JPH04176511A - ギアカップリングの歯型研削方法および研削装置 - Google Patents

ギアカップリングの歯型研削方法および研削装置

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JPH04176511A
JPH04176511A JP30031190A JP30031190A JPH04176511A JP H04176511 A JPH04176511 A JP H04176511A JP 30031190 A JP30031190 A JP 30031190A JP 30031190 A JP30031190 A JP 30031190A JP H04176511 A JPH04176511 A JP H04176511A
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JP
Japan
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grindstone
grinding
work table
dressing
gear coupling
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Pending
Application number
JP30031190A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kamei
亀井 信夫
Sousaku Kimura
木村 壮作
Takeshi Okabe
岡部 武
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、ギアカップリング、特にカップリングの軸に
対して垂直な平面の外周部に円周状に歯型が形成しであ
る、いわゆるカービックカップリング(登録商標)の歯
型を研削するための方法及び装置に関する。
発明の技術的背景 この種のギアカップリングは、結合精度が非常に高<、
シかも自動的に芯合せされて、かつ高荷重を伝達するこ
とができることから、固定または係脱可能なカップリン
グとしてばかりでなく、割出盤の割出リングなど種々の
分野において、数多く用いられている。
このギアカップリングを製造する場合には、従来では、
傘歯車を研削する際に用いられているマガリバ傘歯車研
削盤またはほぼ同様のカービックカップリング研削専用
機により研削することにより製造されていた。
しかしながら、この種のギアカップリング専用の研削機
は、依然としてマガリバ傘歯車研削盤としての形態を色
濃く残しており、スピンドルとワーク軸が横軸であって
相互に対向しており、その間に特殊な構造のドレッシン
グ装置が進退可能に設けられているものであって、高価
であり、かつ特殊な技能を有する作業者のみが操作可能
なものであって、このことがこの種のギアカップリング
の製造コストが高くなるひとつの原因ともなっていた。
発明の目的 本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであっ
て、ギアカップリング、特にカービックカップリングを
汎用の縦軸研削盤と類似の研削盤を使用することによっ
て容易かつ安価にしかも精密に製造することが可能なギ
アカップリングの歯型研削方法及び研削装置を提供する
ことを目的とする。
発明の概要 このような目的を達成するために、本発明に係るギアカ
ップリングの歯型研削方法は、ワーク取付面が水平に設
けられたワークテーブルと、このワークテーブルの上方
にあってカップ型の砥石を下端に保持するように垂直に
設けられたスピンドルとを有し、このスピンドルの中心
線とワークテーブルの上面とを含む相互に垂直な3軸方
向にNC装置により制御されて相対的に移動可能な研削
盤の研削方法において、 ワークテーブルに垂直な平面内の少なくとも3方向に位
置することが可能な単石ドレッサによって、前記砥石の
端面部の外周、内周および端面を所定形状にドレッシン
グするドレッシング工程と、前記ワークテーブル上に保
持されたギアカップリング用素材の中心から所定距離だ
け離れた円周上であってギアカップリングの歯数に応じ
たピッチの加工中心位置の座標を演算する演算工程と、
前記スピンドルと前記ワークテーブルとがNC制御され
て、前記加工中心の座標位置に前記砥石の中心を順次位
置させ、この砥石を回転させつつ下降させて、砥石の端
面部によってギアカップリング用素材に順次歯型を研削
させる研削工程と、前記研削工程を全ての歯型の研削が
終了するまで繰り返し実施すると共に、所定のタイミン
