JPH0417654Y2 - - Google Patents

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JPH0417654Y2
JPH0417654Y2 JP1987197847U JP19784787U JPH0417654Y2 JP H0417654 Y2 JPH0417654 Y2 JP H0417654Y2 JP 1987197847 U JP1987197847 U JP 1987197847U JP 19784787 U JP19784787 U JP 19784787U JP H0417654 Y2 JPH0417654 Y2 JP H0417654Y2
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spring
shower head
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groove
annular
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は洗面台で洗髪ができるようにしたシ
ヤワーヘツドの高低調節に関する。
(従来の技術) 従来、洗面台の天板に混合水栓と併置した吐出
管の高さを調節し洗髪ができるようにしたものと
して特公昭60−3586号公報の第2図及び第3図
(本願図面の第5図イ,ロ)のものがある。上記
第5図イ,ロに就いて簡単に説明すると、口部構
造40は流し台に基部41を介して取付けられて
おり、該基部41のスリーブ42に雄ねじ43を
螺合させると共にスリーブ42と基部41の通路
に円柱44を水密的に結合させ、該円柱44の下
端は可撓ホース45を接続すると共に該可撓ホー
ス45の金具46には雌ねじ47を螺合させる雄
ねじ43a及び密封構造体48を設け、上記金具
46と円柱44とを螺合により一体に結合し、該
円柱44の周面にはゴム及び同材質の緩衝用のリ
ングシヤワー50及び係止リング51を設けて口
部構造40が基部41から抜け出さないように対
応させると共に円柱41の他の溝49aを口部構
造40の高さを調節できるように凹設し、口部本
体52の内部と円柱44の内部とは通水可能に連
通している。ぬぐいシール53は前記基部41の
内周面に設けられて円柱44の周面に摩擦力を与
えることにより、円柱44の上下運動を緩運動さ
せるように対応させると共に、ぬぐいシール53
に併設したばね54と前記溝49aとの嵌合によ
り円柱44の高さを決めるように対応させたもの
である。
上記のものにあつては、通水時の内圧が大きい
場合にはこの内圧がぬぐいシールの摩擦力及びば
ねの締付弾力を揆ね返してしまうので、口部本体
が必要以上の高さ即ち、ばねと溝とが嵌合する位
置まで上昇してしまうために、底の浅い容器例え
ば洗面器などに水を受けようとすると、水揆ねが
激しくなつて容易に水を溜めることができないば
かりでなく、周囲に飛散した揆ね水によつて衣服
又は床面をぬらしてしまうような不都合が生じ
る。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、洗面台
に取付けた基部筒体の挿孔に収出自在に介挿した
可動筒体の引出し時の高さを安定的に固定させる
ことである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、洗面台の天板に取付けた基部筒体の
上下に貫通した挿孔には上部の支持管部及び該支
持管部の内腔と軸方向に通じる通し孔を有した可
動筒体を上下の摺動自在に支承し、前記通し孔に
シヤワーヘツドと連結したホースを収出自在に挿
通させた洗面台用シヤワーヘツドに於いて、前記
基部筒体の下部内周に環状内溝部を設けると共に
該環状内溝部内に、ばねをインサートした合成樹
脂製のスナツプリングを介在させ、前記可動筒体
周面に凹設した環状外溝部内で収縮するようにし
たものである。
(作用) シヤワーヘツドが通常高さ位置にあるときには
洗顔とか手洗いを行ない、洗髪の際には支持管部
と共に可動筒体を所要の高さに引上げて固定させ
た位置で洗髪に使用し、又はシヤワーヘツドを引
出して洗面台に載せられない容器に給水するもの
である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この考案の一実施例は第1図乃至第3図イ,ロ
に示すように基部筒体1は、内部に後記の可動筒
体2の挿孔3及び該挿孔3の下部(図に於いて)
に環状内溝部4を有し、この基部筒体1は雄ねじ
部5とナツト6,6aを介して洗面台の天板Gの
穴Hに取付けられている。別に設けたスナツプリ
ング7は、合成樹脂による環状で一部を切除する
ことにより径を拡縮自在にすると共に、板状のば
ね8をインサート成型により一体的にされてお
り、このスナツプリング7の内周面は僅かに曲面
を有して後記の環状外溝部9への出入りを円滑に
できるようにしてあつて、前記可動筒体2が後記
の支持管部Bと一体的に引上げられる際に前記可
動筒体2周面の凹設されている前記環状外溝部9
に達すると、該環状外溝部9内で収縮するように
対応しており、このスナツプリング7の収縮によ
つて前記可動筒体2を所要の高さ位置に固定させ
るように構成する。別に設けたナツト6bは、前
記可動筒体2下部の雄ねじ部5aに雌ねじ部10
を介して螺着されており、前記可動筒体2が過度
に引上げられたときに前記基部筒体1から抜け出
さないための抜け止め用として取付けられてい
る。別に設けたOリング11は、前記可動筒体2
の引上げ時の最高位置とする環状外溝部9aまで
引上げられた際に金属製同志の前記ナツト6bが
前記基部筒体1の下面に激突するのを緩和するよ
うに配置してある。前記可動筒体2は、内部にホ
