JPH04176777A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

車両用ステアリング装置

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JPH04176777A
JPH04176777A JP30562690A JP30562690A JPH04176777A JP H04176777 A JPH04176777 A JP H04176777A JP 30562690 A JP30562690 A JP 30562690A JP 30562690 A JP30562690 A JP 30562690A JP H04176777 A JPH04176777 A JP H04176777A
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Atsushi Fujii
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハンドルのステアリング条件に応じてパワー
シリンダを動作させる車両用ステアリング装置の改良に
関する。
(従来の技術) 従来の車両用ステアリング装置は、例えば、第2図に示
すように構成されている。ハンドル1゜1の回転速度に
応じてチャージポンプ103からステアリングバルブ1
05のパイロット室107.109に導がれる流体の流
量が制御される。そして、上記ステアリングバルブ10
5は、チヤ−ジポンプ103からの供給流量に応じてそ
の開度が制御される。
上記ステアリングバルブ105のステアリングボート1
11.113は、パワーシリンダ115.117に接続
されている。つまり、一方のステアリングボート111
は、パワーシリンダ115のボトム側室115aと、他
方のパワーシリンダ117のロッド側室117bに接続
されている。
又、ステアリングボート113は、パワーシリンダ11
5のロッド側室115bと、他方のパワーシリンダ11
7のボトム側室117aに接続されている。
又、上記ステアリングバルブ105には、メインポンプ
119とタンク121とが接続されている。そして、ス
テアリングバルブ105の切換量に応じて、メインポン
プ119からの作動油をパワーシリンダ115.117
のボトム側室と口・ンド側室とに供給する。その際、メ
インポンプ119に接続されなかった別のボトム側室と
ロッド側室とは、タンク121に連通されるものである
尚、図中符号123は、作業機ボートであって、ステア
リング流量以上の余剰流量を、作業機側にキャリアオー
バーさせるものである。
上記構成によると、ハンドル101を回転操作すると、
その回転速度に応じた流量がステアリングバルブ105
のパイロット室107.109に供給される。そして、
このステアリングバルブ105は、上記パイロット流量
に応じてその開度が制御されながら切換わる。
このようにして、ステアリングバルブ105か切換わる
と、その切換量すなわちその開度に応じた流量の作動油
が、メインポンプ119からパワーシリンダ115.1
17に供給されるので、ハンドル101の回転数と車両
の転舵角とが対応することになる。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があった。
例えば、回路中の内部リーク等が原因になって、ハンド
ル101とパワーシリンダ115.117との相対関係
がズしてしまうので、直進走行時のハンドル操作感が一
定しなくなってしまうという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、ハンドルとパワーシリンダとの相対
関係が一定に保持されるようにした車両用ステアリング
装置を提供することにある(課題を解決するための手段
) 上記目的を達成するべく本願発明による車両用ステアリ
ング装置は、ハンドルの操作量に応じてステアリングバ
ルブの開度を制御し、メインポンプから一対のパワーシ
リンダに供給される作動油の流量を制御する車両用ステ
アリング装置において、上記ステアリングバルブの一対
のパイロット室にパイロット圧を供給する制御ユニット
と、上記ステアリングバルブの一対のパイロット室に補
正パイロット圧を供給するチャージポンプと、上記ステ
アリングバルブと上記制御ユニット及びチャージポンプ
との間に介挿された電磁比例制御弁ユニットと、上記ハ
ンドルの回転角を検出するハンドル回転角検出センサと
、上記パワーシリンダの動作位置から車体屈折角を検出
する車体屈折角検出センサと、上記ハンドル回転角検出
センサ及び車体屈折角検出センサからの検出信号を入力
しそれに基づいて上記電磁比例制御弁ユニットを適宜切
換えることにより制御ユニットからステアリングバルブ
の一対のパイロット室に供給されるパイロット圧に加え
てチャージポンプからの補正パイロット圧を付加させた