グで前記ドレッシング工程を挿入し、更に必要に応じて
荒研削および仕上研削を連続した一連の工程として行な
うことを特徴としている。
また、本発明に係るギアカップリングの歯型研削装置は
、上下方向であるZ軸方向に移動可能なスピンドルヘッ
ドと、 このスピンドルヘッドに回転可能でZ軸に平行に装着さ
れたスピンドルと、 このスピンドルの下端に固定されたカップ型の砥石と、 この砥石に対向して設けられ、前記Z軸に対して垂直で
あり、相互に垂直なX軸およびY軸方向に相対的に移動
可能で、かつX軸およびY軸を含む面に平行な上面を有
し、その上面にギアカップリング用素材が載置されるワ
ークテーブルと、このワークテーブル上またはワークテ
ーブルに接近して設けられ、前記砥石の端面部の外周、
内周および端面を所定形状にドレッシングするための、
少なくともワークテーブルに垂直な面内における3方向
に位置することが可能な単石ドレッサを有するドレッサ
装置と、 前記ワークテーブル上のギアカップリング用素材の中心
から所定距離だけ離れた円周上で、かつギアカップリン
グの歯数に応したピッチ毎に配置された加工中心の位置
の座標を演算する演算手段と、 この加工中心の位置の座標に前記砥石の中心を順次位置
させて研削するように、前記ワークテーブルとスピンド
ルとをX、Y、Zの各軸方向に相対的に移動制御するN
C装置と、 を有することを特徴としている。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係るギアカップリングの歯型研削方法及
び研削装置について具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るギアカップリングの歯
型研削装置の概略を示す側面図、第2図は第1図に示す
n−n線に沿う要部平面図、第3〜5図は第1図に示す
砥石のドレッシング状態を示す概略図、第6図はカーピ
ックカップリングの全体図、第7図はカーピックカップ
リングの歯型を示す要部概略図、第8.9図はそれぞれ
歯型加工の概略を示す要部平面図および概略断面図であ
る。
第1図に本発明の一実施例を示す。
図において、符号2は本発明のギアカップリングの歯型
研削装置であって、ギアカップリング用素材であるワー
クWは、ベツド4上をX軸方向に移動自在なワークテー
ブル6上に固定された上下面が平行なワーク保持台8に
よって位置決め、固定される。
ワークテーブル6は、ベツド4上に形成された図示しな
いスライド面に係合してX軸方向に移動するが、このス
ライド面は高い運動精度と位置決め精度を保証するため
に公知の静圧軸受機構を有している。
ベツド4の左端部には前記スライド面を挾んで前後に1
対のコラム10が立設されており、1対のコラム10の
間の位置までワークWを固定したワークテーブル6が移
動することが可能となっている。このコラム10上には
、クロスレール18が固定されている。クロスレール1
8には後述する係合面が設けられており、このクロスレ
ール18の係合面に係合してY軸方向に移動自在なサド
ル12が設けられている。サドル12の右端にはZ軸方
向の係合面(図示しない)が形成されており、この係合
面にはZ軸方向に移動自在なラム22が係合している。
サドル12のクロスレール18との係合面およびラム2
2との係合面には、ベツド4上に形成されたワークテー
ブル6のスライド面と同様に静圧軸受機構が設けられて
いる。ここで、クロスレール18の左端部にはこの静圧
軸受機構の一部が概念的に示されており、油圧管路20
は静圧軸受部への油の供給管路であり、図示しない固定
絞りが油圧管路20の一部に形成されていて、静圧軸受
を構成している。
ラム22の右端部には、スピンドルヘット14が固定さ
れており、スピンドルヘッド14に回転自在でZ軸に平
行に装着されたスピンドル15の下端にカップ型の砥石
16が固定されている。このスピンドルヘット14とス
ピンドル15との軸受部にも同様に静圧軸受機構か採用
されている。
したかって、スピンドルヘット14に回転自在に設けら
れたスピンドル15の下端に装着されたカップ型の砥石
16は、サドル12によってY軸方向に、ラム22によ
ってZ軸方向に移動自在であり、X軸方向に移動自在な
ワークテーブル6に固定しであるワークWに対して、相
互に垂直なX軸、Y軸およびZ軸方向に相対的に移動自
在となっている。そして、これらワークテーブル6、サ
ドル12およびスピンドル15のX軸、Y軸およびZ軸
方向の移動制御は、NC装置(数値制御装置)40によ
り精密に制御される。
ここで、カップ型の砥石16によって研削加工されるワ
ークWの形状を理解し易くするために、カービックカッ
プリングの概略について説明する。