ース12を挿通させる通し孔13を有し、上端に
シヤワーヘツドAの連結部(図示を略す)を収容
する前記支持管部Bを管継手14により取付けて
上下位置調節装置Fを構成する。
第4図イ乃至ハに示すものはスナツプリング7
の別の実施例で、イのスナツプリング7aは同じ
く合成樹脂によるインサート成型によつて断面ほ
ぼ円形のばね8aを有し、ロのスナツプリング7
bは断面球形を呈し同じくばね8aを中心部に巻
回している。またハに示すスナツプリング7cは
外周面の凹設した環状溝15に同じくばね8aを
嵌着してある。また、前記スナツプリングは可動
筒体2の周面に直接的に嵌合してもさしつかえな
いものとする。
いま、第1図に鎖線で示す定位置にあるシヤワ
ーヘツドA1を洗髪を行なうのに必要な高さの実
線で示す自在高さ位置に変位するように調節する
には、第1図に示す支持管部Bを手で握りながら
上方へ引出すと、該支持管部B下端の管継手14
を介して連結している可動筒体2が共に上昇して
シヤワーヘツドAを実線の位置に移動させる。こ
の際、可動筒体2の上昇に伴つて該可動筒体2周
面の環状外溝部9が基部筒体1下部内の環状内溝
部4に達すると、該環状内溝部4内に可動筒体2
の外周面によつて拡開方向に押拡げられていたば
ね8が瞬間的に収縮する。このばね8の収縮動作
によつてスナツプリング7は環状外溝部9内に留
まつて可動筒体2を洗髪に必要な高さに安定的に
固定せられる。また高さが不充分な場合には上述
の要領で支持管部Bをさらに引上げると環状外溝
部9は、ばね8との係合を脱して上昇し、下段の
環状外溝部9aが前述の要領でスナツプリング7
と係合するので、可動筒体2をさらに高い位置で
保持することができる。また別の実施例の場合も
上述に準じて作用する。
(効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
(1) 洗面台に取付けた基部筒体の挿孔に、シヤワ
ーヘツドを支持する可動筒体を昇降自在に支承
した洗面台用シヤワーヘツドに於いて、基部筒
体の下部内周に設けた環状内溝部に、ばねをイ
ンサートしたスナツプリングを介在させ、可動
筒体周面に凹設した環状外溝部内で収縮するよ
うにしたので、洗髪を行なうためにシヤワーヘ
ツドの位置を調節したい場合は、支持管部を片
手で引き上げればよく、また、元に戻すには支
持管部を押し下げる簡単な操作でシヤワーヘツ
ドの位置を決めることができる。
従つて、機構の簡略による生産性の向上と併
せて使い勝手を著しく向上させることができ
る。
(2) ばねをインサートしたスナツプリングを基部
筒体の環状内溝部に介在させるようにしている
ので、経年使用でばねの弾性力が弱くなりスナ
ツプリングが可動筒体の環状外溝部で収縮しな
くなつた場合は、スナツプリングを交換するだ
けでよく、安価な補修が行なえる。
(3) 可動筒体2の下端に取付けた抜け止め用のナ
ツトの上部にOリングを配置したので、可動筒
体を勢い良く引上げてナツトが基部筒体の底面
に衝突することがあつてもその衝撃を確実の緩
和し、併せて金属同志による激しい衝撃音を皆
無にすると共に双方の損傷をも皆無にするなど
の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案装置により支承した可動筒体の
シヤワーヘツドを支持した状態を示す作動要領の
説明図、第2図は、第1図に於けるX−X線の縦
断面図、第3図イは、第2図に於けるY−Y線の
部分拡大縦断面図、ロは、スナツプリングの拡大
平面斜視図、第4図イ乃至ハはスナツプリングの
別の実施例の説明図、第5図イ,ロは、従来技術
の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……基部筒体、2…
…可動筒体、3……挿孔、4……環状内溝部、
7,7a,7b,7c……スナツプリング、8,
8a,8b……ばね、11……Oリング、12…
…ホース、13……通し孔、15……環状溝、A
……シヤワーヘツド、B……支持管部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗面台の天板Gに取付けた基部筒体1の上下
    に貫通した挿孔8には上部の支持管部B及び該
    支持管部Bの内腔と軸方向に通じる通し孔13
    を有した可動筒体2を上下の摺動自在に支承
    し、前記通し孔13にシヤワーヘツドAと連結
    したホース12を収出自在に挿通させた洗面台
    用シヤワーヘツドに於いて、前記基部筒体1の
    下部内周に環状内溝部4を設けると共に該環状
    内溝部4内に、ばね8又は同8aをインサート
    した合成樹脂製のスナツプリング7又は同7
    a,7b,7cを介在させ、前記可動筒体2周
    面に凹設した環状外溝部9内で収縮するように
    したことを特徴とする洗面台用シヤワーヘツド
    の高さ調節装置。 (2) 前記スナツプリング7cは、外周面に環状溝
    15を設けると共に該環状溝15にばね8aを
    巻装したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の洗面台用シヤワーヘツドの高
    さ調節装置。 (3) 前記可動筒体2は、下端部に螺着したナツト
    6bの上部にOリング11を配置したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    洗面台用シヤワーヘツドの高さ調節装置。
JP1987197847U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH0417654Y2 (ja)

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