り制御ユニットからステアリングバルブの一対のパイロ
ット室に供給されるパイロット圧の一部をタンクに戻し
て減少させるコントローラと、を具備したことを特徴と
するものである。
(作用) まず、ハンドルの回転角は、ハンドル回転角検出センサ
によって検出される。又、車体の屈折角は、車体屈折角
検出センサによって検出される。
これら雨検出センサの検出信号はコントローラに入力さ
れる。
コントローラは、それら雨検出信号に基づいて、電磁比
例制御弁ユニットを適宜切換える。そして、制御ユニッ
トからステアリングバルブの一対のパイロット室に供給
されるパイロ・ント圧に加えて、チャージポンプからの
補正パイロット圧を供給させたり、或は、制御ユニット
からステアリングバルブの一対のパイロット室に供給さ
れるパイ −ロット圧の一部をタンクに戻す。
つまり、コントローラによって電磁比例制御弁ユニット
を適宜切換えることにより、制御ユニットからステアリ
ングバルブの一対のパイロット室に供給されるパイロッ
ト圧を微調整することかでき、それによって、ハンドル
回転角と車体屈折角とのズレをなくすものである。
(実施例) 以下、第1図を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に示すように、まず、パワーシリンダ1.3があ
り、これらパワーシリンダ1.3には、ステアリングバ
ルブ5が接続されている。
このステアリングバルブ5は、パイロット室7.9を備
えており、又、ステアリングボート11.13を介して
、上記パワーシリンダ1,3に接続されている。
そして、ステアリングバルブ5を適宜切換操作すること
により、メインポンプ15からの作動油をパワーシリン
ダ1.3に供給するとともに、その戻し油をタンク】7
に戻す。
ステアリングバルブ5のパイロット室7.9には、制御
ユニット1つからのパイロット圧がエマ−ジエンシー弁
21を介して供給される。それによって、ステアリング
バルブ5を切換えるものである。
又、電磁比例制御弁ユニット22が設置されている。こ
の電磁比例制御弁ユニット22には、電磁比例制御弁2
3が設けられており、ステアリングバルブ5のパイロッ
ト室7.9には、この電磁比例制御弁23のボート27
.29を介して、チャージポンプ25から補正パイロッ
ト圧も作用するようになっている。
電磁比例制御弁23の両端には、ソレノイド31.33
が設置されていて、これら両ソレノイド31.33は、
コントローラ35に電気的に接続されている。又、電磁
比例制御弁23は、切換位置23a、23bと、中立位
置23cとを備えており、既に述べたソレノイド31.
33が非励磁の時には、中立位!23cに切換わってい
る。又、ソレノイド31を通電することにより、切換位
置23aに切換わり、ソレノイド33を通電することに
より、切換位置23bに切換わる。
上記電磁比例制御弁23の一次側には、別の電磁比例制
御弁37.39が配!されている。を磁比側制御弁37
はソレノイド41を備えており、このソレノイド41を
通電すると切換位置37aに切換わり、非励磁の時には
切換値137bに切換わっでいる。又、電磁比例制御弁
39はソレノイド43を備えており、このソレノイド4
3を通電すると切換位置39aに切換わり、非励磁の時
には切換位置39bに切換わっている。上記両ソレノイ
ド41.43も、上記コントローラ35に電気的に接続
されている。
上記コントローラ35には、ハンドル45の回転角を検
出するハンドル回転角検出センサ47より検出信号S4
7が入力される。又、メインポンプ15及びチャージポ
ンプ25は、エンジン49により駆動され、このエンジ
ン49の回転数は、回転数信号S51として上記コント
ローラ35に入力される。
タンク17内の作動油の温度は、油温信号853として
上記コントローラ35に入力される。又、パワーシリン
ダ1.3の動作位置、すなわち、車体の屈折角は、車体
屈折角検出センサ55によって検出され、その検出信号
S55もコントローラ35に入力される。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、通常の場合には、ハンドル45の回転操作によっ
て、コントローラ35を介して、制御ユニット19が動
作し、エマ−ジャンシー弁21を介して、ステアリング
バルブ5のパイロット室7.9に作動油を供給・排出し
、ステアリングバルブ5を適宜切換動作させる。それに
よって、メインポンプ15よりステアリングバルブ5を
介して、パワーシリンダ1.3に作動油が供給され、車
体を所望の方向に所定量だけ屈折させる。
この場合には、電磁比例制御弁23.37.39は、全
て中立位置に切換わっていて(図に示す状り、その補正
機能を発揮することはない。
次に、上記電磁比例制御弁23.37.39による補正
機能が発揮される場合について説明する、例えば、制御