第6図に示すように、一般的なカービックカップリング
32は、一対のカップリング構成体32a、32bから
なり、一方のカップリング構成体32aには、第7図(
A)に示すような凹型歯型34が周方向に繰返して形成
してあり、他方のカップリング構成体32bには、第7
図(B)に示すような凸型歯型36が周方向に繰返して
形成してあり、これら歯型が噛合することによって、歯
型が相互にスキマなく噛み合うようになっている。した
がって、カービックカップリングの歯型を研削加工する
には、凸型歯型形成用の砥石と、凹型歯型形成用の砥石
とを準備する必要がある。
次に、第1,2図に戻り、研削装置2についてさらに説
明すると、ワークテーブル6上には、ワーク保持台8に
対して所定距離だけ離れて、ドレッサ台24が設置しで
ある。このドレッサ台24には、単石ドレッサ26がド
レッサ保持具28と共にワークテーブル6の上面に平行
な回転軸線30を中心として回動自在に装着しである。
単石ドレッサ26は、カップ型砥石16の端面部を所定
形状にドレッシングするためのものである。ここで、本
発明において「ドレッシング」とは、広義の意味で用い
、砥石の目直しや整形のみでなく、砥石を所定形状に成
形するという意味も有する。
単石ドレッサ26を回転軸線30を中心として回動自在
とするのは、第3図ないし第5図に示すように、カップ
型砥石16の端面部における内外周面及び端面を所定形
状にドレッシング可能にするためのものである。第4図
、第5図から明らかなように、単石ドレッサ26は少な
くとも3方向に位置する必要があるが、1個の単石ドレ
ッサ26を回動自在にする方法に代えて、3方向を向い
ている3個の固定された単石ドレッサを用いるようにし
ても良いことは明らかである。
尚、単石ドレッサ26の回動する角度は固定されたもの
ではな(、単石ドレッサ26の先端のテーパ部又はドレ
ッサの取付部が砥石16と干渉しないようにするための
ものなので、砥石16の寸法やギアカップリングの歯型
によって変更されることがある。
砥石16をドレッシングする際の砥石16と単石ドレッ
サ26との関係を第4.5図に示す。第4図は、凸型歯
型研削用の砥石16をドレッシングするための加工状態
を示し、(A)は砥石の端面16aをドレッシングする
状態を示し、(B)は砥石の内周面16bをドレッシン
グする状態を示し、(C)は砥石の外周面16C1及び
端面16dをドレッシングする状態を示している。また
、第5図は、凹型歯型研削用の砥石16をドレッシング
するための加工状態を示し、(A)は砥石の端面16a
をドレッシングする状態を示し、CB)は砥石の内周面
15f、16gをドレッシングする状態を示し、(C)
は砥石の外周面16hをドレッシングする状態を示して
いる。
前述したような研削装置2を用いてワークWとしてのギ
アカップリング用素材に、歯型を研削加工する方法を、
第10.11図に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
ステップ42で制御がスタートすると、ステップ44に
おいて、変数nを1に初期化する。変数nは、後述する
ように、n番目の加工位置を示す。
次にステップ46では、砥石16が予備成形されている
か否かを判断し、第11図に示すステップ70以降のド
レッシング工程を実行する。ここで、予備成形の完了し
ている砥石では、目直し程度のドレッシングで充分であ
るが、予備成形の完了してない砥石では第4図、第5図
に示す角形の形状から所定の砥石形状に成形する。ステ
ップ70以降のドレッシング工程については後述する。
ステップ48では、砥石16の中心を研削加工原点位置
に移動させる。研削加工原点位置としては、たとえば第
8図に示すように、ワークWの中心0 (X=O,Y=
O)を用いることができる。
次にステップ50では、砥石16の中心が研削加工原点
位置に移動したことを確認し、次のステップに移る。も
し、研削加工原点位置に移動したことが確認できないと
きには、何らかの故障又は事故の発生として機械を停止
し、アラームを発生する(ステップ49)。
次にステップ52では、砥石16の中心をn番目の加工
位置n、に移動させる。n=1であれば、たとえば第8
図に示すように、ワークWの中心Oから所定距離だけ離
れた砥石16の円形移動軌跡T上に研削するカップリン
グの歯数に対応するピッチで等間隔に配置された加工中
心位置n l +n2+n3・・・の基準となるX軸上
の点(nl)に砥石16の中心が位置するように移動さ
せる。ステップ48.52における砥石16の中心の移
動は、第1図に示すNC装置内の研削位置制御手段10
