乳化化粧料 3、補正をする者 事件との関係   出願人 名 称   (091)花王株式会社 4代理人 住 所 東京都中央区日本橋人形町1丁目3番6号(〒
103)氏名(9673)弁理土中嶋俊l習 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7 補正の内容 (I) 明細書中、第9頁、第4行 「フェニル基を、Jとあるを 「フェニル基を示すが、少なくとも1つは基R’(QC
jHa)b(0(、H4)、0(CH,)、−テアリ、
残余はメチル基又はフェニル基を示す。」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分(A)〜(C) (A)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は同一でも異なってもよく、少なくとも
    一つが炭素数8〜24の脂肪酸残基で残りが水素原子で
    あり、qは2〜10の数を示す〕 で表わされる親油性ポリグリセリン脂肪酸エステル (B)両親媒性脂質 (C)水 を含有することを特徴とする乳化化粧料。
JP30544090A 1990-11-09 1990-11-09 乳化化粧料 Pending JPH04178315A (ja)

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JP30544090A JPH04178315A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 乳化化粧料

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JP30544090A Pending JPH04178315A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 乳化化粧料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156342A (ja) * 2006-11-29 2008-07-10 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd セラミド類を含有する油中水型乳化物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156342A (ja) * 2006-11-29 2008-07-10 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd セラミド類を含有する油中水型乳化物

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