JPH0240141Y2 - - Google Patents

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JPH0240141Y2
JPH0240141Y2 JP8683785U JP8683785U JPH0240141Y2 JP H0240141 Y2 JPH0240141 Y2 JP H0240141Y2 JP 8683785 U JP8683785 U JP 8683785U JP 8683785 U JP8683785 U JP 8683785U JP H0240141 Y2 JPH0240141 Y2 JP H0240141Y2
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JP
Japan
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ball chain
ball
float valve
annular groove
fitting
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JP8683785U
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JPS61202570U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば水洗トイレにおけるロータン
ク式のフロートバルブにおいて、該フロートバル
ブとボールチエーンとの取付装置に関するもので
ある。
〔従来技術と問題点〕
水洗トイレにおけるロータンク式のフロートバ
ルブは、第4図に示すように、タンク1に揺動自
在に取付けられたレバー2とフロートバルブ3が
ボールチエーン4により連結されていることは周
知であるが、フロートバルブ3とボールチエーン
4の連結は、従来第5図に示す連結金具が使用さ
れていた。
即ち、第5図Aの側面図、同図Bの正面図に示
すように、ステンレス製の連結金具5はゴム材よ
りなるフロートバルブ3の頂面に一体に突出成形
された取付部3aの孔3a1に引掛けるほぼU字状
の引掛部5aと、該引掛部5aに連続してボール
チエーン4の先端ボール4aを抱持する一対の抱
持部5bとから構成されている。
而して、上記のように連結金具5を介してボー
ルチエーン4に連結されたフロートバルブ3は、
第4図に示すタンク1の洗水排出孔を閉塞した状
態では、ボールチエーン4の連結金具5の上方付
近で4球程度たるむようにボールチエーン4の全
長を設定するのが通常であるが(フロートバルブ
3の完全閉塞を考慮して)、このたるみ部分が一
方において閉塞時の障害となることがしばしば見
受けられる。
即ち、たるみ部分の数個のボールが上記連結金
具5の引掛部5aと抱持部5bとの間隙に引掛
り、たるみ部がキヤンセルされてフロートバルブ
3が洗水排水孔を完全に閉塞せず、水漏れの現象
を生ずることがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、フロートバルブの頂面に一体に突出
成形されたボールチエーン取付部の内部にボール
チエーンの先端ボールを収納する球状溝を設ける
と共に、取付部の外周壁上部に環状溝を設け、該
環状溝に上面が嵌入し、下面が外周壁に嵌合する
截頭円錐状の挟圧金具を取付部に嵌合したことに
ある。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、ゴム材よりなるフロート
バルブ10の頂面に一体成形されたボールチエー
ン11の取付部10aは、頂面にボールチエーン
11の先端ボール11aより2番目のボール11
bの下半部を受ける半円状凹部10a1が形成さ
れ、該半円状凹部10a1の底面中央よりボールチ
エーン11のボール連結線11cが挿通する細孔
10a2が連続形成され、該細孔10a2に連続して
ボールチエーン11の先端ボール11aを収納す
る球状溝10a3が形成されている。
また、取付部10aの上記細孔10a2の形成位
置に相当する外周壁には環状溝10a4が形成され
ている。
よつて、先端ボール11aを取付部10aの半
円状凹部10a1より取付部10aの弾性に抗して
拡開させながら強制的に球状溝10a3に押込め
ば、第1図に示すように取付部10aにボールチ
エーン11が仮止めされる。
第2図は挟圧金具を示し、該挟圧金具12はス
テンレス製にして截頭円錐状に形成され、底面内
径は上記取付部10aの外径にほぼ等しく、また
上面内径は取付部10aに形成されている環状溝
10a4の内径にほぼ等しく設定されている。
而して、上記のようにボールチエーン11を仮
止めした取付部10aの外周壁に、第3図に示す
ように、挟圧金具12をその上面が環状溝10a4
に嵌入するまで強制的に嵌込めば、取付部10a
はその弾性により半径方向に縮少し、仮止めの際
の取付部10aと各ボール11a,11b及びボ
ール連結線11c間の間隙がなくなり、先端ボー
ル11aは取付部11aの弾性挟圧力で完全に保
持されて抜け出ることがなく、また挟圧金具12
もその上面が環状溝10a4に係止されて抜け出る
ことがない。
〔効果〕
本考案は、ボールチエーンの先端ボールをフロ
ートバルブの取付部に直接嵌入し、挟圧金具の嵌
込みによる弾性挟圧力で保持したので、この取付
状態ではボールチエーンのたるみ部の引掛り部分
がなく、フロートバルブは洗水排出孔を完全に閉
塞し、水漏れ自己を防止することができる。
また挟圧金具の嵌込みであるので、ボールチエ
ーンの取付作業が極めて簡単である。
なお、上記取付作業の簡単なことから、実施例
として示した水洗トイレのロータンクの場合のみ
ならず、洗面容器或いは浴槽の水栓とボールチエ
ーンとの取付装置としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフロートバルブの実施例
を示す要部断面図、第2図は挟圧金具の断面図、
第3図は取付部にボールチエーンを取付けた断面
図、第4図は水洗トイレのロータンクの概要斜視
図、第5図は従来の連結金具の説明図で、同図A
は側面図、同図Bは正面図である。 10……フロートバルブ、10a……取付部、
10a3……球状溝、10a4……環状溝、11……
ボールチエーン、12……挟圧金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロートバルブの頂面に一体に突出成形された
    ボールチエーン取付部の内部にボールチエーンの
    先端ボールを収納する球状溝を設けると共に、取
    付部の外周壁上部に環状溝を設け、該環状溝に上
    面が嵌入し、下面が外周壁に嵌合する截頭円錐状
    の挟圧金具を取付部に嵌合して成るフロートバル
    ブとボールチエーンの取付装置。
JP8683785U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH0240141Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8683785U JPH0240141Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP8683785U JPH0240141Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61202570U JPS61202570U (ja) 1986-12-19
JPH0240141Y2 true JPH0240141Y2 (ja) 1990-10-26

Family

ID=30638503

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JP8683785U Expired JPH0240141Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPS61202570U (ja) 1986-12-19

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