0により行なわれ、加工中心の位置n l +n 2 
+  n3・・・と順に加工される。研削位置制御手段
100の演算手段による砥石]6の加工中心位置の座標
(X、Y)の求め方は、たとえば以下のようにして行な
われる。
研削加工するカーピックカップリングの外径をCODと
し、内径をCIDとし、砥石径をGWDとし、カップリ
ングの歯数をZとした場合に、これら数値から、まず砥
石16の円形移動軌跡Tの直径CDを設定し、入力する
。この直径CDは任意に選択可能ではあるが、ギアカッ
プリグの外径COD、内径CID、砥石径GWD、及び
歯数Zと相互に関連する数であり、加工の難易なとにも
微妙な関係を有しているので、各種経験式によって算出
される。CDが設定、入力されれば、砥石16における
任意のn番目の加工位置座標(X。
Y)は、算出手段によって次のようにして求められ、n
をパラメータとして記憶される。
X−CD/2・cos (nX360/Z)Y−CD/
2 ・s i n (nX360/Z)たたし、n−1
,2・・・・・・Z ステップ52て、ヘッドがn番目の加工位置に移動する
と、次にステップ54ては、たとえば第8図に示す状態
でNC装置の指令によって砥石16を所定の回転数で回
転させ、砥石16を下降させてワークW上にカップリン
グ用歯型を所定の深さまで研削加工する。ステップ54
における研削加工の実際の工程は、第1図に示すNC装
置40内の研削工程制御手段102で行なわれる。
研削工程制御手段102ては、荒加工か仕上加工か等に
よって、スピンドル15の回転数を変化させたり、切込
み深さ、送り速さ、ステップ送りの繰返し回数を制御し
、加工サイクル全体におけるドレッシングのタイミング
、スパークアウト回数(時間)、研削液の要否又は量の
制御等を制御する。
加工位置における研削加工が終了すれば、ステップ58
へ行き、従来のnに1を加え、n=n+1に更新する。
次にステップ60では、砥石16のドレッシングのタイ
ミングか否かを判別し、必要な場合には、第11図に示
すステップ70以降のドレッシング工程を行なう。必要
でない場合には、ステップ62へ行く。ドレッシングは
、通常の場合、荒加工においては1〜5枚の歯型を研削
する毎に行い、仕上加工においては、加工開始前及び途
中で0〜2回のドレッシングを行い、スパークアウトに
おいてはドレッシングを行わないで2〜3回スパークア
ウトを行うのが一般である。そして、荒加工後のドレッ
シングにおいては、砥石の摩耗、変形が甚しいので、整
形を含むドレッシングを要し、仕上加工、スパークアウ
ト後のドレッシングでは、目直しのみで充分であるので
、これを区別して、ドレッシング位置制御手段104、
ドレッシング工程制御手段106で制御することが望ま
しい。
ステップ62では、n=Z+lか否かを判断する。加工
位置が何番目かを示す変数nは、加工するカーピックカ
ップリングの歯数Zを超えることはな(、n=Z+1に
なれば、全ての歯型についての研削(荒研削または仕上
研削)が終了したことを示す。したがって、n≦2の場
合には、ステップ52へ戻り、ステップ52〜62を繰
り返す。またn=Z+1の場合には、ステップ64へ行
く。
ステップ64では、荒加工を終了して良いか否かを判断
し、必要であれば、再びステップ44へ戻り、荒加工を
もう一度行なう。荒加工が終了しているときには、ステ
ップ66へ進み、仕上加工が終了しているか否かを判別
する。終了していなければ、同様にしてステップ44へ
戻り、ステップ44〜62を繰り返し、仕上加工を行な
う。この場合におけるステップ54の研削加工は、仕上
研削加工の条件で行なう。仕上加工が終了すれば、ステ
ップ67へ進み、スパークアウトが終了か否かを判別し
、終了していない場合には、同様にしてステップ44へ
戻り、ステップ44〜62を繰り返しスパークアウトを
行う。スパークアウトが終了すればステップ68に進み
制御は終了する。
次に、このような研削工程の合間に実行されるドレッシ
ング加工工程について、第11図を参照しつつ説明する
第10図に示すステップ46、または60においてドレ
ッシングを行うタイミングであると判断されると、ドレ
ッシング工程に移る。ドレッシング工程では、まずステ
ップ70で、第4,5図に示す単石ドレッサ26のA軸
角度を所定の角度(本実施例では0度)にセットする。
次にステップ72において、第1図に示す砥石16をド
レス原点位置に移動させる。このドレス原点位置とは、
本実施例においては、第2図に示すように、砥石16の
中心とドレッサ26とが同一のX座標でY軸方向の距離
が(砥石の外径+砥石の内径)÷4となる位置であり、
このときに座標系における原点すなわち(X、Y)−(
