JPH04174192A - シールド掘進機のテールシール - Google Patents

シールド掘進機のテールシール

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JPH04174192A
JPH04174192A JP2299730A JP29973090A JPH04174192A JP H04174192 A JPH04174192 A JP H04174192A JP 2299730 A JP2299730 A JP 2299730A JP 29973090 A JP29973090 A JP 29973090A JP H04174192 A JPH04174192 A JP H04174192A
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JP
Japan
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brush seal
seal
bundles
brush
plate
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Pending
Application number
JP2299730A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tsuchiya
清 土屋
Hisakazu Oda
尚和 小田
Hitoshi Takahashi
均 高橋
Yasuo Mori
森 泰雄
Kazuyuki Otake
大竹 一之
Tsukasa Sueishi
末石 吏
Takayuki Shibano
芝野 隆行
Tomoyuki Arai
友行 新井
Hiroaki Miyoshi
三好 博明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON GURIISU KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Showa Kogyo KK
Original Assignee
NIPPON GURIISU KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Showa Kogyo KK
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Publication date
Application filed by NIPPON GURIISU KK, Hitachi Construction Machinery Co Ltd, Showa Kogyo KK filed Critical NIPPON GURIISU KK
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Publication of JPH04174192A publication Critical patent/JPH04174192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシールド掘進機のテールシールに係り、特に大
深度掘削用の大口径シールドに好適なテールシールに関
する。
〔従来の技術〕
近年、シールド掘進機のテールシールとして、第5図お
よび第6図に示すようなブラシシールが多用されている
。第5図および第6図に示すブラシシール7は、波線加
工された鋼線等の線材の束1、内周側および外周側に配
置されたばね鋼製の保護板2a、2b、線材の束1の間
に配置された金網等のメツシュ状構造物3からなる積層
体の基端部を押え板5とボルト穴6に通したボルトなど
により締結して、幅b、厚さtのほぼ長方形断面を持つ
ブラシ状に構成したもので、第7図に示すシールド本体
8のテールシール取付板9に円周方向に多数連接して、
隣り合うブラシシールの線材の束lが互いに重なるよう
に取り付けた状態で使用される。
大深度の高水圧下で使用する場合には、第7図に示すよ
うにブラシシール7を多段に配置し、その間に流動性を
有する充填材(繊維質を含むグリース等)10を注入す
る。そうすると、ブラシシール7は、掘進中、トンネル
外壁を形成するセグメント11の外周面に追従して密着
するとともに、充材中の繊維質や充填材自体が線材の束
1やメツシュ状構造物3に絡まることによって充填材I
Oの流出を抑え、高水圧に対抗して止水効果を発揮する
ブラシシール7の内周側保護板2aは線材の束1をセグ
メントとの接触による摩耗から保護し、外周側保護板2
bはブラシシール内部への土砂や裏込め材の侵入を防ぐ
とともに、線材の束1をセグメント11に押し付ける役
目を果たす。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のブラシシールは、大深度掘削用の大口径シールド
に適用した場合、次のような問題がある。
すなわち、大口径シールドでは、テールクリアランスが
大きくなり、また、セグメントの製作公差、組立公差、
シールド本体スキンプレートの製作公差も大きくなる。
さらに、セグメントがシールド本体に対し偏心している
場合には、その偏心量も加わるため、ブラシシール取付
部とセグメント間の距離(第7図のし寸法)が大きくな
る。一方、大深度になると、地下水圧が高くなり、これ
に伴ってブラシシール段間の充填材圧も高くなる。これ
らの要因から、推進用ジヤツキの操作ミスなどによりシ
ールド本体が後退した場合、第8図に示すブラシシール
7の反転が起こりやすくなり、万一反転が起こると、シ
ール機能が失われ、シールドの水没などの重大災害を招
く恐れがある。
ブラシシールの反転を防止するためには、ブラシシール
を長くする、内周側保護板2aを厚くする、外周側保護
板2bを厚くするなどの方法も考えられるが、これらの
方法には次のような不具合があり、好ましくない。
(1)フラジシール7を長くすると、テールシール取付
板9が長くなり、シールド機長が伸びることになるので
、カーブ施工や方向修正時のシールドの操縦性が悪くな
るばかりでなく、シールドの推進抵抗も増加する。
(2)内周側保護板2aを厚くすると、セグメントに接
する内周側保護板2aの剛性が増加して、ブラシシール
のセグメントに対する追従性が悪くなるため、止水性能
が低下し、また、内周側保護板2aはセグメントとの間
の摺動により摩耗し、次第にその剛性が低下してくる。
(3)外周側保護板2bを厚くすると、ブラシシールを
セグメントに押し付ける力が強くなるため、ブラシシー
ルの摩耗が早まり、また、外周側保護板2bの剛性を高
めても、ブラシシールの主体である線材の束1の反転防
止には余り効果がない。
本発明は、このような不具合を伴うことなく、大深度、
大口径シールドにおけるブラシシールの反転を防止し、
テールシールとしての信頬性を高める事を目的とする。
C課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明は、線材の束を主体と
してブラシシールからなるシールド掘進機のテールシー
ルにおいて、ブラシシール厚さ方向の線材の束の間に補
強用板材を配置したことを特徴とする。
〔作用〕
線材の束の間に配置された補強用板材は、ブラシシール
の主体である線材の束の剛性を強化し、変形に対する反
力を大きくするので、反転が起こりにくくなる。また、
