JPH0417667A - セラミクス基板への薄膜形成方法 - Google Patents

セラミクス基板への薄膜形成方法

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Publication number
JPH0417667A
JPH0417667A JP11881090A JP11881090A JPH0417667A JP H0417667 A JPH0417667 A JP H0417667A JP 11881090 A JP11881090 A JP 11881090A JP 11881090 A JP11881090 A JP 11881090A JP H0417667 A JPH0417667 A JP H0417667A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
thin film
ceramic substrate
forming
vapor deposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11881090A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kato
晃 加藤
Shuichi Okubo
秀一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
Nikko Kyodo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd, Nikko Kyodo Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
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Publication of JPH0417667A publication Critical patent/JPH0417667A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上の 本発明は、セラミクス基板への薄膜形成方法に関するも
のである。
l米n1皿 従来、セラミクス部品への薄膜形成方法のうち電極を形
成するためには、導電性ペーストの焼き付けあるいは無
電解メツキ等が用いられてきた。
しかし、精密なパターンの電極を形成する場合にはフォ
トリソグラフィーによりフォトレジストで電極パターン
を作製し、スパッタリング、真空蒸着等の方法により電
極形成を行なう必要が生じてきた。
また光学薄膜などの形成にもスパッタリング、真空蒸着
法が用いられている。
しかしながら、真空蒸着法で薄膜形成を行なった場合、
蒸着する材料の凝縮熱および凝固熱による基板への熱的
ダメージが発生し、基板材料が熱的な衝撃に弱い場合は
この熱的ダメージにより破壊することがある。
が  しよ とする  点 真空蒸着法で薄膜形成を行なった場合、蒸着する材料の
凝縮熱と擬固熱による基板への熱的ダメージは避けられ
ない。基板材料が熱的な衝撃に弱い場合はこの熱的ダメ
ージにより破壊することがある。
本発明は、上記技術の問題点を解決するもので。
熱的な衝撃に弱いセラミクス基板へ真空蒸着法で薄膜を
形成する際に、基板の支持台として赤外線を吸収する材
質を用い、且つ蒸着速度を15人/ s e c以下と
し、熱的衝撃による破壊をさける方法を提供するために
なされたものである。
るための 本発明の方法は、基板支持台の材質を選定することおよ
び蒸着速度を低く押さえることで、真空蒸着法で薄膜形
成を行なう場合に基板材料が破壊することを防止するこ
とからなっている。
土工 本発明において対象となる材料は、熱的な衝撃に弱いセ
ラミクス材料である。例えばPLZT、PLLZT、P
ZT、LiNb0.、MgO等である。
熱的な衝撃に弱いセラミクスとは、線膨張係数が大きく
且つ熱伝導度が低い材料をいう。その値は。
線膨張係数>5X10−’/℃且つ熱伝導度く10W/
 m −K程度である。熱的衝撃による破壊をさけるこ
とが出来易いためである。
セラミクス基板の形状は通常、直径< 100 mm’
厚さ(1m m程度である。
真空蒸着法により形成する薄膜材料としては、電極作製
の場合には通常、Al、Au、Pt、NiCr、Ni、
Cr、Ti等を用いる。また光学的なコーティングの場
合には酸化物、フッ化物等の化合物を用いる。薄膜は1
層だけの場合と多層の場合がある。セラミクスに真空蒸
着法で金属の電極を形成する場合は、1層目に電極の密
着力を増すために酸化しやすい金属、2層目に電気伝導
度が高く腐食しにくい金属を通常用いる。例えばPLZ