0,0)となる。
次に、ステップ74ては、スピンドルヘッド14をZ軸
方向に移動させ、Z軸における端面ドレス原点位置に移
動させる。端面ドレス原点位置とは、第4.5図(A)
に示すように、ドレッサ26の先端が砥石16の端面1
6aに当接する位置であり、このときに、z−0となる
。ステップ70〜74に示すような制御は、第1図に示
すドレッシング位置制御手段104により行なわれる。
次にステップ76ては、スピンドル15を砥石16と共
に回転させ、第4,5図(A)に示すような端面ドレッ
シング加工を行なう。ドレッシング加工は、第1図に示
すドレッシング工程制御手段106により行なわれる。
ドレッシング工程制御手段106では、ステップ46で
判断された情報に基づき、砥石16が予備成形されてい
る場合と予備成形されていない場合とて分けて処理し、
砥石160目直し加工か成形加工か等を判別し、それに
応じて、切込み深さ、ドレッシング回数、送り速さ等の
ドレッシング量、スピンドル回転数、研削液の要否およ
び量等を制御するようになっている。
ステップ80では、スピンドルヘッド14を上昇させる
。そして、ステップ82では、内周面をドレッシングす
るためにA軸を第4.5図(B)に示すように、十01
度回動させる。次に、ステップ84では、スピンドルヘ
ッド14を内周ドレス原点位置に移動させる。内周ドレ
ス原点位置は、第4,5図から明らかなように端面ドレ
ス原点に対して (X、Y、Z) =(0,1s i n el+W/2
゜1(1−cosθl))となる座標位置である。
ステップ82.84で示す制御は、第1図に示すドレッ
シング位置制御手段104で行なわれる。
次にステップ86では、スピンドル15を砥石16と共
に回転させ、第4,5図(B)に示すような砥石16の
内周面16b、16f、16gのドレッシングを行なう
。このドレッシングの制御は、第1図に示すドレッシン
グ工程制御手段106で行なわれる。第10図における
ステップ46で予備成形されていると判別された砥石1
6は、直接砥石16の内周面16b、16f。
16gに接近してドレッシングされるが、予備成形され
ていない砥石は、想像線で示すように角形となっている
ので、ドレッシング(成形)を繰返して16b、16f
、16gの形状に成形しなければならない。
ステップ90では、スピンドルヘッド14を上昇させる
。そして、ステップ92では、外周面をドレッシングす
るためにA軸を第4,5図(C)に示すように、−θ2
度回動させる。次に、ステップ94では、スピンドルヘ
ッド14を外径ドレス原点位置に移動させる。外周ドレ
ス原点位置は、端面ドレス原点に対して (X、Y、Z)== (0,−1s inθ2+w/2
゜1(1−cosθ2))となる座標位置である。ステ
ップ92.94で示す制御は、第1図に示すドレッシン
グ位置制御手段104で行なわれる。
次にステップ96では、スピンドル15を砥石16と共
に回転させ、第4.5図(C)に示すような砥石16の
外周面16c、]、6d、16hのドレッシングを行な
う。このドレッシングの制御は、第1図に示すドレッシ
ング工程制御手段106で行なわれる。ステップ46で
、予備形成されていると判断された砥石とされていない
と判断された砥石との処理については、内周面のドレッ
シングと同様である。
以上のドレッシング工程が終了すれば第10図に示すス
テップ48へ戻り、再び研削工程を行なう。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
発明の詳細 な説明してきたように、本発明では、ギアカップリング
、特にカービックカップリングを汎用の研削装置に類似
する研削装置で容易かつ安価にしかも割出精度か向上し
、より高い精度で製造することが可能になるという優れ
た効果を奏する。
したがって、このようにして製造されたギアカップリン
グを割出盤等に用いた場合に、割出精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るギアカップリングの歯
型研削装置の概略構成を示す側面図、第2図は第1図に
示す■−■線に沿う要部平面図、第3〜5図は第1図に
示す砥石のドレッシング状態を示す概略図、第6図はカ
ービックカップリングの全体図、第7図はカービックカ
ップリングの歯型を示す要部概略図、第8.9図はそれ
ぞれ歯型加工の概略を示す要部平面図及び概略断面図、
第10.11図は本発明の一実施例に係る歯型研削方法
のフローチャート図である。 2・・・歯型研削装置 6・・・ワーテーブル12・・
・Y軸移動体  14・・・Z軸移動体16・・・砥石
     26・・・単石ドレッサ34.36・・・歯