線材の束の間に配置された補強用板材は、長距離掘進で
のブラシシールの耐摩耗性向上にも役立つ。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図および第2図に示す。
両図において、1は線材の束で、波線加工されたm線等
を束ねたものである。本実施例では、このような線材の
束1を3層重ね、内周側保護板2aと外周側保護板2b
を両側に配置し、各層の線材の東1の間、内周側保護板
2aと線材の束1の間および外周側保護板2bを線材の
束1の間にそれぞれ金網等のメツシュ状構造物3を配置
する。
さらに、各層の線材の東10間に補強用板材4を配置し
、それらの基端部を押え板5.!:ボルト穴6に通した
ボルトなどにより締結して、幅b、厚さtのほぼ長方形
断面を持つブラシシール7を構成する。
補強用板材4としては、例えば内外周の保3!板2a、
2bと同様のばねM(板厚0.5〜1.Onrm)が用
いられる。
このように構成された本実施例のブラシシール7は、第
5図および第6図に示した従来のブラシシールと同様に
テールシールとして使用され、その通常の使用状態(第
7図)では、従来のブラシシールと同等の止水機能を発
揮する。
次に、本実施例のブラシシールに特有の反転防止機能に
ついて説明する。第7図に示す通常の状態から推進用ジ
ヤツキの操作ミスなどによりシールド本体8が後退した
場合、第9図に示すようにブラシシール7はセグメント
11と゛の接触部Cで摩擦力により拘束されて変形を起
こし、その際、ブラシシール7の剛性が低いと、第8図
に示すように反転してしまうことがある。大深度掘削用
の大口径シールドでは、ブラシシール取付部とセグメン
ト間の距離(第7図のし寸法)が大きく、地下水圧及び
ブラシシール段間の充填材圧が高いため、特に反転が起
こりやすいが、本実施例のように線材の束1の間に補強
用板材4を配置してブラシシールの主体である線材の束
1の剛性を強化しておくと、シールド本体8が後退した
場合でも、ブラシシール7がある程度変形した後、ブラ
シシールの変形に対する反力がブラシシールとセグメン
ト間の接触部の摩擦力に打ち勝ち、ブラシシールとセグ
メント間ですべりが生じるため、ブラシシール7は反転
することなく、第7図に示す通常の状態にもどる。
線材の束の間に配置する補強用板材4の位置は、内周側
保護板2aと外周側保護板2bの間であればどこでもよ
い。
補強用板材4の幅は、必ずしもブラシシール7の幅と一
致させる必要はない。第3図に示すように、補強用板材
4の幅b′をブラシシール7の幅すより幾分狭くした方
が、隣り合うブラシシールの線材の重なりを妨げないで
、止水効果が上がる。
また、補強用板材4には、剛性を損なわない程度に小穴
を分散して設けたり、第4図に示すように長さ方向と平
行なスリッ)4aを設けることもできる。補強用板材4
の穴加工は、ブラシシール段間に注入した充填材がブラ
シシール内部を通過し、充填材中の繊維質のみがブラシ
シール内部に残留しやすいようにするためであり、スリ
ット加工は、補強用板材4の幅方向の端の部分に自由度
を持たせて、隣り合うブラシシールの線材の重なりを妨
げないようにするためである。
補強用板材4の材質はばね鋼に限らず、ブラシシールの
剛性を高めるものであれば何でもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、下記のような効果が得られる。
(i)ブラシシール厚さ方向の線材の束の間に補強用板
材を配置してブラシシールの主体である線材の束の剛性
を高めたことにより、大深度掘削用の大口径シールドに
おいて特に問題となるブラシシールの反転を防止し、テ
ールシールとしての信較性を向上させることができる。
(ii )長距離掘進では、セグメントとの間の摺′動
によりブラシシールが摩耗してくるが、線材の束の間に
補強用板材を配置することで摩耗の進行を抑えることが
でき、ブラシシールの耐摩耗性も向上する。
(iii )ブラシシールを長くした場合のようにテー
ルシール取付板が長くなってシールドの操樅性を悪くし
たり、推進抵抗の増加を招くことがな(、内周側保護板
を厚くした場合のようにブラシシールのセグメントに対
する追従性が低下することもない。また、外周側保護板
を厚くした場合に比べ反転防止効果が大きく、徒らにブ
ラシシールの摩耗を早めることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるブラシシールの一実施例の縦断面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は本発明に
よ2るブラシシールの他の実施例の横断面図、第4図は
スリットを設けた補強用板材の斜視図、第5図は従来の
ブラシシールの縦断面図、第6図は第5図のB−B断面
図、第7図はブラシシールの通常の使用状態を示す縦断
面図、第8図は従来のブラシシールの反転時の状態図、
第9図はシールド本体の後退によりブラシシールが変形
した状態を示す図である。 1・・・線材の束、2a・・・内周側保護板、2b・・
・外周側保護板、3・・・メツシュ状構造物、4・・・
補強用板材、5・・・押え板、6・・・ボルト穴、7・
・・ブラシシール。 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、線材の束を主体としたブラシシールからなるシール
    ド掘進機のテールシールにおいて、ブラシシール厚さ方
    向の線材の束の間に補強用板材を配置したことを特徴と
    するシールド掘進機のテールシール。
JP2299730A 1990-11-07 1990-11-07 シールド掘進機のテールシール Pending JPH04174192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2299730A JPH04174192A (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シールド掘進機のテールシール

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JP2299730A JPH04174192A (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シールド掘進機のテールシール

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Publication Number Publication Date
JPH04174192A true JPH04174192A (ja) 1992-06-22

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ID=17876271

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JP2299730A Pending JPH04174192A (ja) 1990-11-07 1990-11-07 シールド掘進機のテールシール

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JP (1) JPH04174192A (ja)

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