Tの場合はNiCr+Au電極を形成している。
蒸着を行なう際の速度としては15人/ s e c以
下が好ましく、最適は3〜10人/ s e cである
基板材料の破壊を防止できるからである。蒸着時の真空
度は10−“torr以下が適当である。蒸着時の温度
は250℃以下が適当である。基板材料の破壊を未然に
防止できるからである。
基板支持台としては、セラミクス基板に蒸着された材料
の凝縮熱と凝固熱をすみやかに拡散させるために、赤外
線を吸収するものが好ましく有機物系のものが良い。具
体的にはテフロン、ポリプロピレン。
ポリイミド等がある。
1蓋史上 第1図をもって本発明を説明する。
セラミクス基板2(50mm〆*0.3mm厚)として
フォトリソグラフィーによりフォトレジストめ電極パタ
ーンを形成したP L Z、Tセラミクス、基板支持台
3としてポリプロピレン、蒸着金属1としてN i −
Crを用いて電極形成を行なった。蒸着時の真空チャン
バー4内の真空度は10−“Torr台。
蒸着速度は3〜5 A/ s e cである。この条件
で電極形成を行なったところセラミクス基板にグラツク
発生等の破壊は生じなかった。
叉上璽又 実施例1と同様に第1図に基づき説明する。
セラミクス基板2(50mmグ*0.3mm厚)として
フォトリソグラフィーによりフォトレジストの電極パタ
ーンを形成したPLZTセラミクス、基板支持台3とし
てテフロン、蒸着金属1としてAuを用いて電極形成を
行なった。蒸着時の真空チャンバー4内の真空度は10
−“Torr台、蒸着速度は8〜10A/seeである
。この条件で電極形成を行なったところセラミクス基板
にクツラック発生等の破壊は生じなかった。
且笠五工 第1図に基づき以下説明する。
セラミクス基板2(50mm〆*0.3mm厚)として
フォトリソグラフィーによりフォトレジストの電極パタ
ーンを形成したPLZTセラミクス、基板支持台3とし
てステンレス、蒸着金属1としてAUを用いて電極形成
を行なった。蒸着時の真空チャンバー内の真空度は1o
−“台、蒸着速度は25〜50人/ s e cである
。この条件で電極形成を行なったところセラミクス基板
にクツラックが発生し破壊が生じた。
ユ較五旦 第1図に基づき以下説明する。
セラミクス基板2 (50mm’ *0.3mm厚)と
してフォトリソグラフィーによりフォトレジストの電極
パターンを形成したPLZTセラミクス、基板支持台3
としてステンレス、蒸着金属lとしてAUを用いて電極
形成を行なった。蒸着時の真空チャンバー4内の真空度
は10−゛台、蒸着速度は8〜lOA/SeCである。
この条件で電極形成を行なったところセラミクス基板に
クツラックが発生し破壊が生じた。
′ 且里Ω羞米 以上のように、真空蒸着法で電極を形成する際に。
蒸着速度を低く押さえることおよび基板支持台の材質を
選定することを、熱的な衝撃に弱いセラミクス基板へ適
用すると、電接形成時にセラミクス基板に破壊が生ずる
ことなく、好ましい結果が得られる。
第1図は本発明の実施例における真空蒸着時の概略図。
l−蒸着金属 2−セラミクス基板 3一基板支持台 4−真空チャンバ 図面の浄書

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  セラミクス基板へ真空蒸着法で薄膜を形成する際に、
    基板の支持台として赤外線を吸収する材質を用い、且つ
    蒸着速度を15Å/sec以下とすることを特徴とする
    薄膜形成方法。
JP11881090A 1990-05-10 1990-05-10 セラミクス基板への薄膜形成方法 Pending JPH0417667A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446824A (en) * 1991-10-11 1995-08-29 Texas Instruments Lamp-heated chuck for uniform wafer processing
JP2005256171A (ja) * 2005-02-21 2005-09-22 Toyo Commun Equip Co Ltd 金薄膜の製造方法とそれを用いた水晶振動子
JP2005269628A (ja) * 2005-02-21 2005-09-29 Toyo Commun Equip Co Ltd 水晶振動子とその電極膜の製造方法
CN112723910A (zh) * 2021-01-19 2021-04-30 山东欣远新材料科技有限公司 一种掺硼金刚石薄膜电极泡沫陶瓷基体及其制备方法

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