型 W・・・ワーク 特許出願人 シチズン時計株式会社 代  理  人  弁理士  鈴  木  俊一部代 
 理  人  弁理士  前  1)  均第2図 第  3  図 @  4  図 (B)         (A)         (
C)第  5  図 (B)        (A)        ((コ
)第  6  図 jZa 3436 n。 第  7  図 第  8  図 第  9  図 第  11 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ワーク取付面が水平に設けられたワークテーブルと
    、このワークテーブルの上方にあってカップ型の砥石を
    下端に保持するように垂直に設けられたスピンドルとを
    有し、このスピンドルの中心線とワークテーブルの上面
    とを含む相互に垂直な3軸方向にNC装置により制御さ
    れて相対的に移動可能な研削盤の研削方法において、 ワークテーブルに垂直な平面内の少なくとも3方向に位
    置することが可能な単石ドレッサによって、前記砥石の
    端面部の外周、内周および端面を所定形状にドレッシン
    グするドレッシング工程と、前記ワークテーブル上に保
    持されたギアカップリング用素材の中心から所定距離だ
    け離れた円周上であってギアカップリングの歯数に応じ
    たピッチの加工中心位置の座標を演算する演算工程と、
    前記スピンドルと前記ワークテーブルとがNC制御され
    て、前記加工中心の座標位置に前記砥石の中心を順次位
    置させ、この砥石を回転させつつ下降させて、砥石の端
    面部によってギアカップリング用素材に順次歯型を研削
    させる研削工程と、前記研削工程を全ての歯型の研削が
    終了するまで繰り返し実施すると共に、所定のタイミン
    グで前記ドレッシング工程を挿入し、更に必要に応じて
    荒研削および仕上研削を連続した一連の工程として行な
    うことを特徴とするギアカップリングの歯型研削方法。 2)上下方向であるZ軸方向に移動可能なスピンドルヘ
    ッドと、 このスピンドルヘッドに回転可能でZ軸に平行に装着さ
    れたスピンドルと、 このスピンドルの下端に固定されたカップ型の砥石と、 この砥石に対向して設けられ、前記Z軸に対して垂直で
    あり、相互に垂直なX軸およびY軸方向に相対的に移動
    可能で、かつX軸およびY軸を含む面に平行な上面を有
    し、その上面にギアカップリング用素材が載置されるワ
    ークテーブルと、このワークテーブル上またはワークテ
    ーブルに接近して設けられ、前記砥石の端面部の外周、
    内周および端面を所定形状にドレッシングするための、
    少なくともワークテーブルに垂直な面内における3方向
    に位置することが可能な単石ドレッサを有するドレッサ
    装置と、 前記ワークテーブル上のギアカップリング用素材の中心
    から所定距離だけ離れた円周上で、かつギアカップリン
    グの歯数に応じたピッチ毎に配置された加工中心の位置
    の座標を演算する演算手段と、 この加工中心の位置の座標に前記砥石の中心を順次位置
    させて研削するように、前記ワークテーブルとスピンド
    ルとをX、Y、Zの各軸方向に相対的に移動制御するN
    C装置と、を有することを特徴とするギアカップリング
    の歯型研削装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079421A (ja) * 2000-09-04 2002-03-19 Honda Motor Co Ltd 歯溝加工方法
JP2002307307A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Okamoto Machine Tool Works Ltd 卓上式3頭ダイヤモンドドレッサ
JP2004209636A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 General Electric Co <Ge> カップリングを機械加工するための方法及び装置
JP2018051752A (ja) * 2016-08-23 2018-04-05 クリンゲルンベルク・アクチェンゲゼルシャフトKlingelnberg AG 半仕上げ単一割出方法においてフェースカップリングワークピースの歯面を機械加工する方法

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