ユニット19よりステアリングバルブ5のパイロット室
7にパイロ・ント圧が供給されている場合を想定する。
その際、パイロ・ント室7に供給されるパイロット圧を
増大させたいと仮定する。
この場合には、まず、コントローラ35によって、電磁
比例制御弁23のソレノイド31を通電させて、切換位
置23aに切換える。それと同時に、電磁比例制御弁3
7のソレノイド41を通電して切換位置37aに切換え
る。その際、電磁比例制御弁39は切換位置39bに切
換わっでいる。
これによって、ステアリングバルブ5のパイロット室7
には、制御ユニット19よりパイロット圧が供給される
とともに、電磁比例制御弁37.23を介して、チャー
ジポンプ25からも補正パイロット圧が供給されること
になる。つまり、その分だけパイロット圧を増大させる
ことになる。
これとは逆に、パイロット室7に供給されるパイロット
圧を減少させる場合について説明する。
この場合には、電磁比例制御弁23のソレノイド33を
通電させて切換位置23bに切換える。又、電磁比例制
御弁39のソレノイド43を通電して、切換位置39a
に切換える。このとき、電磁比例制御弁37は、切換位
置37bに切換わっている。
これによって、制御ユニット19よりパイロット室7に
供給されるパイロット圧の一部が、電磁比例制御弁23
.39を介して、タンク17に戻されることになり、結
局、パイロット室7へのパイロット圧を減少させること
になる。
尚、以上め作用は、制御ユニット19よりステアリング
バルブ5のパイロット室9にパイロット圧を供給してい
る場合も同様である。
又、以上の一連の補正機能において、コントローラ35
は、ハンドル回転角と車体屈折角との相対関係を保持す
るように動作するものであり、又、エンジン回転数及び
油温による影響を補正するように動作するものである。
以上本実施例によると、制御ユニット19よりステアリ
ングバルブ5のパイロット室7.9に作用するパイロッ
ト圧を微妙に調整することができ、かかる微調整によっ
て、ハンドル回転角と車体−屈折角とのズレをなくすこ
とができ、直進走行時のハンドル操作感を一定保持する
ことができる。
又、コントローラ35は、エンジン回転数及び油温の変
化をも考慮して機能するので、それらの変動によるハン
ドル操作感の変化を防止することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明による車両用ステアリング装
置によると、制御ユニットからステアリングバルブの一
対のパイロット室に供給されるパイロット圧を微調整す
ることができるので、ハンドル回転角と車体屈折角との
ズレをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す車両用ステアリング装
置の構成図、第2図は従来の車両用ステアリング装置の
構成図である。 1.3・・・パワーシリンダ、5・・・ステアリングバ
ルブ、7,9・・・パイロット室、15・・・メインポ
ンプ、19・・・制御ユニット、22・・・電磁比例制
御弁ユニット、25・・・チャージポンプ、35・・・
コントローラ、45・・・ハンドル、47・・・ハンド
ル回転角検出センサ、55・・・車体屈折角センサ。 出願人代理人 弁理士 嶋 宣之 第1しi 第20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハンドルの操作量に応じてステアリングバルブの開度を
    制御し、メインポンプから一対のパワーシリンダに供給
    される作動油の流量を制御する車両用ステアリング装置
    において、上記ステアリングバルブの一対のパイロット
    室にパイロット圧を供給する制御ユニットと、上記ステ
    アリングバルブの一対のパイロット室に補正パイロット
    圧を供給するチャージポンプと、上記ステアリングバル
    ブと上記制御ユニット及びチャージポンプとの間に介挿
    された電磁比例制御弁ユニットと、上記ハンドルの回転
    角を検出するハンドル回転角検出センサと、上記パワー
    シリンダの動作位置から車体屈折角を検出する車体屈折
    角検出センサと、上記ハンドル回転角検出センサ及び車
    体屈折角検出センサからの検出信号を入力しそれに基づ
    いて上記電磁比例制御弁ユニットを適宜切換えることに
    より制御ユニットからステアリングバルブの一対のパイ
    ロット室に供給されるパイロット圧に加えてチャージポ
    ンプからの補正パイロット圧を付加させたり制御ユニッ
    トからステアリングバルブの一対のパイロット室に供給
    されるパイロット圧の一部をタンクに戻して減少させる
    コントローラと、を具備したことを特徴とする車両用ス
    テアリング装置。
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